【理不尽達のヒーローアカデミア】   作:Rime casket

4 / 5
新年一発目はこの話!

新年の目標は小説を投稿する頻度を高めること!


理不尽。説教

~大通り~

 

モブヒーロー「クソっ!なんだコイツら!個性が効いてないのか?!後、モブヒーローってなんだよ!」

 

モブヒーロー2「愚痴ってる暇があんなら手を動かせ馬鹿野郎!せめてオールマイトが来るまでは時間を稼ぐぞ!(・・・・・・・)

 

モブヒーロー「分かってるよ!後で覚えとけよナレーター!」

 

何故だか物凄い風評被害を受けたナレーターです。……泣いていいですか?

それはそうと、繁華街の大通りは阿鼻叫喚の様相を呈していた。報道記者がヒーローと相対している怪人としか言えない異形の存在との闘いを放送し、ヒーローはそんな報道記者や市民を守る為に、或いは「名声」や「お金」の為に怪人と闘う。

ヒーローが相対しているのはオレンジの頭をした怪人を従えたシルクハットを被った貴族のような格好をした白い顔の怪人と小さな顔のようなモノが複数付いた巨大な頭とハンマーの様な腕をした青い体色の怪人、犬とも狼とも言えぬ顔つきをしたオレンジ色の体色をした怪人の三体だった。

三体の怪人は辺りの建物や人を襲い、壊し、溶かしていた。ヒーローが対処をしているがまるで効いていないかの様に意に介せず破壊を撒き散らしていた。

 

拓海「おーおー派手に暴れてんなぁ…アレはソルティ伯爵とスマッシュとマグマドーパントか。ははっ!まるで仕組まれたかのような組み合わせだなぁ!」

 

春華「とりあえず俺と綾音はマグマドーパント。拓海と月海はスマッシュ。依人とクーナはソルティ伯爵だろうな。本来の能力ならそうでも無いがせっかく変身したんだからそれぞれに該当するやつを担当したほうがいいだろ」

 

依人「ぶっちゃけ俺ら要らんな。クーちゃんや綾音だけでも充分だろ?」

 

月海「まぁね…けど慢心は出来ないよ?」

 

綾音「あぁ、アレは本来この世界には居ないはずの存在だ。アレが居るということは…」

 

クーナ「【死の商人】…財団Xがいる可能性がある…ってことだよね?」

 

そう、本来であればあの三体はこの世界に存在するはずのない存在であり、アレらが居るということはこの世界には少なくとも『バグスターウイルス』『ガイアメモリ』『ネビュラガス』の3種類が存在することになるのだ。

だが、そんな状況でも余裕綽々なのがこの6人である。この6人からすればどれも取るに足らない存在であり、幾ら制限を掛けているとはいえ、ものの数日で根絶出来るのだ。本来であれば敵を倒して更にその敵よりも強力な敵を倒して成長する様な普通の物語を根本から破壊してしまうような事でも平然と行う…それこそがこの6人(より正確には拓海、春華、依人の3人)が【理不尽】と呼ばれる原因である。

 

拓海「さて、早速やるk「待ちなさい君達!」…あ"ぁ?」

 

モブヒーロー3「危ないから早く下がりなさい!それに、無許可で個性を使うことは禁止されているんだぞ?!」

 

本来この世界であれば正しい言葉なのだが、「本物のヒーロー」を知っている彼らからすればこの言い方は容易に神経を逆撫でするだけである。その証拠に拓海の額には青筋が浮かびキレていることが容易に分かる

 

拓海「ごちゃごちゃごちゃごちゃうるっせぇんだよ【贋作】共がよォ…!テメェらみてぇなヒーローを名乗る屑の贋作共なんぞこの場で叩き潰してやる所だが…今はあの雑魚共を始末するのが先だ。その後でならいくらでも相手してやるからそこで黙って見てろ…!『チェイン』」

 

モブヒーロー3「なっ!?何だこれは!」

 

拓海が呟くと地面から魔力(・・)で出来た鎖が報道記者やヒーローを拘束してしまった。

 

拓海「あぁクソっ…胸糞悪ぃ…速攻始末してやらぁ…!」

 

春華「やれやれ…さっさと終わらせるか…綾音達はヒーロー(笑)の監視を頼むな」

 

依人「ここまで容易に拓海の怒りを逆なでするとはなぁ…ヒーロー(笑)さんご愁傷サマww」

 

月海「拓海、やり過ぎないようにね?やり過ぎたら…春咲と冬峰呼ぶからね」

 

拓海「そりゃ勘弁…とりあえず8割殺しにするか」

 

不穏な言葉が聞こえたが、それぞれが担当の怪人に向かっていく

 

 

~拓海side~

 

拓海「俺は今最高にイラついてんだ。つまんねぇザマ晒しやがったらぶち殺すぞ?」

 

スマッシュ「ッ!?ーーー!」

 

スマッシュは拓海から発せられる殺気と怒気に一瞬怯むもその剛腕を生かして殴りつける。その剛腕は並の人間は勿論かのNo.1ヒーローのオールマイトでさえも吹き飛ばすほどの威力を持っている。だが拓海は生身でその攻撃を跳ね返す程の鉄壁さを誇る為その攻撃は効かない。更に拓海は今仮面ライダービルドに変身している為にその攻撃は悪手にしかならない。

 

スマッシュ「~ッ!?」

 

拓海「その程度か?パワーファイターならパワーファイターらしく腰入れて打ってこいやゴルァ!」

 

そして本来感じない筈の痛みに悶えているスマッシュに向かって拓海はヤクザキックを繰り出す。拓海からすれば特に力を込めた訳でもないヤクザキックだが、スマッシュからすれば巨大なビルでぶっ叩かれた様な衝撃を受け壁にめり込んでしまう。拓海はその様に失望したような眼を向け(仮面越しなので見えてはいないが…)

 

拓海「弱っ…はぁ…なんか萎えたわ…もうさっさと潰すか」

 

そして拓海はビルドドライバーの取手を持って回し始める

 

拓海「普通ならグラフみてぇなの下りながら蹴るんだが…俺らにそんな『常識』は通用しねぇからな。さっさと潰れちまえ」

 

そして右脚に溜まったエネルギーを横一文字の斬撃のように飛ばしてスマッシュを撃破した。

 

拓海「ちっ…つまらねぇ…後で月海に甘えてやる……」

 

そして何事も無かったかの様に月海の元に帰る拓海。彼からすればこの世界最強の存在でさえ眼中に入らないほどの雑魚になってしまう。そして三強(拓海・春華・依人の3人を纏めてそう呼ぶ)の中で彼が戦闘での最弱なのだから理不尽にも程があるというものだ

 

 

~拓海side終了~

 

 

拓海「ん?俺が最後か?かなり早く終わらせたと思うんだけど…」

 

春華「エンジンブレードぶん投げたら終わった」

 

依人「普通に殴ったら終わった」

 

そして戻ると既に2人が居たので拓海が聞くと2人ともかなり手を抜いて倒していた。

 

拓海「さて、それじゃ質問に答えてやるよ…と、その前に」

 

拓海はそう言って徐ろにドライバーからボトルを抜き出し変身を解除する。春華達もそれに倣い変身を解除する

 

拓海「さて、それじゃ質問してみな」

 

モブヒーロー3「なら質問させてもらうが…何故あんな危険な真似をしたんだい?」

 

拓海「危険?何処が?あんなの雑魚だろ。……あぁ、そう言えばスマッシュに普通の攻撃は通用しねぇんだったな」

 

モブヒーロー3「スマッシュ?」

 

拓海「あの青い怪人のことだよ。因みに貴族っぽい奴がバグスターで犬っぽい奴がドーパントって怪人だ。アイツらは元々人間だがスマッシュはネビュラガスってのに耐えられずに怪人になった奴で

バグスターはバグスターウイルスってのに感染した奴がストレスによって発症して患者の体内から出てきた怪人

ドーパントはガイアメモリっつう星の記憶を内包したUSBメモリみてぇなデバイスを使うことでなる怪人な」

 

モブヒーロー3「な、なるほど…ではあの君達のあの姿は君達の個性なのか?」

 

拓海「いいや違う。あのドライバーとアイテムは俺が個性で造り出したもんだ俺の個性は【創造主】

その内容は俺の記憶にある物ならなんでも造り出せるって個性だな」

 

春華「俺は【加減速度】で速度をある程度の範囲まで操作出来る個性だ」

 

依人「俺は【バトルマスター】剣やら斧やらへの適正上昇と戦闘や戦争に関する身体制御・適正の上昇だな」

 

月海「私のは【ヒュプノス】効果は秘密」

 

綾音「私のは【刃皇】効果は体を刃物に変えたりだな」

 

クーナ「…私のは【龍神化】」

 

モブヒーロー3「どれも強そうだね…なら最後に何故私達を【贋作】と言った?」

 

その質問をしたヒーローを含め、そこに居た者達は記者たちは一言一句聞き逃すものかとカメラやマイクを向け、ヒーロー達は少しでも不穏な動きを見せれば取り押さえると構えをとり、市民達は野次馬根性でワクワクしていた

 

拓海「……『ヒーローとは英雄を指す言葉であり、普通を超える力・知識・技術を持ちそれらを用いて一般社会にとって有益とされる行為、所謂救世主としての行為を行う者のことを指す』

これがヒーローの概要だ。その時その時で細かい所は変わっては来るが『本物のヒーロー』に言えるのはその誰も彼もが【見返りを求めず、自分の正義に従って逆境だろうと絶対に諦めずに立ち向かう者】だ。だがお前らはどうだ?自分の個性が効かない…なら倒せる人に倒してもらおう!あの人なら必ず何とかしてくれる!

そんなふうに考えちゃいないか?」

 

モブヒーロー3「ッ!そ、それは…」

 

拓海「言い返さないって事は図星か…なら俺が言うのはこの言葉だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒーローって言葉を免罪符にしてんじゃねぇよ屑が!テメェらはただ単に他人にチヤホヤされたいから、金を沢山稼ぎたいから【ヒーロー】って言葉を免罪符にしてるだけだろうが!【ヒーロー】を名乗るなら金も名声も地位も全て投げ捨てて人を助け出してみろ!【ヒーロー】ってのは自己犠牲の果ての【称号】であって【職業】じゃねぇんだよ!テメェらみてぇな金や名声が欲しいだけの【贋作】にヒーロー面されるの見るとイライラすんだよ!先人達の偉業を汚してんじゃねええええええええええええええぇぇぇぇぇぇぇぇ!!

 

拓海は感情のままに叫んだ。彼は見ているのだヒーローを…自分の命を賭して尚彼を助けてくれた『彼女』に報いるためにもヒーローを汚されるのを酷く嫌がったのだ

 

拓海「俺は自分がヒーローだなんて思っちゃいねぇ。必要とあらば身内ですら売って利用する。殺しだってするさ

だから俺は【ヒーロー】は名乗らない。だが、あの人を…師匠を汚すような真似をする

奴は唯じゃおかねぇ…分かったか贋作共!」

 

大通りは静寂に包まれた…ヒーロー達は自分の今までの行動を振り返りとても【ヒーロー】とは名乗れない状態である事を思い知らされ、記者たちは拓海の思いの丈をぶちまけた言葉に呑まれ、市民達は拓海の存在がとても大きく見えてしまった

 

拓海「故に俺達は雄英高校に行く。そこでヒーローとは何なのか…今の腐った正義が溢れてるこの世界で雄英は何を感じて教えるのか…この眼で確かめるために」

 

そう言って拓海達は転移していった




過去最高文字数…

あ、活動報告でオリジナルメモリ、ボトル、ガシェットの募集をします。若しかしたら貴方の案が採用されるかも?!

お待ちしておりますm(*_ _)m
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。