男が演奏している横に看板が立っている。あなたは看板を読んだ。...投げ銭歓迎!石は投げないでください... あなたは周囲を調べた。... ...何かが見つかりそうだ... 投げやすい小石を見つけた!   作:ネコ文屋

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キュイキュイ


04_闇市場でお宝探し

 サードレマの闇市場へと向かうため、盗賊ギルドで教えてもらった入口から地下道へと入る。

 

 地下道は下水道としても使われているようで、暗いので松明をつけて探索する。大型のネズミやスライムが襲って来るので倒しながら進む。

 

 地下道の地図を見ながら進んでいくと、鉄の門がある行き止まりについた。門の脇にある小窓から割符を差し入れる。

 

 しばらくして鉄の門が開いていく。中へと入る。

 

 

 カンテラの灯りがある広々とした空間に出た。石造りの柱やアーチで天井が支えられている。下には得体のしれないものを並べた露店がひしめき合っている。フリーマーケットの感覚に近いだろうか。

 

 さっそく露店を見ていくとしよう。

 

【真鍮のブローチ、効果なし、盗品】

 

 特に効果はないようだからいらないな。だがアンティークとしてはなかなか趣のあるデザインをしている。もしここから加工できるなら材料として買っておくのはあるかもしれない。他にはと。

 

 

【黄金のロウソク立て、効果なし、盗品】

【契約用の印鑑、誓約魔法、盗品】

【貴族の屋敷設計図、盗品】

 

 どうやらこの露店はどこかの貴族の屋敷から盗んできたものを売っているようだ。

 

 

 ここは色々な服が売っているな。

 

【王国騎士団制服、盗品】

【司祭服、盗品】

【貴族のドレス、盗品】

【メイド服、盗品】

 

 王城や教会に潜入する時に有効そうだ。とりあえず司祭服を購入。目当ては特にないのだが入場までにお金を使ったことだし、他にも何かいいものがないか探してみよう。

 

 続いて見てみたのは呪具専門の露店。

 

【罪人の鎖】

【死靈の竪琴】

【悪魔の鏡】

【精霊の欠片】

 

 どれも買ってみたくはあるが、吟遊詩人ロールから考えて、死靈の竪琴を購入。呪術についてもサブビルドに入れてみたい。ということで罪人の鎖、悪魔の鏡も購入。何かの素材になると考えて、精霊の欠片も購入。

 

 毒物を扱う店でスニーキングミッション用とナイフ用に、数点の毒薬、痺れ薬、眠り薬を購入。盗賊ビルドもこの際伸ばして行こうと思う。ここに来る前に、盗賊ギルドで盗賊の初期職を解放しておいた。

 

 闇市場というからどれだけ治安が悪いかと思っていたがぼったくりや詐欺、ひったくり、強盗などはないようだ。盗賊ギルドが管轄しているだけあってみんなお行儀がいい。もっと治安の悪い場所はないのだろうか。裏カジノとか。

 

 

 そういえばだが今後メインで育てて行こうと考えているのは、以下の3つのビルドだ。

①魔術師(杖術)+巡礼者(自バフ、機動力)

②呪術士(呪歌)+吟遊詩人(演奏)

③盗賊(毒ナイフ)+運搬人(積載量、踏破力)

④木工職人(杖、楽器作成)

 

①は杖術は自前でやるので、仮免状態で制限のある巡礼者を育てて機動力を上げるのが当面の目標。

②の呪術士、吟遊詩人はまだ開放していないが、死靈の竪琴が手に入ったのでジョブ解放待ち。呪術士のジョブ解放条件は呪われた物10点以上を持って、魔術士ギルドに行くと、呪術士を紹介してもらい弟子入りすることができる。吟遊詩人のジョブ解放の条件は都市での聴衆10人以上の演奏10回。両方とも若干きつい。

③はジョブがそろったので実践あるのみ。ピッキングスキルも鍛えていきたい。

④職人数が少ないと思うので自作していきたい

 

 盗賊に関してはピアノの窃盗を目指して、サードレマ貴族街ながターゲットなわけだが、スニーキングミッションの練習台はないだろうか。後で盗賊ギルドで情報を聞いておこう。

 

 闇市場をぶらぶらと歩く。

 

 ユニークアイテム売ってないかなぁ。かわいい猫の杖の破片はユニークアイテムといえばユニークアイテムなんだけど素材って感じだ。まあ売ってないよな。

 

 

 そうして探していると、奥の隅にある露店にワインが売られている露店があった。布と木の柱で囲われている店の奥に入るとカウンターのショーケースに蠱惑的な輝きを持つ液体が入った杯が飾られている。

 

【永久氷杯、500,000,000マーニ】

 5億マーニ。あまりにも高い。

 

「すみません、これユニークアイテムですか。どのような効果があるのですか。」

 

「そうユニークアイテムだ、これは。かつて存在したとされる古の鍛冶師が氷河の氷から切り出して、何らかの方法で溶けない氷杯へと作り変えたものだと鑑定されている。空気中のマナに干渉して一日に一杯の天然の美酒を作り出す。王城からの盗品だな。おっと盗もうだなんて考えるんじゃねえぞ。酷い目に会いたくなければな。」

 

 

 欲しいなぁ。だが高い。いい金策はないものか。色々なところで飲めば味が変わるんじゃないか。試してみたい。

 

 

 よし、決めた。これを買うことを当面の目標としよう。酒飲みとしては見逃せない。何かドカンと大きな儲け話はないかな。

 

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