唐突にスマホが故障、新しい機種で投稿です。
故障に伴い、LINEに色々とデータが吹っ飛びました。
皆さんは、バックアップを用意する事を強くオススメします。
それでは、どうぞ。
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『主砲、撃ち返せ!目標!敵のーーーー!』
ブリッジに、艦長の凛とした声が響く。
荒れ狂う海の上で、僕達は砲弾を交わしあう。
もうどれくらい撃ち合っただろうか。
どちらもボロボロだ。
『艦長!船体に亀裂が、浸水しています!現在、応急修理班が排水中ですが、これ以上の戦闘行動は危険です!』
僕達は、数えるのも馬鹿らしくなるくらい、撃ち合った。
もちろん、どちらも損傷が積み重なっていく。こっちは船体がに亀裂が、あちらは四つある砲塔の内、二つが大破している。
だが、まだ戦う気のようで残りの二基の主砲でこちらに砲撃してくるけど
『総員!覚悟を決めて!ここで奴を沈める!』
艦長が声を張り上げる。
(絶対に生き抜く、船員達を絶対守り抜く!)
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目覚めると、見慣れない部屋の中にあるベッドで寝ていた
記憶があやふやで、こうなった経緯が思い出せない。
「あれ?」
視界の端に、北上さんが居た。お見舞いに来て、そのまま寝てしまったのだろうか。
すーすーと寝息をして眠っている。
何故わからないけど、ちょうど良く手が届く場所に北上さんの頭があるもんだから、つい撫でてしまった。
サラサラとした髪の感触が伝わってくる。
(あの人も、事あるごとに頭を撫でてきたな。・・・あの人?)
「あの人って誰だ?ん?」
無意識に考えた内容に自分で困惑する。すると扉が少し開いていて、そこから視線を感じた。
「誰ですか?そこで見ている人。」
そう言うと、扉を開けて入ってきたのは山城さんだった。
「具合はどう、無名君。急に倒れたと聞いて心配したけど、その調子なら大丈夫そうね。」
「北上に感謝すると良いわ。彼女、急に倒れた君を背負って医務室まで来てずっとそこに居るの。」
「そう・・・だったんですね。」
僕はうつむきながらそう言い、山城さんに尋ねた。
「山城さん。」
「何?」
「猫を連れている小人のような者を見ました。あれが妖精なのですか?」
そう言い山城さんを見ると、驚愕しているようだった。
「無名君、小さい小人が見えた?しかも猫を連れていた妖精が見えたのね」
いきなり早口で聞いてきたので的確に返答した。
「はい。小さい小人、猫を連れていました。それに・・・ほら。あそこの棚に妖精達が座ってるじゃないですか。」
僕が指を指した方向にある医療棚には、妖精が何体か腰かけるように座っていた。
≪行くぞー!≫
≪お兄さん、大丈夫ですか?≫
≪お菓子ちょーだい。≫
僕が手招きすると、ベッドの上まで来て、思い思いの事を言っている。
それに何人かは、北上さんの頭に乗っかっている始末だ。
「こら、人の頭の上に乗るんじゃない。全く・・・で、この子達が妖精さんですよね?山城さん」
山城さんはそのまま僕にこう聞いてきた。
「無名君、ここで提督見習いとして働かない?」
「えっ?」
「ふぁぁぁぁあ・・・え?」
僕がその言葉の意味を理解する前に、北上さんが起きてなんとも言えない雰囲気になった。
「僕が・・・提督に?なれるんですか?」
「提督、無名君が提督になるには、大本営に許可をとらないといけないと思うんだけど・・・どうするの?」
そう北上さんが聞くと、山城さんはこうとも言った。
「最近は、提督の数が減少傾向にあるから大丈夫。」
「それに、妖精が見えることが提督になるための第一条件だから多分・・・」
自信なさげにそう言った山城さんは、今は提督見習いとして仕事を覚えてもらうよ。と言い、
「今のうちに仕事覚えちゃえば後々楽だしね。」
とも言って、僕は他の選択肢が無いことを知った。
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その頃、工廠に一つのナニかが生まれようとしていた。
それは、多くの資材を喰らい、自らの糧にしていく。
だがまだ、その時ではない。まだ、目覚めにはまだ足りない。
そのナニかは工廠の奥で目覚めを待つ。
ただひたすらに、資材を貪りながら。
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