さらにコーナー、アンケートとやって……………チョロすぎる自分
ん、んまぁ、それは置いといて!今回も暖かい眼でご覧ください。!
ある日~
ココアはパンを焼いてチノとリゼに試食して貰おうとしていた。
「2人ともー今日もパンの試食してくれないかな」
「今日はちょっと……」
「私もパスです」
しかし2人は申し訳なさそうにそれを断った。
「えぇっいつもしてくれたのに!」
「食べたい気分じゃないんです(だ)」
「私にはもう飽きたのね!」
「変な言い方するな」
「う~シノン~」
「…………………………ん」
ココアはシノンの方を向きながら涙目で訴えてくる。
それに対してシノンはちょっと頷くとパンを受け取り食べていく。
「どう?」
「…………………20…………30…………美味しいよ」
「数字!?」
「コ、ココアさん…シノンさんはなんと?」
「えっとね〝砂糖があと20gいれて良いと思うよ。あと30分ぐらい発酵させてもいいかもね。だけど美味しいよ〟だって」
「細かいな!?」
「さすがシノンさんですね」
「ありがとうねシノン」
「…………………………うん」
余ったパンはラビットハウスの限定メニューとして販売しました。
ココア達の学校の休憩時間にてココアは千夜とシノンにパンの試食して貰いながら相談していた。
「最近2人とも味見してくれないんだよね……」
「こんな美味しいのに変ね」
「………………うん………………美味しいよ」
「きっと他のパンに浮気してるんだよ」
「そんな……マンネリ化した彼女みたいなこと言わなくても」
「味のマンネリなら新しい境地を開拓するべきよ!」
「でもどうすれば……」
「豆板醤パンは?シャロちゃんはダイエットに豆板醤団子よく食べたもの」
「そんなの作ってたの!?」
「………………………………辛いの」
「シノン君?」
「えっとね〝正しいかはわからないけど辛いものはダイエットにはあまり効果がないと思うよ?基礎代謝が上がったりはするかもだけど……辛いものは食べて痩せるのは体の水分が汗で減るだけだから水分補給したら戻るよ?〟だって」
「シノン君はどこでそういうの、知るの?」
「…………………………本」
「シノンは物知りだねぇ~」
「そんなレベルじゃないと思うけど」
「!もしかして2人ともダイエットしてるんじゃ!?」
「チノちゃんは太るの気にする年でもないけどリゼちゃんはどうかしら?」
「リゼちゃんのあのプロポーションを保つのは難しいと思うよ。きっと?陰で努力を……!」
ココアは千夜の方を見る。運動嫌いで一部(どこかとは言わないが)ふくよかで 現在進行系で間食している。
「?」
「努力しなくてもスタイル保つ秘訣ってなんですかっ!」
「もぐもぐ?」
ココアの質問に首をかしげる千夜
「シノンもそう思う……!」
ココアはシノンの方をみる。運動よりも部屋で本を読むことが多い。間食・ココアやチノの残した物を食べたりしている。自分よりも痩せているんではないかと思うほどの体型
「シノンー!?痩せるためになにかやってるんでしょー!!?教えてー!!」
シノンの肩を掴んでぐわんぐわんと揺らすココア
「………………??」
何のことかわからず首をかしげるシノン
そんな2人を微笑ましく見る千夜だった。
(シャロちゃんにも相談してみよう)
「こんにちはー」
「…………………………こんにちは」
~説明中
「毎日菓子パンは飽きるわよ」
「リゼちゃん最近イライラしてるしやっぱ豆板醤パンしかないのかな」
「…………………………やめといた………………方がいい」
「ん~、シャロちゃんからもそんなの食べても痩せないって言ってあげてよ」
「それ 私にも言い聞かせてるの?」
「……………………シャロ………………大丈夫…………可愛いよ?」
「え、あ、ありがとう」かぁ~
シノンの言葉に顔を真っ赤にするシャロ
(やっぱり慣れない!)
そう心の中で思うシャロだった。
シャロはリゼがイライラしてると聞いてこういわれると思った。それにフォローするシノンだった。
「第一お前は胸がない分軽いからいいよなって言われるに決まってるわよ」
「そこまでイライラしてないと思うよ」
「…………リゼは…………そんなこと…………言わないよ」
「じゃあチノちゃんは……」
「もしかして……虫歯かもしれないわよ」
「………………………………虫歯?」
「甘いパンは歯に染みるし昔は歯医者が怖かったもの我慢してるのかも」
「そっか……チノちゃん我慢する子だもんね。一緒に暮らしてても言ってくれてないこときっとたくさんある……お母さんがいないのま歯が痛いのも我慢して」うぅ……っ
「………………?」
「シノン?」
「………………………………俺…………?」
「えー!?〝チノちゃん、俺に結構相談してくるよ?〟だってー!!いいなぁー!シノンずるいよー!」
「歯医者が怖いだけでどうしてこんなことに?」
「…………………………………………わからない」
それから何日間後~
「今日は甘くなくて低カロリーなパン作ったよ!美味しそうでしょう」
そう言ってパンを出してくるココア。
それに対して何とも言えない顔になってるチノとリゼ
「「………………」」
「出来立てほかほかのパンだよ!お腹が空く匂いでしょ」
「「……………………!!」」
ぐきゅるるるるる
2人はそのまま我慢しているような苦渋な顔をするチノとリゼ。
「2人とも正直になってよー!その顔やめてよー!」
「……………………我慢…………よくないよ?」
「そうだよー!!よし!チノちゃん口開けて!」
「なっなんでですか」
「虫歯検査だよ」
「みっ見てもわからないですよ」
あ~と口を開けるチノの口の中をじーーーっと見るココア
「チノちゃんの歯がちょこんとしててかわいいねー」
「あれっ虫歯は!?」
目的がずれるココアだった。そうするとココアはシノンの方を向き手招きする。
「………………………………ん?」
「シノンも見てあげてよー」
「え!?」
「…………………………ん」
シノンはチノの方に行きそっと頬に手を添えて口を開けて貰おうとする。
「……………………………………あ~」
「あ、あ~」
チノもゆっくりと口を開ける。そしてそれをじっと見るシノン。しいさ10秒……30秒…………1分時間がゆっくりと過ぎていく。顔を真っ赤にしながら耐えるチノ
「………………………………」じっ~~~
「………………」かぁ~
「……………………うん………………大丈夫……………………綺麗な歯だよ」
「あ、ありがとうございます。」
「私あれされたら耐えられる自信ないな」
ちょっと離れた所でそう思うリゼだった。
ココアはシノンの作ったショートケーキを持ってきてチノに渡した。
「じゃあこのケーキを待ったまま口を開けてて」
「こうですか?」
「うんそのままー」
ケーキに向かって口を開けるチノしかし目の前にケーキがあるのでだんだんと空腹になっていき苦しくなっていく。
ぐ~~
「こうすれば虫歯菌がケーキの方に移るって聞いたことあるの」
「素晴らしい迷信ですね。いっそのことココアさんに移したいですよ」
「えー!?」
「このケーキは冷蔵庫に入れておきますよ」
「…………………………食べて………………いいよ」
「え、でも………………」
「…………大丈夫………………………低Kcal………………だから」なでなで
「あ、ありがとうございます。」
まるですべてわかってるかのような微笑みで頭を撫でるシノン。それにお礼をして恥ずかしがりながらケーキを食べるチノだった。
「………………ゴクリ」じ~っ
リゼはそんなチノちゃんが食べてるケーキをじっと見つめた。
「リゼちゃんケーキ食べたくなっちゃった?」
「別にっ」
そう言いながらもコーヒーをこぼしてるリゼだった。
そして、お客様にケーキをだすリゼ。しかし、そのケーキを凝視するリゼ。
「お待たせしました」コト
「………………ゴクリ」じ~
「・・・」
少し困った顔をするお客さん。
「お客さんが食べにくいでしょー!」
リゼの腕を引っ張って奥に連れていくココア
じー……
ココアが痺れを切らして2人に怒る。
しかし、ティッピーは間にだされショックを受けていた。
「チノちゃん!歯医者はちゃんと行かなきゃダメだよ!ティッピーみたいに歯がなくなっちゃうよ!」
「ティッピーはお年寄りですが歯はまだあります。」
「リゼちゃん!自分が十分痩せてる事をわかってないみたいだねティッピーを見すぎて自分も太ってるって勘違いしちゃったの!?」
「ティッピーは太ってません毛が豊富なだけです。」
「それともシノンの綺麗な歯に嫉妬しちゃったの!?それともシノンのよりも痩せてると思っちゃったの!?」
「………………………………ん?」
「シノン(さん)?」
「………………………………?」
ココアに言われてシノンの、方を見る2人。
毎食歯を磨いて、綺麗な歯。歯並びがいい。自分よりも痩せているんではないかと思うほどの体型。
「「………………くっ!」」
「気持ちはわかるよ2人とも」
「…………………………………………??」
自分を見ながら苦渋の顔をする2人に対してよくわからず首をかしげるシノンだった。
そんなことをしてるとシャロを入ってきた。
「リゼ先輩!」
「あれシャロちゃんバイト終わったの?」
「先輩の体が心配で……これっバイト中に作った低カロリーお菓子です!無茶なダイエットはやめてちゃんと食べ……」
「…………」ゴゴゴゴゴ
シャロから渡されたクッキーを見てやはり苦渋の顔をするリゼ。それを見て勘違いしてシャロは叫びながら外に飛び出そうとした。
「貧乳ぽっちゃりは去りますー!」
「なんだそれ!?ちょ、まっ!」
シャロを制止させようとするリゼとチノ。
しかし、チノは少し悲しそうにした。
「待ってください!シャロさんは太ってないです!私の方が……私の方が……!」
「わっわかった食べるから!だから泣くな!」
「リゼちゃん男前ー!」
「〰️〰️~っ」
シャロから貰ったクッキーを食べ急に頬を支えながらガクッと落ちるリゼ。しかし、シャロは止まらずたまたま前にいたシノンにぶつかる。
「うわー!あぷっ」
「…………………………大丈夫?」
たまたま前にいたシノンに当たるシャロ
「ご、ごめんシノン」
「…………………………シャロ………………可愛いよ」なでなで
シノンは左手で軽く抱きしめ右手でゆっくりと撫でる。
「あ、ありがとう」かぁ~
「私あれやられたら沈没する、自信あるな」
「同感です。」
「うんうん。」
頬を支えながら話すそれに同感するココアとチノ。
~説明中
「じゃあリゼちゃんが虫歯で悩んでて、チノちゃんが体型を気にしてたの?」
「……………………逆…………だったね」
そう2人が思ってたことは逆だったのだ。リゼを心配そうな顔で声をかけるシャロ。
「治療が遅れると大変なことになりますよ」
「行くことは毎日考えてる!しかし、銃撃戦の音はよくても歯医者のあの音だけはダメなんだ!」
「リゼちゃんが吹っ切れた!」
「後輩として何としても連れて行きます!」
急に強気になるシャロ。しかし中々覚悟を決めれない
「し、しかしやっぱりあの音だけは……」
「…………………………ムッ」
「シ、シノン?」
シノンは少し頬を膨らませながらリゼの方に歩いていき
「…………………………」ペシペシ
「い、痛い!そんなに痛くないけど地味に痛い!!」
リゼの頭をペシペシするシノン
「………………ちゃんと………………行かないと…………………………ダメ」
「わ、わかった!行くから!」
「…………ん…………ならよし♪」
「あ、ありがとう」
そう言うとシノンはゆっくりと頭を撫で始める。
「あれこそが飴と鞭ね」
「使いこなしてます。」
「さすがシノンだね!」
「チノちゃんは全然太ってないよ!どうして言ってくれなかったの?」
「だって……ココアさんはバカにするじゃないですか。私がダイエットなんてまだ早いって言うに決まってます。よく私に抱きついてふわふわふかふかって言いますし」
「それで太ったと勘違いしたのか」
「あれはそういう意味じゃ……私のせいだー!!」
「あぁそうだな」
自分のせいで勘違いしたと思ったココアは項垂れる。
「………………大丈夫だよ?」
「シ、シノンさん」
「…………成長期……無理な……ダイエット………………よくないよ?」
「でも……」
「…………チノちゃんは………………そのままで………………可愛いよ」
「あ、ありがとうございます」かぁ~
そんな2人のやり取りを微笑ましく見るココアとリゼだった。
その日の夜チノの部屋でココアとチノとシノンは揺ったりとしていた。ふっと思ったチノはココアに質問する。
「ところでココアさん……一人でパンの試食してましたが自分の体重測って見ましたか?」
「私太りにくい体質だったみたい」
「甘い菓子パンばかり食べてたら虫歯になりますよ」
「私虫歯にならない体質みたい」
ココアの答えに怒ったチノは枕をもって頬を膨らませ今にも襲うとしていた。
「チノちゃん!落ち着いて!」
「む~~!そういえばシノンさんも痩せてるよね」
「………………少し…………運動…………してるよ」
「そうなんですか?」
「私も初耳だよー!」
「どんなことをしてるんです?」
眼を輝かせながら見てくる。
シノンはう~んと少し唸ったあと少しはにかみ笑いをしながらこう言った。
「………………………………内緒♪」
「「ん゛っ!!!」」
何故か胸を押さえながら悶える2人だった。
これが無口な少年と皆が勘違いをしていたそんな日だった。
読んで頂きありがとうございました!
また、アンケートも作成したのでよろしければ参加して頂けると幸いです。
なお、シノンの答えは次の投稿時に出したいと思っております。
では、次回も気長にお待ちください。