東方闇時空   作:よひつじ

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サブタイは、スマ○ラ風に

リオル&イーブイ参戦!

お気に入り件数、百件突破!


参戦

「桜花剣『閃々散華』ぁぁぁぁあ!」

 

 妖夢は叫ぶ。自身のスペルカード、閃々散華を。彼女のラストスペル、必殺の一撃を放つため、只愚直に。

 そして、妖夢の姿はブレた。抜刀と同時に、姿を消した。

 

 いや、違う。ただ単純に、咲夜の動体視力を突破しただけだ。だけ、と括ってしまうのは流石に、簡単に言い過ぎだが。

 

 人とはいえ、他と比べると格別の強さを誇る咲夜、彼女の目も当然、優れていた。それを超越。並大抵の事では無い。

 

 そして、斬撃は咲夜へと襲い掛かる。四対の、桜色の斬撃が。

 

「くっ!?」

 

 名は体を表すとはこの事か。文字通り、桜が散る様に、一閃、二閃、三閃、四閃。次々と、次々と、刀が空を割き、花が咲いた。

 

 それが齎す結果は--

 

「きゃあっ!?」

 

 当然、被弾。

 

 弾幕ごっこは、回避不能弾幕は禁止である。だから、本来の咲夜であれば、きっと避けられるものだったのだろう。

 つまりは、慢心。油断。

 

 しかしそれは、理由を持った慢心だった。確実に勝利する、そんな確信が咲夜にはあったのだ。

 

 そしてその思いは、すぐに証明される事になる。その、彼女が呟いた一言と、手にした紙きれ。たったそれだけにより、咲夜の勝利は確定した。

 

「覚醒『フレアドライブ』」

 

 


 

 時間軸は、少しだけ巻き戻る--

 

 


 

 小一時間程前。もう少し正確に言えば、冥界に当達する少し前。空を駆けながら、咲夜、リオル、そしてイーブイは、作戦会議を行っていた。

 ただ、その光景を見る者……具体的には通りすがりの妖怪達から見れば、きりりとした表情の美少女(格好はメイド服)が、両手に--右手には脱力してぷらーんと脱力したリオル、左手には、咲夜の腕しか自身を支える物がないという事に少しばかり恐怖を覚えて咲夜の腕に抱きついているイーブイ、このメイドと愉快な獣達は、非常にシュールに見えた事だろう。

 

「スペルカードで使ってる紙、あれって只の紙切れって事は覚えてる?」

 

「まぁ、いちおうは」

 

『うん』

 

 と、言うよりは、これから始めるのだが。そして、二匹に確認を取った後、咲夜は自らの主張を陳じた。

 

「つまりはね、回避可能で宣言さえしてたら、何してもオーケーなのよ。別に、あの中に魔力とかが封じられてプログラム通りに動くって訳じゃないから」

 

「『はぁ……』」

 

 話の真意が分からない、と二匹は首を傾げる。話の表層は理解出来ても、その裏にある隠された意味、それがリオルとイーブイは理解出来なかった。それがどうした、と、思ってしまう。その発言がどんな意味を持つのか、発言からの類推を二匹は行えなかった。

 

「分からないって顔ね」

 

 察しが悪い、と言外に伝える咲夜。先程の話の裏が読み取れなくても、今の言葉の裏側に軽く隠蔽された皮肉には気付いたようで、二匹は不服そうな表情を見せる。

 

「つまりね、貴方達、私のスペルカードになりなさい」

 

『「はぁ……」』

 

 またも要領を得ない、といった様子の二匹。同じような反応だ。違いと言えば、さっきよりイーブイの方が声を漏らすのが早かった事ぐらいである。

 

(僕達がスペルカード……? どういう事……、あっ!?)

 

 リオルがその発言の意味、それを考えるため深く思考を沈め、思い至る。一拍遅れて、イーブイもはっ、と声をあげた。

 

「気付いたわね、それじゃあ、次の戦いまでに調整しておくわよ」

 

 

 

 




診断、学年末テストと余裕ないです
ぶっちゃけ投稿のペースを大幅に落とす気でいます(今更)
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