【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです   作:北部九州在住

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証拠写真


聖杯戦争拡大 その2

聖杯戦争の積極具合 100ほど積極的

 

 

 

 時計塔            自動参加

 

 聖堂教会          自動参加

 

 

 

 ファントムソサエティー  60+41

 

 クズノハ           61+20

 

 学園都市          45+12

 

 関東魔法協会       100なので自動参加

 

 関西魔法協会       31+31

 

 十字教            74+42

 

 メシア教           1+35

 

 ガイア教           95+50

 

 自衛隊            83+47

 

 米軍             15+13

 

 

 

 この若狭湾ミサイル発射テロによって日本の裏社会は激震を受けた。

 というより秘匿されていた聖杯戦争の情報が何者かによってばら撒かれたのである。

 時計塔と聖堂教会は激怒してその首謀者を探そうとしたが時すでに遅し。

 他組織の『お前ら何勝手にやってんじゃ!』という抗議と観察団の派遣がなし崩し的に行われる事になった。

 激怒しているのは自衛隊も同じで、仮にも所属している護衛艦に対艦ミサイルをぶっ放されて怒らない方がおかしい。

 命令系統から俺のミサイル発射は海自内部でも問題になり査問会と無罪放免を勝ち取るまで三日、貴重な三日を俺は失う羽目になった。

 逆に米軍は証拠である対艦ミサイルの発射筒が見つけられた事から動きを封じられ、米軍第7艦隊ではあのハープーンミサイルの出処を必死に探す羽目に。

 そんな訳で、あのミサイル事件から三日後、新たな駒が冬木市に姿を見せる。

 

「クルト・ゲーデルと申します。

 よろしくおねがいします」

 

 タカミチ・T・高畑に連れられてやってきたのがまさかの大物である。

 そうだよな。

 あらゆる願いを叶えるという願望機なんて触れ込みを知ったら、嫌でも出てくるわな。彼ならば。

 

「ヤタガラスの入即出やる夫と申します。

 失礼ですが、お一人でここに?」

 

「いえ。

 ある程度連れてきています。

 挨拶を」

 

 クルト・ゲーデルが促すと、日本人にしか見えない女性が頭を下げる。

 

「明石夕子と申します。

 今回の派遣団の副長に任じられております。

 よろしくおねがいします」

 

「こちらとしては何よりも民間人への被害を出さないことを第一に動いて頂きたい。

 既に状況は混沌としていますから」

 

 個人的にやばいのは天海市のマニトゥ計画なのだが、聖杯の分かりやすい機能に食らいついた彼らと手を組んだ以上は最低限の仕事はする。

 俺はいくつかの書類をクルト・ゲーデルに渡し、彼はそれを明石夕子に手渡す。

 

「ファントムソサエティーのサマナーを確認しました。

 キャロルJとマヨーネと呼ばれています。

 目的は聖杯の奪取でしょう。

 彼ら二人は、デビルサマナー。

 悪魔使いです」

 

「拘束は?」

 

「普通の警察や自衛隊員が手を出しても、政府から圧力がかかって釈放されるでしょうし、身分も用意されているはすです。

 監視カメラに映ったのを最後に足取りは消えております」

 

「ならば、彼らの拘束は我々がするとしよう。

 他に気をつけないといけない勢力は?」

 

 成田の入国管理局からの情報を整合してチェックしたものが既に俺の手元にはある。

 こういうお役所仕事がこの国は強い。

 

「十字教のローマ正教十三騎士団が入国した。

 こっちは都内で足取りが消えたけど、近く冬木市に入るだろう。

 聖堂教会に教えてやったら、奴らいい感じで激怒していたよ」

 

「なるほど。

 貴方も人が悪い」

 

 他にも十字教のやばい連中のリストを俺はクルト・ゲーデルに渡す。

 ローマ正教十三騎士団を率いるビットリオ=カゼラに、司教兼宣教師のリドヴィア=ロレンツェッティ、そして雇われているのだろうフリーの魔術師であるオリアナ=トムソンとガチで攻めに来ている。

 何も日本の地方都市で代理戦争をせんでもいいものをと言ったらいけない。

 眼の前のクルト・ゲーデルにもそのブーメランは刺さる。

 

「ガイア教も新しい人間を用意したらしい。

 一番来てほしくない人間の名前を見たよ」

 

 そのファイルには写真は無いが、書かれている事だけでクルト・ゲーデルの顔が歪む。

 多分俺も同じ顔をしているだろう。

 

「桜塚星史郎。

 人を殺めるために陰陽術を使う伝説の暗殺者集団『桜塚護』の当代ですよ。

 お気をつけを」

 

 聖杯の奪取というよりも、奴の設定を考えたら多分その目的は俺の抹殺だろう。

 俺の笑顔に何か感じたのか、クルト・ゲーデルが一歩退いたのを俺は見なかったことにした。

 

 

 

 艦に戻ろうとした俺の目に、俺の艦を見ている陸自の士官が映る。

 その特徴的な姿に見当がついたので、おれは声をかける事にした。

 

「うちの艦に何か?」

「ああ。

 さっきまでヘリ甲板にて益荒男が剣を振っていたのが見えてな。

 見とれていたのよ」

 

 後で聞いたが、その時暇だったとかで、モードレッドとクー・フーリンが手合わせをしていたらしい。

 対魔忍だけでなく自衛隊員すら見とれた剣技だったらしいから、彼も魅入っていたのだろう。

 

「むかしむかし。

 おとぎ話の果てにあった剣技だよ。あれは」

 

「それは羨ましい。

 もちろん、この世界が素晴らしくはないとは言わないが、それでもあのような剣技が必要だった時代を見せられたら、武人として羨ましくありますな」

 

 悪い人間ではないのだ。

 はた迷惑なだけで。

 こっちの思惑を知ってかしらすが、彼は俺にきちんと敬礼して挨拶をした。

 

「第1普通科連隊第1普通科中隊、中隊長の甘粕正彦一尉と申します。

 今回のテロ事件の増援として、こちらの警護をする事に相成りました。

 よろしくおねがいします」

 

 駄女神よ。

 これ収拾つくんだろうな?




クルト・ゲーデル
 『ネギま!』
 彼が来たということはかなりガチで聖杯を取りに来ている。
 なお、年表で確認したら、まだネギの村は襲撃されていない。

明石夕子
 『ネギま!』
 明石祐奈の母親。
 魔法使いでエージェントだった彼女は任務中に死亡したそうな。
 下手するとここが彼女の墓場になるかも……

キャロルJとマーヨネ
 『ソウルハッカーズ』
 ファントムソサエティーのサマナー。
 連れている悪魔はそこそこ強い。

ローマ正教十三騎士団
 『とある魔術の禁書目録』 三沢塾編にて全滅した騎士団。
 そこの団長がビットリオ=カゼラ。

リドヴィア=ロレンツェッティ
 『とある魔術の禁書目録』 大覇星祭編で学園都市攻略を狙ったお方。
 今回の狙いは学園都市ではなく冬木市である。
 もちろん成功したら補正バフが乗る。

オリアナ=トムソン
 『とある魔術の禁書目録』 大覇星祭編にて十字教の雇われ魔術師。
 この話では、リドヴィア=ロレンツェッティ指揮下でオリアナと十三騎士団が動く。

桜塚星史郎
 『東京BABYLON』のやべーやつ。
 やる夫は陰陽師設定だから、一番当たりたくない人物の一人。
 迷うこと無くやる夫を狙いに来る。

甘粕正彦
 喜べ甘粕よ。
 聖杯があれば君の願いである『魔王になりたい』が叶うぞ。
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