気の向くままに、短編集。   作:天道詩音

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妖精さんが魔法の森を探検するお話

ちょっと変わった妖精さんが誰かとしゃべるだけのお話。

原作:東方project
タグ:オリ主・ガールズラブ・妖精・女主人公・日常・愛され系主人公

※ハーメルン書いた最初の小説です。


東方Project
気ままな妖精探検記その1


 

こんばんは。

今日も風の吹くままにふらふらと幻想郷を旅をしていた妖精です。

私たち妖精は幻想郷のいたるところに居ますが、旅をしている妖精はあまり居ないのではないでしょうか。

殆どの妖精は生まれた場所で生活してますからね。

メイド妖精になって、屋敷の中で生活している子も居ますが。

私も怖いメイドに捕まってメイド妖精になった事もありましたが、お友達のフランちゃんに逃がして貰ったんですよね。

フランちゃんは金髪のツインテールが似合うかわいい吸血鬼なんですよ。

髪もサラサラしてて撫でてみたら嬉しそうに笑ってくれました。

そこに至るまではすごい大変でしたが。

最初は目が合っただけでピチュンされましたし。

まあ、今ではお友達なのでその件は忘れました。

 

 

それよりも今日はこの森を探検したんですよ。

気の向くままにふらふらと。

キノコの胞子がすごい飛んでて、視界が悪くて大変でした。

何度か木にぶつかって痛かったですが、面白そうな所を見つけました!

こんな森に家があるなんてびっくりしました。

あ、ごめんなさい。

この家も森の中でしたね。

でもいい森だと思いますよ。

妖怪も見かけなかったですし!

キノコ料理は食べ放題なのではないでしょうか?

え、魔法使いは食事しないんですか!

変わった種族ですねー。

変わった妖精には言われたくないって、否定はできませんね。

 

 

それより、お家を見つけたんですよ。

古ぼけた廃屋みたいなお家です。

でも、扉を開けたら生活している跡があったのです。

誰か居るのかなと家の中を探検しましたが、誰も居ませんでした。

でも、難しそうな本が沢山落ちてたのできっと、頭の良い方が住んで居るのかなと思います!

何で笑っているんです?

 

 

それでお家探検のお礼にこのキノコと同じ物をテーブルに置いて来たんですよー。

わわっ、なんでキノコを燃やしたんですか!

えっ、繁殖力が異常に高いキノコだから燃やさないと家中がキノコだらけに、ってそんな危ないキノコだったんですか!

ま、まああのお家の方はキノコ料理沢山食べれるので嬉しいと思いますよ!

家の方も魔法使いでしたかー。

でも食事するんですか。

変わった魔法使いさんですね、気が合いそうです。

食事するならキノコが沢山で嬉しいだけじゃないですかー。

えー、このキノコは食べれないんですね。

 

忘れましょう。

妖精は記憶力の悪い生き物ですから。

 

 

そ、それよりそろそろ完成ですか?

私がモデルのかわいいお人形は。

完成しましたか!

とってもかわいいですね!

白い髪に白い肌、かわいい中に利発な感じもあるお顔、青のワンピースに白のエプロンドレス、白黒縞模様のニーソックス。

こんなかわいいお人形はなかなか居ませんね!

自画自賛?気のせいですよ!

 

 

こんなかわいいお人形をくれるなんて嬉しいですが、いいんですか?

友達だからですか。

私もあなたの事は大事なお友達だと思ってますよ!

ふらふらと旅した先で、あなたに会えた事は忘れません。

 

私は記憶力の良い方なんです。

変わった妖精ですからね!

 

 

そのお人形はこの家に飾っておいてもらってもいいですか?

私が持ち歩くと、妖怪に襲われたら壊してしまうかもしれません。

なので、私だと思って大切にしてくださいね!

ありがとうございます!

 

 

そろそろ眠くなってきたので私は寝ようと思うのですが、一緒に寝ませんか?

えっ、魔法使いは寝ないんですか?

 

でも寝てくれるなんて、あなたも変わった魔法使いですね!

それではお休みなさい。

 

「おやすみなさい」

 




後日談ですが、空を飛んでいたら箒に跨がった半狂乱の白黒の人にレーザーを撃たれてピチュンされそうになりました。
いきなり撃ってくるなんて、人間って怖いですね。

おしまい


登場キャラ紹介
妖精さん
妖精にしては頭の良い子で、旅先で友達を作るのが趣味。
妖精らしい純真さと妖精らしからぬ賢さを兼ね備えてます。

怖いメイド
妖精を乱獲してメイドにしてた人。

フランちゃん
水の妖精な妖精さんは、水があるところならどこでも即復活可能なので、壊れない存在の妖精さんを好きになりました。

話し相手の魔法使いさん
誰でしょう?
数ヶ月ほど誰ともしゃべっていなくて、寂しさを覚えていたところに妖精さんが訪れて、楽しくお話しをしてくれて好感度が一気にカンストしたぼっちを拗らせてた魔法使いさんでした。

白黒の人
今回の犠牲者さん。
家に帰ると家中がキノコだらけで魔道書までキノコが生えて読めなくなってしまい、怒りに任せてキノコを引き千切って食べたら死にかけた白黒さん。
何とか復活して監視カメラ的な魔道具を見ると妖精さんがキノコを置いた犯行現場を目撃して、半狂乱で外に飛び出す。
犯人を見つけたのでマスタースパークを全力全開で発射。
しばらくの間、妖精を見かけるとマスタースパークを撃ちたくなる衝動に駆られたらしいです。
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