【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです   作:北部九州在住

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久しぶりの鎮守府生活

 イベントがあったので久しぶりに鎮守府に帰る。

 

「提督、おかえりなさい!」

 

 鹿島の声で帰ってきたなという思いがひしひしと。

 イベントそのものは丁で攻略し完走する事になったのだが、当然みんなが集まって来る訳で。

 

「おかえりなさいデース!

 てーとくにはずっと残っていてほしいデース!!」

 

 金剛のなんともいえない声に懐かしさを覚える俺だが、ここでは300隻以上の艦娘が生活している訳で、もみくちゃにされながらも皆帰還を喜んでいるのを見て、秘書艦の叢雲もご満悦である。

 

「あらあら。貴方こんなに愛されているのね」

 

「先輩。凄いです……という思いと、当然ですという気持ちが……」

 

 ステンノがそんな俺を見て苦笑し、マシュは浜風と外の人合体をしたので浜風の気持ちが声に出ているのだろう。

 

「あれ?

 こんな艦娘いましたっけ?」

 

「サーヴァント――ルーラー兼ヘリ空母、ジャンヌ・ダルク。

 お会いできて、本当によかった!」

 

 明石が首をひねったジャンヌ・ダルクが自己紹介をする。

 こういう艦娘も受け入れにれるのがこの世界である。

 加賀なんてヘリ空母みたいになるのだから。未来では。

 

「叢雲は分かるけど、浜風を連れてゆくのはずるくないですか?」

「私は、ここにいますけど?」

「あー。二隻目ですか」

 

 磯風がマシュ風にツッコミ、横から本来の浜風が声を出すからマシュ風が二隻目認知される艦これあるある。

 うちの鎮守府は大井と北上は二隻目体制だったりする。

 なお、一番多いのは阿武隈で三隻体制だったり。

 

「とりあえず歓迎は一旦ストップ。

 先に墓参りに行かないとな」

 

 という事で撃沈艦と牧場艦の為の石碑に皆で手を合わせる。

 ありがとう五十鈴。君のおかげで訓練だけでも対空の改修ができるのだから。

 ほかにも、二航戦牧場や衣笠牧場もやっていたのでしっかりと感謝をこめて手を合わせる。

 

「という訳で、パーティーついでに情報交換と行こうか」

 

 うちのカルデアの面々も連れてきての情報交換会。

 先に連れてきた秋雲・風雲・夕雲の三隻を中心に、ここから何ができるかと何を提供できるかを詰めてゆくことになる。

 

「あの世界、艦隊指揮に階級が厳密に決められているのが問題なんだよね」

 

「そうなんだ。

 叢雲とマシュ風とジャンヌ・ダルク以上を指揮しようとすると、まず上に指揮権を取られるんだよ。ジャンヌ・ダルクを加えて指揮している事ですら特例扱いなんだ」

 

 ダヴィンチちゃんの言葉に俺が返事をする。

 現在メガテン世界に湧いた問題である伊勢湾のロサンゼルス級原子力潜水艦コロンバスの撃沈だが、秋雲・風雲・夕雲の対潜攻撃で撃沈できる事は確認できていた。

 その為にも手をあげる駆逐艦艦娘と海防艦艦娘がゴネていたりするのだが、叢雲が宥めていたり。さすが初期秘書艦である。

 閑話休題。

 

「この時期の自衛隊の編成は、護衛隊が二隻から三隻。

 階級が上がる事はできないから、これ以上の指揮は無理と」

 

「だから、友軍艦隊扱いで、貸すのはありかなと思っている。

 藤堂海将も居るし」

 

「けど、あの人中に人を乗せるからね。

 クローンヤクザとかで兵士は用意できるけど、士官は足りるのかな?」

 

「そのあたりも含めて、市ヶ谷でお話しないといけない訳だ。

 デグ様に借りばかり作る事になりそうだな」

 

 ダヴィンチちゃんの説明に俺が妥協案を出す。

 あの人の凄さは沖縄沖海戦で見ているから貸すのも問題はない。

 向こうには大和もいるし、海将だから護衛艦隊司令官として臨時編成が組めるなら、6隻どころか12隻の連合艦隊を組ませる事も夢ではない。

 まぁ、それができるかは市ヶ谷での話と永田町の政治に行きつくのだが、文民統制というのはこういう時に面倒とは思うが軍事独裁よりははるかにましである。

 

「提督。対潜ならカ号は持っていけないのか?」

「あったな。そんな装備」

 

 調べてみたらカ号観測機とオ号観測機改があったのでジャンヌ・ダルクに渡してみたら装備できたので持ってゆく事にする。

 俺自身は叢雲・マシュ風・ジャンヌ・ダルクで護衛隊を組んでいるので、藤堂海将の大和を旗艦に、草加拓海少佐の叢雲も出るだろうから、この二隻に足す形の連合艦隊編成をこちらの船で貸すという形でメンバーを発表する。

 

「とりあえず、先に試験につきあってもらった秋雲・風雲・夕雲は確定。

 対潜がメインだから、谷風と浦風も連れてゆくか。

 対潜と対空を意識して、第二艦隊旗艦として五十鈴も連れてゆくか。

 で、レベル99の駆逐艦は……時雨・夕立・雪風・島風か」

 

「駆逐艦、谷風! 出番だよ!」

「浦風の出番じゃね?ええよ」

「改装された五十鈴よ。対潜、対空ならお任せ!」

「佐世保の時雨、行くよ!」

「お待たせっぽーい!駆逐艦夕立、出撃よ!」

「そうですっ!帰ってきました!帰ってきた、雪風です!」

「しまかぜ、出撃しまーす!」

 

 呼ばれた艦娘が嬉しそうに手をあげている中、選ばれなかった艦娘がしょんぼりとしている。

 とはいえ、こうやって戻って資源、特に燃料と弾薬を補給できるのは大きいので遠征を頑張ってくれと頼むと皆嬉しそうに敬礼してくれるから、戻ってよかったなと思ったり。

 

「ねえ。ちょっと。あれ、いいの?」

 

 そんな事を思っていたら、横から叢雲につつかれる。

 

「あれって何だ?」

「島風のあの服」

「あっ……」

 

 見なかった事にしよう。




カ号観測機とオ号観測機改
 確認のためにwikiで確認したら、S-51J改まで出ていた事に今気づく。

それぞれの正式名称
 秋雲改二
 風雲改二
 夕雲改二
 谷風丁改
 浦風丁改
 五十鈴改二
 夕立改二
 時雨改二
 雪風改二
 島風改

島風の服
 夜戦のお供
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