ご注文は無口な少年ですか?   作:獅子龍

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投稿がかなり遅れてしまい申し訳ございません
今回もあたたかい眼でご覧ください。
お願いいたします。


2関羽 無口な少年がヤンキー?

俺の名前はシノン。

 

んまぁ、昔色々あって喋んのはそんなに得意じゃねぇ

 

そんな、俺は今………女の子と2人ベンチであ~んをしている。

 

 

 

俺は、いったいなにをやってるんだろう……

 

 

 

~シノンと千夜

 

 

 

「ごめんなさいね、付き合ってもらって」

 

「……………まぁ、気にすんなよ」

 

俺は、千夜に誘われて公園に来ていた。その理由は新作和菓子の試食を頼まれたからだ。俺は、甘いのを食べれるし、千夜は意見を聞けるからどちらにも得だから快くOKしだが、さすがに、かれこれ2時間……きついな

 

「……しかし、なんでこんなにあんだよ」

 

「そ、それはその…」

 

「……ん?…なんか言えない訳でもあんのかよ?」

 

「ひ、秘密で……」

 

(い、言えない!シノン君のこと想って作っていたら、いつの間にかこんなに沢山出来ていたことなんて!!)

 

「………ふ~ん、まぁなんでもいいけどよ。全部うまかったし」

 

「え?」

 

「………ん?」

 

「お、おいしかったの?」

 

「…………?なに不思議がってんのか知らねぇが千夜の作る和菓子は全部うめぇぞ?」

 

「あ、そうなのね」かぁ~

 

「……んで、次は?」

 

「あ、えっと次はね、このみたらし団子なの」

 

「…………了解」

 

シノンが団子を取ろうとしたら千夜がそれを阻止した。

 

「…………ん?」

 

「えっと、た、食べさせてあげる。」

 

顔を真っ赤にしながら言う千夜、手に持った団子を少し上に上げ手を添えながらまさしく、あ~んの形になっていた。

 

(……まぁいいか)

 

「…………ん」

 

シノンは特に考えもせず目を閉じ口を少し開けた。

 

「え!あ、そのえっと、あ、あ~ん」

 

「……あ~」

 

千夜は団子を口に持っていき食べさせる。

 

「……ん、やっぱうめぇな」ペロ

 

口の近くについたタレを舌で取り少し笑うシノン

 

「あ、お、お粗末様です」

 

「………ん?千夜のつくるもんがお粗末なわけねぇだろ?」

 

「いや、そのそういうわけでは……」かぁ~

 

「………でもまぁ、千夜の作る和菓子は全部旨いし、毎日でも食べてぇな」

 

「!!!」かぁー!!

 

「………ん?どうした?」

 

「な、なんでもないよ!」

 

(シノン君に他意はないはず!………でも嬉しい)

 

「……なんで真っ赤になってんだ?」

 

「シノン君のせいよー!」

 

「………解せん」

 

 

 

2人はしばらくのんびりしたあと帰りました。

 

帰り道でもシノンの天然攻撃にやられ、家についた頃にはぐったりしていた千夜だった。

 

 

 

~シノンとシャロ

 

 

 

「はぁ……今日特売なのに風邪引くなんて」

 

シャロはバイトの連勤と季節の変わり目などが重なったせいで風邪を引いて寝込んでいた。

 

「今日は皆、バイトだしおとなしく寝てようかな。」

 

そう言いながら布団に潜ろうとした瞬間

 

コンコン

 

「?はーい」

 

ドアがノックされ出ると……

 

「………よぉ」

 

そこには、一杯に物が入ったビニール袋を持っているシノンがいた。

 

「シ、シノン?」

 

「………とりあえず入るぜ」

 

「え、あ、どうぞ」

 

そのまま家の中に入るシノン。

 

 

 

「ど、どうしたの?」

 

「……なにってお見舞いに来たんだよ」

 

「……?」

 

「……シャロのことだから、特売行きたいけど風邪だし無理しても意味ないから寝てよう……でも特売には行きたい!と思ってんだと思ったから買ってきたんだよ」

 

「え!本当に」

 

シノンが買ってきたのは今日特売されてるものだった。

 

「あ、お金……!」

 

ベットに腰かけていた。シャロが立とうとした瞬間シノンがそれを止めた。

 

「……いいから寝てろ」

 

そう言いながら布団をかけて寝させるシノン

 

シノンはそのまま冷蔵庫にの所に行き食材を入れていく。

 

「ご、ごめん」

 

「……シャロは無理しすぎるんだよ、こういう時ぐらい頼っても罰はあたんねぇよ」

 

シャロの謝罪に振り向かずただ返事をする。

 

その言葉に少しはにかみながら答えるシャロ

 

「…………食欲はあんのかよ?」

 

「う、うん少しは」

 

「……今からお粥作るから待ってろよ」

 

「あ、ありがとう」

 

「…………あぁ」

 

それから、シャロはシノンの看病を受けた。

 

 

 

~しばらくして

 

 

 

「すぅ~すぅ~」Zzzz

 

「…………よく寝てんな」

 

シノンはシャロのベットに寄りかかり本を読んでいた。ふと見てみるとよく寝ているその姿におもわず微笑んでしまう。

 

「……そういえば熱は下がったのか?」

 

シノンはふと気になり熱を測ろうとする。しかし、測るには体温計を脇の下に入れなければならない。もちろん寝いてる女子にそんなことはできない、だからシノンはシャロのおでこに手を………………ではなくおでこを当てて熱を測り始めた。

 

「う~ん」

 

その時シャロが目を覚ました。

 

「…………」

 

「…………」

 

シノンは熱を測るためシャロのおでこに自分のおでこを当てて上半身をベットに少し乗り出していた。両手はシャロの顔の両側にあった。

 

シャロからすれば目の前にシノンがいて客観的に見るならば、シノンがシャロを押し倒しているようにも見える。

 

声にならない悲鳴をするシャロ

 

「ーー!!!!ーーッ!!!」

 

「…………ん?さっきまで熱下がってたのにまた急に上がった?」

 

「あんたのせいでしょうがー!!!」

 

「…………解せん」

 

 

 

相変わらずのシノンだった。

 

 

 

 

 

シノンとみんな

 

 

 

シノンは街の少し高いところから木組みの家と石畳の街を見ていた。

 

「………………」

 

シノンは少し目を瞑り昔を思い出す。

 

親に虐待を受けたこと、必死になって逃げ出したこと、そして、ココアの両親に拾われ助かったこと。この街に来れたことそして、かけがえのない人たちに出会えたこと一つ一つが自分の生きてきた道だと、今の自分に必要だったということ。

 

 

 

「あ、こんなとこにいたんだ!シノン!」

 

「もう探しましたよ。シノンさん」

 

「こんなとこにいたのかシノン。」

 

「シノン君ってばここで何してたの?」

 

「普通に景色見てただけでしょ、ね?シノン?」

 

 

 

 

 

「…………あぁ、今行く」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺は、本当にいい人たちに出会えたな……………そう思うだろ?

 




読んでいただきありがとうございました。
今後もゆっくりと投稿していきますんで気長にお待ちください。
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