インフィニット・オーネスト ~いつだって、命を懸けて~   作:青海 翠果

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 こんばんは!青海翠果です!まだまだ続く毎日投稿!投稿数十分後の閲覧数の跳ね上がりが大好きです!
 さて今回は、水着選びデート回、そしてこの作品初の散と束さんのがっつり絡み。そして織斑夫妻と人造の兄弟たちの名前も出てきます。
 それでは、第二十三話スタート!


閑章 ~レゾナンスデートと裏で動く闇編~
#23 初デート(五人)と突き付ける現実と堕落者の集い


 

 

 ~駅前~

 

 

 開理は、今日彼女四人とデートの約束をしている。そして現在待ち合わせの45分前だ。

 

 開「...この格好で良かったかなぁ?」

 

 開理は他者の気持ちには敏感で、自分への好意にもうすうす気づくことはできるが、だからと言って自分の容姿や性格などには自信があるわけではない。むしろほとんどないといってもいい。だからこうして、待ち合わせの相手が来なくて待っている今、何度もガラスを鏡代わりに唸っている。

 

 開「いやでも、他に服があまりないし...もっと似合う服を買えばよかったかな...。」

 

 簪「開理君...!」

 

 そうやって唸っていると、待ち合わせには数十分早いはずなのに、自分を思ってくれる大切な人の声が聞こえる。振り返ると...

 

簪「はぁ、はぁ、早いね、開理君。まさか私たちより早く来てるなんて思わなかったよ、はぁ、はぁ。」

 

 セ「本当ですわ、わたくし達もかなり早く出たはずなのですが、駅から出てみれば、既に開理さんがいらっしゃって驚きましたわ。流石開理さんは紳士ですわ。女性がどれだけ早く来ても、それより早く来て待っていて下さるなんて。」

 

 刀「あらら、遅く来た開理君を叱ろうと思ったんだけど、失敗しちゃったわぁ。」

 

 シ「凄いなぁ、私たちも余裕を持って出たと思ってたんだけどなぁ。でも予定より早いけど、着いてすぐに開理さんと一緒に居られるんだからラッキーだよね。」

 

 開「そういう皆も早いね。それに、私服姿は初めて見たけど、とっても綺麗だね。こんなに綺麗な人たちが彼女なんて、幸せ者だ。」

 

 簪「もぅ、恥ずかしいよぅ...でも嬉しいよ。ありがとう♡」

 

 セ「開理さんったら、褒めるのがお上手ですこと♡」

 

 刀「でも、それを本心で思っててそのまま言ってくれるのが、開理君の素敵な所よね♡」

 

 シ「とりあえず今日は、開理さんに私たちの水着を選んでもらわないとね♡」

 

 開「そっか、でも二・三年生はいかないって聞いたんだけど?」

 

 刀「私は教師と同じような立場よ、保護者役って感じかしら?」

 

 開「なるほど。で、危険な状況でいち早く動けるように、みたいな?」

 

 刀「そうそう。でもそれプラス開理君やみんなと海に行けるじゃない♪」

 

 簪「私的にはそれが嬉しい。お姉ちゃんといつか一緒に行きたいなって思ってたから。」

 

 刀「簪ちゃん!!そんなこと思ってくれてたなんて、おねーさんすっごく嬉しい!!」

 

 簪「だから、みんなで全力で楽しもうね♪」

 

 簪以外『もちろん!!』

 

 

 ~ショッピングモール『レゾナンス』・水着売り場~

 

 

 簪「あ、言うの忘れてた。今更だけど、開理君もその服似合ってるよ。」

 

 開「ほ、本当!?良かった~地味すぎたかと思ったんだよね。でも言ってもらえて嬉しいよ。」

 

 刀「開理君は素材がいいから何来ても似合いそうよねぇ。」

 

 セ「私服姿も素敵ですわぁ。」

 

 シ「さすが、開理さんは何でもできるだけじゃなく、服の着こなしもスタイリッシュなんだね!」

 

 開「そうかなぁ、でも私服をあんまり持ってないからまた何か買いに行かないと。」

 

 簪「じゃあ次のデートは、開理君の私服選びだね!♡」

 

 開理・簪以外『賛成!!』

 

 開「ええっ!?い、いいの?」

 

 刀「もちろん!開理君はそのままでもかっこいいけど、更にかっこよくなるところも見たいもの♡」

 

 開「そ、そっか///でも今は、皆の水着選びだよ?」

 

 そういいながら水着を見ていく。刀奈は、開理が恥ずかしがるかもしれないと思い、際どい水着は控えようとしている。

 そしてそれぞれが選んだものをそれぞれ試着することにしてみた。

 

 まずは簪。

 

 簪「どう、かなぁ...?」

 

 開「...かわいい...あっ!すごく、かわいいよ!」

 

 開理は見た瞬間無意識に『かわいい』と呟いてしまう。そのくらい見惚れてしまった。

 簪の水着は、上は水色と翠色の水玉、下はフリルで同じ色となっている。

 

 簪「ふふっ、開理君の反応もいい感じだね...♡」

 

 次はセシリア。

 

 セ「どうでしょうか...?」

 

 開「すごい、綺麗...とっても綺麗だね!」

 

 セシリアはもともと持っていたビキニが開理には際どく見えるかもと思い、ワンピースで青色に白い花柄をあしらった水着にした。

 

 次は刀奈。

 

 刀「どう?」

 

 開「刀奈さんも綺麗、すらっとしてるね!」

 

 刀奈は際どいのは控えようと露出控えめのタンキニにした。色は紺ベースに白でチェック柄だ。

 

 最後はシャルロット。

 

 シ「どうかな?」

 

 開「かわいい!明るい感じでいいね!」

 

 シャルロットは着やせするタイプなので、出るところは出て、細いところは細い。それがばれるのを好まないため、セシリアと同じワンピースで、オレンジベースに黄緑の縦ストライプを入れている。

 

 そして開理は、もともと暑いのが苦手なので、白と翠のグラデーションのラッシュガードと、蒼と翠の水着を見せた。

 

 簪「おしゃれだね...!♡」

 

 セ「男性のたくましい体がラッシュガードから透けて見えて、ちょっと興奮しますわ♡」

 

 刀「やっぱり開理君は何でも似合うわね♡」

 

 シ「開理さんなら逆ナンパしてたかも♡」

 

 試着の段階だが彼女たちは完全に見惚れていた。そんなこんなで、全員分の水着を買った。

 

 

 ~謹慎室・散サイド~

 

 

 束「はぁ、わざわざ来てあげたのにその目は何?」

 

 散「姉さん、ここから出して、秋十も出してくれ!!」

 

 束「束さんがそんなことすると思う?」

 

 散「関係ない!!早くここから出してくれ!」

 

 束「はぁ...少しはまともになったかと思ったのに...。」

 

 散「なんだと!?あなたも奴らと同じようなことを...!」

 

 束「奴ら?」

 

 散「ここに来る千冬さんや、四組の担任とかいう外国人だ!」

 

 束「へぇ~、ち~ちゃんやスーちゃんも来たんだ。というか、その二人の厚意を無下にしたんだ。今どんな立場かもわかってないんだね。」

 

 散「知ったことか!秋十以外はどうなろうとどうでもいい!!」

 

 束「...やっぱり、救えない子だよ愚妹。」

 

 散「なっ...!?なぜだ!?」

 

 束「それが人にものを頼む態度?それにお前やあんな最低なクズなんかがかい君たちの平和を邪魔するから、ここに閉じ込められてるんでしょ?なんでお前らなんかがいるんだよ。お前らがいなければ、かい君たちはもっと幸せな学校生活を送れたのに。」

 

 散「くっ、あいつが秋十に勝たなければ、あいつがいなければ、秋十がもっとみんなから認められ、崇められたはずだ!」

 

 束「かい君がいなくても、ももちゃんやいっくん、ほーきちゃんやほかの面白い子たちが、お前らを潰してくれるだろうけど。というか、なんでお前と家族やってんだろう?もうお前らが起こしたこの事件、お父さんとお母さんにも伝えたから。そしたらね...。」

 

 散「なっ!?なぜそんなこと...!?」

 

 束「絶縁するって。」

 

 散「っ!?」

 

 束「二人が絶縁するって言ったんだ、私とほーきちゃんもお前とは縁が切れるのさ。いやぁこれほどうれしいことはあんまりないねぇ!!」

 

 散「そんな...。」

 

 束「お前らが自分で招いたことでしょ?それに今頃、ち~ちゃんもあいつと縁切るって言ってたし。だからもう束さんたちを『姉さん』なんて呼ばないでよ、お前なんてもう記憶から消すんだから。」

 

 散「そん...な...。」

 

 束「本当はここから一生出てほしくないんだけどね。そのあたりは見逃してあげる。ただし、次にかい君たちに何かしたら、お前のすべてを消すから。」(殺気)

 

 散「.......。」

 

 こうして散も、家族を失った。

 

 

 ~キル・スプリガン本部~

 

 

 洋「よく来てくれた、わが友『織斑零季(おりむられいき)』よ。」

 

 零「お前が呼んだんだ。大抵は行くぞ?」

 

 洋「君たちを呼んだのは他でもない。君たちが『造った』子達を我々に勧誘する計画を立てているんだ。」

 

 零「...ほう?『達』ということは、篠ノ之氏に渡した『やつ』もか?」

 

 洋「そうだね、二人ともだよ。」

 

 零「それで?今二人はどんな状況なんだ?」

 

 洋「IS学園の謹慎室に、別々に閉じ込められている。」

 

 零「...何をしたんだあいつらは?」

 

 洋「彼らに渡した武器がレギュレーション違反だったらしくてね。」

 

 零「...つまりお前は、奴らの席を学園から抜く気なのか。」

 

 洋「おっ、察しがいいね。」

 

 零「はぁ、少し面倒だがやるしかないか。」

 

 洋「ありがたいね。所で、最近は何をしていたんだい?」

 

 零「相変わらずだ、『始春(しはる)』と一緒に研究している。」

 

 始「私の話?」

 

 彼女は『織斑始春(おりむらしはる)』。織斑零季の妻だ。

 

 零「最近何してると言われたから、始春と一緒に研究していると言った。」

 

 始「たしかにそうね。」

 

 切「おやっさん、いつこいつらをスカウトに行くんだよ?」

 

 実「そうです、早いに越したことはないでしょう?ねぇ『マキト』。」

 

 マキト「そうだな、だが焦っては失敗してしまう。そうだろう、『ユキネ』。」

 

 ユキネ「それはあるよね~、でもこいつらがまともじゃないのは知ってるけど~、『コトハ』に害がないかっていうのはまだわかんないから、ミクロン警戒してるけどね~。」

 

 コトハ「ユキネちゃん...たとえ私が苦手でも...仕事仲間になるんだから...そのくらい...気にしないで...?」

 

 ユキネ「アタシは、コトハ一番優先で、次がここにいる人たち。みんなが無事ならあとはどうでもいい。」

 

 洋「あはは、ユキネは相変わらずだね。決行は明後日だよ、準備に抜かりがないようにね。」

 

 少しずつ、闇が迫りつつある。

 

 




 はい、少しずつハーレムヒロインが変態化していく開理ハーレム。女子の変態は度が過ぎたり趣味が合わないとかがなければ大好物です。そして散も絶縁ですね。そして絶縁するのも予測しているかのように、洋一さんは二人を引き込もうとします。一杯キル・スプリガンのキャラが出てきましたね。今回登場した全員でキル・スプリガンの幹部は構成されています。
 次回も原作であったシーン、お昼ご飯の様子なんかも書けたらいいなと思います。そして昼食後に出くわすのは...!?明日までに書き上げるつもりですが、投稿されてなくてもお気になさらず。感想、誤字報告お待ちしております!
 それではまた次回、読了ありがとうございました。
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