エ「鋼玉の錬金術師!」
実感わかないなぁ、なんて思っていたら、
ロ「やはり鋼のの息子らしい二つ名がいいと思ってな。
そして、実技試験の時の勇気、心の純粋さからなずけた。
鋼玉は様々な宝石のことを指す。
その様な、色々な、そして純粋な心を持つ錬金術師になってくれたまえ。」
ここまで言ったとき、大総統は父さんに目配せをし、
父さんは絶対に開けるはずのないカバンから、
何かを取り出した。
シ「・・・!」
よく、俺にホムンクルスと呼ばれるものと戦った時の
話をしてくれた。
父さんの書斎には、赤いマントを羽織った父さんと、鎧の姿をした
アルおじさんが写った写真が立てられていた。
父さんは、アルおじさんを取り戻す前にマントを直したということを、
オリヴィエさんから聞いていたが、その理由は誰に聞いても答えてくれた試しがなかった。
そのマントが、今、父さんの腕の中にある。
エ「--なんで、誰も教えなかったかわかるか?」
首を振った。
エ「これな、---お前が国家錬金術師の資格を取ったらお前に渡そうと思っていたんだ。
いつか、これをもつに相応しい人が現れるまで、カバンは開けないと誓ったんだ。」
シ「・・・俺が、相応しいってこと?」
エ「ああ、だが、これだけじゃないぞ。」
そういうと、ポッケから、血だらけの銀時計を取り出した。
ロ「・・・本当に、いいんだな?
これを渡しても。」
エ「シルさえ良ければ。」
そうして、俺の方に向き直った。
エ「シル、俺の、俺たちの銀時計をお前に託してもいいか?」
ロ「おい鋼の。血だけでも・・「いや、いいです」 !」
シ「父さんの思いなんだ。この血も、彫った文字も、父さんや、アルおじさんや、大総統
から受け継いだもの。だったら・・・」
エ「なんだ?」
うん、決めた。
この心を、明かした。
シ「背負うしかないじゃないか!」
エ「ああ!おれの思いを背負って、暴れてやれ!」
シ「いいねぇ!そのおもっ苦しい感じ!
父さんから託されたものとやらを、
背負ってやろうじゃないの!」
エ「そうだ!正解だ!鋼玉の錬金術師!」
後日・・・
大総統執務室に呼び出された。
ロ「鋼玉の錬金術師!」
シ「はい!」
ロ「早速だが、錬金術をすぐに発動させるものの発明、これを、
来年の研究テーマとする!」
なんだよそれ!
んなのあんのか?
まあいいや・・・
ガンバロ・・・
と思ったら、
ロ「ちなみに、次の査定は、来週中だ。」
は!?大総統さんやあ・・・
ふっざけんなぁ!
怒りを辛うじて隠しながら、リゼンブールへ帰った。
めっちゃオコです。
ただ、何とかするように書きます。
じゃっ(^^)/