削除作品   作:konndou

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旧五十七号

 

新たなゲートが開いた。

場所は小笠原諸島の近海。

その関係もあり発見報告は海軍艦艇からであった。

なお、向うの世界の発見者も似たようなものであったが海軍ではなく、海援隊所属の艦艇であった。 

 

『 蒼海の世紀 編 』

 

その後の対応であるが本作の日本の方は「女海軍キタ―――――」と皆さん何だか予想が付く様な状態であったので当然省くが、蒼海日本日本はと言うと・・・。

 

この謎の物体(ゲート)を発見した海援隊所属の艦艇『有塩丸』は多少の混乱、フリーズ時間等はあった物の、ほぼ即座に本土の海援隊本部、並びに近海の海軍、海援隊所属艦艇に電報を送った。

報告を受けた海援隊本部であったが高官一同、この電報の内容に困惑し、対応が遅れていた。(生憎東郷元帥不在、竜馬も当然いない)なお、海援隊本部から海軍省にもこの報告は即座になされたのであるが、「あの女ども潮風で頭が逝かれたか?」と全く相手にされなかった。まぁ今回ばかりは海軍の情報軽視とは言えないだろう。むしろ『有塩丸』の乗員を信じている海援隊の方がむしろこの場合正しいのだが頭が可笑しいであろう。なお、電報内容は略せば「小笠原沖の海上に門が出現した」である。

 

ただ、暫くして状況は一変する。時間が経つにつれ『有塩丸』が出した電報を聞きつけてやって来た海軍、海援隊艦艇が実際にゲートを確認し、海軍省、海援隊本部に電報を飛ばしたからである。時間が経つにつれどんどん増えていく電報に対して、この時ようやく両者はこの電報が真実であると認識し、両組織とも大騒ぎになった。

 

当然ながらこのような事態となった為に軍令部から駆逐艦に人を遣り、実際に謎の門を横須賀から出向き、肉眼で確認させまでした。

そうして完全に事実と分かった所で更に大騒ぎである。急遽関東全域の陸軍も沿岸部等に警戒のために展開したり、欧州情勢の所為で聯合艦隊が編成されていた海軍では横須賀鎮守府の全艦艇が戦闘態勢に入り、一部艦艇は門の警備、警戒のために出撃し、現在呉や佐世保等から大急ぎで各艦隊が横須賀に急行中であった。

 

なお、その後政府や軍では重鎮、高官での会議で大騒ぎの後、御前会議まで開かれたが

 

明治帝の『門から使者?→日本人?→うん、会おうか→危険?んなもん知るか→謁見→情報ゲット→世界違えど同じ大和民族』の流れで結局のところ無事に終わってしまう。

残念ながら明治維新の名君は強権です。

なお、この期間多くの重鎮等が胃や脱毛に苦しむ事と成ったのは想像するに難しくない。特に宮中の人間と陸軍の関東湾岸部移動で狂いに狂った鉄道網の調整をするであろう方々、横須賀で臨戦態勢の聯合艦隊の所為で出航等が出来なくなった船舶関係の方々は中には燃え尽きてしまった人間も居たりした。

 

 

そしてその後は比較的にトントン拍子に進んで行った。

 

勿論良い方向にである。

 

なお、最悪な方向に行ったとしても小笠原沖で第一次世界大戦開戦時の聯合艦隊と艦隊決戦になっただけなので特に問題ない。就役直後の金剛型4隻対(魔)改造済み金剛型8隻では勝負にもならない。

 

しかしそんないい方向に進んでいたが世は当に大か、ゲフンゲフン、第一次世界大戦と言う未曽有の大戦争。

 

史実でもそこまで掛かんないだろうと高をくくったら見事に期待を裏切り見事なまでの泥沼の長期戦。

 

オーストラリアやインドやらから戦力をかき集め同盟国の日本にも出兵を求め戦力をかき集めている英国。

 

『あ、野生の紅茶王国が現れた!』

 

コマンド

→にげる

→にげる

→にげる

 

だめだ逃げられない。

 

イギリスも戦力が真面目に欲しいから必死だ。まして一定規模の艦隊まで保有している国なら尚更である。

 

 

―――――――――――――――――

 

 

 

次回予告

 

現れた英国。連合国側に誘い込もうと色々と好条件や餌を散らかしている。その上二枚舌、三枚舌のくせして妙に変な所で律儀な所がココで条件に発揮されている為に断りずらい。しかし、このような泥沼欧州に行くわけにはいかない。何としてもうまく立ち回り史実日本とは違い反感買わないくらいで好感を得たい。ガンバレ外務省。お前らならできる。何、資金無償援助や軍事物資の提供や海上警護位なら全然問題ないからそこで妥協を勝ち取ってくれ。

 

次回『皇軍、いざ欧州へ』

 

そこ。ウン知ってたや、まぁそうなるな。みたいな顔をしない。

 

なお、大本営も同じ顔である。ただし外交関係の人間は総じて燃え尽きて目に光が無いが。

 

 

 

 

 

 

 

おまけ

日本(世紀側)の新聞

『異界の神国出現』『陛下のご聖断により友好関係構築へ』『大和民族は異世界でも精強』『小笠原沖に現れし大和民族』『小笠原沖に門』『神国と神国が組めば独逸遅るるに足らず』

 

アメリカ『日本は新たなフロンティアを切り開いた(棒)』

ロシア『大津の時や先の戦争とは違い精神的に逝かれたか?』

フランス『お、おう(それどころではない)』

ドイツ『イギリスは同盟国の選択を間違えた』

オーストリア『セルビアとは違う逝かれっぷり』

 

イギリス『よし、連合に引き込むぜ』

補足:決して英国政府や外務省がこの戦争で逝かれたのではなく、イギリス情報網が優秀であっただけと言っておこう




なお、本作では独自設定を結構入れる為、史実とも原作とも違い所が出ると思いますがスルーでお願いします。

この話では明治帝ですね。いや、第一次世界大戦『大正』なんですけど皆思うでしょうが書いてる途中で思ったんですよ。
『この世界色々進んでるんならこうでも良くね?』
ハワイ王国健在な為にアメリカの脅威が薄い。竜馬健在で維新の中心的な重要な支柱の一角が未だ健在。海援隊の三笠然りで機械化進んでいるなら史実より色々すすんでるよね?

てか、明治帝は末期は糖尿病、大正帝は病弱って普通に余力あるなら其処に対処に余力回すよな、これ国家としては重要問題だしでこの世界では史実より明治帝の心労も少ないと考え、未だご存命としました。
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