【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです 作:北部九州在住
「それじゃあ始めてみてくれ」
「了解」
艦娘たちを連れてメガテン世界に変えると、藤堂海将とデグ様も交えての『コロンバス』撃沈作戦の検討に入る。
電子機器に潜伏できる化け猫だから、その電気機器を積んでいない艦娘は化け猫たちがシージャックした『コロンバス』にとって天敵だろう。
「入即出海将補相当官の提案には理解できる所があるが、その提案を通すには政治が絡むゆえにデリケートな部分を触らざるを得ない」
「とはいえ、これは米軍のスキャンダルで、表に出れば微妙な日米関係を刺激しかねない。
ジミー・ハーディ太平洋艦隊司令官と私が政治についてはなんとかするから、最良の戦術で臨んで欲しい」
藤堂海将指揮で艦娘で『コロンバス』を沈めようという作戦である。
案の定もめているのが艦娘姿のでなく艦艇実体化させての指揮で、足りない士官をどうするかであった。
「本来ならば、彼女たちは自力で艦を動かせます。
とはいえ、タスク処理が飽和してオーバーフローになるのも分かっているので、兵や士官についてはクローンヤクザやオイランロイドで最低限のフォローはできるでしょう。
ですが、艦長だけは人の方がいいでしょう」
俺が連合艦隊を指揮するのならば問題ないのだが、友軍艦隊としてお貸しする以上は艦長だけでも人を入れた方がいいと思っているからこその提案である。
その為、使える人材を用いてこうなったのである。
統括指揮
藤堂守海将
海上自衛隊 第70護衛隊
司令官
入即出やる夫海将補相当官
参謀長
パプテマス・シロッコ大佐
『叢雲改二』
艦長
東雲叢雲二佐相当官
副長補佐
新島義則三佐
『浜風』
艦長
マシュ・キリエライト二佐相当官
副長補佐
フランシス・ドレイク三佐相当官
『ジャンヌ・ダルク』
艦長
ジャンヌ・ダルク一佐相当官
副長補佐
雅羅派詩舞二佐
戦闘妖精少女 搭載
海兵隊
海上自衛隊 第71護衛隊 (臨時編成)
藤堂守海将 直率
『五十鈴改二』
艦長
九十九五十鈴二佐相当官
艦長補佐
甲賀朧二佐
『叢雲』
艦長
花風叢雲三佐相当官
艦長補佐
草加拓海少佐
『雪風改二』
艦長
丹陽雪風三佐相当官
艦長補佐
源義経三佐相当官
艦長誰にするかと思ったが、FGOの英霊思った以上に艦長スキル持ちが多い。
そこから誰が連れてくるかと思ったら、立候補してきた英霊が一騎。
「はいっ!はいっ!!
主殿!私、私立候補します!!
海戦なら壇ノ浦で経験済みです!!!」
あー。そうか。牛若丸。
君、そういう意味でも万能な戦術指揮官だったね。
という事で雪風の艦長補佐に。
日本政府と米軍の政治的摩擦と妥協によって俺の友軍艦隊として第71護衛隊が臨時編成されてこの六隻で伊勢湾の『コロンバス』を沈める事に。
もちろんこれにデグ様の第五艦隊が加わる事になる。
第50臨時空母打撃群
司令官
ターニャ・デグレチャフ中将
参謀長
エーリッヒ・フォン・レルゲン少将
副官
ヴィクトーリヤ・イヴァーノヴナ・セレブリャコーフ中佐
『イントレピット』
艦長
F・D・イントレピット大佐相当官
副長
リエリ・ビショップ中佐
参謀
ナオミ・エヴァンス少佐
空母航空隊司令
マテウス・ヨハン・ヴァイス中佐
『ヴィンセンス』
艦長
ユーリア・ブラッドストーン大佐
『イェルケル』
艦長
ラリー・マーカスン大佐
デグ様の気前のいいというか、使える人間は使うという所は、前艦長が汚職で逮捕された『イェルケル』の艦長にトライデントのラリー・マーカスン大佐を据えた所だろう。
八丈島沖で日米融和の政治的デモンストレーションを兼ねつつ、これらの艦艇は対潜水艦及び対電子戦訓練を行う事になった。
対潜水艦訓練 100ならばっちし
60
対電子戦訓練 100ならばっちし
55
対ミサイル迎撃訓練 100ならばっちし
48
訓練としては可もなく不可もなくと行った所。
少なくとも前の八丈島沖でのトラブルみたいなネオナチが乱入してくるという事もなく淡々と進んだ。
「対潜訓練は第二次大戦装備を用いるならば良くやっているかと。
実戦でない事を喜ぶべきでしょうな」
「電子戦はそもそも旧装備にハッキングするのが難しいという当たり前の結論になるのですが、艦隊側が統一行動を行う際のコミュニケーションに電子機器を用いる以上、そこが穴になると再度確認されましたね。
まだ訓練は必要でしょう」
「旧式装備の弊害が対ミサイル迎撃訓練にはっきりと出ています。
現状かなりの数のミサイルを撃ち漏らしており、対ミサイル防衛網で落とせる数ではありますが、この国の政治的ダメージはミサイル飛来には耐えきれず、日米関係の悪化はさけられないでしょう」
俺の感想に、テレビモニターの中に居るエーリッヒ・フォン・レルゲン少将が今回の訓練の評価を言い、対ミサイル訓練を担当していたユーリア・ブラッドストーン大佐は苦々しい顔を隠そうとしない。
少なくともこのまま伊勢湾に向かって『コロンバス』撃沈は危ない事この上ない。
モニターが切り替わりデグ様の顔も渋かった。
「私としても、不完全な状態で戦力を戦場に送るような愚かな事はしたくない。
万全の体制を持って、送り出したいので諸君らの奮闘に期待する」
こうして、更なる訓練を経て我々は伊勢湾に潜む『コロンバス』撃沈作戦を開始する事になった。
艦娘に苗字とか名前を考えるのがAIのおかげで楽になった。
黒ひげとかイアソンとか使えるなと気づいて呼ぶかと思ったが、まず牛若丸が壇ノ浦の勝者だった事を思い出した私。
軍事指揮官として万能すぎるぞ……牛若丸……