【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです 作:北部九州在住
アクシズのグラナダ条約受け入れでグリプス戦役は後始末の段階に入った。
政治面における俺とゴップ議員の頑張りの結果はこうなった。
連邦のアクシズへの反感 100ほど反発
37
反発は思った以上に出なかった。
というより、ティターンズからニューディサイズとエゥーゴの内戦が終わった事で無関心だったという言い方の方がいいのかもしれない。
グリプス戦役後の経済回復 + 連邦主力艦隊温存ボーナス 20
100ほど経済回復
63+20=83
グリプス戦役後の治安回復 - 連邦主力艦隊温存ボーナス 20
83以上で治安悪化
36-20=16
かかった年月
6年
グリプス戦役終了によって経済は急速に立ち直り、治安は劇的に改善した。
ティターンズが地球上内の反連邦勢力を殲滅した事で地球の経済復興が経済立て直しに寄与することになった。
「地球環境への配慮はしないつもりか!?」
「その結果が一年戦争のコロニー落としだろうが」
連邦議会での環境保護派をこの一言で黙らせた俺とゴップ議員は経済回復を推進し、その経済回復が治安改善という効果に繋がり、さらに治安が戻るという好循環を生み出しつつあった。
皮肉な事に一年戦争のコロニー落としの結果、太平洋を中心に派手に人間が死んだ事で、地球の人間許容量は大きかったのである。
そして、人間が住める地球環境の再生はコロニー技術で応用が効く。
この地球植民政策は、連邦の権力強化と独立したサイド3やサイド6、独立傾向が強い月面都市や他サイドとの差別化という副作用をもたらした。
独立による法的経済的障壁によって地球という巨大市場にアクセスしにくくなったこれらの勢力が政治的解決を求めて地球連邦にすり寄ってきたのである。
これらの政策実行と経済再生に6年の月日がかかった。
ニューソクデ大将の将来
1 地球連邦議員 首相就任
2 同上
3 同上
4 地球連邦議員 議会議長就任
5 同上
6 同上
7 退職 アナハイムエレクトロニクス天下り
8 同上
9 失脚
10 烈々歓迎
6 地球連邦議員 議会議長就任
ゴップ議員と組んで動き回った結果、軍から政治家に転身するのはある意味必然だった。
結果、ゴップ議員の下で派閥を作り、それを受け継ぐ形で連邦議会議長に選出される。
もちろん、連邦首相にゴップ議員になってもらった上でだ。
「なんで君の花道を私が作らねばならんのかね?」
「だったら、ジャミトフに政権を渡しますか?」
「それは困る」
政治的取引でティターンズから身を引いたジャミトフ・ハイマンだが、その影響力は経済界を中心に無視できないものがあった。
彼の復権のきっかけが我々が仕掛けた地球移民政策なのだから、身から出た錆ともいう。
地球環境の悪化を危惧しつつも、経済政策によるアースノイドとスペースノイドの融和という現政策を進められるのは議会の先輩であるゴップ議員しかおらず、俺という派閥継承者が居た事で最後の奉公とばかりに穴倉から引きずり出されたともいう。
オクスナー・クリフを首相補佐官に任命し、次の次の候補として育成すると同時に、ゴップ>>俺>>オクスナー・クリフという政権移譲スケジュールの明確化による混乱防止と政策継承が連邦の安定化につながったのは言うまでもない。
シャア・アスナブルの未来
1 シャア・アスナブルとしてジオン共和国首相に
2 同上
3 エドワウ・マスとして連邦議会議員に
4 同上
5 エドワウ・マスとしてティターンズ指揮官に
6 同上
7 キャスバル・レム・ダイクンとしてネオ・ジオン総帥に
8 同上
9 引退して歴史から姿を消す
10 熱烈歓迎
6 エドワウ・マスとしてティターンズ指揮官に
最大の波乱要因だったシャアの処遇だが、ジオンに帰ればハマーンがいる訳で、連邦軍将官エドワウ・マスとして生きる事に。
それを良い事に、政治家になった俺はティターンズを彼に押し付ける事にした。
「謀ったな!」
「その言葉、君の友人だったガルマも言っていたな。
因果応報を噛みしめたまえ」
この時のシャアの顔は怒りと羞恥と過去の悔恨の入り混じったなんとも言えない顔だったが、エゥーゴは壊滅状態、ハマーンが帰還した事でジオンに戻れない、アムロやブライト・ノアの協力という名の押し付けによって受け入れざるを得なかったのが実情である。
縮小・再編成されて(それでもロンドベル隊よりは規模も人員も権限もある)購入したアクシズを拠点とした新生ティターンズ指揮官エドワウ・マス中将として、経済発展とスペースノイドとアースノイドの融和を眺めた彼は何を思ったのかは知らないが、ネオジオンという組織は生まれなかった事を記しておこう。
宇宙世紀0093年
「君にはもっと良い役を渡すつもりだったんだがなぁ……」
「これでも大きすぎますよ。
私は英雄の誕生とそのふさわしい舞台に立つ瞬間を見たかったのです」
「呪ってやるぞ。
具体的には私の次の次の次あたりに」
「あのシャアというニュータイプもどきが起きなかったら、その呪いを引き受けましょうか」
木星船団公社総裁パプテマス・シロッコの木星赴任。
その見送りの席の話。
地球経済再生に伴うエネルギー需要は、その木星船団の権力を飛躍的に増大させた。
資源採取プラントだけでなく、生活環境改善のためにコロニーすら送り込んでの支援とあまりにも遠距離な為の自治権付与はゴップ政権の目玉政策の一つとして推し進められ、この時はエネルギー生産地の木星、工場などの生産地である月やコロニー、消費地としての地球という役割によって、バランスが取れていたのも大きい。
「で、この仕組みはいつまで持つのですかな?」
「よくて10年だろうよ。
俺のやっている事は一年戦争前に時計の針を戻しているという批判も甘んじて受けるさ。
だが……」
ここで俺は言葉を切る。
眼下に広がる青い地球。
コロニー技術の応用による植林や環境改善計画は、この木星から送られてくるヘリウムあってのものである。
「人類には癒しの時間が必要だった。
宇宙に飛び立つための癒しの時間がね。
そこから先は、子供たちに任せるよ」
「閣下、いえ首相のご活躍を木星よりお祈り申し上げます」
「まだ首相ではないよ。
ダカールの議会演説の前だからね」
こうして、シロッコの乗ったジュピトリスが地球を離れてゆくのを見届けて、俺はダカールの議会に立つ。
引退したゴッフ首相の次の地球連邦首相として、宇宙世紀を良い方向に狂わせようとして、俺は議会にて、第一声をあげた。
「地球連邦首相。ニューソクデ・ヤルオであります……」
裏話
『とある』や『ヘルシング』あたりを絡めてロンドンを書きたかったけど、だったらFGOも混ぜたいよねというの時間稼ぎがこの物語の発端だったりする。
正直、こんなにはやく来るとは思っていなかったから、平安京までしか進めていない。はやく攻略しないと……