東方信々章   作:モフりん

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長らくお待たせしました。少し前まで肺炎で寝込んでたもので…(笑)
ついに宴会が始まります。そこで待つ出来事とは…?

どうぞ!


10話 飲めや宴

「ん・・・朝か」

 

幻想入りして2日目。昨日の霊夢の配慮によって今日は俺を歓迎する宴会が開かれる予定だ。いやありがたい。

俺の博麗神社居候生活、初日からかなり忙しくなるな。…よし、着替えるか。霊夢が用意してくれた着物から私服に着替える。基本はジーンズ、グリーンのTシャツに白のYシャツを羽織る感じだ。

俺は着替え終わり、居間へ向かうと、霊夢が朝食を用意してくれていた。

 

「あら、おはよう。ご飯出来てるから食べましょ」

 

「おはよう霊夢。ありがとう。いただきます」

 

賽銭があまりないほど貧乏神社だが食べ物にはあまり困ってはいないようだ。あとで聞いたのだがどうやら貰い物が結構多いらしい。それなりの生活は出来ているみたいでほっとした。

料理なのだが…うまい。俺も親が共働きなもので料理は結構するのだが、うむ、なかなかすごい腕だな。

そんなこんなで朝食を食べ終えた俺はある話を持ちかけた。

 

「ごちそうさま。いやうまかったよ」

 

「毎日作ってるんだし、当たり前よ。でも、ありがとね」

 

「それで、少し相談があるんだけど…」

 

「いきなりね。どうかしたの?」

 

「いや、このまま1週間霊夢に全部任せきりなのは泊まらせてもらってる手前、なんか申し訳なくてね。それで、何か手伝い出来ることがあるかなと思って。俺一応料理とかも出来るし」

 

「そうね…わかったわ。料理は当番制にして1日交代にしましょ。あとは神社の掃除と買い物とかかしら」

 

お、おお…案外やること多いな。まあ仕方ないか。泊まらせてもらってる身なんだし。

 

「わかった。引き受けさせてもらうよ」

 

「じゃ、さっそく今日の宴会の準備にとりかかるわ。しばらくしたら咲夜と萃香が来てくれるからこっちの準備はしておくから買い物にいってきてくれない?この宴会の準備が一番大変なのよ~」

 

「了解」

 

俺の宴会なのにね。まあ…やりますか。暇がないのは良いことだ。

 

「はい、これに買う物と場所が書いてあるから、しっかりお願いね」

 

「はいよ。じゃあいってきます」

 

「いってらっしゃい。頼んだわよー」

 

 

 

 

 

場所は地図の通り飛んでいたら案外早く見つけられ、買い物も順調に進んだ。買う量がものすごいのは言うまでもないが。人里の人達は愛想もよく、すぐに仲良くなれた。やっぱり幻想郷はいい所だな。

 

買い物を済まし、神社に戻ってみると、霊夢達が準備に忙しそうだった。咲夜さんと…あれが萃香って人か。いや明らかに寝てるけど…鬼か?あの角…?

 

「戻ったよーあー重い!」

 

ものすごく重かったので持っていた荷物を適当な場所に少し勢いよく置いた。

 

「お疲れ様。お茶ですわ」

 

「ありがとう咲夜さん」

 

そう言ってぐいっと冷たいお茶を飲み干す。あー夏はこれだな!身にしみる…

 

「お疲れ。あとは任せて少し休んでなさい。もう少ししたらみんな来るだろうから」

 

「ああ、ありがとう」

 

それからは時間があっという間に過ぎ、宴会準備も終わり、人も集まってきた所で宴会が始まろうとしていた。これだけの集客力があるとは…文すごいな。

 

「はーい、宴会を始める前に今日の主役を紹介するわー。皆聞いてー」

 

ざわざわしている連中も霊夢の言葉で静けさを取り戻した。

 

「初めまして。風乃龍真という者です。一部の人たちは知っているかと思いますが、これから皆と仲良く楽しくやっていこうと思うのでよろしくお願いしまーす」

 

おおーっ!よろしく~!パチパチパチパチ

 

なんか結構良くない?私狙っちゃおうかしら~?

 

バカお前みたいなババアがってなにすんだーやめろピチューン

 

おいおいこんな所でやめろよお前ら!

 

 

 

 

 

「はははっなんかとんでもないな。いつもこんな感じなのか?」

 

「そうよー片付けするこっちの身にもなってほしいもんだわ」

 

呆れた感じの霊夢。こりゃいつも苦労してそうだな。

 

「でもこの雰囲気、俺は嫌いじゃないぞ。賑やかの方が楽しいし」

 

「ま、それもそうね。じゃなかったらこんな大変なこと毎回やれないものね」

 

「霊夢ー!こっちで飲もうぜー」

 

「あら、呼ばれたわね。私あっちにいるから何かあったら話しかけてね」

 

「ああ、そうする」

 

 

 

霊夢が向こうに行ったのだが…正直付いて行けば良かったな。あと今話せると言ったら咲夜さんと魔理沙、レミリア、紫くらいだし。と、そんなことを考えていると後ろから声がした。

 

「あの、少しお話しませんか?」

 

背丈的に小学校4、5年ぐらいだろうか。それにしてはだいぶ大人びている感じだ。薄い水色の髪に…目?なんだろ、これ?

 

「ああ、これはサードアイって言って相手の心を見るんです。…最も、これのせいで大抵の人達は私を避けてきましたけど」

 

これが、後に大きく関係してくる、古明地さとりとの出会いだった。

 

 

 

 

 

 




今後の展開にさとりがどう関わってくるのでしょうか?それは…結構後の方になるのかな?それは後ほど…

次回は宴会編パート2です。お楽しみに。
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