東方信々章   作:モフりん

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お待たせしました。学年末考査が終わり部活だけになったモフりんです。これでもいろいろ大変なのよ?今回は香霖堂のお話。誰かの意外なことが明らかになります…!

それではどうぞー


12話 香霖堂と意外な趣味

宴会も終わった次の朝、俺はお酒が飲めないので眠気はすっきりだったのだが、霊夢取り出しはかなり飲んでいたらしいのでいつも起きている時間には起きていないようだ。

朝食を作ろうと思い台所に行き、冷蔵庫の中を見てみる。

 

「材料はあるな…お、宴会の余り物があるな。汁物とごはん炊けばいいか」

 

 

食材を取り出し、淡々と作っていく。料理は中学の頃からしていたから特に問題はなかった。ここの味噌が気になったので指につけて舐めてみた。…おお、やっぱり外のやつよりレベルが違う!雑味がまるでない!うまいな~。

味噌の美味しさに感動をし、それから5分くらい経った頃、…お?霊夢が起きてきたみたいだ。

 

「おはよう龍真。あら、いい匂いがすると思ったら作ってくれてたのね。というか料理出来たのね~知らなかったわ」

 

「おはよ。大した物は作ってないけどね。もう少しで出来るからちょっと待っててくれる?」

 

「分かったわ。ありがと」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…よし、出来た」

 

ごはん、豆腐の味噌汁、宴会の時に余った物などで簡単に出来たのでそれほど時間は掛からなかったかな。

それらを居間のテーブルまで運んでいく。

 

「お待たせ。じゃあ食べようか」

 

「ええ」

 

「「いただきます」」

 

…うん、宴会の料理はうまいな。朝食に関しては評価は貰えないだろう。だってただごはん炊いて味噌汁作っただけだもん。

 

「今日は何か予定でもあるの?」

 

いきなりの質問だったので一瞬頭の回転がストップしたが、ああ思いだした。

 

「霖之助さんの所に行こうと思うんだけど場所があまりわかんないんだよ。魔法の森の近くとはいってもスキマ送りで森の中にいただけだし。出来れば連れて行ってもらえればありがたいんだけど…」

 

「あ、そうだ私も預けてた巫女服取りに行かないと。ついでだから案内してあげるわ」

 

「ありがとう」

 

 

霊夢は巫女服の修繕は毎回霖之助さんに頼んでいるらしい。器用なんだなあ。いろんなこと出来そうだしこの機会に聞いてみるのもいいかもしれないな。

そうして朝食を済ませ、片付けをして準備を整えていく。

 

「龍真そろそろ行くわよー」

 

「ああ、今行くー!」

 

霊夢が外にいたので少し大きい声で言った。急いで外に向かう。

 

「じゃ、行きましょ」

 

二人とも宙に舞い上がり飛んでいく。弾幕ごっこなどでも飛んだことはあったがこんな高いところは初めてだな。…こんな数日で飛ぶのマスター出来るなんて夢にも思ってなかったな。飛行機みたいで楽しいし風が心地いい。…幻想郷の景色って俺の住んでた町によく似てるんだよね。気のせいかな?

 

「ここで降りるわ」

 

「はいよ」

 

ゆっくりと下り、地面に足をつける。降りた所は森を切り開いたような所で一軒の歴史を感じる建物が建っている。

 

「…ここなのか?」

 

この建物、どうもうさん臭いんだが…。

 

「そうよ。ほら、書いてあるじゃない」

 

霊夢の指差した看板には確かに香霖堂と書いてあった。うむ、本当なんだろう。…ちゃんと掃除すれば見栄えもいいのに。

 

「ほら、何ぼーっとしてるの?入るわよ」

 

「あ、ああ」

 

これは一回保留にしておこうか。わざとやってるのかもしれないし。

霊夢がドアを開けると綺麗な鈴の音が鳴り響く。後に続いて俺も中に入る。

 

「霖之助さーんいるかしら?」

 

今行くよ、と奥から声が聞こえ、しばらくして霖之助さんが現れた。

 

「やあよく来たね龍真くん。ゆっくりしていってよ」

 

「ありがとうございます」

 

「それと霊夢、ちゃんと出来てるよ。今持ってくるから」

 

そう言うとまたもとに引き返していった。俺は部屋の物をじっくり見ることにした。

おお?これは…アポロ計画か?サターンロケットがどーのこーのでって書いてある…懐かしいのも置いてあるもんだな。

ふと、横を見てみる。…ってええええ!?何このゲームの数!?ファ○コンから3○S、プレ○テの機器とかソフトとかでいっぱいだ!

 

「ああ、それ霖之助さんがあっちに行ったときに集めたコレクションのようなものよ。全部非売品だわ。なんでこんなもの店頭に並べておくんだか…魔理沙あたりが勝手に持ってったらどーすんのよって話なんだけどね」

 

「ゲーム好きなんだ…」

 

「そ、気になったゲームは必ずと言っていいほど買いに行くからね~呆れた執念だわ」

 

そうだったのか…うん、サバイバルゲームやってるんなら話合うなこれ。モ○ンとかB○とかやってないかな~…

 

「お待たせ。服小さくなってたからワンサイズ大きくしておいたよ」

 

「ありがと霖之助さん」

 

「お?龍真くんお目が高いね。これらに興味を示したのは早苗と君だけだよ。僕らはいいゲーム友達になれそうだ」

 

「サバイバルゲーム知ってます?」

 

「もちろんさ、こういう戦闘は男のロマンだよね!」

 

「ですよね!憧れちゃいますよね!」

 

「撃って、走って、守って!」

 

「「あははははは」」

 

「はいこれ以上はきりがなくなりそうだからストーップ!」

 

すかさず霊夢が歯止めをかける。いいところだったのになあ。

 

「なにこのテンション?二人ともキャラ崩壊しすぎよ。しかも途中から野球じみたこと言ってたし」

 

一旦冷静になり、とりあえず今言えるのは…サバゲーは至高のゲームだと思います。はい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしているうちに午後の2時を過ぎた。昼食やらお菓子やらは霖之助さんからいただいた。ありがとうございます。

 

「じゃ、買い物とか掃除もあるしそろそろ行くわ。またね、霖之助さん」

 

「霖之助さん、今度来たとき一緒にゲームやりましょうね」

 

「ああ、大歓迎だ。二人ともまた来るといいよ。あ、あと霊夢、ツケはしっかり返してもらわないと悪いことが起きるぞ…ふふふ」

 

「わ、わ、わかってるわよお…」

 

怖い…怒らせたらダメな人とはまさしくこの人のことなんだろうな。

 

そうして俺たちは飛び立ち、霖之助さんに手をふり、元来たルートを戻っていった。

 

 

 

 

 

 

 




霖之助さん、この話ではなんとゲーマーです。ありとあらゆる興味を持ったゲームを集めるオタクみたいな感じなんですねー。対して龍真くんもサバゲーが好きみたいです。自分はやったことはないのであまり書けませんがあれ見てても面白いですよねー。ぜひやってみたい。


次はどこに行くのか、それは次回のお楽しみ。



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