インフィニット・オーネスト ~いつだって、命を懸けて~ 作:青海 翠果
それだけ中身も濃くなっております。そして新キャラと、タイトルを見ればわかるかもですが、暴走するバースト『ドラゴン』が出ます。あと今回はローマ字読みの場所が多くあります。そのままローマ字読みしてもらえれば、読めるようになっています。そして一夫多妻制について何らかの動きが?そのほか色々詰め込みましたので楽しんでください!
それでは、第二十一話スタート!
~???~
開「...はぁ~、今ここに呼び出すのかよ。」
開理は今、精神と肉体が切り離されている状態。この世界に来ると、時間も切り離される。そして呼び出したのは...。
?「久々ですね。」
開「このタイミングってことは、織斑秋十と篠ノ之散が何かを仕掛けてくるってことか?」
?「はい、彼らは催眠ガス内蔵のグレネードと絶対防御貫通のレールガンを使うそうです。」
開「...なるほど、どんな手を使っても俺と簪さんを倒したいのか。」
?「そのようですね。ちなみにこれは白式のコア『No.001』からの情報提供ですよ。」
開「これを伝えるためだけにここに呼び出したのか?『オーネスト』。」
そう、呼び出したのは開理の専用機コア『オーネスト』。精神的な性別は女性なので、ここでは彼女と表す。彼女は開理に危険を知らせるためにこの空間に呼び出したのだ。
オ「大丈夫ですよ。時間は切り離してあるって前にも言ったじゃないですか。」
開「そうだったな。じゃあそろそろ行くわ。」
オ「マスター、対策は大丈夫ですか?」
開「...すまん、今ものすごくキレてんだ。『ドラゴン』を使う。」
オ「!?だ、ダメです!!前はファーストシフトだったから私が全力で干渉して制御できましたが、セカンドシフトでグランとなった状態でドラゴンを使えば、マスターの意思関係なく、暴走します!!」
開「わかってる、でもあいつらを全力で倒すにはフルサモンじゃ生ぬるい。卑怯なやつらには全力で相手しないと。それがたとえ『自分じゃ制御できなくとも』な。」
オ「しかし!!」
開「それに、俺には今、頼れる仲間がいる。お前も全力で止めてくれんだろ?」
オ「......分かりました。ですが、簪様や皆様に伝達位しましょう。」
開「もちろん。」
~現実・アリーナ開理ペア側ピット~
開「簪さん、話がある。」
簪「なに...?」(え!?///何言われるんだろう!?///)
開「このあと俺は、暴走する。」
簪「...え?」
開「バーストのドラゴンっていう力を使う。」
簪「それって確か、暴走するって...なんで?」
開「奴らの武器が危険な武器ってことを俺のISのコアが教えてくれたんだ。それで今、どうしようもなくキレてる。」(殺気)
簪「そ、そんな......じゃあ、開理君を止めればいいんだね...?」
開「...さすが簪さん。そう、止めてほしい。みんなにもメッセージは飛ばしてある。」
簪「わかった。どうすれば止まるの?」
開「俺のSEが20%を切ったら。」
簪「それなら、攻撃しまくればいいのかな...?」
開「そうだね、ごめんね簪さん。俺の我儘に付き合わせて。」
簪「良いよ、でもこの戦いが終わったら言いたいことがあるんだ...私とお姉ちゃんとセシリアとシャルの四人で。」
開「あ...わかった。じゃあ生き残らないとね。」
簪「うん...開理君は絶対に取り戻すからね。」
選手の方はアリーナに出てください。
~アリーナ~
秋「久々だな、神代開理!今回は前の俺とは違うぞ!」
散「今から貴様らを地に落としてやろう!」
開「..........」(殺気全解放)
秋「なっ!?」
散「き、貴様...秋十にそんな目を向けるとは!」
秋「まあいい、今度こそお前を倒してやる!!」
簪「出来るといいね...。」(殺気)
秋十&散『!?』
開「そんな武器を使えば、たちまちお前たちは卑怯者扱いだろうな...!」
秋十&散『なっ!?』
秋「何でお前が俺たちの武器を知ってんだ!?」
開「お前のISコアからの情報だからな...まあ、それを使う間もなく...喰らいつくしてやるよ!!!!!」(さらに殺気解放)
試合、開始!
「バースト.....ドラゴン!!!!!!!」
<Voice authorize complete Burst・Dragon activate>
開「う、うお、あ、ああああ、あああああああああああAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
開理が絶叫を上げ、装甲に飲み込まれていく。そして、その形は巨大な「竜」へと変わっていく。
開「GAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAAA!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
秋「な、な、なんだあれは!?」
散「そ、そんな姿が!?」
簪「か、開理君!!」
開「......KISAMARA WO KURATTEYAROU...HIKYOUMONO NI HUSAWASII MATURO WO MISETEYARU...SAA INOCHI WO KAKERO!!!!」
そういって竜となった開理は、精神を飲まれ暴走を始める。
開「ORAAAAAAAAAAA!!!!!!」
秋「ぐわっ!!!....なんなんだ、あの化け物は!?」
~アリーナ・観客席~
一「や、やっちまった...ついに開理兄が、あれを使っちまった!」
セ「開理さん...あの姿は...!?」
百「...『バースト・ドラゴン』。兄さんが使う、フルサモンと別のバースト。次使ったら暴走するって言われてたのに...。」
シ「そんな危ない物をなんで...!?」
箒「さっきメッセージが来ただろう?織斑秋十と私の愚妹がルール違反の武器を手に入れ、あろうことかこの試合で使おうとしていたらしい。それに切れてしまった開理さんが、使ってしまったというわけだ。」
楯「とにかく、皆を非難させた方がいいんじゃないの!?」
円「そうですね、開理兄さんがあの状態になったら、客席のバリアも持たないでしょう!!」
鈴「そのあとに、全力で開理さんを止めるってことね!?」
~アリーナ・指令室~
千「なっ、これが先ほど開理君が言っていた暴走しかねない力か。山田先生、観客の避難誘導を!」
真「は、はい!!」
千(...なぜだ、なぜそんな武器に手を出した、秋十!!)
~アリーナ~
散「ぐはっ...そんな、これ以上は...。」
開「DOUSITA...SONOTEIDO KA?MOTOMOTO HA KISAMARA GA SONNA BUKI NI TE WO DASITA SEI NANDAGANA?JIBUN GA TADASII TO OMOTTEIRU BAKA HODO JITURYOKU GA NAI TOIUNOHA HONTOU NO YOU DANA!」
秋「だ、黙れえぇぇ!!!!」
開「KISAMA GA DAMARE!!!!!」
そういって秋十をパンチ一発で吹き飛ばし、SEまでも消し飛ばした。そして気絶し、倒れる。
散「秋十!貴様よくもぉぉ!!!」
開「KISAMA MO DAMATTEIRO!!!」
散も倒され気絶した。
開「GU、MOKUTEKI WA HATASITA GA JISHIN DEHA MODOSENAI NOKA、SOKO NI IRU MIZUIRO NO SYOUJO YO...WATASI WO TOMETEKURE!」
簪「わ、私!?というかもしかして、開理君とは違う意思!?」
開「AA...IMA HA KONOMONO NI YOBIDASARETA...NA WO 『BAHAMU-TO』TO IU。」
簪「バハムート...。」
バ「WATASHI GA KIRI HANASAREREBA KONOMONO MO MOTO NI MODORERU...TANOMU...WATASHI NO ISHIKI GA KIERU MAE NI!」
簪「分かった!」
そういって簪は、武器に電流を発生させる。そして...
百「簪、お待たせ!!」
円「時間がかかってしまいました。」
鈴「って、開理さんが、止まってる!?」
簪「ドラゴンを使ってるときは、開理君とは別の意思が入ってるの!」
簪・バハムート以外『えぇ!?』
一「てことは、その違う意識の人が、今の暴走を止めてくれてるってことか!?」
簪「うん、バハムートっていうんだって。だからみんなで、開理君とバハムートさんを解放しよう!!」
簪・バハムート以外『了解!!』
バ「SYOKUN、KANSYA SURU。」
~???~
開「...んっ?ここは...」
?「気が付いたか?」
開「えっ、えぇ!?ドラゴン!?」
?「お、驚かせて済まない。私はバハムート。今君の体を借りて、戦わせてもらっている。」
開「あ、バースト・ドラゴンの時に俺の意識がなくなるのは...!」
バ「そう、私が君の体を使わせてもらっているからだ。」
開「なるほど...あっ、現実ではどうなりました!?」
バ「心配ない、君の敵だけに攻撃をした。だが私が制御できるのも時間制限があってな。そばにいた君の友人の少女や、仲間たちが、私と君を元に戻そうとしてくれている。」
開「そうなんですね。あの、ありがとうございました!」
バ「いやいや、いつも君の世界を、この機体を通して眺めさせてもらっていたからな。それにあの者たちには私も腹が立っていたんだよ。」
開「そうなんですか!?」
バ「だから、あの時君に呼び出されて以来、君の力になれないかと思っていたんだ。」
開「ありがとうございます。あ、そういえば自己紹介してなかったですね。俺は神代開理って言います。」
バ「開理君か、覚えた。光景は見えても音は途切れ途切れだったんだ。やっと君の名を知ることが出来た。改めて、バハムートだ。元々は、君と同じ転生者なんだが、生まれたのがコアネットワークの中でな、その中でISのコア人格とは別に構成された意識で、もともとは何もすることが出来なかったんだが、前に君が竜になったときに引き寄せられ、君の体を借りて戦い、そのあとはこの機体を通して世界を見るだけだったんだ。」
開「そ、そうだったんですね。」
バ「さて、そろそろお別れのようだ。」
開「え!?バハムートさんはこれからどうなるんですか!?」
バ「さあ、本体の意識に取り込まれるか、消えるか、どうなるかはわからない。」
開「そんな!?」
バ「...ただ、また君に会える気がしてるんだ。」
開「!!」
バ「それを信じたい。君と私は、もう仲間だろう?」
開「!!はい!!」
バ「なら何も心配はいらない。きっとまた会える。」
開「!絶対、絶対会えます!!だって、俺とバハムートさんは繋がったんだから!!」
バ「そうだな...じゃあ、また会おう、開理君。」
開「絶対に会いに行きますから!!」
バ「ああ、待ってるよ。」
~現実~
簪「行くよ!」
バハムート以外『はあああああぁぁぁぁぁあああっっっっっ!!!!!!!!!』
バ「GU、GAAAAA....ARIGATOU...DEKIREBA MATA AERU TO IINA...。」
そして竜の装甲は解け、開理が戻ってくる。
簪「!!開理君!!」
簪が開理を受け止める。
開「んっ...あ、戻ってきたのか。」
簪「開理君!!無事でよかった...!!」
一「し、心配かけんなよ開理兄!!」
百「本当だよ...無茶しすぎ。」
開「ご、ごめん。あの時は本当にキレてて...。」
千「大丈夫か、開理君!?」
開「織斑先生、ご心配をおかけして、申し訳ありませんでした。」
千「いや、被害はほとんどない、それに開理君が無事でよかった。」
開「あいつらが許せなくて...。」
千「確かにレギュレーション違反の武器を手に入れたのは許しがたいことだ。だが私たちに一言言ってくれれば...。」
開「言っても奴らは理解しないんです。一度目で矯正できなかったんです、ならきっとさらに危険なことをしてくると思ったらこうなりましたからね。もう奴らは手遅れです。」
千「そうか...停学にするしかないか...。」
セ「停学!?退学じゃないのですか!?」
開「仕方ないだろ、織斑先生と束さんの親族だからな。どうしようもできないんだよ。」
シ「そっか...」
千「出来るだけ重くしよう、そうでなくては反省の意味がないからな。」
開「すみません。で、俺の罰って何ですか?」
千「!?開理君に罰を与える気はないぞ?」
開「!?なんでですか!?」
千「レギュレーション違反はあいつらだ。君はレギュレーションに収まっているし、暴走もなかったんだろう?」
開理・千冬以外『ありませんでした!!』
開「だからって!!」
千「なら、こうしよう。神代開理君、君に一夫多妻制の制度を適応する。」
千冬以外『えっ!?』
開「そ、そんないきなり!」
千「いきなりではないぞ、もともと出ていた話だ。一夏に適応されていたのに開理君に適応されないのはおかしいだろう?それに、少なからず開理君に憧れる人間もいるだろう。」
開理ヒロイン組『!!』
千「それに、このトーナメントが終わったら適応される予定だったんだ。遅かれ早かれ君は一夫多妻制の適応が始まるという事だ。」
開「えぇ!?」
千「これでどうだ?開理君。」
開(全然罰じゃないんだけどなー。)「...わかりました。」
開理・千冬以外『おおおおお!!!!!!!』
一「いやぁ、やっと開理兄もハーレムが出来るんだな!」
開「人聞きの悪いこと言うな!!」
百「仕方ないよ兄さん、本当にハーレム作れるようになったってことだもん。」
開「う、そ、そうか。」
簪「...開理君、あとで話があるって言ったよね?」
開「うん。」
簪「そ、その...夜に寮の屋上に来て///四人で待ってるから///」
開「う、うん///」
こうして、タッグトーナメントは、秋十達の武器の出所を探るため、一年生は中止となった。しかし、全校生徒の一通りのデータが欲しいため、まだ始まってなかった二年生、三年生の試合は初戦だけ行われた。
はい、違反武器を使うまでもなく倒されました。そしてバハムートさんの登場です!書く前は登場させる気はありませんでした。でも、こんな感じでも面白いかもと思い、作ってみました!そして、バハムートはいつ会えるのか?開理とヒロインズの恋の行方は!?秋十と散はどうなるの?それは次回、回収していきたいと思います。次回は第三章最終回にします。そのあと閑章を挟み、第四章『臨海学校編』を書いていきたいと思います。学校が始まる前に、臨海学校編も終わらせたいところなんですがね。
それではまた次回、読了ありがとうございました。