今回も文章力は皆無なので暖かい眼でご覧ください。
また、後編で一纏めにしょうかと思ったのですが長くなりそうなので区切りました。後編は近々投稿予定です。
前回までのあらすじ~
「ん~シノンー!」
「………大丈夫……………ずっと………一緒…………だから」なでなで
「お主の過去を知っとる」
「………………」殺気
「シノンの水着を予想して当たった人がなでなでしてもらえる!」
「シノンさんの、なでなで」
「あ、あの噂の!?」
「それは、負けられないわね~」
「わ、私もしてほしい」
「よーし!じゃ、すぐに準備して行こう!」
「「「「おー!!」」」」
あらすじ終了~
シノンとティッピーは更衣室から少し離れた所の壁に寄りかかって皆を待っていた。
「遅いのぉ~」
「………………女の子は………準備に………時間…………かかるよ」
「お主は理解があるのぉ」
ティッピーをなでなでしながら待ってると更衣室から5人が出てきた。
「お待たせ~」
「…………………………ん」じっ
出てきた5人を見てシノンは少し微笑みながら言う
「…………皆……似合ってるね」にこっ
「「「「ん゛っ」」」」
「わ~ありがとう!シノン!」
「もう、ご褒美関係ないんではないのか」
「私、 満足です。」
「私も」
「同じく」
「そうだ!シノンの水着は………どんな………の?」
「………………ん?」
シノンに誉められて喜んでいる5人が一斉に見る。
シノンの水着は黒ベースに赤のラインが入ったズボン、外側が緑色ベースに内側が白模様のパーカーそして、紫色のビーサンだった。
「ちょ、ちょっと待ってて!」
ココアはそう言うと5人はシノンから少し離れてヒソヒソ話をし始める。
「こ、これは誰が当たりだ?」
「水着だから、ズボンが正解よ」
「うんうん!シャロちゃんの言う通りだよ!」
「でも、パーカーも水着の一部じゃないかしら?」
「同感です。」
「ビーサンだって水着コーデーの大切な部分だぞ」
「そうだ!全員ご褒美を貰えばいいんだよ!」
「な、何を言ってる!?」
ココアが唐突に言い出した。
「皆の予想が入ってるから皆が当たりということで皆でなでなでして貰おう!」
「ココアちゃん!ナイスアイディア!」
「なのか!?」
「とりあえずシノン君にお願いしてみよう!」
「おー!!」
「「「え~」」」
話が終わり最初にココアがシノンに話しかける。
何を話していたのかわからないシノンの頭には?マークが付いてる。
「えっとねシノン?」
「………………ん?」
「かくかくしかじかなでなでなの!」
「それで伝わるのか?」
「………………なるほど」
「伝わった!?」
「ご、ごめんねシノン、迷惑ならいいからね」
シャロが申し訳そうに言うがシノンはそれを手で制した。そして…………微笑みながら手を出すシノン。
「……このくらいなら…………いいよ?」
「「えー!!?」」
リゼとシャロが驚きココアと千夜は喜び、チノは少し慌ててる。
「…………おいで?」
「わーい!一番乗りー!」
「あ、私も私も」
まず最初に名乗り出たのがココアと千夜だった。
「…………うん…………よしよし」なでなで
「えへへ~ありがとうシノン」
「あ~病み付きになりそう~」
ココアは顔が蕩けていて、千夜は頬を赤らめながら笑ってる。次に出てきたのはリゼとシャロだった。
「つ、次は私達だな」
「よ、よろしく」
「………………ん」なでなで
「お、おぉこれは、なんとも心地いいなぁ」
「あれ?なんか懐かしい感じが……?」
リゼは恥ずかしいが嬉しいそうにしており、シャロは何故か懐かしく感じたのかを不思議そうにしていた。
「最後は私ですね」
ティッピーを抱えながら言うチノ、その様子は恥ずかしそうだった
「………………ん…………おいで?」なでなで
「あ、ありがとうございます。」かぁ~
「…………ティッピー……も」なでなで
「何故じゃ!?」
顔を赤くしながら喜ぶチノに自分まで撫でられるとは思ってなかったティッピーは驚いていた。
5人はとても満足しました(まーる)
そんなこともありながら……6人と1匹は温泉プールにに移動した。シャロ・ココア・シノンは温泉プールに入ってた。ココアのやらかしにため息混じりに言うシノンにお風呂のことで落ち込むシャロだった。
「ふわぁ~気持ちいい。」
「…………ん」
「小さい頃銭湯で泳いで怒られたことを思い出すなぁ~ね?シノン?」
「………あの時………止めた……のに」
「ここは、銭湯じゃないけどシノンも苦労してるのね。そういえばシノンって見た目よりもガッチリしてるのね」
そうシノンの体は意外としっかりしているのだ。マッチョとか腹筋が割れているではないが程よく筋肉は付いている。平均男性と同じぐらいだか気持ち筋肉が付いてるかなという具合である。
シノンの元親父は切るという行為を余りしなかった。
元親父は学校に行かせなかったそこからバレる危険があるからだ。そして、もし、近所に怪しまれても病気だからと言えば済む話だ。しかし、傷があっては不味い。故に残りやすい切り傷をしなかったのだ。
不幸中の幸いとも言うべきかシノンの体は過去の事があれど人に見られても問題はないのだ。
「……………………運動…………してるから」
「そっか……」
「そういえばシャロちゃんは今でも良く銭湯に行くの?」
「たまにね、たまに。こんな大きな所じゃないけど」
シャロが人知れずシノンの体に見惚れているとココアが話しかけてきた。その内容によりシャロは少し落ち込むのである。
「うちのお風呂借りてる話しでもしてるのかしら?ぬるいわこんなのお風呂じゃない!」
「千夜さんは、江戸っ子ですね」
温泉に手を付けて言う千夜。そのあと3人は温泉に入る。リゼと千夜がチノの頭にいるティッピーに話しかけるが高さ的に2人の胸の膨らみがチノの顔付近となる。
「ふぅ~おい毛玉このくらいの温度ならお前も入れるんじゃないのか?」
「あっちにティッピーにぴったりのサイズの桶があったわよ」
「あ 嫌がるなよ温泉嫌いなのか?」
「濡れたら普通の兎になるの?」
「ここのお湯は高血圧や関節痛に効果があるらしいよ」
「成長促進に効果がありますか?」
いつの間にか来たチノはひどく落ち込んでいた。
「………………ふぅ~」
その時だったシノンが濡れた髪に両手でかきあげたのだ。
俗に言うオールバックである。シノンは普段は髪で顔を少し隠しているためわかりづらいがカッコいいのだ。
それこそ、顔を出しながら歩けばナンパは必須であろう。そんなシノンが濡れた髪をオールバックにしたのだ。顔は見えるしなにより濡れた髪がさらに引き立てている。つまりヤバイのだ!!
「「「「「………………」」」」」ぽ~
(シノンのオールバック姿やっぱりカッコいいよ~)
(いつもと違いますがカッコいいです。)
(いつもと雰囲気が違う。でもいいなぁ)
(カッコいいよ~シノン)
(この前ココアちゃんを守って水を被った時も見たけどやっぱりいいわね~)
「………………どうしたの?」
「「「「「な、なんでもないよ」」」」」
5人揃ってそっぽを向く、しかしその顔は真っ赤だったのは言うまでもない。
場所は変わりチノは温泉の端にある台にチェス版を置いてティッピーと対峙していた。
シノン以外には1人で2役やっているように見えていた。
「今日はあまり人がいませんね」
「この温泉の強者共とあいまみえることを楽しみにしていたんじゃがのぉ」
「では、私とさしますか」
「勝負じゃチノ!」
「1人二役やってる」
「レベル高いな」
(本当は2人2役なんだけどな……)
そして、他の皆は少し深いプールで泳ごうとしていた。
「こっちはこっちで泳ぎましょうか」
「あ 私、泳ぐのはちょっと」
「私 深いプールで泳いだことないんだけど」
「「意外!」」
「じゃ、私が教えてあげるよ!見てみて!これがクロールだよー」
「泳ぎ方を覚え直した方がいいわね」
「…………ココア姉…………それは…………背泳ぎだよ」
リゼの意外な出来ないことに見本を見せようとするココアがクロールと言いながら背泳ぎしていた。それに呆れるシノンとシャロだった。
練習の合図をだすココアにシャロが待ったをかける。
「じゃ、これからリゼちゃんが泳げるように特訓を始めます。」
「あ 待って。泳ぐならストレッチした方がいいと思うの」
「…………筋肉……解して…………怪我……防止」
「うん、準備運動は大切だよな」
そう言いながらストレッチを始めるシノンとリゼ。
リゼは開脚して胸を地面に付ける。シノンは両足を付けて自分の方に寄せて膝を地面に付けて体を下げる。股関節の柔軟である。
「柔らか!?」
「シャロちゃん!」
「へ?」
「肉体美の表現なら負けてれないね」
「え……何してる」
ココアがシャロを呼び、シャロの足を膝に付けてピンと伸ばす俗に言う組体操のサボテンである。
「…………もう……危ないよ」
そう言いながらシノンはそっとシャロの脇から抱き抱える。
「ひゃぁ!?」
「…………大丈夫?」
「・・・降ろして!降ろして」
「………………ん」
急に空へと空間へと動いた恐怖から咄嗟にシノンの頭を抱き締める。しかしそれもほんの少しの間の出来事である。シャロは顔を真っ赤にしながら降ろしてと懇願する。シノンはそれを受けてゆっくりと降ろす。
「う~」
「…………?」
「これって私が原因か?」
「わたしのせいかな?」
顔を真っ赤にしながら俯くシャロになんで?という顔のシノンに原因が自分にあるんじゃないのかと思う2人だった。
チノはティッピーとの対戦が終わって一息ついていた。
そこに千夜がやってきた。
チェスに興味を持った千夜はシノンと対戦することになった。そして、いつの間にか賭け事の対象となったココアはビックリしていた。
そんな、ココアとリゼとシャロは引き続き泳ぎの練習をしていた。
シノンは喉が乾いたため飲み物を買いに行っていた。
「いい勝負じゃった」
「はい」
「チノちゃん~私とお手合わせしましょう
チェスってやったことないんだけど将棋とよく似てるんでしょ?」
「いいですよ勝負です」
「せっかくだから何かかけてみない?」
「私が勝ったらティッピーがびしょ濡れになったらどうなるのか見せて貰うのはどう?」
「わかりました。私が勝ったらココアさんにお姉ちゃんと呼んでもらう事にしましょう」
「なんで巻き込まれてるの!?」
「では…………」
こうしてチノと千夜のチェス勝負が始まった。
こっちで勝負が起きている間別の勝負が始まろうとしていた。
ココアが急に言い出す。
「まずは息止め勝負」
((なんでそうなるんだろう))
こうして3人による息止め勝負が開始する。一斉に潜り始める。シャロは、目をギュット瞑り必死に息を止める。リゼがふっとココアの方を見るとまるで死んでいるかのように浮いていた。
(そろそろ苦しい)
(ココアは?)
「ごフッ!?」(死っ‥‥‥!?)
「ゲホッゲホッ」
「私の勝ちだね」
「紛らわしい潜りかたをするな!」
「じゃあ!2回戦!」
「まだやるの!?」
2回戦目の息止め勝負は一味違った。ココアが2人に対してジェスチャーしていたのだ。最初は頭に手を付けて兎の様子を表していた。次に手を人差し指と親指を立てて他の指は曲げて打つ構えをうる。最後にキメ顔をした。それを見て考える2人
(ん?兎のジェスチャー?)
(右?)
(いや、銃か)
(全然わからない)
(ナルシストか?)
「なんだぁー?」
ココアの問いに2人が少し考えていると早めに答えが出る…………しかしその答えは不服だろう。
「正解はリゼちゃんでしたー」
「私はそんなんじゃない!」
一方飲み物を買いに行ったシノンでは…………ナンパされていた。
大学生ぐらいの金髪の長髪と短髪の女性が2人、茶髪の短髪女性が1人。腕や首にアクセサリーがついていて、見た目からしてギャルだった。
「あら~お兄さんカッコいいわね」
「ねぇ、お兄さん?私達と遊ばない?」
「あっちで私達といいことしましょ?」
「…………………………」
三者三葉で聞いてくるギャル達、それに対してシノンはいつもと変わらない顔で黙っていた。
「ねぇ~無視しないでよ~?」
「………………?」
「も~ちょっとお兄さん?」
「…………………………?」
そう言いながらシノンの腕をとる金髪の女性
シノン自身は何やっているんだろう?と不思議そうに女性を見ていた。
呆気にとられていると女性はシノンの腕を自分の肩にまわした。周りから見ればシノンが女性を誑かせているように見えるだろう。
「おいお~い?俺の女になにしてんだ~?」
そこに男性が3人やってきた。
金髪、茶髪、赤髪の短髪の男達は女性達と同じく大学生ぐらいだろうか。ネックレスや指輪、ピアスなど至るところにつけており一目でヤンキーか、もしくは遊び人であることかわかった。
「人の女に手を出すとはいい度胸だなあんちゃん」
「たっく~んこの人が私達をナンパしてきたのよ~?」
「あ゛ぁ?おい覚悟は出来てんだろうなぁ!?」
茶髪の女性が赤髪の男に抱きつく。それを合図にシノンにくっついていた女性ともう1人の女性が男達に抱きつく。
そして、男達は眼をギラつかせながら近づいてくる。1人は睨みながら、1人は拳をコキッコキと鳴らしながら、赤髪の男が茶髪の女性の肩を抱きながらふんぞり反っている。その態度からリーダーはそいつなんだろう。
そうシノンがされているのは、一種のカツアゲである。
女性がナンパをしそれに足を止めさせる。手を掴まさせたり、近くにいて少ししてから男性が来る。直ちに女性が男に寄りナンパされたと言う。その人の性格によるが
ほとんどの人は口がごもるだろう。
その隙に男達が責めて金を取るという作戦である。
「まぁ?俺達は優しいからなこれを出すなら許してやるか」
そう言いながら赤髪の男が親指と人差し指をくっつけてお金のマークをつくる。そして手首を上下に揺らして挑発してくる。
周りの男達と女達はにやにやしながらシノンを見ている。金が入る、狙いどおり等という悪い顔である。
それまで、なんの行動もせず黙っていたシノン。赤髪の男の問いに対してシノンは………………
「…………………………」
変わらずに無反応だった。
これが無口な少年とプール内での出来事だった。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
梅雨が空けて急に暑くなり、コロナも感染者が増えてきているので、皆様も体調のほど気を付けてこの小説が一時の癒しになりますように
次回も気長にお待ちください。