魔法少女まどか☆マギカ Over the evolution   作:ACレイズバックル

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ありがとうございます!!
まさかの通算UA10000まであと少し…!?
相変わらず不定期更新ですが、読んでいてくれる皆様本当にありがとうございます!

今回は日常回です。
日常回は久々すぎて(個人的に)書くのに手間取ってしまいました…違和感あったらすいません。

それでは第10話どうぞ!



第10話 学・校・復・帰

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日曜日はダラダラするつもりだったが、少し忙しかった…モモちゃんが元気になってきたため、とりあえず保護した数日後にやろうとしていたこと今更思い出したのだ…そのやろうとしていたことは、モモちゃんを学校に通わせることである。

とりあえず様々な書類を用意し、俺の保護者は自分の擬態で作った前世の父親で代用した…ちなみに自分で作ったにもかかわらず前世の父親を見た瞬間申し訳ないという気持ちが溢れ、顔を抑え涙を流したのは秘密である。だが転生の時にこの世界での親を用意してもらえば良かったとは微塵も思わなかった、俺を産み、育ててくれた親は前世の家族だけだ…早死にしてただでさえ親不孝者なのに、この世界でまた別の親を用意するなんてことは絶対に思わないしなにより前世の家族への侮辱になるからだ。

 

 

 

 

おっとっといかんいかん、話が逸れる。

 

そして様々な書類を処理、そして小学校の方へ話を済まし、早くても今週には見滝原第二小学校へ登校できるとのことだ、学校側の対応が早くて良かった…ちなみにこの事をモモちゃんに伝えると

 

「学校に行けるの!?やったー!」

 

とのこと、嫌がるかと思ったが…どうやらモモちゃんは学校に行くことが好きなタイプらしい、前世の俺とは大違いだな……

 

そしてそんな日曜日も終わり月曜日、表向きは俺は学校に復帰する…1週間休む理由をインフルエンザにしちまったからなぁ…まぁ書類の偽装は完璧だし問題ないんだけどね。

 

「それじゃあ、行ってくるよ…変な事したら駄目だからね?」

 

「はーい!いってらっしゃーい!」

 

モモちゃんの笑顔を背に玄関から出て学校へ向かう……うん、やっぱりいってきますを言う相手がいるってのは良いことだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

学校に着き、昇降口で上履きに履き替え教室…ではなくまず職員室に向かう。

 

「ん?あれは…」

 

職員室からちょうど出てくる早乙女先生を見つけた。

 

「早乙女先生〜!」

 

「あ、天堂君!インフルエンザはもう平気なんですか?」

 

「ええ、治りましたよ!もう大丈夫です。あ、これ書類です、確認お願いします」

 

「はい、確かに受け取りました!あ、もうすぐHRだから教室に行った方が良いですよ?」

 

そう言われて廊下の時計を見ると、HR開始まであと5分だった。

 

早めに出たつもりだったんだがなぁ…見間違えたか?

 

「あ本当だ…それでは先生、また後で!」

 

俺は先生にそう言って教室の方へ歩いていった。

 

 

 

 

 

 

〜教室〜

 

「お、おはよう!天堂くん!」

 

教室に入ると最初に挨拶をしてくれたのは鹿目さんだった、身体の方は…外見上は特に問題無さそうだな…ちょっと聞いてみるか

 

「あ、おはようございます鹿目さん…土曜日ぶりですね…あれから特に体とか異常とかありませんか?」

 

「うん、大丈夫だよ!」

 

よし、良かった…

そう安堵していると

 

「あ、雄介おはよう!もう病気は大丈夫なのかい?」

 

恭介が話しかけてくる。1週間しか経っていないのになんだか久しぶりな感覚だな〜

 

「おお恭介か、すっかり治ったよ…心配してくれてありがとな」

 

「おっ、雄介〜!」

 

「さやかか、お前も土曜日ぶりだなぁ〜…あ、そうだあの後鹿目さんにちゃんと付き添っていてくれたみたいだな、改めて礼を言う」

 

「当たり前だっての!あんたこそあの後急ぎの用事ってのは終わったの?」

 

「ああ、終わったよお陰様でな」

 

恭介とさやかにお礼を言う、ほんとあの時さやかが来なかったらどうしようかと思ったぞ…

 

「天堂さん、病気はもう大丈夫なのですか…?」

 

「ええ、皆さんの差し入れのお陰ですっかり元気になりましたよ」

 

さらに志筑さんも話に加わり、しかも病気(仮病)の心配まで…!くぅ〜!ここまで来ると逆に罪悪感が…そう心の中で葛藤していると

 

「それなら良かったですわ…ところで先程から何か土曜日にあったと話されていたようですけれど、何かあったのですか?」

 

先程のさやかとの会話が耳に入ったのか、そんなことを聞いてくる。

 

「ええと…実は」

 

俺はそれを話そうとするが…

 

キーンコーンカーンコーン

 

朝のHRを知らせるチャイムが鳴った

 

「はーい、皆さん席に座ってくださーい!」

 

「おっと、この話の続きは昼休みにしましょうか」

 

さて、どう話そうか…昼休みに話す事を考えながら、先生の話を聞く……って先生、また失恋話ですか?ああっ、中沢君がまた標的に…頑張れ中沢君、負けるな中沢君…!

 

 

 

 

 

 

 

〜昼休み・屋上〜

 

「と、言う事があったんですよ」

 

朝のHRで言った通り、昼休みになったので屋上で昼食を食べながら土曜日あった事を話した、もちろん魔女との戦闘や鹿目さんが気絶した本当の理由を伏せて

 

「そんなことがあったんだ…」

 

「いやぁ〜俺も鹿目さん見つけた時はビビったよ…なんせ転んでるとかじゃなくて気絶してるんだからなぁ」

 

「あはは…本当に心配かけちゃってごめんね…」

 

「本当に心配したんだからね…まったくもう」

 

「それにしても猫を追いかけて壁に頭をぶつけて気絶してしまうなんて…」

 

「まぁ、何かに夢中になって壁にぶつかるなんて全く無いわけではないですよ、俺も考え事してるとよく塀とか電柱にぶつかっちゃいますし」

 

そう言いながら、自分の弁当を食べる。でも気をつけないとなぁ…本当にその内バカになっちゃいそうだ。

そう思っていると

 

「あの、天堂くん」

 

「なんですか鹿目さん………へ?」

 

あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!

俺は今普通に自分の弁当を食べていた…そして鹿目さんが呼びかけてきたから顔を向けたんだ、そしたら鹿目さんが箸で唐揚げを持ち、俺の方へ向けていた

な…何を言ってるのか分からないと思うが、俺も今何が起こっているのかわからない…!!

 

どう言うことだ…?こ、これは所謂ラブコメとかで見る「あーん」ってやつか?

あれは空想では無かったのか……?いや、それよりもだ、何故鹿目さんが俺にこのような行為を……?

 

「あ、ああの鹿目さん…?これは一体」

 

「き、昨日パパに教えてもらって…良かったら食べてもらえないかな、って思って」

 

鹿目さんの顔真っ赤だ…しかし本当に何故こんな事をしてくれる?もしかして土曜日のお礼か…?ハッ!…それよりこんな所をさやか達に見られたら流石にマズイのでは…?

 

一瞬だけ鹿目さんから視線を外し、さやか達の方をチラ見する。

幸い三人で会話に夢中だ、危ねえ…ん?てことは早めに鹿目さんが差し出してくれている唐揚げを食べないといけないじゃないか…くそッ!ええいままよ!

 

「で、ではいただきます」

 

流石にガブッと言って箸に口をつけるのはまずいと思い、唐揚げを器用に歯で挟み、そのまま口の中に入れ食べる

 

「………………」

 

「ど、どうかな…?」

 

「……美味いです、とっっても…!」

 

「本当?良かったぁ〜!」

 

そう言うと、鹿目さんはホッとした表情を見せる。

少し焦げの苦味があるが普通にカリカリだ…弁当だと言うのにパサつかない…本当に美味い。

だが…くそッ、いきなりの事態に動揺してか身体がめちゃくちゃ熱い…火が出ちまいそうだ…

そう思っていると

 

「雄介!?顔が真っ赤だけど大丈夫かい?」

 

「お、おう大丈夫だ…多分」

 

「本当〜?1回保健室行ってきた方が良いんじゃない?」

 

恭介とさやかがそう言ってきた

助かった!はははっ!これが我が逃走経路だッ!

 

「それならまどかさんに連れて行ってもらった方が…」

 

「大丈夫です!じ、じゃあ自分ちょっと言ってきますね!!」

 

俺はそう言って足早に屋上から出て行った…

ちなみに保健室に行ったが特に熱などは無かった。

 

 

 

 

 

 

 

そして放課後

 

 

 

 

 

 

 

「じゃあ、自分はここで」

 

「うん、またね!天堂くん」

 

「じゃあね雄介、また明日!」

 

 

鹿目さんとさやかと別れ、家への道を歩く…いやぁ、今日はドッキドキしたなぁ…あぁ〜戦闘の何倍も疲れた感じだ。

今日の訓練はやめておこうかな〜…いや、やっぱりやるか、そいや戦闘訓練機能をバージョンアップさせてたなぁ…よし、そうと決まれば

 

「あ、そうだ!」

 

色ペンとスティックのりきらしてたから買いに行こうと思ってたんだった、危ない危ない

 

来た道を一旦戻り、通りに出て行きつけの文房具屋に向かい歩いていると

 

「タツヤー!タツヤー!」

 

「タツヤー!何処にいるのー!」

 

あれは…鹿目さんのお父さん…智久さんと鹿目さん?弟のタツヤ君の名前を呼んでるって事はまた迷子か…あの子本当に迷子になりやすいなぁ

 

実は鹿目さんの家族とは10月の最初あたりにあった運動会で顔を合わせていた。その時も確か迷子になってたなぁ…ずっと見てないとすぐに迷子になっちゃうんだから、鹿目さんのお父さんも大変だなぁ…よし、こっそり手伝うか…っと?

 

 

「あー!パパー!まろかー!」

 

目の前…というか横にある公園からタツヤ君がとてとてと、鹿目さん達の方へ走って行く

 

なんだ…すぐ見つかったじゃないかって……!?

 

「タツヤ!」

 

「タツヤ、止まって!」

 

そう、走って行くのは良いのだ…横断歩道の信号が赤じゃなければ

 

「(まずい!間に合うか…!?いや、間に合う!)危ない!!」

 

近くの通行にバレない程度に一瞬だけエボルトの能力を使い加速し、すぐ様タツヤ君の後ろに回り込み思いっきりタツヤ君を引き、抱き寄せる。

 

「わー!?」

 

「ふぅ…危なかった…」

 

信号が青に切り替わり、鹿目さん達が駆け寄ってきた

 

「パパ!まろか!」

 

「タツヤ!」

 

「良かった…」

 

タツヤ君を離し、鹿目さん達のところに行く

 

「ああ、君は…」

 

「御無沙汰しております、天堂です」

 

「天堂くん!?どうしてこっちの方に?」

 

「ええと、実は一部文房具をきらしてたから買いに行こうと回れ右してこっちに来たら、タツヤ君が危なく轢かれかけてたもんだから…いやぁ、間に合って良かったです!」

 

「そうだったんだ…ありがとう天堂くん。タツヤを助けてくれて」

 

「僕からも、ありがとう天堂くん。そしてゴメン、保護者の僕がちゃんと見ておかなきゃいけないのに…」

 

「いえいえ、まぁ確かに仰っている通りかもしれませんが、タツヤ君ぐらいの子は本当に元気活発ですからね…まぁ街中では特に気をつけておけば良いかと。それでは自分はこれで!鹿目さん、また明日!」

 

「う、うん!また明日!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鹿目さん達と別れ、色ペンとのりを買い家にもどる。

いや…本当に今日は心臓に悪い日だった……今日の晩御飯とか家事はガーディアンにやってもらおうかな……

 

「ただいま〜」

 

「おかえり!」

 

玄関を開け、ただいまと言うと、おかえりと言いながらモモちゃんが駆け寄ってくる。

 

「今日の夜ごはんは?」

 

「今日はちょっと疲れたからガーディアンに作ってもらおうかな…そうだな、カレーにでもしようか」

 

「やったー!」

 

ふ…元気だなぁ、でも迎えてくれる人がいるってのは良いな……くうぅ〜やる事がいっぱいだなぁ…だが、頑張らなくちゃな!

 

 

 

 

 

 




というわけで第10話いかがだったでしょうか…?

久々に多くの人キャラクターを喋らせた気がします…天堂の前世への想いや、家の機能や地下室については原作突入前に設定集なるものを投稿しようと思っております。(原作突入できると良いなぁ…ゲフンゲフン)

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