ARMOREDCORE compensation   作:天武@テム

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chapter1-7-b 「IMMORTAL」

 

 

紅桜は輸送ヘリのハッチから降下すると、すぐさまクイックブーストを吹かしながらメリーゲートの傍まで近づく。

 

『援軍か…!!お前はランドクラブを頼む紅いの……!!』

 

『は、はい……!わかりました…!』

 

「━━こちらジン=叢雲です、メイ・グリンフィールドさん聞こえますか…!救援に来ました…!」

 

「救援ありがとう。貴方はランドクラブをお願い、あのネクストは私が食い止めるわ。」

 

「了解しました…!」

 

サクラとジンはメリーゲートとメイとの通信を終えると同時にオーバードブーストを起動し、灰色のネクストことイモータルを無視してランドクラブの元へ向かう。

 

「…!行かせるか……!」

 

「グレイちゃんダメだ…!」

 

「何っ…!?しまっ……ぐぅっ……!!」

 

イモータルは紅桜の後を追おうとす。しかし、背後からメリーゲートのバズーカに直撃して機体が硬直してしまう。

 

『AP50%減少……マスター、回避を優先を』

 

「分かっているイモータル…!先にあっちを対処しないとな!」

 

再び撃たれたバズーカを避けて、再びメリーゲートの方へ振り向き突撃し始める━━

 

「敵ネクスト、メリーゲートにヘイトが向いた…!今の内にランドクラブを撃破するよサクラ…!」

 

『はい…!!ランドクラブ確認しました…!主砲が驚異的です…回り込んで主砲を破壊した方がいいかもしれません…!』

 

「そうだね……急ごう…!」

 

紅桜はオーバードブーストでランドクラブの懐へ潜り込むが、潜んでいた3機のMTが攻撃を仕掛けてくる。

 

「こんな所に敵が……!」

 

ライフルでMTを撃破すると、ランドクラブの懐から抜け、背後に周ると甲鈑の上部に上がりプラズマキャノンとマシンガンでランドクラブの主砲を破壊する。

 

「よし……!残り3つ…!」

 

甲鈑上部に降り立つと主砲が紅桜の方を向き構える。

 

「ジン避けろ!!攻撃が来るぞ!」

 

「えっ、うわぁぁっ!!?」

 

ジンは慌ててクイックブーストで直撃を免れるが、主砲の衝撃で硬直し、甲鈑上部から落ちる。

 

「な、なんとか直撃は免れた……?」

『免れたはいいですが……今のでAP50%以下になりました……』

「う……そんなに食らうなんて…」

 

『今度から甲鈑上部に上がらずに攻撃しましょう……』

 

「うん、そうだね……」

 

紅桜はマシンガンのリロードをすると、再び上昇しプラズマキャノンのマシンガンで破壊する。再び主砲が紅桜の方を向くが、撃たれるに前に落下し砲撃を避ける。それを繰り返して次々主砲を破壊する。 全ての主砲を破壊すると、今度はランドクラブの側面に着いてあるミサイルランチャーをマシンガンで破壊する。すると、ランドクラブは攻撃手段を失い、多数の脚を使って退避していく。

 

「もうそいつには何も出来ない。直ぐにメリーゲートの救援に行ってくれ」

 

「うん、わかったよ兄さん」

 

紅桜はこちらに攻撃を仕掛けるノーマルとMTをライフルとマシンガンで破壊しながらメリーゲートの救援を送る。

 

『敵ネクスト再接近、ランドクラブを楽したようですね……』

 

「くそっ……大して時間稼ぎにはならなかったか……マーヴの弾も底尽きる…ブレードで一気に叩くぞ!」

 

『了解04-MARVEをパージ、格納ユニットのEB-O600を装備します。』

 

「よし……行くぞぉぉ!!!」

 

イモータルはアサルトライフルをパージするとハンガーユニットに備えていた小型レーザーブレードに持ち替えて、クイックブーストを利用してジグザグに進みながらブレードでメリーゲートを攻撃する。メリーゲートも負けじとバズーカを構えるがブレードで銃身を切断され爆破する。

 

「くっ……流石にバズーカを破壊させられると不味いわね……」

 

「メイさん、下がってください!ここは僕がやります…!!」

 

紅桜はイモータルに突撃してマシンガンとライフルでラッシュをかける。

 

「そんな攻撃……!」

 

イモータルはマシンガンを撃ちながらクイックブーストを吹かして右へ左へ瞬時に紅桜の攻撃を避ける。しかし、紅桜も同様にイモータルのマシンガンをクイックブーストで避ける。

 

「くそっ……速い…!」

 

メリーゲートはイモータルの背後からライフルを撃つが、弾速が遅く弾が当たらない。

 

「ローゼンヘッドとサラーフコアの混成機よりフルアリーヤの分あっちの方が機動力は上だ、でもあっちはブレードとマシンガンだから近づかなきゃ武器真価を発揮出来ない、一旦距離を置いて戦うんだ」

 

「っ…!うん、わかった……!」

 

今まで長くネクストに乗っていたのかジンから疲れが見え、動きが鈍くなりながらもイモータルと距離を取り、引き撃ちを行う

 

『紅桜の動きに疲れが見えます、攻めるなら今が好機です。』

 

「よしわかったイモータル、うおおぉ!!」

 

イモータルは被弾を気にせずマシンガンを撃ち続けながら接近し、紅桜のプライマルアーマーを剥がす。

 

「しまった……!プライマルアーマーが…!」

 

「それで終わらせる…!!」

 

「くそっ…!ここでやられてたまるかぁ……!!」

 

イモータルは一気に距離を詰めてブレードで仕掛けてくる。しかし、紅桜は抗うようにライフルをパージし、プラズマキャノンを放つとイモータルのプライマルアーマーが剥がれる。ジンはその瞬間を逃さず、腕を溶かされつつもブレードを持っている腕を弾きコクピットへの直撃を避ける。

 

「…!?いなした!?」

 

「今だ…!」

 

ブレードをいなされたイモータルの一瞬の隙を逃すことなくマシンガンを引きながら連射する。

 

「ぐぅぅっ!!中々やる……そっちがその気なら…」

 

「グレイちゃん、撤退して!」

 

「なんでだ!!まだオレは闘える!」

 

「アルゼブラの部隊が引き始めた、作戦は失敗だ……それに、君の機体はボロボロだ…これ以上戦ったら持たない、一旦引き上げよう」

 

「っ……わかった……」

 

イモータルのパイロットは悔しそうにしながらも作戦領域を離脱する。

 

「はぁ……はぁ………、待て…!まだおわって……」

 

「……ジン?おい、ジン!大丈夫か!返事をしろ!!」

 

ジンは激しい戦闘を行った分の負荷に耐えきれず、口と鼻から血を吹き出し意識を失う。

 

 

……To be continued

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