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~ある休日の街
ココア、千夜、チノそして、シノンの四人は勉強するために図書館へ向かっていた。そこで偶然シャロに出会う。
「シャロちゃんだ!今帰り?」
「図書館に本返しに行こうとしたとこよ」
「それなら私たちと一緒に図書館で勉強してかない?」
「えー…」
そこでリゼのことを考えるシャロ
「へーココアたちに勉強教えたのかーやるじゃん」
(リゼ先輩に誉めてもらえるなら……)
シャロはふとシノンを見る。
「…………………………ん?」
(もしシノンなら……)
「…………教えてくれて……ありがとう……シャロ」
そう言いながらシャロの頭を撫でるシノン
そして、頭を撫でていたシノンの手はシャロの頬に行きそのままシノンの顔が近づいて……
「わ、私はなんていけない妄想をー!」
「「いけない妄想!?」」
「………………シャロ………勉強……………教えてくれる?」
「そ、そんなに言うなら教えてあげてもいいかなー」
「シノンはそこまでは言ってないよ!」
「チノちゃんもいるの?」
「はい」
シャロがそう言うとシノンの影からチノが顔を出した。
「私は小さい頃に読んだ本がもう一度読みたくなって……ですがタイトルが思い出せないんです。」
「どんな内容なの?」
「えっと……正義のヒーローになりたかったうさぎが悪いうさぎをこらしてしめるんですが……関係ないうさぎまで巻き込んで大変な事になってしまうんです。主人公を追う別のうさぎまで現れて……途中戦ったりなんかもするんですけど……そして最後が……」
(((そんなに内容覚えてるのにまた読みたいんだ)))
「………………見つかると…………いいね」なでなで
「はい!」
シノンに撫でられて喜ぶチノだった。
~図書館に到着
「わーこの図書館大きいね!」
「このへんでいいかしら」
適当な席を見つけて座る五人。ココアは思い出したように話し出す。
「チノちゃんもテスト近いって言ってたよね」
「それならシャロちゃんに教えてもらったら?特待生で学費が免除されてるくらい優秀なの」
「すごーい」
「美人で頭がいいなんて」
「非の打ち所かないです」
顔を手で隠すココアとチノ。褒められ照れるシャロ
「おまけにお嬢様なんてーまぶしいー」
棒読みで言う千夜その姿になんともいえない顔をするシャロ
「…………………………千夜……違う」
「え?違うって何が?」
「………………シャロは…………お嬢様……関係なく…………可愛いし…………美人……だよ?」
「そ、そうね私が間違ってたわ」かぁ~
「今日はじめての天然攻撃が入りましたね。」
「相変わらず切れ味すごいね!」
「う~シノンのばかぁ~」かぁ~
今回もシノンの天然攻撃をくらう四人だった。
「じゃあココアちゃん今日はよろくしね」
「え?千夜が教えてあげるんじゃないの?」
「ちがうちがう、私が教えてもらうの」
「私数学と物理が得意なんだー」
「うそでしょー!?」
ココアの意外な所にビックリする。
「それならココアがチノちゃんに教えてあげれば良かったんじゃない?」
「う~ん私総合順位でみたら平均くらいだし」
「そんなに足を引っ張っている教科があるの?」
「これ」
そういってココアが出したのは文系のテストだった。その点数はお世辞にもいい点数とはいえない数字だった。
「本はいっぱい読むんだけど……」
「文系が絶望的!」
「そもそもココアさんは教え方がアレなので頼りになりません」
「アレ!?」
「そうなの?わかりやすいのに」
「千夜さんはきっと波長が合うんですね」
「仲良しだもんね~」
「ね~」
そう言いながら手を重ね合う二人。ふと気になりシノンに質問するシャロ
「シノンはどれくらい勉強できるの?」
「……………………?…………普通」
「「いや、シノンは普通じゃないよ!(わよ)」」
机にのりだしツッコム、ココアと千夜。それにびっくりするチノとシャロ
「「え!?」」
「シノン総合順位一位じゃない」
「テスト100点だし」
「す、すごいわねシノン」
「さすがシノンさんです。」
「ならシノンが教えてあげれば?」
「………………教えるの…………苦手」
「あ~なるほど」
「………………本当に…………わからない……あったら…………教える」
「うん!よろしくねシノン!」
「………………」コクッ
「この問題はさっきの答えをここに当てはめて……」
「すごく分かりやすいです!」
「うれしいっチノちゃんみたいな妹がいたら毎日だって教えるのに」
「私もシャロさんみたいな姉が欲しがったです」
「私いらない子だぁぁ」
チノの言葉にショックを受け机にふさぎこむココア
「図書館では静かに」
「………………よしよし」なでなで
「う~シノン~」
「…………ココア姉…………必要」
「シノン~」ぎゅー
ココアは涙目でシノンに抱きつく。
「………………よしよし」なでなで
「ここが公共の場所って認識はないのかしら」はぁ
「ないと思いますよシャロさん」
「たぶん、二人には普通のことなんだと思うわ」
「チノちゃんは将来私達の学校とシャロちゃんの学校」
「どっちに行きたい」
「チノちゃんはセーラー服が似合うよ」
「ブレザーの方が絶対可愛いわよ」
「私は袴姿がいいと思うの」
「いつの時代?」
「…………チノは…………いつも………………可愛い」
「・・・」かぁ~
「そ、そう言うことでもないと思うんだけど」
「チノちゃんが真っ赤だぁ~」
「シノンくんはいつもそう思ってるのかしらね」
「…………?…………みんなに…………おもってるよ?」
「「「「不意打ちはやめて!(ください)」」」」かぁー!!
「………………?」
~すこし落ち着いて(シノン以外の四人が)
「将来かー私はパン屋さんか弁護士になりたいなー」
「そ そう……」
「こんな感じ」
ココアの妄想ではスーツを着て六法全書を持っていてイスに座っている。
(私ココア街の国際弁護士)
「なんかおかしい!」
「あちょっと間違えたやり直し」
頭身を大きくし大人の女性になったココアが同じくイスに座り六法全書を、持っている
(私ココア街の国際弁護士)
「頭身じゃなくて!」
「…………ココア姉…………頑張って」
「うん!頑張るよ!」
「私は自分の力で甘兎をもっと繁盛させるのが夢♪」
(とりあえず今の貧乏生活から脱却したい……)
「私も……家の仕事を継いで立派なバリスタにないたいです」
「チノちゃんならなれるわよ」
「バリスタもかっこいいねー決めた!」
「街の国際バリスタ弁護士になるよ!」
「街の国際から離れてください」
「シノンは何か夢あるの?」
「………………夢……なのかな」
「そういえば私もシノンの将来の夢は聞いたことなかったな」
「ココアさんもなかったんですか」
「ぜひ聞かせてほしいわ」
「………………自分の…………」
「自分の?」
「…………………子供と…………お嫁さんを………………幸せに…………したい」
少し照れながらそう呟くシノン
それを聞いた四人は少し照れる。
「シノン…」
「シノン君いい夢だと思うわ」
「うん、シノンなら絶対出きると思うわよ……本当に」
「私もそう思います。」
「………………ありがとう」
微笑みながらお礼を言うシノンにさらに照れる四人だった。
「私達チノちゃんの本探してくるね」
「いってらっしゃい」
「………………行ってらっしゃい」
「シノン君は行かなくてよかったの?」
「…………ココア姉…………姉らしく…………したそう………………だったから」
そう本を読みながら答えるシノン
「本当にシノンの方がお兄さんぽいわよね」
「はぁ、私が千夜達と同じ学校だったらどうなってたんだろ」ボソッ
そうシャロが呟いた。
「今の学校後悔してるの?」
「せめてリゼ先輩と同じ学校だったら」
(ほんとにしてた)
「んー正直窮屈よね。学費免除が理由でエリート学校に入れても。私だったら周りがお嬢様だらけで気を遣って疲れちゃう」
「でも待って……もしシャロちゃんが私達と同じ学校だったら……私とココアちゃんが違うクラスになっちゃってたかも!それは困るわー!」
「ぐさっ!」
ショックを受けるシャロ
「なんて冗談♪」
「いっ、いい加減からかうのやめてよ!」
「シャロちゃんだってほんとは分かってるんでしょ?学校以外だってこうして会えるんだもの。私達大人になってもずっと一緒」
「……ん」ガタッ
それまでずっと黙っていたシノンが口を開いた。そして、立ち上がるとシャロの近くまで行き
「……………………そうだよ」
「シノン……」
「…………………………ずっと…………一緒」なでなで
「・・・ん」
シノンのなでなでを受け入れるシャロ
「………………」スッ
シノンはシャロの頬に手を添えた
「え!?シ、シノン!?」
「……………………」
そのまま顔を…………
近づけず手を頭の後ろに持っていき
「……………………ぎゅっ」
「!?」
「!!」
シノンはシャロを抱きしめた。
「…………大丈夫…………一人じゃないよ」
「シ、シノン!!あ、あの も、もう大丈夫だからそのあ、ありがとう!?」
「シノン君!!もうやめてこれ以上はシャロちゃんが!」
「………………?…………なんで…………真っ赤?」
「きゅう~」かぁ~~
「シ、シャロちゃん!しっかり」
「………………?」
最後までわからなかったシノンだった。
~ココアとチノ
「本が多くて探すのが大変そうです」
「うーん……さっきチノちゃんが言ってた内容を思い出すと……」
「!本のタイトル分かったかも」
「ほ、本当ですか!?」
「今まで気付かなかったけど私たち本の趣味合うのかもしれないねっ」
そう言いながら手を差し出すココア。その手に照れながらも掴むチノ
「……」
はしごを登り少し上の棚にある本を取るココア
「あったよ!」
「やりましたね」
「えへへーちょっとは頼りになるお姉ちゃんになれたかな?」
少し照れながら頬を赤らめながら本を渡す。
「ココアさん……」
「よかったねー」
そういって渡した本の題名は「罪と罰」
「これしゃない!」
これが無口な少年と図書館での話
読んていただきありがとうございました!
次回も気長に待ってくれれば幸いです。