東方信々章   作:モフりん

9 / 24
モフりんです。今回長めなので少し遅くなりました。実際これでも部活とかで大変なんですよ?←おい言い訳

ま、こんなグダグダですけどやってきましょ~ね。

どうぞどうぞ


9話 新たな生活の兆し 「…え、同居?」

…これから俺はどうなっていくんだろうな…?

 

 

 

俺は今、夜の博麗神社の縁側に座っている。考えていたのだ。いきなり来た辺境の地で何があって何が起こるのか、想像すらつかないし不安だと。あ、なぜ俺が今ここにいるのかはこれから順を追って説明しよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ひとまず挨拶まわりを終え、博麗神社に戻ってきた俺たちは縁側に座り、雑談などをしながらのんびりしていた。

 

「今日1日どうだったかしら?」

 

「んん~~…なんか楽しかったな、ははっ」

 

霊夢の問いかけに固まった背筋を伸ばして俺は言う。今日行った所だけでも俺にとっては本当に新鮮で楽しかったのだ。こんなに楽しめたのはいつ以来だろうか?久しぶりに小さい時の感情を思い出したよ。

 

「そう、ふふっよかったわね。…でも、このペースで挨拶まわりしていくと永久に終わらなそうね」

 

確かにそうだ。俺は幻想郷にどれだけ人や妖怪が住んでいるかは知らないがまあ霊夢がこう言ってるのだから多分相当な数いるんだな。ここらで挨拶まわりは終了かな?…と思った。

 

「あっいい方法思いついた。宴会で皆の前で挨拶すればいいんじゃないの?手間も省けるしね」

 

「宴会ってどこでやるんだ?」

 

「もちろんここよ?」

 

 

「この神社にそんなに人が呼べるのか…。でも宴会といえどこれから呼びかけて人が集まる保証なんてないぞ?どうするんだ?」

 

「それよねえ…あいつがいればなあ…」

 

ため息混じりで考える霊夢。なにも俺のためにそこまでしてくれなくてもいいのでは?…と思ってしまうが霊夢が一生懸命考えてくれているのでそれは言えなかった。本当ありがとう。少し落ち着いたら何かお礼をしなくちゃな。

人を集める方法を考えてしばらくしていたら、空から誰かこっちに飛んでくるのが見えた。

 

「れーいーむーさーん!夕刊ですよーー!」

 

新聞を持ってきたってことは新聞屋か。この人。でもまた黒い羽…あれは烏か?あと頭に乗っかってるのはなんだろう?

 

「あら、夕刊なんて珍しいじゃない文、いいタイミングで来てくれたわ」

 

「そりゃそうですよ~新しく幻想入りしてきた人がいるって持ちきりなんですから!ってあやや、この人がそうですか!このことで言ったんですね霊夢さん?」

 

「そうそう、本当の理由はそこじゃないんだけど紹介しておきたくてね。えーと」

 

「ああ、いいよ俺から言う」

 

「あら?そう」

 

さっきまで霊夢に紹介されてばかりだったので自分から言うことにする。わざわざ言ってくれるのもなんか申し訳ないし、なにより自分から言った方がすんなり和に入れるしな。…霊夢が残念そうなのはなんでだろう。

 

「どうも初めまして、幻想入りしてきた風乃龍真だ。これからよろしく。えーと君は?」

 

「はい!初めましてですね。私幻想郷のブン屋をしています、清く正しい射命丸文です!いやーまさかすぐ会えるとは思いませんでしたね~龍真さんのこととか外の世界とかいろいろ聞きたいので取材してもいいですか!?」

 

大スクープだと言わんばかりにハイテンション気味に話す彼女。

 

射命丸文。幻想郷のブン屋、現代で言う新聞屋だ。白いワイシャツの襟もとに黒いリボンが結んであり、先に白のフリルが付いているスカートにニーソ、天狗が使うような下駄を履いている。背中には烏を象徴するような羽、ショートカットの髪の上に乗っかってるの…本当なんなんだろ?あれ?気になるわ。後に聞いたのだが、どうやら彼女、烏天狗らしい…。烏と天狗…全然そんな雰囲気はないんだけどね。

 

 

「あんたが取材し出すと止まらないでしょう?今日はダメ。それよりも頼みがあるんだけど」

 

取材とか有名人になった気分になれるから一度はされてみたいとか思ってたんだけどな。無理と言うのなら仕方ない。

 

「頼みですか?あ、まさか賽銭今日も入ってないから宣伝してきてくれとかそんなのだったらダメですよ?こっちにも重要な記事があるんですから」

 

「そんなこと頼まないわよ!文、今ちょっと喧嘩売ったわよね…?まあいいわ。それより、頼みっていうのは龍真を迎えるための宴会をしたいのよ。そのためには人を集めるために宣伝がいるからそれをあんたに頼みたいのよ」

 

妖怪から喧嘩売られる巫女っていったい…。

 

「なによ」

 

「ん?何もないけど…?」

 

「あ、そう」

 

最大限の冷静を保ち、ポーカーフェイス。建前もここまでくるとすごいものがあるな。

 

「宴会ですか!?それなら喜んで引き受けさせていただきますよ~。さっそく行ってきますね!」

 

「ええ、頼んだわよ~」

 

そうして、宴会と聞いて元気いっぱいになった文は瞬間移動のごとく素早く飛んでいった。幻想郷の人達はみんな宴会好きなのか?

 

 

「さて、宴会も決まったし明日は準備しようかしらね」

 

「明日っていつやるかなんて決めてないだろ?」

 

 

「唐突なのよいつも。だからもうみんな慣れちゃったのよ」

 

「なるほどね~」

 

いや慣れちゃ困る話だけどなそれ。

 

「あ、そう言えばあんた今日泊まるとこどうすんの?」

 

「あ」

 

考えてなかった…。これは…野宿か?ははっ…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

絶望に浸っていたらまたどこからか例のスキマが開いたのだ。

 

「はいはい、さっきぶりね~。話は聞きましたわ。泊まる場所は心配することないですわよ」

 

「え!本当か!?」

 

「実は今龍真のために一つ家を造ってるの。でも急ピッチで進めてるんだけど資材がなかなか届かなくて出来るのは一週間ぐらいかかりますわ。」

 

「マジか!家は本当にありがたい!…でも結局その一週間は何もないんだろ?」

 

「それも心配することないんじゃない?博麗神社の巫女さんが泊めてくれると思うから~♪」

 

え、出来るのなら是非ともそうしてもらいたいのだが!

 

「いきなり何言ってんのよ腐れスキマ妖怪。退治するわよ」

 

「あらあら、怖いですわ」

 

やっぱりダメか…まあそうだよな常識的に…。

 

「…まあでも別に泊めてあげないこともないけど」

 

「本当か!?」

 

ありがとうございます霊夢様この御恩は一生忘れないよ!

 

「あら、案外優しいですのね。…なるほど…ふふっ、かわいい所もあるものね」

 

最後の方に紫が何か言ったような気がするが俺も霊夢も聞こえなかった。

 

「仕方なくよ、仕方なく。…まあでもよろしくね」

 

「ああ。よろしく。こんな奴を泊めてくれてありがとう」

 

「そんなことないわよ」

 

ああ、なんだろう、女神だ……。こんなこと現代社会は絶対許されざることだけどすまんな皆の集。

 

 

 

 

 

 

 

こんな感じで、一週間の霊夢との同居生活が始まったのだった。




一週間同居生活!…なんかホームステイみたいだねw
ずっとではないんだなこれが!でもこれからの展開はどうなるか…期待せずお楽しみに。

これ書いてるの夜中で明日部活じゃんヤバすぎだー!っと言うわけで寝ますw

お休みなさい~
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。