インフィニット・オーネスト ~いつだって、命を懸けて~   作:青海 翠果

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 皆さん、三日ぶりでしょうか?青海翠果です。私は修学旅行が今日までありまして、帰宅して、今執筆しております。
 さて今回は、一夏と百夏が力の片鱗を見せるかも?そして開理は、セシリアと秋十に対して...?
 では、第二話どうぞご覧ください!


#2 現実を見せてやりたいなと思います

~一年四組の教室~

 

 スコール「それでは、一年四組のクラス代表を決めたいと思います。立候補、またはほかの方の推薦でも構いません。どなたか挙手してください。」

 

 生徒A「はい!神代君がいいと思います!」

 

 生徒B「私も賛成!数少ない男子だから、頑張ってほしいし!」

 

 開理(って俺ぇ!?止めてくれよ!ただでさえ目立ってるのに!?)

 

 ??「納得できません!!」

 

 開理(ん?俺の味方かな?)

 

 リサーナ「男子だからという理由だけで、凡人を選ぶなんて言語道断!ここは私、スペイン国家代表候補生『リサーナ・エリミネア』が選ばれるはずです!」

 

 開理「なら自分で立候補すればいいじゃない。それとも何?『実力のある自分なら推薦されるはず。』とでも思ってたのか?生憎と、この学園にいる代表候補生全員がアンタみたいに、苦労して代表候補生になったわけじゃないし、いちいち他国の代表候補生は誰かなんて調べるわけじゃないし、このクラスだってアンタのことを知ってる人間は多くもないと思うぞ。」

 

 リサーナ「い、言われずとも!リサーナ・エリミネアはクラス代表に立候補します!」

 

 開理「ミューゼル先生、俺はクラス代表を決めるために試合をすることを提案します。候補者の中で一番強い者が、クラス代表を決める権利を有すると思います。」

 

 スコール「いいでしょう、その提案、許可します。試合は一週間後。各自万全の準備をしてください。」

 

 開理「わかりました。」

 

 リサーナ「わかりました。今に見ていなさい、神代開理。あなたを倒し、私がこのクラスで最も強いという事を証明してあげます。」

 

 開理(はぁ、面倒くさいことになったけど、やるしかないか。そっちこそ見てろ、その鼻っ柱を叩き折るどころか粉々に砕いてやるよ。)

 

 ~一年一組の教室~

 

 千冬「それでは、来月行われるクラス代表対抗戦に出るための代表を決めたいと思う。立候補、または他の者の推薦、どちらでも構わん。」

 

 生徒A「はい!織斑君を推薦します!」

 

 生徒B「私は神代君を推薦します!」

 

 一夏「えっ俺?」

 

 百夏「やっぱそうなるか~、じゃあ神代百夏、立候補します!それと神代円夏、篠ノ之箒、凰鈴音を推薦します!」

 

 円夏「百夏姉さん!?」

 

 鈴「やっぱ百夏さんはこうするか~。」

 

 箒「まぁ良いじゃないか。それに、IS学園の人たちに私たちの実力を見せるいい機会じゃないか。」

 

 一夏「あ~確かに。それなら大丈夫か。」

 

 千冬「この者たちで以上か?ならこの6人で...」

 

 セシリア「待ってください!納得がいきませんわ!」

 

 神代家、鈴、箒(え?)

 

 セシリア「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表なんて良い恥晒しですわ!わたくしに、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!?実力から行けばわたくしがクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからという理由で極東の猿にされては困ります!わたくしはこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!いいですか!?クラス代表は実力トップがなるべき、そしてそれはわたくしですわ!大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、わたくしにとっては耐え難い苦痛で――」

 

 一夏、百夏「「御託はそれでおしまい?」」(殺気を放ち)

 

 円夏、鈴、箒以外『!?』

 

 一夏「あなたはイギリス国家の代わりに日本に宣戦布告しに来たのかな?」

 

 セシリア「!!」

 

 百夏「それに、極東の猿っていうけど、それって私たち日本人女子生徒や日本人の先生方も含んでるの?」

 

 セシリア「!!!」

 

 一夏「あと、文化としても後進的な国とかいってたけど、ISの生みの親の『篠ノ之束』って日本人だよね?こんだけ世界に影響を及ぼしてるのに何処が後進的なんだ?」

 

 百夏「織斑先生、私はクラス代表を決める権利を賭けて、試合をしたいと考えています。勝利数が一番多かった人がクラス代表を決める権利を獲得するっていうのはどうでしょう?」

 

 千冬「なるほど、良いだろう。試合は一週間後で良いか?」

 

 百夏「はい、異論ありません。」

 

 千冬「他の者たちも文句ないか?」

 

 候補者『はい。』

 

 千冬「それでは、各自準備するように。」

 

 ~昼休み~

 

 開理「皆、お疲れ。」

 

 一夏「開理兄!そっちもお疲れ!」

 

 百夏「何で兄さん同じクラスじゃなかったの?」

 

 開理「学校くらい一人で居させてくれよ。」

 

 一夏「ま、まあもう決まっちゃったし、仕方ないか。」

 

 開理「あと皆、うちのクラスの担任の先生がスコールさんで、副担任がオータムさんだったんだけど。」

 

 開理以外『え!?』

 

 円夏「あの二人が?」

 

 開理「たぶん束さんが俺の見張りのために派遣してきたんだと思う。」

 

 開理以外『あ、なるほど。』

 

 開理「あ、お前らのクラスって、代表は決まったのか?」

 

 一夏「いや、一週間後に試合をして、代表を決めることになった。」

 

 開理「マジか、俺のクラスも同じような内容で、同じ日だな。」

 

 百夏「え、そうなの?」

 

 開理「そっちの候補者は何人だ?」

 

 一夏「俺と百夏姉と、円夏と鈴と箒と、織斑秋十とイギリス代表候補生セシリア・オルコットの七人だよ。」

 

 開理「結構多いな、こっちは俺とスペイン代表候補生のリサーナ・エリミネアの二人だな。」

 

 開理以外(あ、これは相手がボコボコだな。)

 

 開理「たぶん織斑先生が、同じアリーナで丸々一日使って試合を全部するんだろうな。」

 

 一夏「じゃあ、開理兄の試合が見られるのか!楽しみだなぁ。」

 

 千冬「神代兄、ちょっといいか?」

 

 開理「あ、はい。じゃあ行ってくる。」

 

 開理以外『行ってらっしゃーい。』

 

 ~廊下~

 

 千冬「ここでいいか。改めて、久しぶりだな、翠天使。いや、神代開理君だったな。」

 

 開理「はい、お久しぶりです。えっと、織斑先生。」

 

 千冬「今は先生じゃなくてもいい。」

 

 開理「じゃあ、千冬さん。」

 

 千冬「うん、元気そうでよかったよ。それと、あの二つの事件で、私を助けてくれて本当にありがとう。おかげで私は、最悪の未来を回避し、愛する妹弟を失わずに済んだ。」

 

 開理「いえいえ、俺はやるべきことをしただけです。しかも白翠事件はほとんど千冬さんがやってたじゃないですか。」

 

 千冬「それでも、私一人では対処しきれなかった。ありがとう。」

 

 開理「...じゃあ、一つだけお願いを聞いてもらってもいいですか?」

 

 千冬「なんだ?君のためならできることはやろう。」

 

 開理「さっき一夏たちから、一組と四組のクラス代表決定戦が、一週間後の同日にあると聞いたんですけど、一組のセシリア・オルコットと織斑秋十と、一人ずつ代表選前に試合をしたいんですけど、いいでしょうか?」

 

 千冬「なんだ、そんなことでいいなら私から色々変更してそうなるようにしよう。だが、なぜその二人なんだ?」

 

 開理「オルコットは、一夏達の話を聞くに女尊男卑に染まりまくったような感じだったんで、現実を見せてやりたいなと思います。織斑秋十の方は単純に強さが気になるだけです。どうせ渡されるんでしょう?専用機。」

 

 千冬「っ!!なぜそれを...」

 

 開理「いや、弟に自分の身は自分で守れと言いながら、必要なものを既に渡しておくっていうのは、単に甘い考えしか生みませんよ。自分の身を守るためには、その力から自分で掴み取ることから始めないと。」

 

 千冬「た、確かに...」

 

 開理「それに、依頼したの『倉持技研』ですよね?」

 

 千冬「っ!?なぜそこまで知っている!」

 

 開理「道理でうちのクラスにいる、日本代表候補生の更識簪さんが、疲れたような顔をしていたわけだ。大方、初めての男性操縦者が日本人で現れたから、企業も日本でなきゃいけない。そして倉持技研は、現在まで開発していた更識簪さんの専用機の製作を放棄し、彼の専用機に全ての人員を割いた、ってことでしょう?」

 

 千冬「そ、それでは更識妹は...」

 

 開理「おそらく、自分で機体を制作しているんでしょう。」

 

 千冬「...大きな判断ミスだ。更識妹に何も言えんな。」

 

 開理「ってわけで、彼女の専用機を放棄してまで作られた織斑秋十の専用機が、どれだけの性能を有しているのか、あとは一週間で彼がどれだけの実力をつけられるかが確認したい点ですね。」

 

 千冬「わかった、申請してみよう。」

 

 開理「ありがとうございます。」

 

 千冬「それと、こんな私では頼りないかもしれんが、相談などあったらいつでも来てくれ。」

 

 開理「はい、三年間、よろしくお願いします。」

 

 千冬「ああ、宜しく頼む。開理君。」

 

 ~一年一組の教室~

 

 千冬「先ほど決まったのだが、一年四組の神代開理から、クラス代表を決める前にセシリア・オルコットと織斑秋十と、試合をしたいとの要望があった。同日の一組と四組の代表決定戦の前に行うことになった。二人は朝から万全の準備で臨むように、以上。」

 

 セシリア・秋十「「!?」」

 

 一夏たち(マジか...終わったな。)

 

 セシリア「どういうことですか!?わたくしたちに連絡するのが今なんて、それにわたくしたちはそんな話すらしていないんですよ!」

 

 秋十「そうです!なんで僕らのいないところで話が進んでるんですか!?」

 

 千冬「彼がどうしてもやりたいと言っていたのでな。それに、かの『翠天使』からの挑戦状なんだ。受けないわけにもいかんだろう?」

 

 一夏達以外『!?』

 

 ざわ...ざわざわ...

 

 生徒A「え!?あの翠天使が!?」

 

 生徒B「二人に試合を!?これは見るしかないじゃない!」

 

 千冬「静かにしろ!!とにかく、二人はしっかりと準備をするように、以上。」

 

 クラス代表決定戦の前に、セシリアと秋十に試合を申し込むよう千冬にお願いした開理。二人が勝てる未来の消えた瞬間だった。翠天使の処刑が、もうすぐ始まる。

 

 開理「さあ、傲慢な自称天才ども。命を懸ける覚悟は、出来てるよな?」

 

 




 ということで、第二話でした。ちなみに千冬さんは、開理にものすごい優しいです。それこそキャラ崩壊です。
 てことで、開理は二人にある意味宣戦布告しました。お察しの通り、二人の末路は...
 それでは次回もよろしくお願いします。
 読了ありがとうございました。
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