【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです   作:北部九州在住

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なんとなく出したキャラが確変いるのはアンコあるある


学園都市聖杯戦争 あとしまつ その2

『おはようございます。

 今日のニュースです。

 埼玉県麻帆良学園都市で発生した大規模テロ事件において、警察と自衛隊の合同捜査が開始されました。

 このテロの実行犯は未だ逃亡を続けており、警察は関東一円に検問を敷いて犯人確保に尽力を尽くすと発表しています。

 また、自衛隊は埼玉県知事からの出動要請を受けて大宮駐屯地の第一師団第32普通科連隊の一部を麻帆良学園都市に送る事を決定。

 政府は内閣官房長官が「冬木市及び東京湾に次いで麻帆良学園都市でもテロが発生し国民の生活に不安を与えてしまった事について謝罪し、事態解決の究明に努める」と発表……』

 

 カーラジオから流れる実に面白くないニュースに俺は顔をしかめる。

 後処理からまだ眠れていなので学園都市に再度入ったら学園都市の施設でひと眠りさせてもらおうなんて思いながら、俺と叢雲とステンノとマシュは学園都市の入り口をくぐったのだった。

 

「メシアの連中が居ない?」

 

 昼まで寝た後、全員撤収後に報告の為残っていた桃条千影からいやな報告を受ける。

 米軍とメシアの繋がりは楔を打ち込んではいたが、聖杯奪取という新展開によりを戻すのだろうと俺は察せざるを得ない。

 

「ええ。

 ここに投入されていたメシアの戦力が綺麗さっぱりと。

 うちと同じく、完全に撤退していますね。これ」

 

 なお、撤収させた対魔忍等の戦力は、休憩と交代をした上で麻帆良学園都市テロ事件の捜査に協力している。

 相手が米軍特殊実験部隊COSMOSなのは掴んでいるので、今頃は横田基地に逃げ込んで逃亡しているのは分かったうえで、捜査の後迷宮入りする事までが既定路線である。

 そして、若狭湾ミサイル誤射事件や八丈島沖タンカージャック事件等によって成立した新政権は対米感情が実によろしくないので『主権の侵害』と騒ぎ立てるのも時間の問題だろう。

 『真・女神転生』だと、自衛隊のクーデターに対して米国大使館は海兵隊を送り込んでいたな。

 自衛隊内部のクーデターの芽を俺が潰したから、メシアの行動が掣肘しにくくなっていた。

 比較的友好的だった関東魔法協会もバックのメガロメセンブリア元老院が出張ってきた事でしばらくは使い物にならないだろう。

 

「後が面倒だが、とりあえずは仕事にかかるか。

 第七学区の病院へアポイントメイトをとってくれ」

 

 

 

学園都市のアルジュナへの評価

 22

 

こちらの出したアルジュナの処遇提案-20(聖杯奪取されたマイナス補正)

 49

 

第七学区の被害

 57

 

黒妻綿流(女)のレベル認定-1

 2-1=レベル1

 

能力の汎用性 100ほど高い

 35

 

 

「お待ちしていました。

 今回の結果に、私は満足していますよ。

 この聖杯戦争はもっとひどい、この街が紅蓮の業火に包まれるような結末の可能性の方が高かった。

 それを、このような形で終わらせようとしている事については、私に異存はありません」

 

 死者こそこの病院の主である冥土返しのおかげで居なかったが、多数の負傷者と周辺建物倒壊をはじめとした周辺被害をアルジュナは許容した。

 ある意味、話の早い英霊である。

 

「学園都市だが、マスターである黒妻綿流くんについては手打ちを済ませた。

 君は肉体再生レベル1の生徒として登録される事になっている」

 

 レベル6に達した麦野沈利が対等に戦えたのも大きいし、マスターとサーヴァントというペアがマイナス評価を与えたのも大きい。

 いくら凄い英霊でもマスターを潰されるとどうしようもない訳で、そういう意味からも麦野沈利の評価が急上昇しており、聖杯戦争の不手際を打ち消して俺の後始末を黙認する流れになっていた。

 もっとも、出し抜いた米軍を容赦するつもりはないみたいで、近く報復部隊が送られるのだろうが、そこまでは俺は知らないし知ったことではない。

 

「肉体再生?」

 

 彼、じゃなかった彼女のソプラノ声に俺は苦笑する。

 詰まる所、その体を科学側はかろうじて許容したという事なのだが、それを彼女に言うつもりはない。

 

「その体は特注品でね。

 色々秘密があるのだよ。

 とりあえず、君の処遇についてはこちらに一任されている。

 元の体に戻るもよし、その体で青春を謳歌するもよしだ」

 

黒妻綿流(女)の選択

 

元の体に

1 戻る

2 戻らない

3 どないしよ?

 

3 どないしよ?

 

「なぁ。

 俺も、なれるのかな?

 あのビームを撃っていた女みたいに?」

 

 この学園都市に来た連中は皆能力者に魅かれた連中だ。

 それは無能力者として燻っていた彼女も同じらしい。

 

「いいでしょう。

 私もこのまま聖杯には帰れない身。

 最後の仕事として、貴方の力になりましょう。

 ですから、悪魔合体で私の力を受け取ってください」 

 

 かくして、また平崎市のホテル業魔殿にとんぼ返りをして悪魔合体を行う事にする。

 造魔の素ドリー・カドモンも混ぜてしまおう。

 

1 ペルソナ アルジュナつき

2 同上

3 悪魔人

4 同上

5 同上

6 どないしよ?

 

6 どないしよ?

 

1 クリティカル 

2 ファンブル

 

1 クリティカル

 

 

「あんまり変わったような感じがしないんだが……」

 

 出できた黒妻綿流(女)の姿は変わっていないように見える。

 という訳で、アナライズしてみた。

 

黒妻綿流(女) 転生体 ラクシュミ レベル64

 

 頭を抱えたいのだが、ぐっと我慢する。

 まだ頭を抱える所が残っているからだ。

 アルジュナが入っていた所に、残っている弓一式。

 炎の神アグニから賜った神の弓、本来、定命の者たる人間には扱えない炎の弓だろうな。あれ。

 で、ラクシュミの転生体になった黒妻綿流(女)はあれを撃てる訳で……

 新たなるレベル6の誕生に、俺は学園都市との交渉が楽になったなとため息をついたのだった。

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