メリオダス in ONE PIECE   作:ツーと言えばカーな私

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また、パッと出で思いついた作品。

気休め程度に読んで行って下さい。


メリオダス始めました

周りを見渡すと森、その木々の間から光が通り、余り前のいた世界では見れないような幻想的な景色が見える。そして、さっきとは違い物静かだったあの空間から獣達の鳴き声がする。さらに、海からの潮風の匂いも漂っている。

どうやら本当に転生したらしい。

 

神とかいうラノベの主人公が最初に出会い、神のミスで死んじまったから力を貰って異世界へ行くという、なんとも二次創作じみたストーリーだ。それが今目の前で起こると実感が湧かない。

軽く「ああ、転生したのか」と思う程度。

 

自分が置かれた状況を確認してみると、やはり背が縮んでいる……。

俺の20歳まで築き上げた体を返してくれ!!と願うがそんなの自分が悪い。

そして俺の背中には『神器 ロストヴェイン』があった。そのドラゴンを模したかのような美しい刃を持つ剣に少し見惚れる。余り、剣については興味が無かったものの、こういうのは気分が上がる。

自分の服を見てみると何とも酒場のマスターの様なだらけきっている様でだらけきっていない、そんなキチンとした服を着ていた。

 

…どうせなら、生前の服を記念にとっておきたかったが。…無い物ねだりはよそう大人なげない……俺、大人だよな?

 

しかしまあ、今になってもう少し便利な力を貰っておけば良かったかなと思う。

例えば、ベクトル操作で有名な一方通行(アクセラレータ)とか、

慢心せずして何が王か!という慢心王のギルガメッシュの『王の財宝(ゲート・オブ・バビロン)』とか、

逆廻 十六夜のあの化け物じみた身体能力とあの演算能力。

全王…余り容姿は好きではないが(これ以上身長を失いたくない)、あの理不尽なまでの消滅させる能力。

 

 

力に依存しているが別にそれ以外の生活面で役に立つ能力でもどちらでもいい。

…他にも、色々と飛び交うが今更遅い。

 

自分は七つの大罪の団長にして、『豚の帽子亭』のオーナーにして、元十戒統率者、魔神王の息子メリオダスとして転生したのである。

 

「さてさてさーて、転生ライフでも過ごしていきますか!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

口では簡単で言えるサバイバル、しかし実際やっているとけっこう辛いサバイバル、しかしここはONE PIECE、サバイバル生活にでも慣れて置かなきゃ始まらない。

 

いやサバイバルとかが重要ってわけでもないけど。

 

ここに来て大分経った。……経ってしまった。

メリオダスの口調のあの軽快そうな口ぶりはいまだに慣れず、標準語を喋ってしまうが次期に治ると思う……と思いたい。

大分経ったと言っても2.3ヶ月程度だ。最初の頃なんて火の付け方も分からずにアニメでよく見るような木の棒をクルクル高速回転させて摩擦熱を利用して発火させるということを行なっていた。実際には成功して夜の明かり(その時既に深夜)を手に入れた。いくら強い力を手に入れても、心や度胸などはすぐには変わらない。今まで家の中という塀の中で暮らしてきたし、山で遭難したことも無いので、夜の恐怖が拭えなかった。見聞色の覇気を使えるようにしておくと自分を転生させた神が言っていたが、才能の鱗片の様なもので不安定だ。その為やけに獣達の気配を敏感に感じ取れるので余計にビクビクしていた。

 

勿論、俺の様な獲物を狙う奴は絶対に居て、獣達は俺を喰おうと襲ってきた、その時に身体が危機感を感じたのか一瞬だけ覇王色の覇気が発動した。使った!っていう感覚はなくフッとした感じで出たって感じだった。

獣達は白目を向いて倒れていた。

そこから本格的に自分の力を制御し始めた。

 

 

しかし、まあ…………後ろを振り返ってみれば数々の巨大なクレーターと、なぎ倒された木々、そして巨大な岩の壊れた残骸、もう海水が地下洞窟から入ってきているこの島に出来た大穴、やがてデカイ池になるだろう。自分の力の制御が難航を極めていた。

 

いや正確には殲滅モード(アサルトモード)の制御か。

魔神化は、普通に意識がある状態で力を使うことが出来た。まあ、疲れるし、結構集中していないと魔神の力に溺れてしまいそうになるしで大変だ。何とか制御していきたい。

 

 

それに何も俺が鍛えてきたのはメリオダス本来の能力だけではない。

武装色、見聞色、覇王色の覇気の特訓だ。ONE PIECEだと必須となるこの技能。極めれば無能力者でも世界有数の強者となる秘技だ。覇王まで有しているのは欲張り過ぎているのでは無いかと思ったが、もうその時は思考を捨てておいた。

 

武装色は魔神の力を行使する時に、纏うような感覚と似ていたので直ぐに出来た。しかし、練度はまだ甘い方。メリオダスの潜在能力の高さでその練度の低さは補っているが……やはり、見えない鎧程の練度にはなれない。

見聞色はとにかく目隠しをしながら生活して、どんどんコツを掴んでいくしかなかった、まあそのお陰で相手の動きが見えるようになったり、『次にお前は!○○○という!』の真似ができるようになった、声真似は出来ないけど。

覇王色の覇気は練習法がわからないが、勝手に覚えていった。いや、本当に身体の方が。詳しい効果は分からない。そもそも、この無人島はそんな大勢の生物がいないので、効果範囲が分からないのだ。

 

 

一応、料理の練習もしっかり欠かさずやっている。

適当な洞窟で見つけた金属をさっくり己の手で加工して、料理器具にしてやっているのだ。

 

お陰で見た目だけは美味しそうなクソ不味い料理が作れる様になった。

……結局本人と同じ道辿ってるじゃないか。これもこの身体の運命ってことなのか?

 

 

しかしまぁ、今日は何を食べようか、海王類も最近出なくなったし、獣達を探すのもちょっと面倒くさい、別に見聞色の覇気を使えば見つかるが、それも何だかめんどくさくなってきた。

日本人だった頃の癖か…俺個人の飽き性か……殲滅モードを使った影響か…正直何もしたくなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




ちなみにオリ主が担当していた神はそれなりにチートが好きな神でしたので、メリオダスは覇気も貰ってました。

貰った能力表

・武装色の覇気
・見聞色の覇気
・覇王色の覇気


カミカミの実 モデル 魔神 (案を出してくれた方 『音無 仁』様ありがとうございます!!)

・全反撃
・魔神としての力
・殲滅モード

付属
・メリオダスの容姿
・酒造(才能的なもので、それっぽいものがあれば作れる)

それでは!次回作をお待ちください!
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