ようこそ高度育成高等学校へ~大切なもの~   作:Phospho Miller

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読もうと思ってくださりありがとうございます。
初めての投稿、執筆です。


プロローグ

 俺の名前は黒金玲二(くろがね れいじ)。AB型。15歳。高校一年生。8月1日獅子座。身長174cm。

 父は中学校に入るときに母は中学3年生のときに他界しており、一人で暮らしている。祖母がいるが月1で家に様子を見に来る程度である。父・母の残した家とお金で暮らしていたが、高度育成学校に入学が決まり入学前に家を売っている。なぜ俺がこの学校に入学しようと思ったきっかけは、この学校はとても特殊で卒業生は希望する進学・就職先にほぼ100%応えるといわれているからだ。俺には親がいない中学校を卒業したら働こうと考えていた。しかし、今の現在社会では中卒で雇ってもらっても将来は保障されないだろう。そこで先生に相談してみたところ入学金、授業料などがすべて免除されており十分すぎるほどの設備が整っている高校があるからいってみないか?と言われたからだ。俺はそんな高校があるのだと知りその高校に入学することを決めた。

 

 

 

 

 

 

 

突然だが、少し考えてみてほしい。

 

 あなたにとって一番大切なものはなんだろう?

 

家族?恋人?友人?人によって大切なものは違うだろう。

しかし!

俺にとって一番大切なものはない・・・いや、あえて言うとすればお金だろう。

なぜなら、それさえあれば何でも手に入るからだ!

この考えになる前は違かった。

俺の・・・・一番大切だったものは・・・・・あるやつによって奪われた・・・・俺に力(金)があれば・・・・救えたのに・・・

 

 

 

 

4月。入学式。俺は集合時間よりだいぶ早く学校に着いていた。それは60万平米以上もある敷地に充実した施設を早く見てみたいと思ったからだ。

「これは、凄いな!カラオケに映画館、寮もでかくて綺麗だ!こんなところで3年間暮らすことができるのか。」

「校舎はどんな感じだろうな。」・・・時間もたくさんあるし行ってみよう

特別棟につながる薄暗い階段に向かう途中声が聞こえてきた・・・

「今日、入学式だってよ!」

・・・隠れる必要はないんだが・・・

「新入生のやつらかわいそうだな!」

・・・上級生か?というか俺たちがかわいそう?意味がわからないな・・・

「ここがどんなところかも知らないでwww」

「ははは、俺たちも最初はそうだったじゃねーか!まぁー今じゃAクラスだけどな!」

「Dクラスじゃなくてよかったよな!」

「だな!Dクラスだったらどれほど辛いことかwww」

「確かに、Dクラスだったら大変だよなー」

「今、Dクラス何人退学した?」

「・・・7人か8人くらいじゃなかったか?」

・・・退学者が7、8人もいるのか・・・というかDクラスだと大変?・・クラス分けは学校側が意図的に行っているのか?・・・疑問点が多すぎる。

「まじかよ!」

「まぁー俺たちはBクラスからスタートだったけど、南雲のおかげで今じゃAクラスだもんな!」

「そうだよなー。南雲がいなきゃ一年間落ちこぼれてたな!」

「退学してたかもしれないしな」

「南雲がいればAクラスで卒業までいつ続けられるからな!www」

・・・南雲って人は相当信頼されているな・・・しかしAクラスで卒業するといいことでもあるのか?

「そんなことよりも俺はポイントが欲しいなー。」

「確かにポイントは欲しいよなー。いろいろ買いたいし。」

「確かに買いたいものはあるが、そーゆーことじゃねーよ。南雲がいればAクラスでいつ続けることは叶うかもしれないが・・・それ以外にもポイントの使い方はあるだろ?」

「そういう意味なら俺も一応貯めておきたいな!」

「一年から奪えばよくね?」

「そんなことしたら、おまえ退学だぞwww」

「冗談だよ、そんなことしたら三年前にいろんな人に詐欺をして退学したっていう噂の先輩と同じになるじゃねーか!」

「それもそうだな!」

・・・そこまでしてポイントを集めている人がいるのか。まぁできる限り金が欲しいという気持ちはよくわかるがそれは見つからないように表に出ないようにしなければ意味がない・・・・・・ん?そろそろ入学式が始まる時間か

「おい!そろそろ入学式だぞ!早く行かないと減点をくらうぞ!」

「やベー!いこうぜ!」

・・・・・行ったか

「おっと、俺も行かないと」

・・・早く学校について正解だったな。いろんなものを見ることができたし新しい発見もあった。それに、いろんな情報を聞くことができた。しかし、退学者、クラス分けにポイント、BクラスからAクラスになったこと・・・ははは、なるほど面白い学校だな。

玲二はこれから始まる学校生活という名の激しい戦いにうきうきしながら体育館に向かうのだった・・・

 

高度育成高等学校学生データベース

氏名 黒金 玲二(くろがね れいじ)

クラス 1年D組

部活動 無所属

誕生日 8月1日

 

評価

学力   A

知性   A

判断力  B+

身体能力 B+

協調性  D

〔面接官からのコメント〕

 学力、身体能力共にAクラス相当の能力を持ち合わせており、今回の試験では全教科学年1位であった。小学校では友達との関係もよかったが中学校からはあまり友達もおらず遅刻、欠席も多い。面接時ではこちらの質問にすばやく的確に回答している。しかし、別途資料における事実を考慮し、Dクラスへの配属とする。




どうでしたでしょうか?
楽しんでもらえたら幸いです。
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