ようこそ高度育成高等学校へ~大切なもの~ 作:Phospho Miller
放課後ーーー
平田が入学式の日に自己紹介したみんなに向かって
「みんな集まってくれてあーー
「おい!玲二知っていたのか?」
「何とか言えよ!」
「どうなんだ?」
「俺たちをだましていたんだろ?」
玲二の周りをほとんどのDクラスの生徒がいる。
「ちょっとみんな落ち着いて!」
平田が押さえに入るが・・・
「でもよ平田!玲二は知っていてこの誓約をしたんだぞ?」
「そうだ!そうだ!」
「許せねーよ!」
「知っていたんだろ?玲二!」
やはりきたか・・・
「・・・何のことだ?」
「しらばっくれるなよ!」
「今日先生が話したことをだよ!知っていて俺たちに誓約させたんだろ?」
「分かってるじゃねーか」
雰囲気が変わった玲二にDクラスの生徒は驚いていた・・・
「誓約しただろ?こんなに大きな声で話していたらここにいない人に聞こえるぞ?」
「・・・・・・」
「・・・もう一度言う。誓約は絶対だ!誓約書にも書かれているだろう?ここにサインしたもの以外に話したら・・・100万prを俺に振込むと・・・いいのか?」
Dクラスは静まり返った・・・
「・・・さきほど俺に知っていたのか、と聞いたな。・・・知っていたに決まっているだろう?お前らが先月に貰った10万をたったの1ヶ月で消費し、今月まったくポイントを貰えずそのことに対して苛立ち、毎月俺に3万prものポイントを振り込まなければならない。・・・ははは。どうするんだ?おまえら?茶柱先生が言っていた通り不良品にふさわしいものいいだな。」玲二は薄ら笑みを浮かべる・・・
「玲二君・・・」
「なんだ?櫛田?」
「この前預けた3万pr返してもらえないかな?」
「・・・そうだ。俺も預けたんだった・・・」
「・・・私も」
「わ、私だって預けたもん・・・」
「そうだった。3万はとりあえず返ってくるんだった・・・」
「俺は預けてない・・・マジやべー。どうしよう・・・」
「俺も預けてない。・・・預ければよかった」
「僕は6万預けたから少し貸してあげるよ!」
「本当か?」
「俺も頼むよ。絶対返すから!」
「・・・うん、わかったよ。玲二君そういうことだから預けたポイント返してくれるかな?」
「・・・・・なぜだ?」
「なぜって・・・この前僕たちのポイントを君に預けたじゃないか・・・」
「そうだ、俺も預けたぞ!」
「そうだ!それに玲二は1000ポイントをくれるって言ったじゃないか!」
「・・・知らないな。身に覚えがない」
「身に覚えがないって・・・ここで約束したじゃないか!」
「そうだぜ!玲二!」
「ふざけんなよ!約束守れよ!」
「約束?した覚えはないが?」
「・・・なんで・・・」
「当たり前の要求じゃないか!」
「証拠はあるのか?」
「・・・証拠?」
「そうだ。俺がここにいる人からポイントを預かったという証拠だよ?」
「そんなのここにいる全員が証拠だよ!みんなそうだよな?」
「そうだ!」
「そうよ!」
「言ったじゃん!」
玲二は考えるそぶりをする・・・
「わるいわるい・・・そうだったな!思い出した!」
そう言いながら玲二は学生証を取り出す・・・
「ここにそのとき録音したものがある」
「なんだよ!じゃーそれを聞けば証明されるじゃねーか!」
「なんだよー。あるなら早く言えよー」
「玲二それを聞いてみろよ!」
「そうだね!それを聞けば分かると思う!」
「じゃー流すぞ?」
ーーーーー
「本当に作ってくるなんてな!」
「玲二よく作ったよなー」
「まぁな!それともう一つみんなに言っておきたい。ここにいる人から3万pr回収させてもらいたい。」
「はぁ?何でだよ!」
「昨日言っただろう?来月10万pr貰えるかわからないって」
「そして、今サインしたものにも書いてある通り貰えなかったら3万pr払うって約束だろう?払うとき持ってなかったら振り込めないじゃないか。まぁ、あくまでも一時的なもので来月に10万pr入ったら返すと約束するよ」
「でもなー」
「まぁ、あくまでも一時的なものだからいいんじゃないの?」
「使い過ぎの抑制にもなるしいいかもしれないよ」
「でも、そのまま取られるかもしれないし・・・」
「奪うようなことはしない。できないと学校で決まっているし・・・平田少しいいか?」
「何かな?」
「今から平田の携帯に1万pr送るからそのまま送り返してくれ」
「わかったよ」
俺は平田にポイントを送ったポイントがそのまま俺に送られてくる。
「これを見てくれ!」
そういい俺はみんなに履歴を見せる。
「本当だー!」
「そうなってるのかー」
「買い物した時の出費したものしか見なかったけど、こうなってるのか」
「それともう一つ言っておきたい。俺に3万pr預けてくれたら1000ポイントあげよう。6万pr預けてくれた人には2000ポイントあげよう!しかし、これは来月に10万pr貰えて俺が返すときに一緒に渡そう」
ーーーーー
「どうだ?わかったか?」
「俺たちがあってたじゃねーか!」
「よかった~。これで今月は平気だね?」
「聞いただろ?玲二。預けたポイントを返してくれ!」
「本当に聞いていたのか?」
「だから聞いてたって!」
「早く返せよ!」
「・・・なぜだ?」
「なぜって・・・だから、預けたポイントを俺たちに返せばいいんだよ!」
「それはおかしいな?これは俺のだ!もう一度録音したものを聞いてみろ!」
Dクラスはもう一度録音した音声を聞く。
「どこにも可笑しなところなかったよな?」
「そうだよな?」
しかし、平田は暗い顔をしていた・・・
「なら、教えてやろう・・・」
「俺はこう言ったんだ・・・来月に10万pr入ったら返すと約束するよ。続けて・・・それともう一つ言っておきたい。俺に3万pr預けてくれたら1000ポイントあげよう。6万pr預けてくれた人には2000ポイントあげよう!しかし、これは来月に10万pr貰えて俺が返すときに一緒に渡そうと言ったんだ・・・」
ここで平田が話す。
「つまり、僕たちが預けたと思っていたものは今月10万pr貰えなかったから預けたポイントは返ってこないって言うことだよ・・・」
「・・・・」
「・・・な!ふざけんな!」
「ふざけんなよ!」
「こんなの詐欺じゃねーか!」
「そうだ!そうだ!」
「返せ!」
「これからどうしていけばいいの?」
「どうだ?これで分かっただろ?」
Dクラスの生徒はまた静まり返った・・・
「玲二!テメ~!」
「う、訴えてやる!」
「そうだ!先生に言ってポイント返してもらうからな?」
「まだ分からないのか?」
「な、なんのことだ?」
「誓約書にサインした者以外に話すことを禁ずる。話したら100万prだぞ?それでもいいなら相談するといい」
「くそ~!」
「みんな、待ってくれ!先生に相談しても解決しないよ!」
「だったら、どうすればいいんだよ!」
平田はうつむきながら・・・
「目をつぶるしかないよ・・・」
「な、なんで・・・」
「ど、どうして・・・こうなっちゃったの・・・」
Dクラスの生徒は黙り込むしかなかった・・・
玲二の完璧な誓約書、言動などにミスはないのだから・・・
「ここでもう一つ言いたい・・・先月分と今月分合わせて6万pr。振り込んでくれよな・・・じゃーな」
玲二はそう言い残し教室を後にした・・・
「・・・・・」
「これからどうするんだよ・・・」
「平田。どうするよ」
「・・・」
「おい、6万なんて持ってないぞ・・・」
「来月になったらまたプラス3万だぞ!」
「くそっ!」
Dクラスのほとんどが悪魔との誓約をしてしまった・・・