ではではどうぞ~
「よし…じゃあいくぜ!」
魔理沙の掛け声で始まった初めての弾幕ごっこ。とりあえず俺はまだ霊力の扱いを試しながらといったところか。対する魔理沙は箒を使い、空を飛びながらこっちの様子を伺っている様子だ。この序盤に扱いを少しでも覚えねば…。とりあえず空を飛ばないと。でなければ劣勢になるのは明らかだ。
身体に霊力を集中させ、一気に放出…うん、とりあえずは飛べた。あとは手探りでいこう。
俺が飛べるまで様子を見ていた魔理沙だったが、
「一気に決めるぜ~!魔符・スターダストレヴァリエ!」
魔理沙が箒に捕まるような感じですごいスピードで突っ込んできた…速い!でも避けるだけならっ…!
俺は受け流すようにして右に避けた。しかしホッとしたのもつかの間、魔理沙の後ろに星形の弾幕が続いて流れてきたのだ。
慣れない中必死で避ける。こっちも弾幕を出したいのだがどうにもその余裕がない。
あ、そういえば俺スペルを考えてなかったな。ってうわあぶねえ!
「考え事をしてる暇はないぜ!よっしゃ次!彗星・ブレイジングスター!」
魔理沙が上空を横切ったと同時にたくさんの星形弾幕が落ちてくる。うわお、これは意外と密度が高いな。
「でも…避けてやる!!」
避けることに関しては慣れている。しかも、だんだん飛ぶコツが分かってきた。避けながら弾幕で応戦する余裕が出来てきた、あとはスペルだけか…っとあぶねえ!焦った~!ボール1個分だったな…ってそうか…ボールか……ははっあとはやってみるしかないな。
「なかなか当たらないぜ…やるな龍真!次はどうだ?魔符・ミルキーウェイ!」
星形弾幕の猛襲だな、よし避けた…ってうわ!横からも弾幕がくる!油断したらすぐアウトだこれ…!
でもあそこなら……!ぐおおおっ!!
なんとか避けながら弾幕の密度が薄い所まできた。弾幕はこっちも出してはいるのだがさすがは修羅場をくぐってきたと言うべきだろうか、ひょうひょうと避ける魔理沙。やはり単純ではダメか。
「意表をつかないと俺に勝ち目はない…ただ攻撃しても避けられるだけだな……?ん?そうか!なら攻撃しなきゃいいのか!よしこれだ!反鏡・ミラーシューティング!」
俺が両手を前に出すと、無数の巨大な鏡が現れ、魔理沙のミルキーウェイをその鏡で跳ね返し、その跳ね返した弾幕は倍の速さになり魔理沙めがけて一直線。
「うおお!?なんだこれは!?」
さすがの魔理沙も焦ったようで苦しみながらも跳ね返した弾幕を避けていく。
「スピードには慣れてきたぜ。よしこれで決める!マスタースパー「前だけだと思ったら大間違いだな!」
「!?」
俺は魔理沙をすべて囲むように鏡を出現させ、全方向に弾幕を反射した。それらは鏡に反射する度にスピードを上げ避ける側を困惑させる。…さて、この空間から逃れられるかな?
「くっ!これは……あはは、ダメだこりゃ」
魔理沙が被弾し、決着がついた。
俺が、勝ったのか…。
「いやー参ったぜ。あんなのを出せるとはな。でも次は絶対勝ってやるぜ」
「本当にすごかったわよ。見てて最初は危なっかしかったけどさっきまで飛べなかった癖に数時間で魔理沙に勝つとか…あんた化け物か何かなの?あはは」
「失礼だなお前…俺はれっきとした人間だわ」
「ま、そういうことにしておくわ。今度私とも勝負してよね」
ほう。霊夢か。おもしろい受けてたとうじゃないか。…あ、すっかり弾幕ごっこに集中してたから時間なんて気にしてなかったけど。結構経っちまったな…
「それにしても時間かかっちゃったわね。紫ー」
「はいはーいゆかりんでーす」
またどこからともなくスキマが開き、紫登場。
「全て観させてもらったわ。龍真…あなた驚異的な成長ね。こんなの霊夢以外にいたかしら」
うん。俺もそう思う。霊夢に勝てるかどうかは定かではないがな。イメージしただけでこんなうまくいくとはな。自分でもなんだが驚きだ。
「ま、それはいいとして結構時間かかったから早くいきましょう。夕方になっちゃいますわ」
「はいはい。でもそんなことになるなら私達で飛んでいけたのに」
「たまにはいいでしょう?見てると案外おもしろいものなのよ」
「相変わらずわかんないわねあんたは。…さ、早く行くわよ龍真」
「はいよ了解。魔理沙、また機会があったら弾幕ごっこやろうぜ」
「もちろん。次は負けないぜ龍真!」
魔理沙に別れを告げ、次の所へ行くため俺達はスキマへと入っていった。
今回会話が多かった気がする…。あと龍真くんの初のスペルが出ました!多くの鏡が相手を囲むようにして、弾幕を反射する。受け身のスペルですな。でもまだまだこれから強くなってきますよーご期待せずお待ち下さい(笑)
次回もお楽しみに~