ゴッドイーター3の発売ももう少し、そしてPSストアで無料配信されていて久々にやった結果生まれた作品です。
妄想が出る限り更新していくつもりですのでよろしくお願いします!
……もう一個のほうも更新しなくちゃ
世の中無茶苦茶だ。
化け物に喰われるのが当たり前なんて、どうかしてる。
2050年に突然現れ、人々を喰い散らかした化け物、通称荒神。
発生した経緯は謎。どういった生態かも未だはっきりしてない糞ったれども。
分かってることは今までの通常兵器が全く効かないってこと、再生すること、そしてフェンリルってところが作った特殊兵器、神機でしか倒せないってこと。
未だ減ることを知らないアラガミ。
未だ減り続ける人口。
かつて栄えた都市は廃墟と化し、ありとあらゆる場所がアラガミのお散歩コース。
何故こんなことになってるんだ? 人間の罪? 因果応報? 自然の怒り? 神の怒り?
わからねぇ。でもこれだけは分かる。
世界は絶望に満ちている。
そして俺はそんな世界に居る。神機使い、ゴッドイーターとして…
「おつかれちゃんジュリウス」
「お疲れ様です三島さん」
「いつも言ってるが、さん付けはいらないって」
「歳上なので」
「お堅いねぇ…」
贖罪の街で無事仕事を終えた俺、三島リョウとイケメンなのになぜか仕事一直線な残念イケメン、ジュリウス・ヴィスコンティはターゲットであったザイゴートを叩きのめし、回収ポイントまで向かっている最中である。
軽く自己紹介するが、俺は何処にでもいる25歳のおっちゃん。で、ジュリウスは20歳のイケメン兄ちゃん。何この差、やべぇよ。あ、ジュリウスについてはデータベースでも見たら色々書いてあっから、そっち見ろよ。俺のは~…ぼちぼち書いてあるわ。
でだ、そんなおっちゃんとイケメン兄ちゃんはさっきも言った通り回収ポイントに向かってる最中だ。で、暇なんだ。めっちゃ暇。徒歩だけだし。敵いねぇし。
周り見渡してみ? 見えるのは今にも倒れてきそうなビルに、だぁれもいない教会、あとおまけにザイゴートの死骸。な? 何もないだろ?
だから暇なのよ。なので
「そうだジュリウス。お前最近恋愛はしてるか? しないと青春なんて一瞬だぞ?」
「今の俺に恋愛なんて無理です」
「そんなスパっと切らんでもええがなぁ…」
「そうでしょうか」
「もう少しエンジョイしてもいいと俺は思うけどなぁ」
「そうですか…」
ジュリウスと話をするのだ。内容は若者向けでおk。こいつの場合仕事に真面目とかいう社畜精神を持っちまってるからな、このくらい若い話をせねば勿体ない。俺はすでに諦めてる。つうか独身がええんよ。
「お前まるであれだ……そう、ブラック企業の社畜だ!」
「ブラック企業?」
「おう、何でも所属する人間をまるで使い捨てのごとく扱き使う場所らしい。で社畜ってのが何も言わずにただ言われたことをこなす奴を言うらしいぞ」
「それはまたひどいところですね」
「そうだろ? 今のお前はその社畜みたいだ」
「そうなのでしょうか」
「そうだろ、仕事一筋だし」
「……」
そんでもって真面目過ぎだし。見てみろ、今も自分が社畜かどうか考えてやがるよ。でな、予想はできてんのよ、答え。
「神機使いとして当然のことをしているので社畜とは言えないのでは」
「はぁ…」
これだよ。見てみろこの無自覚社畜精神。半端ねぇって。ジュリウス半端ないって。
「それに俺はこの役目に誇りを持っています」
「ですよねぇ。お前ならそう言うと思った」
「……」
予想通り過ぎておじさんつまんない。もう少し変わった答えは返せんのか。
その時、突然無線から若い女の子の声が聞こえてくる。
「あ~? どしたよ~フランちゃん」
フレイアの若きオペレーター、フランちゃんである。美人なかわいこちゃん。ファンも多いそうだ。どんな子かはデータベースをご参照ください。
「いえ、特にこれといったことは無いです」
「えぇ…私用ですかねぇ? いけませんよぉ、オペちゃんがそんなことしちゃぁ」
「違います」
「だって何か緊急が来たわけじゃないんだろ? だったら私用以外何があんのさぁ、なぁジュリウス?」
「そこで俺に振らないでください」
「ありま、流されちった。で、何用で?」
「いえ、ただ三島さんと……なんでもありません! では!」
無線を一方的に切られちゃった…
「えぇ…勝手すぎませんか? なぁジュリウスもそう思うだろ?」
「…そうですね」
あれ、なんでそんな阿保の子を見るみたいな目で見るんですかねジュリウス君。まるでなんか重要なことに気づいてないみたいじゃないか。
「…俺よりも三島さんのほうがよっぽど若いですね」
「何が?」
「……行きましょう」
「あ、おいこら、話すだけ話して先行かないで! 何が若いんだ! 教えてくれ!!」
ジュリウスはこの話はこれで終了とばかり先々行ってしまい、俺はその後を追いかけていくことになった。なんだ、何が若いんだ?
結局ジュリウスからその答えをもらうことが出来ず、俺達はフライヤに帰還することになった。