【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです   作:北部九州在住

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入即出やる夫のバカンス その8

バンゲリング帝国空軍

α島より離陸した敵機

 

 F-14  1機

  レベル12

 F/A-18 1機

  レベル12

 

 

 

米海軍航空隊

 F-14 4機

  レベル10×4=40

 

スーパーシルフちゃん

 レベル12

 

メイヴちゃん

 レベル56

 

 

戦力比

 24:108=1:4

 

結果

 

1 バンゲリング帝国勝利 米空軍撃墜判定

2 戦力拮抗

3 米軍機及び戦闘妖精少女勝利 バンゲリング帝国機撃墜判定 

4 同上

5 米軍機及び戦闘妖精少女勝利 バンゲリング帝国機全機撃墜

6 同上

7 同上 

8 同上

9 同上

10 熱烈歓迎

 

3 米軍機及び戦闘妖精少女勝利 バンゲリング帝国機撃墜判定 

 

撃墜数 2機

全機撃墜 制空権確保

 

 

バンゲリング帝国α島工場の選択

 

 1 兵器生産

 2 工場復旧

 3 工場奪還 100以上の数値を出しているので自動失敗

 

1 兵器生産

 

 

ヘリのトラブルチェック

 

 2機に軽微なトラブル 使用可能だが次回以降墜落の危険性あり

 2機に深刻なトラブル 次回以降墜落判定

 

 

 占領した工場よりF-14 2機生産

 

 

敵哨戒艇の数 工場の兵器製造で補正

 8隻

 

浜風の排除数

 1隻

 

叢雲の排除数

 1隻

 

AH-16シーアパッチによる排除

 3隻

 

 

「敵機全機撃墜!

 制空権は確保しました!!」

 

「敵高速艇接近!

 排除しきれません!!」

 

「数が多い!

 抜かれた!!」

 

 敵も馬鹿ではないらしい。

 工場の修理を諦めて兵器を生産し、哨戒艇でカミカゼ攻撃を仕掛けて来る。

 今までうまく対処していたマシュ風はここにきて疲労が出たのか大半をとり逃し、俺が居る叢雲からは位置が悪く一隻しか沈められない。

 結果、α島攻撃の準備についていたAH-16シーアパッチが排除に向かうが、それでも突破を許してしまうという大失態。

 α島攻撃は序盤から躓いていた。

 

 

哨戒艇の目標

 

1 空母『ロナルド・レーガン』

2 同上

3 同上

4 ヘリ空母『ジャンヌダルク』

5 同上

6 どないしよ

 

3・2 空母『レーガン』

6 どないしよ

 

「哨戒艇二隻の目標は空母レーガン!

 あと一隻が潜水艦ノーチラス号に向かっています。

 ノーチラス号。急速潜航!」

 

「ノーチラス号に向かった哨戒艇はこっちで仕留めるわ!

 逃がしはしない!!」

 

 叢雲が叫び、自動化された25mm三連装機銃が火を噴き、轟音と衝撃が叢雲の船体を揺さぶる。

 

「被害報告!」

 

「各部異常なし!

 衝撃で軽症者が数人発生しています!!」

 

 新島副長補佐が叫び、即座に報告が艦橋に届く。

 近くでこれである。

 直撃だとかなりやばい。

 俺はマイクをとる。

 

「マーリン。

 ちょっと仕事を頼む」

 

「面倒だなぁ……」

 

「乗船料だと思いたまえ。

 臨時でパスをつないでくれ」

 

「はいはい。

 ちなみに、何で彼女でなく私なんだい?」

 

 令呪に力が宿り、マーリンとの臨時パスがつながるのが分る。

 多分隣でキャストリアが居たうえでのマーリンの質問なのだろう。

 俺は、令呪を切る前にその質問に答えてやることにした。

 

「まだ知り合った仲より、散々お世話になった貴方の方が酷使しやすくてね。

 令呪をもって命じる!

 マーリン!

 空母レーガンに飛べ!!

 その後幻術スキル発動!」

 

「お任せ。夢のように片付けよう!」

 

 哨戒艇の爆発の威力

1 250キロ爆弾

2 同上

3 同上

4 500キロ爆弾

5 同上

6 どないしよ?

 

3・3 250キロ爆弾×2

 

 空母の方から爆発音が二発轟くが、遠目で見る限りにおいては被害が無いように見える。

 空母『ロナルド・レーガン』に安否を確認する。

 

「こちら叢雲の入即出やる夫海将補相当官。

 そちらは大丈夫ですか?どうぞ」

 

「こちらはジミー・ハーディー中将だ。

 衝撃で軽症者が出たが艦に異常はない。

 あと、飛行甲板に不審者が居るが、あれは君の所の人間か?」

 

「艦を守った功労者です。あとで引き取りに行きますので」

 

 あの格好で飛ばしたのだから、良くて監禁、悪くて営巣入りだろう。

 最悪、令呪で戻せばいいかと割り切って、俺は本題に入る。

 

「それよりも上陸作戦ですが、遅延は確定ですね」

 

「ああ。

 上陸支援をする予定だったシーアパッチまで迎撃に使ったから、空母に戻して再整備をさせている。

 上陸作戦は正午から行いたい」

 

「だったら、我々の艦隊が前に出ます。

 空母は少し下がってもらいたい」

 

 八面六臂の活躍をしている巡洋艦『バレイフォージ』だが、そのミサイルの消費が問題なりつつあった。

 今まで使ったミサイルの数は43発。

 大雑把に搭載ミサイルの1/4を消費した計算になる。

 あくまでここでの戦闘は巻き込まれたトラブルであり、本来の任務でないのでこれ以上のミサイル消費はというのが頭をもたげる頃合いだろう。

 現代兵器は補給と整備の問題からは逃れなれない宿命にある。

 

「感謝する。

 ヘリの方も消耗が激しい。

 シーホークは現在2機を整備に回して8機とLCVP上陸用舟艇2隻で上陸作戦を行う予定だが、敵も死に物狂いでやってきている。

 貴国の貢献を合衆国は忘れない」

 

 ジミー・ハーディー中将が感謝の言葉と共に通信を切る。

 なお、現在制圧下にあり航空支援を行っているβ島との連絡は、アーカム財団の『ロシナンテ』号におねがいしている。

 あの船が無かったら、解放捕虜の収容や移送で更にヘリが酷使されていただろう。

 

「かといって、時間は基本的に敵の味方な訳で……」

 

 遠くの島から爆発音が轟く。

 放棄したγ島にしかけた時限爆弾が爆発したのだろう。

 これで、α島捕虜を解放して、残った工場を全部破壊すれば、この結界は壊れるだろう。

 

「ダヴィンチちゃん。

 ノーチラス号に通信はつなげるかい?」

 

「まっかせて!」

 

 

キャプテンの友好度 1で警戒100で信頼

 15

 

「何?」

 

 声で分かる露骨な警戒の色。

 プロフェッサーは先の襲撃前にノーチラス号に戻ったので、あの船にはもうここに居る必要はない。

 かといって、帰るためには結界を壊さないといけないのだが。

 

「プロフェッサーくんに挨拶はしたが、入即出やる夫海将補相当官だ。

 うちのろくでなしを乗せてくれて感謝する」

 

「色々言いたい事はあるけど、まぁいいや。

 こちらもめずらしいものを見せてもらったし」

 

「あのろくでなしはあとで問い詰めるとして、ここを出るまででいい。

 協力してくれないか?」

 

 

説得判定 15以下で成功

 結果12

 

 

「……まぁ、自力で脱出できるけど、貴方とは縁があったかもしれない身だ。

 協力させてもらうよ。

 で、何をすればいい?」

 

「データを送る。

 ここを攻撃してくれ」

 

「了解」

 

 送ったデータの攻撃目標はα島の飛行場滑走路。

 陽動作戦としては悪くないだろう。

 しばらくして、海中からミサイルが数発発射されてα島の滑走路が離陸不能になる損害を受けた事を確認して、更なる陽動を加える。

 

「ジャンヌダルクは空母『ロナルド・レーガン』について警戒と上陸作戦の支援!

 マシュ風は叢雲について来い!」

 

「はい!先輩!

 マシュ・キリエライト……じゃなかった、浜風はどこまでもお供します!!」

 

「で、何処を攻める訳?」

 

 俺は、α島の港湾区画を指さす。

 

「港があるという事は、座礁はしないだろう。

 突っ込んで橋頭保を確保する」

 

 

バンゲリング帝国守備隊

 

1 歩兵中隊規模

2 同上

3 同上

4 同上+陣地構築済み

5 同上

6 歩兵大隊規模

7 同上+陣地構築済み

8 同上

9 同上+戦車小隊

10 熱烈歓迎 

 

結果 2 歩兵中隊規模

 

 

 どうやら、敵も駆逐艦二隻が港に突っ込んてくるとは思っていなかったらしく、それほど警備は厳重ではないみたいだった。

 陽動目的という形でジミー・ハーディー中将には許可をもらっている。

 遠慮なく暴れさせてもらうとしよう。

 

「モーさん。

 令呪をもって命じる。

 敵を蹴散らしてこい」

 

「待ってましたぁ!

 ヒャッハー!!」

 

 更にクーフーリンや、神獣ゲンブ、大天使イスラフィールを出して突っ込ませる。

 

「マスター!

 お願いします。

 私も出させてください!!」

 

 いつの間に艦橋に来たのかしらないがキャストリアが俺に向かって出撃を志願する。

 たしかに、この状況で使わない理由もないな。

 

「危なくなったら、ちゃんと後退するように」

 

「はい!

 白兵戦、行きます!」

 

 もちろん支援攻撃も忘れない。

 

「叢雲、浜風。

 主砲撃て!」

 

「邪魔よっ!」

「お相手しましょう。来なさい!」

 

 

バンゲリング帝国守備隊

 歩兵中隊規模 目標200

 

 モードレッド レベル90+クー・フーリン レベル43+神獣 ゲンブ レベル43+大天使 イスラフィール レベル42+キャストリア レベル90=308

 

 完全制圧

 制圧ボーナス 100で良いもの

 95 クリティカル

 

「マスター!

 港湾地区は完全に制圧した。

 攻撃を中止してくれ。

 倉庫に色々使えそうなのがあるぞ!!」

 

 あれ?

 陽動のつもりが制圧成功した?




制圧ボーナスは後で考える予定

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