「中々見つかりませんね。頭」
「そだね。あっち行ってみっかな~」
あれから、女芸者なる者を探すも見付からず
逆に敵が此方に逃れてくるので、片っ端から片付けながら進んでいく
「大将!何か怪しい奴ら見つけました!!」
前方にいた兵が大声で言いながら指を指していた。馬を軽く走らせその場に向かうと何か人が吹っ飛んでいくのが見えたら。
指された場所に着くと其処には、六人の女がいた
「あれ?壁じゃあないっすか!」
「……全裸かよ。やれやれだぜ」
額に手を当てながら溜め息をつく。どうやら一人は知り合いのようだった
馬から降りると、六人の方に向かう
「壁も来てたんっすね。珍しいっす」
片方の髪をくるくるにしている女に近寄る
「面倒で嫌だったんだけとな……で、どれが女芸者よ?」
残りの、五人に自身の得物のである戟を突きつけるかのように前に出す
「あっちの三人っす。殺しちゃダメっすよ!」
「駄目なの~」
全裸と派手髑髏が止めに入る
「何方か存じませんか。此処は穏便に」
更に、傷だらの姉ちゃんも止めに入ってきたので、得物を下ろすと部下を呼ぶ。
「荷車を持ってこいや。三人とも本陣に連れていくぞ」
そう部下に伝えると、派手頭巨乳と青髪貧乳と眼鏡の三人がへなへなと座り込むのであった。
「華琳さま。敵部隊の追撃隊、出陣させました」
「後でこの辺りの賊として残られても困るわ。まとめて捕らえて、郷里に送り返させなさい」
「はっ」
あれから、三人の女を荷車に乗せて本陣迄連れていき
現在、俺は彼女達の後ろに立っていた。
彼女達の前には、左右にくるくる髪と髑髏の髪留めをした女を中心に、奇妙な格好の男の後ろに青髪の眼鏡にチビッ子と……色々と集めたな~
「ただし、私たち三人の命を助けてくれる事が条件よ。そうでなければ、私は何一つ口にしないわ!」
何やら話は進んでいき、紫眼鏡が何かを話していた。
「いいでしょう」
(いいんかい!)と心の中でツッコミをいれながらも毅然とした態度で立っていた
それから紫眼鏡は、自分達の事を話してた
内容は……割とあっさりだった
「各地を歌って回って、気が付いたらおかしいな信奉者が増えていたと」
「阿保か……」
ずるっと、掴んだ得物の力が抜けるほどアホらしい内容だった
それから話は続き、以前、勝手に読んだ本が曰く付きの物らしく
一応燃えたと思うが念には念で、敵の本陣を焼くそうだ
。
話は続き、どうやら三人を保護する方針になるみたいだった。
名は捨て、真名……仲の良い人間にしか預けてはいけないもう1つ名で生きていくそうだ。
「後は……壁。前に出なさい」
「はっ」
(やっぱり呼ばれるか~)
俺は、三人娘の隣に移動する
「紹介するわ。私の弟、曹壁よ」
「曹孟徳が弟、壁と申します。以後お見知りおきを」
軽く礼をすると、また後ろに下がる
「壁の事は追々説明するわ。壁!、追撃隊の指揮を執りなさい」
「はっ」
殿の命を受けると、俺はその場を出ると追撃隊と合流するのであった