【完結】スレイヤーズ リポップ!   作:ぱちぱち

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L様「サイコロを振ってコマの働きを決めるのね。ラクショーだわ!」
部下S「L様!そ、そんなに強く振るとあ゛あ゛!」



(誤字修正。あまにた様、SERIO様ありがとうございました!)



ヨシオ降臨

何か真っ白な空間でやたら偉そうなお姉さんに「私のために死ぬほど頑張りなさい!」的なことを言われました。

あれ、俺さっきまでマイPCのエリザベスちゃん(XP)の前で今度こそ東方の鬼畜妹を倒そうとしてたんだが。今回はイケると思ってたんだが。

とりあえずここどこだろう。

 

 

「あの、そこのとても綺麗なお姉さん、ここはどこでしょうか」

 

「あらやだ超絶美麗なお姉さまだなんてホントの事は良いのよ別に」

 

「あ、そこまでは」

 

 

思わず口を挟もうとすると、綺麗なお姉さんの隣の苦労人風な人が必死の形相なので止める。

・・・成る程。

 

 

「申し訳ありません、空前絶後をつけ忘れてました(揉み手)」

 

「あらあらそんなに言わなくても良いのにオホホホ」

 

 

実際こんな美少女見たことないって位に美人さんだから嘘ついてないしな。

 

 

「でしょう?私もこの娘気に入ってるのよ」

 

「はい、是非お近づきになりたいです」

 

「ふふっ。この娘は駄ぁ目。運命の人が居るからね」

 

 

あ、うん、これ内心完全に伝わってるな。

見た目通りの人じゃないね。むしろ人か?

ま、いいか。

 

 

「それでわたくしめは何をやればいいんでしょうか。足でもお舐めしますか?(ゲス顔)」

 

「いやよばっちい。今からあんたは私の世界の一つに送るわ。精々楽しんできなさい。私はそれ見て楽しむから」

 

「あ、そっち系統なんですねそういうことね完璧に理解したわ」

 

「本人も納得したことだし部下S、始めなさい!」

 

「アラホラサッサー!」

 

 

いや全然納得できてないんですが。まあいいんですけどね(傍観)

掛け声をあげてお兄さんが腕を振り上げると、俺の周囲を魔法陣のような何かが覆う。グルグルか?

 

 

「あんた弱っちそうだし、何回死んでもすぐに復活するようにしたげるわ。あとこれ持っていきなさい」

 

「ありがとうございます!」

 

 

ポイっと投げ渡された槍っぽい物を受け取ると目の前が真っ白になった。

 

 

 

 

 

 

「あの、L様。あれは」

 

「いーのよ。あれくらい無いと何も出来ないでしょ」

 

「はぁ……下手すると世界が滅びそうなんですが」

 

「私のやることに文句あんの?てかあんたは滅ぼそうとする側でしょうが!」

 

「ごめんなさい」

 

「許さない」

 

「え”?あ、うぎゃああああああ!!!」

 

 

 

 

 

 

なんか遠方で苦労人の絶叫を聞いたような気がするが気のせいだな。

真っ白な視界が次第に形を持ってきてどうやらゴールが近いというのを感じる。

いやー、あの女の人私の世界っつってたな。あの人の世界かぁ。オラワクワクすんぜ(震え声)

 

 

 

【You died】

 

 

 

なんかあのお姉さんの前にまた戻ってきました。

え、何これ。

 

 

「おお、馬鹿者め。死んでしまうとはなさけない」

 

「すみません、私はヨシオって名前です。えっ今死んだんですか?」

 

「そそ。『いしのなかにいる』ってわかる?」

 

「転送事故じゃねぇですか」

 

「いやーごめんね?ちょっとうちの使えない部下がさー」

 

「あの、L様が私をぼこぼこにしてたからコントロールがぐわあああああ!」

 

「ぶ、部下さああああん!」

 

 

 

 

 

 

テイク2

 

 

今度は・・・だ、大丈夫だ!

足が地面を踏んでいる感覚に歓声をあげる。あの空間なんかふわふわ浮いてる感覚だけして自分がどうなってるのかもわからなかったからな。

さてここはどこでしょうか。

 

 

『・・・・・・・・・・・・』

 

「あ、これは失礼しました。すぐに出て行きますね」

 

 

目の前で半分位氷漬けになったすっげー形の怪物がこっち見てる。

そんなに見られたら火がついちまうぜ?ふふっ

 

 

 

【You died】

 

 

 

「どうやらあの人は冗談が通じませんね」

 

「じょうだんがwwwつうじないwww」

 

「あの、L様、ちょ、肩パン、肩パン痛いです!」

 

 

 

 

 

 

 

テイク3

 

 

苦労人さんが話を通してくれてたらしく氷漬けの人が通してくれました。

お話聞いてみると何百年もここで凍ってるらしい。可愛そう(小並感)

何が出来るって訳ではないけど話し相手位にはなってやるぜ!

と暫く二人でお話してるとなんかいきなりおなかを三角錐みたいなのでぶっ刺されてました。

あ、割と普通の死に方初めてじゃない?

 

 

 

【You died】

 

 

 

「大分冷静に判断できていたわね。その調子よ!」

 

「スタート地点から一歩も出れてないんですがそれは」

 

「わかってる、あっちの私に話はつけとくから!すまんかった!」

 

「オナシャス!」

 

 

 

テイク4

 

 

 

なんかすげー胡散臭いお兄さんがボコボコにされてました。

後、なんか扱いが超重要人物みたいな。

違うんです。そういうのじゃない。

もっと雑に扱って良いのよ?

 

 

「そう言われましてもねぇ」

 

「うわCV石田彰やん君裏切るの大好きだろ(偏見)」

 

「魔族は基本そういう種族なんですがそれは」

 

 

世話役とやらに任命されたゼロス氏に苦笑されてしまった。なんでも神官さんらしい。神殿とか離れて大丈夫なんだろうか。

あとついさっき不法侵入と間違えて俺を普通にぶっ殺したのもこの人らしい。

 

リポップしてきたら穴の空いた俺の死体の前でボコボコにされながら部下さんに怒られとったので、流石に可哀想になって止めたらどっちからも驚きの声をあげられた。

死体と見比べられてもな。どっちもイケメンだろ?(どや顔)

 

 

「いや、あまり整った顔だとは思いませんがね?」

 

「君いきなり調子あげてきたね。そうそうそれで良いのよ」

 

 

ゼロス君の案内で町まで連れていってくれるらしい。

さて、折角の異世界観光楽しもうかね。

 




ヨシオ:L様が遊ぶために部下Sに探させた駒。飲まず食わずで死にかけだったがそれより東方の攻略を優先させた馬鹿。立派な狂人だが死にかけてた所を拾われたのかな、位の恩義はある。

L様:世界の母にして創造主。存在が凄すぎて降臨するだけで世界が滅びそうになるのでヨシオのような存在を幾つか使って遊んでいる。

部下S:メイン被害者

(少し加筆修正 12/23)
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