インフィニット・オーネスト ~いつだって、命を懸けて~   作:青海 翠果

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 お待たせ致しました。プロローグ3話です。言い訳は後書きでするので、まずはどうぞ!!


#プロローグ3 一夏のお姫様二人を迎えに行きますか。

 

 

 ~数時間後・開理の部屋~

 

 

 開理「さて、こんなもんか。で、名前は、一夏のが〈エリュシオン〉百夏のが〈ミネルヴァ〉円夏のが〈ツクヨミ〉スコールさんのが〈メドゥーサ〉オータムさんのが〈グロキシニア〉だな。」

 

 束「かい君、できたの~?」

 

 開理「はい、全部できました。残りがフィッティングとパーソナライズだけなんで機体としては完成ですね。」

 

 束「おぉ~さっすが~。」

 

 開理「じゃあ、皆に渡しましょうか。」

 

 

 ~束の秘密基地・広間~

 

 

 開理「ほい、全員分の専用機、完成。」

 

 百夏「もうできたの!?」

 

 一夏「マジか!?やったぁ!!」

 

 開理「んじゃ、一夏にはこの〈エリュシオン〉を。」

 

 一夏「わかった、こいつはどんな能力なんだ?」

 

 開理「それはあとで模擬戦するから、全員分説明していくとして、百夏はこの〈ミネルヴァ〉だ。」

 

 百夏「うん、なんか私好みなデザインだよ!」

 

 開理「そりゃ良かった。で、円夏は〈ツクヨミ〉だ。」

 

 円夏「おお!これが私の相棒か!」

 

 開理「スコールさんは〈メドゥーサ〉です。」

 

 スコール「あら、良いデザインじゃない。気に入ったわ。」

 

 開理「良かったです。オータムさんは〈グロキシニア〉です。」

 

 オータム「お、良い感じだなぁ!ありがたく使わせてもらうぜ!」

 

 開理「じゃあ皆、アリーナに向かおう。」

 

 

 ~束の秘密基地・アリーナ~

 

 

 開理「さて、これから一年半くらいは何もするつもりがないので、皆のISの訓練をしていきたいと思っている。まずはどのIS操縦者にも必要な操縦の基礎、次に個々の専用機に適した課題を立てて、自分の戦い方を見つける発展・応用、これをだいたい一年で全部こなすことが目標。ただし、途中でスカウトしたい人材がいるんだけど、一夏と百夏に同行してもらいたいから、あとでその話をする。じゃ、まずISの展開の仕方から...」

 

 

 

 ~数時間後~

 

 

 一夏「お待たせ、開理兄。」

 

 百夏「で、スカウトしたい人材って?」

 

 開理「ああ、【篠ノ之箒】と【凰鈴音】のことだ。」

 

 二人「「!!」」

 

 一夏「二人を、俺たちの仲間にスカウトするってことか!?」

 

 開理「ああ、前に言ったよな、俺には前世の記憶があるって。でも、イレギュラーなことが起こりすぎて、何が敵になるかわからない。だから、とても戦力になり、なおかつ仲間にしておいて損のない人物、そのトップ二人がこの二人なんだ。」

 

 百夏「なるほどね。で、幼馴染の私たち二人に同行してもらおうってことか。」

 

 開理「ああ。頼めるか?」

 

 百夏「私は大丈夫だよ。でも一夏がね~。」

 

 一夏「ギクッ!」

 

 開理「え、何かあったのか?」

 

 百夏「その二人のどちらも好きなのよ。」

 

 

 

 開理「......え?」

 

 一夏「も、百夏姉!開理兄には言わないで欲しかったのに!」

 

 百夏「仕方ないでしょ、家族なんだから。」

 

 一夏「だからって限度が!...開理兄、どうしたの?俺を睨んで...」

 

 開理「...お前、本当に俺の知る『インフィニット・ストラトス』の織斑一夏か?」

 

 一夏「ど、どういう事!?」

 

 開理「だって俺の知る織斑一夏なら、中国風「私の味噌汁」プロポーズを毎日おごってくれると捉えるどうしようもない唐変木だぞ!」

 

 一夏「へ!?なにそれ!?てかなんで俺が鈴に告白されてそれの中身まで知ってるんだよ!?」

 

 開理「これも原作にあるからだ、で?その告白に返事はしたのか?」

 

 一夏「いや、『また会えた時までに絶対答えを出すから、待っててください』って言っちゃったんだ。」

 

 開理「んで、篠ノ之箒のことも好きと。」

 

 一夏「う、うん」

 

 開理「じゃあ一つ質問、その二人を、二人とも嫁にする覚悟はあるか?」

 

 一夏「え!?二人とも!?」

 

 開理「ああ。今すぐ決めろ。」

 

 一夏「...ある。どんなに悩んでも、二人が好きだし、どっちも諦めきれないから。」

 

 開理「わかった。んじゃ、このスカウトで二人同時に告れ。」

 

 一夏「え!?そんないきなり!?」

 

 開理「これを逃したら、チャンスはないぞ。だから聞いている。覚悟はあるか?」

 

 一夏「.........ある。俺、やるよ。どんなに恥かいても、プライド捨てて、告白する!!」

 

 開理「わかった、百夏も一緒に見届けよう。」

 

 百夏「了解、兄さん。」

 

 開理「んじゃ、一夏のお姫様二人を迎えに行きますか。」

 

 

 

 ~数時間後・某所~

 

 

 箒「一夏...ん?なんだこの音は...ってえぇ!?IS!?わ、わあああぁぁぁ!?」

 

 

 ~さらに数時間後・中国某所~

 

 

 鈴「一夏と百夏さんが殺されたなんて信じない...絶対信じないんだから!!」

 

 鈴「ん?なんかISの機動音が...って翠天使!?なんでこっちに、って掴まれ、い、いやあぁぁぁ!?」

 

 

 ~束の秘密基地・屋上~

 

 

 鈴「え、え!?いきなり何だったの?ていうかここどこ!?」

 

 一夏「鈴!!」

 

 鈴「え...一夏?一夏なの?」

 

 一夏「ああ、鈴、久しぶりだな。」

 

 鈴「一夏...生きてたなら連絡くらいしてよぉ!!心配したんだから!!」

 

 一夏「あ、ご、ごめん!外部には俺と百夏姉が生きてることは秘密なんだよ。」

 

 鈴「そう、生きててくれて良かったぁ。てことは、百夏さんも!?」

 

 一夏「ああ、一緒にいるよ。」

 

 鈴「よ、よかったぁ!二人が殺されたってニュースがあったから本当に心配で...で、ここどこなの?」

 

 開理『それは俺が説明しよう。』

 

 鈴「わっ、翠天使!!」

 

 開理「その名前はよしてくれ、俺は神代開理、巷で翠天使って言われてるこいつ、オーネストの操縦者だ。宜しく。」

 

 鈴「だ、男性!?え、えと、凰・鈴音(ファン・リンイン)です。宜しくお願いします。一夏、この人誰?」

 

 一夏「俺と百夏姉を助けてくれた人で、今は俺たちの義理の兄なんだ。」

 

 鈴「え、そうなの!?」

 

 開理「一夏、そろそろ百夏が帰ってくるぞ。」

 

 一夏「あ...わかった。」

 

 鈴「えっと、開理さん。」

 

 開理「どうした?」

 

 鈴「なんで一夏は、あんな神妙な顔をしてるんですか?」

 

 開理「あぁ、そのことか。今からアイツは、一世一代の賭けに出るつもりなんだ。」

 

 鈴「か、賭け?」

 

 開理「ああ。ところで鈴ちゃん。一つ聞きたいことがある。」

 

 鈴「鈴でいいですよ。で、なんですか?」

 

 開理「...君は、一夏と恋愛関係になる気はあるか?」

 

 鈴「!?え!?えっと...あ、あります。」

 

 開理「たとえ一夏が、君ともう一人、どちらとも好きになり、どっちとも結ばれたい。簡単に言えば『一夫二妻制』でもか?」

 

 鈴「!?.........はい、あります。」

 

 開理「そうか、変なことを聞いて済まない、でも、今のことを忘れないでほしい。」

 

 鈴「わ、わかりました。」

 

 百夏「ただいまぁ~。」

 

 箒「お、おっと。いきなり何だったんだ?」

 

 一夏「箒!!」

 

 箒「え...一夏?」

 

 一夏「ああ、久しぶり。」

 

 箒「い、一夏ぁ!!ぶ、無事でよかった!!」

 

 一夏「し、心配かけてごめん。」

 

 箒「いや、一夏も百夏さんも生きていると信じていた。本当に良かった...」

 

 百夏「箒、心配かけてごめんね。」

 

 箒「も、百夏さん!お久しぶりです!」

 

 百夏「うん、久しぶり。」

 

 箒「で、一夏。ここはどこだ?」

 

 開理「俺が説明しよう。」

 

 箒「わっ、あなたは?」

 

 開理「この説明二回目だな...まあいいか。俺は神代開理、一応世界初の男性IS操縦者だ。宜しく。」

 

 箒「な、なんと!?し、篠ノ之 箒(しののの ほうき)です。」

 

 開理「あと、昔あった、『白騎士・翠天使事件』の翠天使って俺なのよ。」

 

 箒「な!?白騎士と共に、ミサイルをすべて撃ち落としたのは、あなたなのですか?」

 

 開理「ああ。」

 

 開理「まあ、それは置いといて、箒さん。事情を説明するから、ちょっとついてきてほしい。」

 

 箒「わ、わかりました。」

 

 開理「百夏、鈴にはお前から詳しく説明しといてくれ。」

 

 百夏「了解。」

 

 ~束の秘密基地・屋上端~

 

 開理「で、箒さん。単刀直入に聞くが、一夏のことは『異性として』好きか?」

 

 箒「!?は、はい...好きです。」

 

 開理「そこで一つ質問、もし一夏が、君と、あそこにいた凰鈴音という少女、二人のことがどちらも好きで、どちらとも結ばれたい。もしそうなっても二人とも、一夏の彼女になるということを許容できるか?」

 

 箒「!?..........できます、どんな形でも、一夏が喜ぶなら嬉しいし、私も一夏の隣にいられるなら嬉しいです。」

 

 開理「わかった、答えてくれてありがとう。」

 

 箒「いえ、それで彼女、凰鈴音とは、誰なんですか?」

 

 開理「ああ、君が転校した後に一夏の幼馴染になった少女だ。」

 

 箒「!!なるほど。ということは、もしや一夏は、私と彼女、どちらも好きになってしまったのですか!?」

 

 開理「正解、んで、今から一世一代の賭けに出るつもりだ。」

 

 箒「と、ということは...」

 

 開理「あとは察してくれ。」

 

 箒「は、はい。」

 

 

 ~戻って屋上~

 

 

 開理「百夏、説明は出来たか?」

 

 百夏「うん、バッチリ。」

 

 開理「そうか、一夏は?」

 

 百夏「気合を入れに顔を洗いに行ったよ。」

 

 開理「ほう、さすがに緊張するか。んじゃ、二人はそこで会話しててくれ。」

 

 二人「「わ、わかりました。」」

 

 鈴「じゃ、じゃあお互いに自己紹介しとかない?話聞く限り、将来的に、同じ一夏の彼女になるわけだし。」

 

 箒「そ、そうだな。」

 

 鈴「じゃまず、私から。凰鈴音よ、気軽に鈴って呼んでね。」

 

 箒「わかった、鈴。私は篠ノ之箒だ、私も箒と呼んでくれ。」

 

 鈴「わかったわ。で、篠ノ之?も、もしかして...」

 

 箒「ああ、篠ノ之束の妹だ。」

 

 鈴「す、すごい知り合いが多いのね、一夏って...」

 

 箒「だな。」

 

 一夏「お、おまたせ、開理兄。」

 

 開理「おう、行ってこい。」

 

 一夏「うん。」

 

 鈴・箒「「!!」」

 

 

 

 

 一夏「鈴、箒、大事な話がある。」

 

 鈴「うん。」

 

 箒「ああ。」

 

 一夏「お、俺は.........二人のことが好きだ!!!」

 

 一夏「...おかしなこと言ってるのはわかってる、でも、二人と結ばれたい。そう思ってる。もし、こんな馬鹿な俺でもいいなら...二人とも、俺と、付き合ってください!!!」

 

 

 

 

 

 

 鈴「はい、あたし、凰鈴音は、あなたと付き合います!!!」

 

 箒「私、篠ノ之箒も、あなたと付き合います!!!」

 

 一夏「!!!」

 

 一夏「ほ、本当に?本当にいいの?」

 

 鈴「開理さんと百夏さんに聞かれてたの、『箒と共に、一夏と結ばれる覚悟はあるか』ってね。」

 

 箒「私もだ。それで、はい。と答えたんだ。」

 

 一夏「そ、そっか...やったぁぁぁああ!!!」

 

 開理「お疲れさん、まあ、予想どうりだったけどな。」

 

 百夏「私も予想どうりだったよ。でもよかったね、大好きな二人と結ばれて。」

 

 一夏「うん、二人がいればもう何もいらないや...」

 

 鈴「えっ!?///い、一夏///は、恥ずかしいよ///」

 

 箒「そ、そうだぞ一夏///そういうのは後にしてくれ///」

 

 開理「さ~て、今日のメインイベントが終わったところで、ちゃんと細かいところまで説明しますか。」

 

 鈴・箒「「えっ?」」

 

 

 

 ~少年説明中~

 

 

 

 開理「というわけで俺は、君たちをスカウトしに来たってわけ。わかった?」

 

 鈴「まあ一応。」

 

 箒「大体はわかりました。」

 

 開理「で、二人とも。俺たちの仲間になる?」

 

 鈴・箒「「なりますっ!!」」

 

 開理「お、おお。即決か。まあありがたいけど。ちょっとびっくりした。」

 

 鈴「そうしたら、一夏と箒との時間もたっぷりあるんですよね!?」

 

 開理「ああ、そのつもりだ。」

 

 箒「なんてすばらしい!」

 

 開理「まあ、喜んでもらえてよかった。んじゃ、これからよろしく、鈴、箒。」

 

 鈴「宜しくお願いします、開理義兄さん♪」

 

 箒「そ、そうか、一夏と将来的には結婚するから、開理義兄さんか。私もそう呼ぼう!」

 

 開理「そ、そうなるのか。結構ハズイな。あ、二人に仲間の記念にこれを...」

 

 鈴「えっと、これって...IS!?しかも専用機!?」

 

 箒「こ、これを私たちに?」

 

 開理「ああ、鈴のが〈カンナ・カムイ〉、箒が〈イザナミノミコト〉だ。俺は、カムイとイザナミって呼んでるけど。」

 

 鈴「す、すっごい嬉しい!ありがとうございます!」

 

 箒「ありがとうございます!」

 

 開理「ああ、改めてこれから宜しく。」

 

 鈴・箒「「はい!」」

 

 こうして、着々とIS学園への準備が整ってきている。

 

 開理「もうすぐか...自称天才の織斑秋十に会えるのは...」

 

 




 ということで、お久しぶりです。青海翠果です。いやぁ、リアルってきつい(当然)。バンドリやらスクフェスやらがあり、スマブラspが出てしまい、熱中しすぎて前回から約一か月、遅れに遅れ、申し訳ありませんでした。そのうえ、学校のテストがあり、小説を読む側になりかけたりしましたが、やっと執筆の気力も戻り、こうして第二話を投稿するに至りました。
 まだまだ不安定な投稿になりそうですが、見ていただけると幸いです。
 それでは、次回もよろしくお願いします。
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