僕の個性は自衛隊   作:こしあんA

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皆様大変お久しぶりです。
何故ここまで遅れたかというと本当にこのまま原作に沿ってオリキャラを入れるだけでいいのか、敵キャラを考えねば、こんなキャラでいいのかなどと考えていました。

後は怠けていました。
ノートには続きがあるんですが打ち込む気力が……

そして久しぶりの執筆のため描写や言葉使い、会話、誤字脱字など不適切な点もあるでしょう。なので、なんの迷いもなく誤字脱字報告やご指摘お願いします。

今回も短いですがご勘弁を。

階級をちゃんとした自衛隊式にすべきか考え中。


7話 ヴィラン 反攻作戦

この学校の所有する土地は本当に広く驚かされる。なんたって今から敷地内をバスで3キロも移動するのだから。

この学校でなにがあっても俺はもう驚かないと声を大にして言いたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バス内では、ささやかな雑談が響き渡る。

 

「私思ったことはなんでも言ってしまうの、緑谷ちゃん」

 

唐突に蛙吹さんは俺の隣に座る出久に言う。

 

「あっ、はい!? 蛙吹さん!」

「梅雨ちゃんと呼んで……あなたの個性、オールマイトに似てる」

 

と梅雨ちゃんは訳の分からないことを言い出す。

 

「そそそそ、そうかな? いや、でもその……」

 

出久は憧れのオールマイトに似ていると言われてなのかキョロキョロとしている。

 

「待てよ梅雨ちゃん。オールマイトは怪我をしねぇ。似て非なるものだぜ。」

 

「ほんまソレな」

 

「しかし増強型のシンプルな個性はいいな! 派手で出来ることが多い。俺の硬化は対人じゃ強ええが、いかんせん地味なんだよな」

 

「はぁ、対人? 散々人が作ったバーリケードをいとも容易く壊して侵攻しやがって! 思いっきり対物じゃん!」

 

戦車かお前は、と愚痴をこぼす。

 

「まあまあ、お前も十分強かったろ? 個性で銃を出したりとか。あの手榴弾の直撃めっちゃ痛かったぜ」

 

「ハァ? 俺の個性が強いだぁ? 俺はな!……いや、待て。そういえば手榴弾喰らったよな? しかも直撃を。体に金属片が刺さって神経だの何だのをめちゃくちゃに切り裂かれたはずだろ? 何でほんの数日で五体満足に

なっているんだ?」

 

「ああ、あれな。体に金属片があったなんてリカバリーガール先生は言ってなかったから無いとは思うぞ。肉は切れてたらしいけどな」

 

意識失ってて良かった、と他人事のように笑う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここはUSJ(嘘の災害や事故ルーム)。某大阪のテーマパークとは一切の関係はない。

そして今、13号先生からありがたいお言葉を頂いている。

 

「皆さんはご存知だとおもいますが、僕の個性は『ブラックホール』どんなものでも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね!」

 

「ええ……しかし簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそういう『個性』の方が少なからずいるでしょう」

 

先程まで漂っていた遠足気分のような浮ついた雰囲気が消え去った。

 

「この超人社会は『個性』の使用を資格制にし、厳しく規制することで一見成り立っているように見えます。しかし、一歩間違えれば容易に人を殺せる『行き過ぎた個性』を個々が持っている事を忘れないでください。相澤先生の行った体力テストで自身の力が秘めている可能性を知り、オールマイト先生の対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います」

 

13号先生のその一言一言が胸に突き刺さり、抜けそうに無い。

俺が『演習モード』の状態でさえ、眼に当たれば失明なんて簡単だ。

発砲を許可され、 初めて人に銃口を向けた時、脳裏に血を流して倒れる人の姿が永遠に再生された。

引鉄に添えた指が、手が、腕が、体が、まるで時が止まったように動かなくなった。

その永遠にも感じられた葛藤の時間は本当はほんの一瞬で、俺は引鉄を引いた。

次の瞬間、胸の中が空っぽになったようにスッキリとした。しかしそれもその瞬間だけだった。そのあとに捨て場のない罪悪感だけが胸に残った。

 

 

「この授業では心機一転! 人命の為個性をどう活用するのかを学んでいきましょう。君たちの力は人を傷つける為にあるのではない。救けるためにあるのだと心得て帰ってください」

 

ご静聴ありがとうございました、と一礼する。

今日、俺は一番尊敬できるヒーローが出来た。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人命救助は自衛隊の本領である(主に陸自)。ここから俺の真・山口無双がはじまる!

と思っていました。

 

空間に黒い穴が現れ、平穏な日常は消え去った。

 

「ひとかたまりになって動くな!」

 

その異常に1人気づいた相澤先生は声を荒げ、生徒に忠告する。そして自分は戦闘態勢に移行する。

 

「ヴィランがやって来やがった」

 

有象無象の(ヴィラン)が雄英に現れた!

 

 

「13号にイレイザーヘッドですか……先日()()()教師側のカリキュラムではオールマイトがここにいるはずですが」

 

「やはり先日のはクソどもの仕業か」

 

「オールマイトはどこだよ……」

 

主犯格と思える不気味な男が枯れた声を出す

 

「せっかくこんなに大衆を引き連れに来たってのにさ、オールマイト……平和の象徴が居ないなんて……そうだ、子供殺せば来るかな?」

 

体が震えた。体の先端まで。ここに居てはいけないと本能がサイレンを鳴らし続ける。

 

恐らくこの状況は逃げるべきなのだろう。奴らの目標は俺ら生徒なのだから。

分かっている。脳では分かっているのに、足から根が生えたようにこの場から動けない。ただ敵の進軍を傍観する。

 

その最中、相澤先生だけが動いた。

 

「間抜けが!」

 

弦から放れた矢の如く飛び出した相澤先生に対し、遠距離タイプと思われるヴィラン共は戦列を並べ個性を一斉発射しようとする。

 

「あれ、出ねぇぞ」

 

一時的に個性を消され、動揺を露わにする。その隙を見逃してくれるほど相澤先生は優しくない。

得体の知れない布は蛇のように敵に巻きつき、ヴィランは無力化された。

 

「ばっか! あいつは見ただけで個性を消すっつうイレイザーヘッドだ!」

 

味方に注意を促すが、巨漢達はそれを無視し、相澤先生に向かっていく。

 

 

 

「消すぅ〜? へぇ、俺らみてぇな異形型も消してくれんのか?」

「いや、無理だ」

 

 

 

立ちはだかった巨漢の顔面に右ストレートが炸裂。顔面に拳の跡が深く残った。

 

「発動系や変形系に限る」

 

 

1人また1人と瞬く間に有象無象のヴィランどもが薙ぎ倒されていく。

 

「嫌だなぁ、プロヒーロー。有象無象じゃ歯が立たない」

 

首をガリガリと掻き、頭に血が昇る様を露わにした。

 

 

 

 

「すごい……!多対一こそ先生の得意分野だったんだ」

 

「分析している場合じゃない! 早く避難を!!」

 

飯田のその言葉で雁字搦めの体がやっとが動いた。

 

「させませんよ」

 

先ほど話していた黒い靄の男が入り口の前に立ちはだかる。

さっきまでは向こうにいたはず。今の一瞬でこっちまで移動したっていうのか?

 

「初めまして、我々は敵連合。せんえつながら、この度ヒーローの巣窟雄英高校に入らせて頂いたのは平和の象徴、オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして。本来ならば、ここにオールマイトがいらっしゃるはず……ですが、何か変更があったのでしょうか? まあ、それとは関係なく、私の役目は……」

 

彼の言葉を無視し、2人の生徒が飛び掛かった。

爆豪と切島だ。

 

 

切島は硬化した腕で横払い、爆豪は爆撃による面での攻撃。

 

「危ない、危ない……生徒とはいえど優秀な金の卵」

 

一瞬、黒い靄がほんの一瞬晴れただけでまた元の形に戻ってしまう。

 

「だめだ、退きなさい2人とも!」

 

次の瞬間黒い靄が辺り一面に広がり山口達を覆い隠す。

 

 

 

散らして嬲り殺す。

 

 

 

 

黒い靄が俺の視界を暗く閉ざされ、まさに一寸先闇だ。

次の瞬間、フワッと浮いた感覚と同時に眩い光が目に入ってくる。

 

「目がぁぁぁぁ!!!」

 

反射的に両手で目を覆う。さらに背中をなにかで強打した感覚までもが俺を襲う。

 

 

 

「いてて……ここは廃ビル?」

 

 

数秒後、視覚が回復し、辺りを見渡す。

所々ひび割れ、鉄筋が露出したコンクリート。割れたガラス。その他諸々。まさに廃ビルと言うに相応しい場所だ。

しかしここは外ではなくUSJ内のどこかだろう。

 

USJの出口はひとつのみ。さらにそこを封鎖すらできた。わざわざ外に逃がしてくれるはずがない。

あの靄男の個性はワープ系のはすだ。しかも他人も転送可能。と言うことはここにもヴィランを配置しているはずだ。

 

 

こうしてはいられないと六十四式を出そうとした瞬間、左肩に強烈な痛みが走ると同時に銃声が響き渡る。

 

「グ……!」

 

あまりの激痛に膝をつき左肩を押える。両手に握られるはずだった六十四式は床に落下し、金属音が鳴る。

 

「ほお、六十四式か……これまた随分と骨董品なものを……ええ……君は確か、山口君だったか。その個性、銃に関係したものか? いや厳密には自衛隊に関係したものだろ? 違うか?」

 

「…………」

 

「『沈黙は是なり』つまり当たりだ。まあ、そんなことは重要ではない。君が銃に関係した個性の持ち主とういうことが肝心だ」

 

無機質に笑う男に俺は恐怖を覚えた。

 

「みんな! すまないがこの少年だけは私にやらせてくれ。そのかわりほかの子をどうしようが私は口を出さんし、手出しもしないと誓おう」

 

どこかにまだ潜んでいるであろう仲間にそう伝えると、

 

「はあ……しょうがねぇな。行くぞ」

 

そう仲間が言うと俺に聞こえるように足音を鳴らして去って行った。

 

 

 

「ここで私が引鉄を引いてしまえば君は死ぬ。私は与えられた仕事を終えさっさと帰れる。しかしだ。しかしそれではちっとも面白くない。私は今日という日を楽しみにしていたのだから……30秒数えてやる。その間に逃げ、迎撃態勢でもなんでも整えてくれて構わない。

ただし、ここから逃げるなんてつまらないことはよしてくれよ。もしそんなことをしてしまったら外に配置している狙撃手が君を殺してしまう。

死にたくなかったら私を殺してみろ。さあ、戦争の時間だ」

 

 

「なにが戦争だ。こんなのただの"戦闘"だ。さっきからずっとしゃべっているが弱い犬ほど良く吠えるって知ってるか? バーカ、バーカ、ヴァーカ」

 

俺はそのセリフを言い終えた後、脱兎のごとく逃げ出した。

なお、山口は終始銃口を向けられていた。

 




これから投稿の頻度はさらに落ちるでしょうがご勘弁を。

以前主人公の個性は陸自のみでは? と言われましたが、逆に言わせてください。
人に艦砲射撃する気ですか? 市街地でジェット機使う気ですか?ガラス全部割れちまうわw
そんなことしたらむしろ主人公がヴィランになっちまうよw

はい、すいません。せっかくご意見頂いたのに調子乗ってしまって。

あとあれですよ。海自も空自も小銃は配備されているので小銃が使える地点で陸自のみではないです。
配備されてますよね?
間違ってたらすいません。

階級を自衛隊式にすべきか!

  • 自衛隊式
  • 大日本帝国式
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