前回のシノンの言った言葉は!!ココアに答えをどうぞ!
「はーい!〝最近コロナで大変だけど気をつけて皆で頑張って行きましょう!〟だって!」
どうだったでしょうか?楽しんで頂けたでしょうか?
では、本編をどうぞ
ある日のラビットハウスにてチノはいかにも怒ってますという感じだった。頬を膨らませていた。
「……」ぷくつーん
「今日のチノ機嫌悪くないか?」
「へ?そうかな?」
「………………確かに…………いつもより…………不機嫌」
「ん~?」
思い出すココア。
~回想中
ココアがチノに抱きつく。
「もふもふー」
「やめてください。ココアさん。」
ココアの近くを通る。
「ちょっと邪魔ですココアさん。」
~回想終了
「チノちゃんはいつも私につんつんだよ」
「いつもそんなあしらわれ方してんの?」
「…………それでも……いつもと………………違う」
「チノに聞いてみるか」
「………………」コクッコクッ
シノンとリゼはチノに聞いてみることに
「何かあったのか?」
「……………………?」
「昨日……」
~事情説明中~
「ちょっと御手洗いに…」
「行ってらっしゃい~」
~しばらくして
「ただいまです。ん?」
「御手洗いから帰ってきたら机の上に毎日少しずつやるのが楽しみだったパスルが……ほぼ完成状態に! しかも1ピース足りなかったんです。」
「それは、へこむな。シノンは止めなかったのか?」
「…………その…………時間…………寝てたから。」
ココアに説明後
「……だと余計なことしたな」
「………………」コクッ
「えー!?チノちゃん喜ぶと思ったのにー」
「………………楽しみ……方は…………人……それぞれ」
「シノンのいう通りだなチノはゆっくりと完成させていくタイプらしいしな」
「で、でもパズルのピースは最初からなかったよ?」
「無くしたのがココアのせいと思ってないだろうけど。楽しみが取られてショックだろうな」
「わたし……わたし……お姉ちゃん失格だあああ」
「先に謝っとけよ!」
「………………行っちゃった」
「まったくココアは」
少し呆れた顔になる2人。
~夕方
「ココアが帰ってこない」
「……………………遅すぎる」
「心配しなくてもすぐ戻ってきますよ」
「悪気はなかったんだから許してやったらどうだ?」
「こんな事で怒ったままでいたくないですけど……」
「…………………………変えにくい?」
「はい、あんな態度をとってしまった以上普通に話しかけるのが恥ずかしくって……」
(ココアは態度の変化に気づいてなかったけどな)
「………………ココア姉…………そこまで…………察しよく……ないよ」
「さらっとひどいなぁ!?」
バン
その時勢いよく扉が開く。そこには涙眼のココアが箱を持って叫んでた。
「チノちゃんっ新しいパズル買ってきたから許して!」
「8000ピース!?」
「………………多い」
呆れ顔でため息をつくシノン。
~夜~チノのお部屋
チノの部屋にはシノン、チノ、ココア、リゼの4人と先程来たシャロと千夜がいた。
「協力して欲しいことがあるって聞いたけど……」
「手伝ってー」
「始めたはいいんですか片付かないんです。」
「パズルやる事になるなんて、一回崩してしまっちゃえば?」
「そんなぁもったい無い」
「それに今リゼちゃんの集中力遮る事なんて出来ないよ」
(楽しい‥)もくもく
「た、確かに…」
「よし、シノンのおねだりだよ!」
シノンの方を向きながら言うココア
「…………?………………うん」
シノンはシャロと千夜の方を向き、胸のところで手を合わせて首を傾げて
「……………………お願い」
「「んん゛っ」」
胸を押さえて苦しくなるシャロと千夜
「よし、破壊力十分だね」
「くらいたくないな」
「同感です。」
こうしてシャロと千夜も加わり6人でやることに
「ジグソーパズルなんて久しぶり」
「端っこから作ってくのが楽なんだよね」
「…………………………」コクコク
「チノちゃんが作った所と合体」
「合いしょうですね」
そう言いながらお互いが作ったパズルを組み合わせて1つとするシャロとチノ。
「こっちもリゼちゃんのと合体だよ!」
「あぁ」
ココアとリゼもお互いのパズルを組み合わせる。
「えっとえっと」1ピースも合わせられてない
まだ皆と合わせられていない千夜は焦り始める。
「シャロちゃん、皆と合わせられない役立たずがここにいてもいいのかしら」
「急にネガティブになりだした……めんどくさい」
「……………………千夜」チョンチョン
千夜の肩を突っつくシノン。
「シノン君?」
「………………これ」
シノンは作っていたパズルを千夜が作ってたパズルと合わせた。
「わ~!ありがとう!シノン君!」
「んっ」なでなで
「フフフッ」
シノンに撫でられてつい頬が緩む千夜だった。
「シノン準備してたのか」
「千夜が作ってたのをみて合わせたのね」
パズルを作っていった時シャロとリゼが同じところにピースを置こうとした。
「「…………!」」コッン
「せ、先輩からお先にどうぞ」
「いや、シャロの方が合ってるっぽいし」
「そっそんなこと無いです」
「だってはら形が……」
そんなやり取りをしていると千夜が2人の間からピースを置いた。つい無言になるシャロとリゼ
「あ はまったー」
「「…………」」
千夜がふっと気がついた顔をするがなんでもないと答える。それを見ていたシノン
「あ……」
「どうしたのよ」
「ううん、なんでもないわ」
「…………………………」
パズルは進み1時間が経過していた。みんな、集中力が切れてぐったりしていた。シャロはそう思っているとリゼがハートマークを作っていた。
(みんな集中力がなくなって、来てる)
「ハートマークが出来たぞー」
「リゼ先輩疲れてるなら休憩してください……」
その時チノはふっとココアの方を見た。ピースを見つめて動かないココア。申し訳なくなりそっと声をかけるチノ
(あ、ココアさんさっきからピース見つめながら動かない……)
「その……責任取ろうと無理しないでください。」
「私もう怒ってな…………寝てる!?」
「……チノちゃん…………気にしなくて…………いいよ」
少し呆れ顔で言うシノン
「…………皆腹」
「腹?も、もしかして私たちのお腹が!?」
シノンの言葉に咄嗟にお腹を隠すリゼ。
「ううん、違うらしいよシノンはね」
首を少し横に振り答えるココア
「〝皆、小腹が空いて来る時間だしホットケーキとコーヒーでもいれてくるよ〟だって」
「なんだ、そう言うことならお願いするよシノン」
「あ、私も手伝うよ!」
「!わ、私も手伝います」
シノンの後についていこうとする、ココアそれを見てチノも立ち上がり後を追うように部屋を出る。そんな様子を見て2人が仲直りしたことを思うリゼ。
「あの2人自然に仲直りしたみたいだな」
「え?喧嘩してたんですか?」
「だっていつも以上にチノの口数少なかっただろ?」
「「………」」
「いつもあんな感じじゃないの(んですか)?」
(こいつらが鈍感なのか私が勘繰り過ぎなのかわからなくなってくる………)
自分の違いによりなんとも言えない顔になるリゼだった
キッチンにて
ココアはホットケーキを焼いておりチノは近くで見守っている。シノンは少し離れた所でコーヒーと紅茶をいれてた。
「私ねー最近ホットケーキ宙に浮かして返せるようになったんだよ!みててねいっくよー」
そう言いながら勢いよくホットケーキをフライパンを上げて空高く…………
「………………!!」
シノンは咄嗟にチノを自分の方に抱き寄せた。
そして、落ちてきたホットケーキを手の甲で受け止め、そのまま横へと流した。ホットケーキは勢いよく地面に落ちた。
「………………ッ」
「シ、シノンさん!?」
少し熱そうにするシノンを心配するチノ
「シノン!大丈夫!?」
ココアも心配そうに駆け寄る。
「……………………んっ」
「!?、ご、ごめん…………シノン」
シノンの手の甲を見ると少し赤くなっており、ココアが凄く申し訳そうに声をかける。
「………………大丈夫だよ………次から………気を付けてね」
そう言いなから火傷した反対の手でココアの頭を撫でるシノン
「うん……」
「シノンさん」
(痛いはずなのにココアさんを責めないで、それどころか優しく声をかけるなんて私と違って……すごい)
自分がパズルで怒っていたことに対してシノンは少し火傷したが怒らなかったことに自分との器の違いを知るチノだった。
シノンが氷と水で手を冷やしてる間にチノがホットケーキを作る。
(う~チノちゃんに良いところを見せようと思ったのに全然駄目だった、それにシノンにも迷惑かけて……こうなったらお詫びするしか)
「そろそろ全部焼けるので先に運ん…」
チノがココアの方を向くとテーブルに顔を伏せて死して償います。と書いてあった。
「シ、シノンさん!!大変です!ココアさんがケチャップで死んでます!」
近くで冷やしているシノンに助けを求めるチノ
「……………………?」
シノンはココアの方を行くと頭をペシペシする
「………………」ペシペシ
「う、わ、わかったよシノン」
先程のこともありすぐに起き上がるココア
「………………めっ!」
少し頬を膨らませ人差し指を出して怒るシノン
「うっ、だってもう嫌われたと思って……」
「…………ココア姉を…………嫌いになることは………………一生ないよ」
「シノン~」
「ココアさんここにも汚れが」
そう言いながらタオルで頬を拭くチノ。
「う~ごめんねチノちゃん」
「私も素っ気ない態度を取ってしまいました…」
「でもね‥…なんだか初めて姉妹ケンカっぽいこと出来てちょっと嬉しかったかも」
少し笑うココアに照れるチノ。
「そういえば…兎も気を引きたくて死んだフリをするんだよ」
「ココアさんは兎というより笑顔が…ウーパールーパー?」
「ウーパールーパーか~複雑」
「…………ウーパールーパー…………可愛いよ?」
「えへへそうかなぁ」
「そういうことではないような」
ガチャ
「………………出来た…………みんな…………来て」
チノの部屋に来たシノンが皆をリビングに呼ぶ。
「ここじゃ駄目なのか?」
「…………洗い物…………楽…………部屋…………汚れないから」
「えっとつまり、〝リビングで食べた方が洗い物が楽だし、部屋も汚れないから〟てこと?」
シノンの言ったことを考察したシャロが言う。
「……………………」コクッコクッ
「ふふっ、シャロちゃんもシノン君の言ってることわかるようになったのね」
「お~すごいなシャロ」
「い、いえそんなこと」
「………………」ニコッ
「………………」かぁ~
笑いかけるシノンに顔をそらしてしまうシャロだった。
その2人を微笑ましく見る千夜とリゼだった。
~リビング
「ん~美味しいなぁ」
「温かいホットケーキに冷たいバニラアイスが合間って美味しいです」
「家でもだしょうかしら」
「あんた家って和菓子でしょ」
「シノンの作ったのは絶品だねぇ~」
「そういえばシノンは?」
「なんか、自分の部屋でやることがあるんだって」
「宿題とかですかね」
「ん~シノンならあり得るかもな」
「シノン君も一緒に食べたらよかったのに」
「お礼も言いたかったな、私のためにわざわざ紅茶を入れてくれたし」
「食べ終わったら言いに行こうよ」
「「「「賛成(です。)」」」」
~食べ終わって
「御馳走様でした」
「美味しかった~」
「そうね、紅茶も美味しかったし」
「そういえば少し前から気になっていたんだが、あのパズル下に何も敷いてないのにどうやって移動させるんだ?」
「「「「!!」」」」
リゼの一言に黙り込む4人
「何も考えてなかったのか!?」
千夜が顔を青ざめて話し出す。
「私……気付いてたのにこの空気になるのが怖くて言えなかった…もっと早く言ってれば……私のせいで……っ」
「余計重くなるから自分を責めるのはやめなさい」
「と、とにかく今からでも移動させれば何とか行けるかもしれません。」
「チノちゃんの言う通りだよ!諦めちゃ駄目だよ!」
「そうね、すぐに洗い物を済ませていきましょう!」
「だな!」
「えぇ!」
5人は気持ちを切り替えてすぐに洗い物を済ませて部屋へと向かう
ガチャ
「よーし!頑張るぞー!」
ココアが気合いを入れ直してパズルに向かう。しかしそこには地べたでやっていたパズルはなかった。
その代わり板のボートが敷いてあった。
「これって……」
その時後ろから声をかけられる
「…………………………どうしたの?」
「シノン!」
「これ、も、もしかしてシノンが!?」
5人はシノンに勢いよく問いかける。
「……………………妖精…………じゃない?」
「「「「「妖精?」」」」」
「…………うん、………………妖精」ニコッ
「よ、妖精がやってくれたのか?」
「…………きっと……そう…………お風呂……行ってくるね」
シノンはそう言いながら部屋を出ていった。
「本当に妖精さんが!?」
「き、きっとそうだよ!」
チノとココアはあわあわと驚いてる。
「いや、2人に申し訳ないが間違いなくシノンの仕業だな」
「そうですね。きっと私たちが食べてる間に直してくれたんでしょうね」
「だけど私達に言うとあれだからあんな嘘を?」
「だろうな。それに最後は少し慌てる様に部屋を出たのは気のせいではないだろう」
「ですね」
「さりげなく嬉しいことするのよねシノン君って」
「シノンさん」キラキラ
「やっぱり自慢の弟だね!」
その後お風呂が出たシノンと交換ずつお風呂に入っていき。最後は皆でパズルを続けた。
「これって知恵の輪?難しいねぇ」
「昔おじいちゃんが作ってくれたんです」
「チノってパズルゲーム好きなんだな」
「難しくて何度挑戦しても解けなかったんですが………」
「いつか自分の力で解いておじいちゃんをあっと言わせて見せます。」
「しかし、最初やってたパズルのピースは何処に行ったんだ?」
「こういうのって忘れた頃に見つかりますよね。」
「シャロちゃんは学校にランドセルを忘れたまま帰ってきた事があったわ明日学校いけなーいって言ってたわ」
「リッリゼ先輩の前で昔の話はやめてよ!」かぁ~
顔を真っ赤にしてベットを叩くシャロその反動で落ちるティッピー
「……………………んっ」
シノンは咄嗟に後ろを振り返りティッピーをキャッチする。
「シノンさんありがとうございます。」
「……………………」フルフル
静かに首を横に振り大丈夫と伝えるシノン。
「………………ん?」
ベットの近くを見るシノン。そこには1ピース落ちていた。
「これって……」
「無くしたピース」
「ティッピーの体に埋まってたのか」
「見つかって良かったね」
「はい!」
「良かった~これで完成だね~」カチャカチャ
ココアが知恵の輪をいじってると輪が外れてしまった。それを見ていたリゼとシャロはなんとも言えない顔をしており千夜はフフッと笑っている。チノは頬を膨らませ怒っていた。ココアはから笑いをしている。
「あっ」カチャ
「「あ~」」
「まぁ!」
「は、ハハハ」
「む~ココアさん!」
「はい、お姉ちゃんって」
「呼びません!」
「…………………………ハァ」
シノンは一息ついてココアの持っていた知恵の輪を受け取り皆に見えないようにカチャカチャと動かしていく。
「シノンさん?」
「…………………………んっ」
シノンは知恵の輪をチノに渡す。
「これって」
渡された知恵の輪は外れる前の状態に戻っていた。
「も、戻ってる!?」
「ど、どうやったんですか!シノンさん!?」
「……………………それを…………解くのが……………チノの………役目だよ」なでなで
「はいっ!」
微笑みながらチノの頭を撫でるシノン。その様子を微笑ましく見る4人だった。
~数日後のバータイム。
タカヒロとティッピーが話していた。絵が変わってることに驚くティッピー
「なんじゃこれりゃー!?わしの絵が」
「新しいのにしといた」
「なんじゃと」
「よく見ろよ親父この6匹誰かに似ているだろ?」
「何?…………まぁこれはこれで悪くない。それによく見ると真ん中のはわしに似ておるしのぉ」
そこには色鮮やかな6匹の兎がいた。
真ん中の黒い兎に5匹の兎がくっついてた。
これが無口な少年と姉妹喧嘩を解決した日だった。
読んで頂きありがとうございました!
そして、ご注文はうさぎですか第3期10月放送…………え、ほんとに?
曖昧ですが、確か10月放送だった気がします。良かったら皆さん確認してくださいねぇ~
次回も気長にお待ちください