【アンコもどき小説】やる夫と叢雲とステンノは世界を渡りながら世界の危機を回避するようです 作:北部九州在住
間桐雁夜との約束から預かった間桐桜だが、重大な問題が発覚した。
彼女にとって、育児環境がとてつもなく悪いという事だ。
「わたし、初めて無くなっちゃった……」
「え?
そんなのすぐ再生できますよ。
処女膜ぐらい」
誰だこの対魔忍を桜ちゃんの看護につけた馬鹿は?
すっ飛んで行った先では、朧主演対魔忍AV上映会が盛り上がっていたので慌ててTVを切る。
こっちの怒りが分からない朧はいけしゃーしゃーと言い切る。
「ですから、対魔忍になると気持ちよくなってお金も稼げて、若さも維持できるといい事ずくめ!
桜ちゃんも対魔忍に……あ、ちょっと引っ張らないで……」
なお、朧主演AVタイトルは既に951本ほどあり、対魔忍の主要収入源として大活躍しているとか。
そこまでされると俺も桜ちゃんも唖然とするしかない。
で、素敵な対魔忍設定が遠慮なく炸裂する。
「魔界だと既にクローン技術が完成していますし、私、肉体間の魂の移動可能なので、クローン作ってAV出てアヘって、クローン作って対魔忍やって任務失敗してアヘってを繰り返してそこそこ強くなりまして」
「ちなみに、残った肉体に魂はあるのか?」
「あるみたいですね。
自立した行動を取る体もあって、そういう肉体を処分した事もありましたし。
けど、概ねその肉体の情報は私の魂に全部記憶されていますのでご安心を」
あー。
これ、『NARUTO』の多重影分身の術の応用のハーレムの術の究極系だ。
俺の所に遠慮なく色仕掛けしてくる理由がはっきりと分かった。
多分バックアップ体もあるな。これは。
「だから、桜ちゃんも対魔忍になれば、処女膜の一枚や二枚なんでどうって事ありませんし、世の男のロマンである『処女で床上手』という体でどんな男も……きゃんっ!」
それ以上の朧の戯言はげんこつで封じざるを得なかった。
「わたし、よくわからないものに体を触られ続けて……」
「いいんじゃない?
自分の産んだ子供相手に殺し合いをするよりは」
誰だあの艦娘を桜ちゃんの看護につけた馬鹿は。
すっ飛んで行った先では、叢雲がずんと落ち込んでいて、桜ちゃんが気を使うという本末転倒の光景が。
「そうよ。
深海棲艦の数を考えると、明らかに数が合わないのよ。
その数をどうやって満たしたの?
やっぱり私達しか居ないわよね……ぁぁ……」
見事にトラウマ入っている。
艦これウス異本設定の王道だが、艦娘と毎日倒される深海棲艦の数が合わないという問題がある。
魂の細分化というごまかしも無いわけではないが、薄い本界隈では捕まったり沈められたらそのまま悪落ち調教のついでに孕まされて産まされてというのは王道パターンである。
なまじ艦娘と深海棲艦が対になる設定が公開されたから、かえってこの数の問題がクローズアップされて妙な説得力を持ってしまい、この闇鍋世界にスパイスよろしく入ってしまったという訳だ。
「安心しろ。叢雲。
俺はここに居る。
最後に俺のそばに居るなら、何も問題はない」
「やる夫。
離さないでね。
何でもするから。いつまでも一緒にいるから、絶対に離さないでね……!」
泣き顔の叢雲をあやしながら、なんかかっこいいと思っている桜ちゃんにネタバラシをする。
「実は、これは元ネタが合ってね……」
しばらくして、一心不乱に『北斗の拳』を読む桜ちゃんの姿があった。
桜ちゃんがユリアになれるかどうかは神のみぞ知る。
「わたしはお姉ちゃんが羨ましかった……」
「妹のものは姉のもの、姉のものは姉のものだと何度言えば分かるのでしょう?」
誰だあの女神様を桜ちゃんの看護につけた馬鹿は。
すっ飛んでいくと、女神さまは優雅にジャイアニズムを語る。
「だって当然でしょう?
愛しているのだもの。
愛しているからこそ、かまってあげたいし、甘えたいのよ♪」
何故か具合の悪そうな顔でこくこく頷く桜ちゃん。
あー。
後に彼女につくメデューサは、ステンノの妹だったか。
ある意味桜ちゃんにとっての天敵である。
「貴方は幸せよ。
だって選択肢があるもの」
「幸せですか?
こんな目にあったのに?」
少し恨みがこもった目で桜ちゃんはステンノを睨むけど、この女神様にそんな視線が効くわけもなく。
「だって、何も知らずに選べるじゃない。
パンドラも良いことをしたわね。
神様だと分かって選ばないといけないのだから」
「……?」
その意味が分からない桜ちゃんに俺が補足する。
その意味を知らないという事の幸せを。
「パンドラの箱は知っているかい?
開けちゃいけない箱をパンドラが開けてしまって、閉めたときには『希望』しか残っていなかった。
だから人は、希望を信じて未来へ進んでいけるという話だ」
なお、最悪の箱なのに何で希望が入っているのやら。
これ、『希望』じゃなくて『先がわかる呪い』じゃね?なんてのは昔から言われていた話。
今の桜ちゃんに言うつもりはないが。
「桜ちゃん。
この女神様は末妹に自分が食べられるのを分かって、それでも彼女と一緒にいる事を望んだのだよ。
桜ちゃんは、未来を知っていてその選択ができるかい?」
「……」
黙る桜ちゃんにステンノは微笑む。
後に妹がつくかもしれない桜ちゃんは、既に彼女的には妹みたいなものである。
最初から桜ちゃんを励まそうと、助けようとしていた事は間違いがない。
その手段については色々と言いたいことがあるが。
「女神ステンノが断言してあげるわ。
たとえ、処女を失っても、虫に体を嬲られても、貴方にはきっと素敵な人が隣につくわ♪
こう見えても私、姉ですから、貴方の痛みや苦しみぐらい、昔々に済ませてきて、なおこんなに素敵な人に巡り合ったのよ♪」
そう言って俺に抱きついて甘える。
これ、桜ちゃんを出しに甘えているだけ……そんな言葉はステンノの笑顔の前に言わずに終る。
キジも鳴かねば撃たれまい。
「本当なんですか?」
半信半疑の桜ちゃんが俺に確認を取るが、困った事に嘘はいっていないのだ。
このステンノ様は。
「彼女は地母神の系譜の古い女神様でね。
聖娼と呼ばれる神と交わる巫女の古い祖先でもあるんだよ。
この手の巫女はセックスからのトランスを予言などに使うから、処女である筈が無い。
むしろ処女であると使えないと言われた時代の女神様なんだよ」
その女神様が良い男に出会えると予言した。
いや呪いをかけたというべきか。
「桜ちゃん。
君はきっと運命の人に出会う。
その時、その人を捕まえて、幸せになるかどうかは君次第だ」
「……はい」
桜ちゃんの声は、少なくとも落ち込んでは居なかった。
「痛い!痛い!!いたいって!!!
ちゃんと気をきかせたつもりだったんだよぉぉぉ!!!」
元凶であるロリンチちゃんをげんこつグリグリ攻撃で説教。
涙目のロリンチちゃんだが、ヘリポートに置いてあったシャドウボーダーが邪魔になるからとこそっと艦尾を伸ばして据え付けるという無許可改造の罰も兼ねている。
水陸両用だから、再装着は難しいけど上陸などはずいぶん楽になるだろう。
「というか、モニターさせてもらったけど、みんな基本重たくないかい?設定?」
「TSFロリ化している超天才様に言われたくはないですな。
今日はもう桜ちゃんへは看護婦しか通さないように通達したから、こんな愉快なことはもうおしまいだ」
「へ?
じゃあアレは何なのさ?」
「任せてください!
道に迷った子孫を慰めることも神様の務め……」
大慌ててすっ飛んでいって、鬼咒嵐と共にアマテラス様を伊勢神宮に強制送還したのは言うまでもない。
その後、タカミチ・T・高畑に相談して桜ちゃんは麻帆良学園に預けることにした。
2012年のAVタイトル数のデータなるものがネットの海に落ちていた。
114 : 風吹けば名無し : 2012/02/20(月) 19:41:04.73
DMMにあるのはオムニバス込みで
つぼみ 892タイトル
大沢佑香 731タイトル
ゆまちん(24) 582タイトル
及川奈央 456タイトル
らしい
ある意味対魔忍らしくて納得したのは内緒。
北斗の拳ネタ
正しくは、
『誰を愛そうがどんなに汚れようがかまわぬ。
最後にこのラオウの横におればよい!!』
うちのビッチの根底はこれがあるから最後はハッヒーエンドとほざく私。
聖娼
バビロニア時代にあった巫女達で、英雄王とその友人の話に絡んでいたり。
型月wikiの『男に奪われ、犯されることを運命付けられていた女神』から、あ、この地母神聖娼の系譜だと捏造。
麻帆良学園の間桐桜
ちゃんとした時間軸確認はしていないけど、高音・D・グッドマンと同年代になるのかな?