【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです 作:北部九州在住
アクシズ戦力
グワダン級 1隻
グワジン級 1隻
チベ級 2隻
ザンジバル級 5隻
ムサイ級 4隻
その他艦艇 20隻
「……思った以上に少ないな」
先行している月方面艦隊臨時指令であるワッケイン中将からの報告に俺は疑念の声を出す。
いや、一年戦争時の残存艦隊に星の屑作戦が失敗しているのを考えるとこんなものなのしれない。
その上、コロニーレーザーで打撃を受けていたはずだ。
「ティターンズとエゥーゴが内戦なんてやっていたから、漁夫の利が得られた訳だ。
こっちの艦隊はどうなっていたっけ?」
俺は視線を艦橋の窓に移す。
俺が率いているティターンズ艦隊はグリプスに送った分を除いてサラミス改40隻に、マゼラン改の『ムラクモ』一隻。
さらに荊の園に万一を考えて隠していたサラミス改とマゼラン改の40隻が合流して81隻。
その艦隊の目的地はサイド3ジオン共和国である。
「マゼラン改級1隻にサラミス改級13隻でこちらに合流するそうよ」
「こっちも少ないなぁ……」
叢雲の報告に俺はため息をつく。
ニューディサイズ討伐に思った以上に戦力を持っていかれた。
おまけに俺が保険として戦力を荊の園に持って行ったので出せる戦力がなかったのだろう。
それでも連邦艦隊主力が温存されているのは運が良いと考えよう。
「で、こっちに来た理由は?」
ステンノの囁きに俺は苦笑して話す。
「簡単な話さ。
ザビ家の帰還でジオン共和国内部の残党が蜂起するのを恐れたのさ」
一年戦争から今に至るまで、スペースノイドとアースノイドの対立は変わっていない。
グリプス戦役という漁夫の利があった事でアクシズの急膨張が始まった。
その戦力供給源は間違いなくこのサイド3である。
一応、占領という形をとっていたが、絶対ノリノリで戦力提供していたのだろうなと思ったり。
サイド3の空気 100でザビ家万歳
87
連邦への敵意 100で開戦決意
32
「サイド3のニュースだと、ザビ家の帰還に好意的印象を報道しているようです。
同時に、連邦への開戦意思は低いですね」
オボロの報告に最悪の事態は免れたと俺は安堵する。
戦えば負けない。とはいえ、戦う事自体が後に禍根を残しかねない。
これはそういうゲームである。
「マ・クベ中将を使って、ジオン共和国を通してアクシズと交渉しよう。
まずは、彼らに選ばせる。
ジオンの亡霊か、そうでないかをな」
アクシズの意思 100で開戦 +22 (コロニーレーザーの敵意)
30+22=52
アクシズは 月とサイド3の中間地点にてその動きを止める。
その場所はかつてア・バオア・クーがあった場所でもあった。
月への警戒を考えて、サラミス改級を30隻ばかりつけて月方面艦隊を月に帰還させる。
一方でグリプスからシロッコのジュピトリスがこっちにやってきて、アムロ達が月に行ったことを知らされる。
「彼ら自身迷っているんだろうな」
アクシズの返事待ちの数日間、俺の艦隊はサイド3に留まっている。
まだ戦闘では政治の段階であり、その政治をハマーン・カーンが理解しているかが彼らの運命を決めようとしていた。
「どういう事?」
司令官室のベッドの中で叢雲が尋ねる。
暇なら気も緩むし、することをしようかという訳で。
シロッコが来ると、彼女たちもなぜか激しくなる。
「彼らにとっては地球帰還は悲願であったが、そこから先のプランはほとんどなかったのだろうよ。
ましてや、戦力で劣っているのが分かっている。
復讐するには時間がかかり過ぎ、狂うには距離が遠すぎた」
「じゃあ、彼らの選択を待ちましょう。
そう遠くないわ」
ステンノが俺に抱き着いて囁く。
その結果はその後出た。
アクシズの選択 52以下で開戦
54
「ジオン共和国より通信です!
アクシズはグラナダ条約を受け入れるそうです!!」
マシュの報告に一同ほっとする。
これによって、一年戦争は完全に終わった。
少なくともアクシズがネオ・ジオンになるルートは完全に消えた。
全ての責任を一年戦争のザビ家に押し付け、まだ赤ん坊だったミネバ・ザビに責任がない事を保証した結果、ハマーン・カーンは戦争を避けた。
武装解除や艦隊とアクシズの処遇があるが、とりあえずZZの道はここで絶った事になる。
「さて、後始末か。
ゴップ議員と汗をかかないとだめだろうなぁ。きっと」
証拠写真
https://twitter.com/hokubukyuushuu/status/1403386254436093953?s=20
最後大会戦をと思ったが、アクシズ戦力が思ったよりしょぼかったのでこういう結果に。