【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです 作：北部九州在住
ヘリは最初大和の方に着艦させようとしたのだが、政治が入るのを藤堂海将が嫌がり、俺の叢雲の方におろすことにした。
叢雲艦橋で互いに敬礼して挨拶をする。
「日本国防陸軍真田繁留中尉と申します」
「日本国海上自衛隊入即出やる夫海将補相当官と申します。
色々互いに聞きたいことはあるでしょうが、とりあえずは戦闘の方に集中しましょう」
モニターでは、既に航空戦が始まっていた。
地上戦も随時データが入ってきている。
大亜細亜連合軍空母発艦機数
48機
撃墜数
９機
残機
39機
大陸からの大亜細亜連合軍大型機数
94機
爆撃機
28機
輸送機 100人乗り
66機 6600人規模の増援
日本国防空軍迎撃機
７機
撃墜数
43機 (オーバーキル)
残機
０
制空権喪失
日本国防陸軍
連隊規模 3000人ぐらい ＋お兄様補正 13
64＋13＝77
沖縄上陸部隊
旅団規模 数千人ぐらい ＋爆撃機支援 22
205＋22＝227
嘉手納基地攻防戦
77対227＝1：3
結果
１ 国防軍勝利 上陸部隊潰走
２ 国防軍勝利 嘉手納基地および那覇市内にて交戦中
３ 国防軍勝利 嘉手納基地にて籠城中
４ 上陸軍勝利 橋頭堡確保
５ 上陸軍勝利 橋頭堡確保 那覇市内にて交戦中
６ 上陸軍勝利 橋頭堡確保 那覇市内制圧
７ 上陸軍勝利 橋頭堡確保 那覇市内制圧 嘉手納基地攻撃中
８ 上陸軍勝利 嘉手納基地降伏
９ 上陸軍勝利 嘉手納基地降伏 増援部隊到着
10 熱烈歓迎
５ 上陸軍勝利 橋頭堡確保 那覇市内にて交戦中
状況は良くなかった。
空挺魔法師部隊の奮闘はあれども、制空権を失い那覇市内にて防戦するのに手一杯。
大陸からやってきた増援部隊はもうすぐ到着するので、焦点は嘉手納基地を守れるかどうかにかかっている。
沖縄への日本国防軍の増援
１ 航空戦力 準備中
２ 航空戦力 移動中
３ ↑ 艦隊 準備中
４ ↑ 艦隊 出港
５ ↑ 空挺部隊 準備中
６ ↑ 空挺部隊 移動中
７ ↑ 魔法師義勇兵部隊 準備中
８ ↑ 魔法師義勇兵部隊 移動中
９ ↑ 十師族 出陣
10 熱烈歓迎
10 熱烈歓迎
１ クリティカル
２ ファンブル
２ ファンブル
「増援はどうなっているんですか！？」
真田中尉が持ち込んだ通信機に叫ぶ。
俺たちがいるという事を前提の会話なので、相手である風間玄信大尉の声も硬い。
「沖縄だけでなく、対馬と佐渡にも敵対勢力が上陸してきている。
佐渡は撃退に成功したみたいだが、対馬沖の航空戦が思わしくない。
戦時動員も始まったばかりで、早急に送れる戦力が無い。
もはや、沖縄周辺に残る我が軍の戦力は嘉手納基地と君の居る義勇艦隊のみなのだ」
風間大尉の声を聞くと、状況は圧倒的に悪い。
そして、組織的抵抗はできているが、指揮系統の混乱が見られる。
上位の基地司令とかが会話相手で無いからだ。
だからこそ、宙に浮く。
ある意味、自由に動けるとも言う。
俺は真田中尉と通信機向こうの風間大尉に向けて口を開く。
「できる事、できない事を整理しましょう。
嘉手納基地は守りきれますか？」
さすおに判定 100ほどさすおに
結果 88
「多分大丈夫だ。
嘉手納基地周辺については安全が確保されている。
問題は那覇市内で、民間人を巻き込んだ市街戦になって我々は手こずっている。
敵の工兵が那覇空港を復旧させたら、大陸からの増援部隊がそこになだれ込んでしまう。
そうなったら、我々はさらなる苦戦を強いられるだろう」
「那覇空港への艦砲射撃はできない訳ではないです。
問題は、沖縄近海に敵潜水艦がうろついている事と、敵空母の艦載機が残っている事です。
近づくためには、敵潜水艦を排除しないといけないし、その時に敵の航空機が邪魔してくるのは見えています。
制空権奪還のために、本土から航空隊を派遣してもらうようにかけあってください。
潜水艦の排除後、制空権が取れているならば、こちらはそちらの支援が可能になります」
こうして、俺たちも本格的に戦闘に参加してゆく。
まだ今日という日は終わらない。
サイコロだけは一発取りだから保存できないのが難点。