GANTZ 神代蓮の序章   作:サムスの趣味

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第1話 俺はいい奴なんかじゃない

 まわりを見るに9人のうち中学生、ノッポ、男女一組の4人が何か知ってそうだな。こちらに向ける感情に見下しや哀れみなどがあるし、服の下に共通の着ているし。

 

他の4人は不良3人に金髪ポニテの女の子だな。不良はずっと騒いでいてうるさい。金髪の女の子は結構冷静だ。

しかし金髪の女の子は何処かで見たことある顔だな。それにこちらに向ける感情が……

 

じっと見ていたら見ているのに気がづいたのかこっちに来た。

 

「何、じっと見てきもいんだけど」

「きもっ、い、いや何処かで見たことある顔だなとおもってな」

「ふーん、この状況でナンパなんて貴方みかけによらず軽薄なのね」

 

ナンパって確かにそう言われてもしょうがない言い方だったけど、この子口を開けば罵倒しないと話せないのか。

はぁまあいいか俺のほうが年上そうだし。

 

「いやナンパのつもりじゃ無かったんだけど、それよりこの状況について君は「君じゃない」ん?」

「私の名前、君じゃなくて、姫愛(ひめな)(たちばな)・マクダウェルよ、姫愛でいいわ」

 

っ、マクダウェルって母さんの旧姓のそれに、

 

「橘って、橘企業の橘?」

「そうよ、その橘、崇めてもいいわよ、ふふん」

 

橘企業―日本でも有数の企業で何処よりも早く、新製品の開発などをして経済に影響を与えてる、そうして父さんの働いてたとこ―

偉ぶってるつもりかもしれないけど、背が俺より低いせいで子供が背伸びしてるようにしかみえなく微笑ましい目をしてしまった。

 

「な、何よ、その目は冗談に決まってるでしょ! 私これでも16だから!」

 

16!俺より一個年上だったのか。なんかそれはそれで可哀想に見えてきた。

 

「うっ、そんな哀れんだ目で見ないで! 私だってきにしてるんだから! それより名前、貴方の名前は?」

神代(かみしろ)(れん)、俺も蓮でいい」

神代蓮やっぱり合ってた

 

小声で喋ったと思ったら急にガッツポーズし始めたぞ。

 

「ど、どうした?」

「んっん、な、なんでもないわ。それよりこの状況ついてだったわね、正直私も分からないわ。死にかけたと思ったらここにいたから、それにドアや窓も開けられないっていうか、触れなかったから、蓮は?」

「そうか、俺もだいたい同じだ。そうえいば姫愛は俺よりも早くここにいたのか?」

「そうね、蓮が現れる一っこ前にここにいたけど、それがどうしたの?」

「いや、俺がどうやって現れたかと思ってな」

 

そう俺は確かに車にひかれたはず。死んだどうかは分からないが骨だって何本折れていた。なのに目を覚ましたら怪我一つない、これはただ現れたってわけじゃなさそうだな。

 

「ん、それならそこの球から光線が照射「ジジジジジジ」あ、ちょうど現れるみたい」

 

姫愛が言ったとうり球から光線が照射したと思ったらそのまま眼鏡をかけた人を作っていた。

 

「なっ、これは……人を作ってるのか?」

「作る?私は転移なりなんなりしてると思ったんだけど」

「いや俺は確かに骨が何本も折れているの覚えている。それがここに来てからなくなっていた、ついでに古傷もないだから作られてると思ったんだが」

「いえ、そうね私も死にかけたって言うのは、そのあと記憶がないからだったけど言われてみればそうね。ってちょっとまってということは、私死んだの?……」

そう言った姫愛の顔が青ざめていく。

 

うかつだったか!俺より年上とはいえまだ16だ、今まで冷静だったから大丈夫だと思ってたけど気づいていなかったからか!俺が記憶があるのは完全記憶のおかげか?

 

俺は咄嗟に姫愛の手を握り、

「大丈夫だ今は生きている、こうして触れるのが証拠だ。それにさっきの俺の推測であって絶対じゃないだから落ち着け」

「え、ええ、ふぅ……ごめんなさい迷惑かけたわね」

「いや大丈夫だ、俺こそすまなかったな。」

「そうねそれより、い、いつまで握ってるつもりかしら」

「あ、悪い」

 

 

「聞いてくれ! これから――」

 

眼鏡が現れて一分後ぐらいに男女一組の男の方が言った。

・これから黒い球からラジオ体操の歌が流れて指令がでるそうだ。指令は星人と言う敵を倒すこと。

・そうして違う場所に強制的に移動させられてそこで星人を倒す。倒すつまり殺すと言うことだ。

・移動された場所にはエリアがあってそこから出ないようにと出たら死ぬらしい。近づけば頭に音が鳴るからわかるそうだ。

・星人を倒すと点数が獲得できて100点まで集めれば、ここから解放、強い武器、死んだ人間の再生どれかをえらべる。

・最後にガンツの中から一人ずつ専用のスーツがあるから絶対に着るようにと。これを着ないとまず生き残れないらしい。

なんでそんな事をしってるかと言うと俺らより前からずっと繰り返しているからと言っていた。

 

まあ、不良は「ふざけな!」「なめてんのか!」「調子くれてんじゃねえぞ!」などを言って全然信じなかった。

眼鏡は「論理的にそんな話信じませんし、コスプレの設定は自分たちやって人さま迷惑をかけないように」なんて見下しながら言っていたけど現実逃避だな。てか眼鏡が着てる制服、夕方の男の娘が着てた金持ち学校のやつだ。姫愛も女用の奴、着てるしあとで聞くか。男の人は信じないならいいのかその後は何も言わなかった。

 

「蓮は信じるの?」

「信じる信じないは後にしてスーツは着て損はないだろうな。それにあの人の言う通りならもうすぐ球から歌が流れるだろうし」

「それもそうね」

 

あーたーらしーい あーさがきた きぼーうの あーさーが

 

                  てめぇらの命は

                  無くなりました

                  新し命を

                  どう使おうと

                  私の勝手です。

 

                  という理屈なわけだす。

 

ガシャッ

 

               てめぇらは今からこの方をヤッつけに行って下ちい

 

                  トラ星人

                  特徴 トラ 動物ッぽい くさい

                  好きなもの 肉

                  口癖 うがーッ

 

急に歌が聞こたと思ったら球の表面に文字が表れ球の両サイドと後ろが展開された。中には裸の男が入っていた。

 

「うお、なんだこれ」「これ、本物っすかね」「んなわけねーだろ」「ずいぶん作りこんでるんですね。見た目だけなら本物だ」

 

色々言ってるがこれ全部本物だったら、凄い技術だぞ一個人として仕組みがすごい気になるが、これであの人が言ってた事に信憑性がましたな。

そうなるとスーツをなおさら着ないといけないが両サイドが武器っぽいから後ろの方か?後ろを見たらアタシェケースがあって名前?が書いてあった。ふむ、これは姫愛だな、俺のはこれか。

 

「ほれ」

「ありが……ねぇ蓮なんでこれが私のだって分かったの」

 

姫愛が青筋たてながら聞いてきたが何怒ってるんだ、何で分かったかなんて、

 

「ケースに書いてあるじゃないか貧乳(・・)って、たぶんこれその人の特徴や雰囲気なりで決めてるんだろ俺の根暗だし」

「なっ! あなた、私の特徴が貧乳といいたいのかしら、失礼ね私はこれで「落ち着けそんなこと喋ってる場合じゃないぞもうすぐ転送されるだろし、それに俺、貧乳も好きだよ」なっ、もー///こっちこないでね!」

そう言って廊下に行った。

 

ふぅ何、怒ってるんだか貧乳は恥ずかしくないだろうに。

それにしてもこんなに他人と話したのいつぶりだろうか、いつもなら無視するか会話を終わらせようとするのに。

もっと話したいと思ってしまう、やっぱりどこか母さんに似ているからだろうか?

 

そんなことを思いながら着替えて数分後にスーツの上に制服を着て姫愛が来た。

 

「うー、これ制服着てなかったら、プロポーションがまるわかりで恥ずかしかったんだけど」

 

このスーツ頭部を除く全身を覆う感じピッタリなのだ。

 

「そうなんだ、見てみたかったな」

「なっ、何いってるの! ばっかじゃないの!」

 

ジジジジジジ

 

なんて言いあってたら転送が始まった。

 

「あっち行ってもうごくなよ」

「分かってるわよ」

 

ジジジジジジ

 

 

 

 転送された場所は近くに動物園がある住宅街だった。

持ってきてるのはハンドガンサイズの銃だ。

 

「おい何処だここ」「それよりこの銃売ったら金になんないっすかね」「そんなんどうでもいい外に出れたんだ帰るぞ」

「ふぅ、やっと出れましたか。家ではママがまってるんです、早く帰らないと」

 

「待ってくれ君たちエリアから出たら「やめなさい」、明里さん」

「ああいう人達はもう無理よやるだけ時間の無駄。それより私は点数のために早く行きたいんだけど」

「そう、ですね……」

 

不良達と眼鏡はやっぱり信じなかったらしくそのまま帰るようだ。

ノッポと中学生はすでに何処かに行っていない。男の人が止めようとしたけど一緒にいた女の人が止めて諦めたと思ったら今度はこっちに来た。

 

「君たちは部屋にいた時から冷静だったしスーツも着てくれた、それだけでも期待できるけど今回が初めてだ、だから生き残ることを最優先にしてくれ、生きてさえいれば手足が無くても再生された状態で戻れる」

「分かりました、えっと……」

「ん、何か分かんないことでもあったか」

「あ、いえ名前を聞いていなかったので」

「ああ言ってなかったな悪い俺は橿原大樹(かしばらおおき)よろしく」

「神代蓮です、よろしくお願いします」

「姫愛・橘・マクダウェルよ、よろしくしてあげてもいいわ」

 

初対面で上から目線て俺の時もそうだったけどこいつ罵倒しないと喋れないツンデレか!

 

「お前ぇ、なんで上から目線なんだ」

「はは、いいよ神代君も敬語じゃなくいいし、大樹でいいよ同じぐらいだろ」

「あ、いえそれはえっと……そうだな分かった、じゃ俺も蓮でいいよ」

「うん、それじゃ生き残る事、最優先でどうやら星人は複数いるようだし、じゃ行くから」

「ああ」「ええ」

 

橿原さんはすごい勢いで走っていってモノホイールバイクに乗って後ろに女の人を乗せていった。

 

「ねぇなんで本当の歳、言わなかったの?」

「いやなんか、気まずくなりそうだったから」

「そう」

「ああ……それじゃ俺らも行くか」

「そうね」

 

そんなことを言いながら俺らは、スーツの機能やxガンについて調べながら歩いていった。

 

 

 

15分ぐらいだろうか大体の機能は確認できた。

 

 まずスーツについて、基本的に防御力と身体能力が飛躍的に高くなっていて筋力や精神の向上でスーツが疑似筋肉みたいになって発動する。

運動能力は壁と壁を飛び回れ、自動車を超える速度で走れ、石も紙屑みたいにできたから岩でもいけるだろ。

あと頭を殴ってもらって確認したが頭部も保護されていた。

耐久性や炎などのエネルギーは攻撃を受けないといけないから分からなかった。

それとリストバンドに小型のコントローラーがついていてレーダー、制限時間表示、戦闘エリア表示にステルスモードがついていた。ついでにxガンの装着もできた、ほかにあるから違う武器もできると思う。

 

 xガンはトリガーが二つあり上がロックオン下が発射で、数秒のタイムラグがある。

射程は短く今のところ球切れにはなっていない、もし永久機関ならすごく気になる。

後部のモニター画面にはレントゲン機能もついていたし発射時x状になるかxガンにした。見た感じエネルギーを発射して、内部で爆発してると思う。

あと上部にあるダイヤルでエネルギーの放射量を調節可能だったが戦闘中にやる暇は無いと思う。

発射時は向きに関係なく命中した。それと複数の対象をロックオンしてから発射することもできた。デザインは太い円筒形の本体にグリップをつけたような形状だ。色は両方黒。

 

ああ、それと俺達の事はまわりには見えないようだ。

 

「今ならお風呂も覗けるわね。ねぇ蓮」

「そんな事、するわけっ!」

 

今のは!事故の女の時と一緒の、感情の波か!それにこれは恐怖。方向はあっちてことは、不良達か!

コントローラを見るに星人が一匹いる。

 

「ちょっとどうしたの? 本当に覗くわけないわよね。ねぇ本当にどうしたのそんな怖い顔して」

「これ見てくれ、不良達が危ないかもしれないから、俺は行く」

「これ星人よね、危ないって襲われてるかもしれないって事?でもスーツ着ないのは自業自得じゃない」

「それでも、感じてしまったものは見逃せない、だから俺は行く。姫愛はここで待っててくれ」 

 

ドンッ

 

俺は床をけって走った。

 

「ちょっと待ちなさい! 感じるってなによ! もう、お人よしなんだから」

 

お人よしか……違うそんないいことじゃない。感じる、感情が感じてしまうから……感じなかったら見えていても見逃していただろう。普段生きてるだけで小さい生物だって殺しているかもしれない感情に気が付かないだけで。

俺はそんな人間だ……

 

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