魔法少女まどか☆マギカ Over the evolution   作:ACレイズバックル

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投稿が遅れてしまい誠に申し訳ありませんでした!そして…
ついに…ついに…通算UAが10000を超えましたぁぁぁぁぁぁ!!(現11400)毎回読んでくれている皆様、本当にありがとうございます!!そしてこれからもよろしくお願いします!
そしてお気に入り登録者も160人突破!ありがとうございます!!

今回はついに杏子捜索開始、天堂は無事、杏子を見つけることができるのか…?

ちょっと文章がぐだってしまっているかもしれませんが…温かい目で見てやってください(土下座)

それでは第11話どうぞ!


第11話 彼女は独りぼっちでは無くなった

 

 

 

 

 

 

 

 

〜家・地下室〜

 

「ふっ、ハッ!」

 

『ーー!』

 

ラビットラビットが振り下ろしてきたフルボトルバスターを避け、逆にスチームブレードを思いっきりアーマーに叩きつける。

 

 

ん?何をしているのか?だって?

日課の戦闘訓練に決まってるじゃないか!

今まで得た戦闘データを使ってバージョンアップした戦闘訓練機能、初めはスマッシュ、ナイトローグ、ブラッドスターク、エンジン、リモコンブロス、そしてデータビルド(ラビットタンクのみ)だったが…今回のバージョンアップによって、スパークリング、ハザード(ラビットタンクのみ)、ラビットラビット、タンクタンク、ヘルブロスが追加されたのだ…まぁヘルブロスはクローン化を考えているが、中々進展が無い…今度はヘルブロスで魔女とやり合ってみるか?

 

「って、うぐあっ!?」

 

そんな事を考えながら戦っていると、隙を突かれて胴部にフルボトルバスターが叩きつけられ、火花が散る。

 

いかんいかん!そうだ戦闘訓練中だった、現在はエボルに変身してラビットラビットと戦闘を繰り広げていたが、やはり効くなぁ…だが恐らくブラッドスタークだったらもっとダメージをくらっていただろうな…

 

さて、今度はこっちの番だ

 

一度跳び退き、ライフルモードにしたトランススチームガンで牽制する。

 

「!!」

 

何発か命中したが大半がフルボトルバスターを盾代わりにされ防がれ、こちらに向かってくる。

 

そして再び切りつけてきたため銃の持ち手からスチームブレードの柄だった部分を持ち、フルボトルバスターを受け止める。

 

「ラァッ!!」

 

そこから鍔迫り合い、力に物を言わせフルボトルバスターを弾く、そしてライフルモードのトランススチームガンを剣のように扱い何度も斬撃を浴びせていく

 

「ーーー!?」

 

堪らず吹き飛ばされ地面を転がるラビットラビット

 

「そろそろ終わりにしよう」

 

スチームガンを放り投げベルトのレバーを回し、跳び上がる

 

 

『Ready go!』

 

「!!」

 

『フルフルマッチでーす!』

 

が、すぐ様ラビットラビットは体制を立て直し、フルフルラビットタンクボトルをフルボトルバスターに装填し、バスターブレードモードにしたフルボトルバスターを構える

 

「そう来たか…だが!」

 

『エボルテックフィニッシュ!!』

 

『フルフルマッチブレイク!!』

 

ラビットラビットのフルボトルバスターから繰り出された斬撃とエボルのライダーキックのエネルギーが衝突する

 

「ッ……!らぁぁぁぁっ!」

 

「!!?!?」

 

『チャオ!』

 

しかしエボルの力に押し負けフルボトルバスターは弾き飛び、ラビットラビットにライダーキックが炸裂、そのままラビットラビットは吹き飛び爆発した。

 

 

『BATTLE END YOUR WIN』

 

『戦闘訓練を終了します。ホログラム解除』

 

勝利を知らせるアナウンスと同時にホログラムが解除され、そこらに転がっていたフルボトルバスターが消えていった。

 

 

「お兄ちゃん!お疲れ様〜!」

 

「ん、ありがとね、モモちゃん」

 

モモちゃんからタオルを受け取り、汗を拭く

 

「今何時っと…11時か、よし」

 

インナーウェアから私服に着替え、地下室を出る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日は土曜日、つまりは休日だ…もう10月も終わる頃、今日こそ見つけてみせる…佐倉杏子を

 

「それじゃあ、行ってくるよ」

 

「………」

 

不意に袖を少し引っ張られる

 

「…モモちゃん?」

 

「やっぱりいっしょに行っちゃダメなの…?」

 

モモちゃんが上目遣いをして聞いてくる。

 

確かに連れていけば佐倉杏子を見つけた時に直ぐに事情等を説明できる。が、それが見滝原なら兎も角、今佐倉杏子がいるのは風見野…一応モモちゃんは死んだ事になっているのだから、一緒に行った時に何かあったらかなり不味い…それに…

 

「ごめんね、モモちゃん…モモちゃんが今風見野に行くと大変な事になるかもしれないんだ…だから、悪いけど連れていけないよ…だけど約束する、今日必ずお姉さんを見つけ出して連れてくる。だから信じてくれ、俺の事を…」

 

「……うん、わかった約束だよ!」

 

「ああ!それじゃあ、行ってきます!」

 

「行ってらっしゃい!」

 

ありがとう、モモちゃん…俺は必ず今日見つけると改めて決心し風見野市に行くためのバス停に向かっていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて…風見野市に着いたものの、何処から探して行くかな…とりあえず大通り辺りから探しに行ってみるか…

 

〜大通り〜

 

風見野市にはバスでも電車でも行くことができる。が俺はバスを使って風見野市へ来ている、理由は特にないが

 

「うーむ、それらしき影は中々見当たらないな…」

 

流石駅前の大通りと言ったところか、店やビル、それにやはりと言うべきか人が多い…とりあえず流し見して、他のところも見に行くか…

 

 

 

その後大通りを後にし住宅街、風力発電の風車付近の河川敷などを3時間ほどかけて見て回ったが佐倉杏子を見つけることはできなかった。

 

 

全然見つからねぇ…あと何処か他に心当たりがあるところは……そういえば、佐倉杏子は確かダンスゲームをゲームセンターでやっていたな…もしかしたらいるかもしれない…よし、言ってみるか

 

俺は再び河川敷からゲームセンターがある風見野駅付近に向かうのであった。

 

〜ゲームセンター〜

 

 

「ここか…」

 

河川敷から駅前に戻り、ゲームセンターへと入る。

 

いやぁゲームセンターに入るのは転生してから初めてじゃないか?配置されているアーケードゲームやクレーンゲームを見てそう思いながらゲームセンター内を歩く

 

「さてさて、何処にあるかなダンスゲーム…ん?あれか!」

 

クレーンゲームのコーナーを抜けた先にそのダンスゲーム台はあった。

…………デカイな

 

「しかし…いないか、佐倉杏子は」

 

ダンスゲーム台からは音楽が流れているだけで佐倉杏子はそこにはいなかった

 

「クソッ……ここまで捜索が難航するとはな……ん?この曲聞いたことあるような」

 

ふとダンスゲーム台に耳を傾ける。

これは…コネクトか!

 

「久しぶりに聞いたなぁ………ちょっとやってみようかな」

 

 

お金を入れ、曲を選ぶ

懐かしいなぁ…音ゲーは自信があんま無かったからやってなかったけど転生して今は運動神経良くなった方だし…行けるか?

 

イージー、ノーマル、ハード、エキスパートの中から難易度をハードに設定し、踊り始めた

 

『〜〜♪』

 

「よっ、ふっ、はっ、っと!おっ!せいや!」

 

やばい…楽しいがかなり難しいな…!くそぉ意気がらずに素直にノーマルにしておけば良かったか…!

 

画面の上から下へ落ちる矢印に合わせ踊って行く、そして結果は…

 

『CLEAR!』

 

「ハァ、ハァ、危ねぇ…ギリギリだったわ…」

 

音ゲーってやっぱ難しいな………もっかいやってみようかな

 

 

そして少し時間は過ぎ…

 

 

ゲームセンター内の自販機で買ったお茶を飲みながらゲームセンターから出ると辺りはオレンジ色……夕方になっていた。

 

 

 

 

…………………………………………バッッッッッッッッッッッッッッッッッカ野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!?!なぁぁにゲームに夢中になってんだクソッタレがぁぁぁぁぁぁぁぁ!!?

 

モモちゃんに必ず佐倉杏子を見つけるって約束したっつうのに…いくらゲームセンターに超久しぶり来たといっても舞い上がり過ぎた……!チクショウ…こうなったら夜中まで残ってでも…!

 

「はぁ〜…んぷっ…ぷはぁ!……もう一本買っとこうかな…」

 

近くにあったベンチにどかっと座りペットボトルの中のお茶を一気飲みし、そうボヤく

 

その時だった

 

 

「そこの君、待ちなさい!」

 

目の前を赤髪の少女とスーパーの店員が走り抜けていく…万引きか?

全く…金をちゃんと払って買えばいいのにな、いや、金が無いから万引きするしかないって感じか…あん?待て、赤髪の少女?

 

ベンチからバッ、と立ち少女と店員がいる方を見る。

少女はその赤い髪を後ろに結んだポニーテールで紙袋を抱えて走っている。

そして店員との距離を確認するためか、チラッとこちらの方を向いた。

 

────────間違いない、佐倉杏子だ

 

そうわかった瞬間俺は駆け出した

 

すぐさま佐倉杏子を追いかけている店員に追いつく

 

「店員さん、何かあったんですか?」

 

「え?だ誰?はぁはぁ、い、いやこの際誰でも良い!あの子を捕まえてくれ!!せめて商品だけでも」

 

「わかりました、自分にお任せを!」

 

そう言って、さらに走る速さをあげ店員を置いて佐倉杏子を追いかけていく

 

「はぁ、はぁ…最近の子はなんでこう皆速いんだ…?」

 

店員は二人にはついて行けず、その場で立ち止まりそう嘆いた。

 

 

 

 

 

 

 

中々速いな…!

心の中でそう思いながら道路沿いの歩道で逃げる佐倉杏子を追いかける。

すると佐倉杏子は歩道からビルの間にある裏路地へ入っていった。

 

「だが、絶対に捕まえなければ…!」

 

もちろんその後を追う

 

 

そして何度か入り組んだ裏路地の角を曲がりちょうど真っ直ぐな長い裏道に出る。

周りに人はいない…今しかないな

 

「はぁ、待って!待ってくれ!そこの君!」

 

俺は大声でそういう、ちなみに今佐倉杏子との間隔は4mぐらいだ、正直能力を一瞬だけ使えばすぐに差を埋められるが…少しリスクがあるためできるだけ使いたくないのだ

 

「はぁ?待てって言われて待つ奴がいるわけねーだろ?」

 

と、こちらを振り向きそう言い返してくる。

 

まぁ、確かに俺も逃げてたら待て!とか止まれ!って言われても従わないな…ちっ、仕方がない怪しまれるだろうけど…

 

「俺はお前を捕まえて店員に突き出そうとは考えてはいない!お前に確認したい事、話したいことがあるんだ!頼む!話をさせてくれ、佐倉杏子!」

 

「───っ!?」

 

佐倉杏子は走る足を止めた

 

流石に全く初対面の相手にフルネームで呼ばれれば誰だって驚く

 

「なんであたしの名前を…」

 

「言ってるだろう?確認したいこと、話したいことがあるって」

 

「なら説明してもらおうじゃねぇか」

 

「もちろん…と、言いたいところだが先にその万引きした商品を返しに行くから、それを渡して貰えないか?」

 

「はぁ?あんたさっき店員には突き出さないって言ってたじゃないか」

 

「もちろん、だが商品を返さないとは言ってないだろう?だがそうだな…確かこの道を抜けた先にファミレスがあった筈だ、そこで好きなだけお前が食べたい物を頼む、金は俺が出すそれでどうだ?」

 

「へぇ〜結構太っ腹じゃん、いいよあたしはそれで」

 

「よし、じゃあすぐ戻るから待っていてくれよ…」

 

 

俺は佐倉杏子から商品が入った紙袋を受け取り猛スピードで走って店員のところまで戻る

 

 

「はぁ…はぁ、すいません、盗んだ奴は逃してしまいましたが商品は取り戻すことが出来ました」

 

「いや…ありがとう商品が無事なだけでも十分だ…そうだ、さっきの子の特徴を店長に知らせなきゃ」

 

と、言い店員は背を向けスーパーの方へ歩いて行く

おっと…それはちょっとマズイな、あまりこういう手は使いたくないが…仕方がない

 

「あ、店員さん、髪の毛にゴミが」

 

と言って店員の頭に手を添えると一瞬だけ顔が煙に包まれる。

 

「え?ああ、ありがとう」

 

「いえいえ、それでは」

 

 

俺はまた来た道を戻り裏道に向かっていく

店員の佐倉杏子に関する記憶だけを消した…これで大丈夫…な筈だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いらっしゃいませー!」

 

「2名で」

 

「かしこまりました、こちらのお席へどうぞー」

 

商品を店員へ返した後、佐倉杏子と合流しファミレスに入る

……さて、どう話すか

 

「それでその、話したい事なんだが「待った」なんだ?」

 

「長くなりそうだから先にメシを食わせてくれよ」

 

「……わかった」

 

「んじゃ、早速…」

 

と言うと、佐倉杏子は呼び出しボタンを押す、まぁそこまで食わないだろう、精々多くても2000円分ぐらいかな…?

 

 

 

 

「はー、食った食った。久しぶりにいっぱい食べたよ、ごちそうさん」

 

「そ、そうかそりゃ良かったな…」

 

佐倉杏子は良い笑顔でそう言う。

いや食い過ぎだろ!クソっ!何円ぐらいだ…?

 

俺はチラッとレシートを見てそこに書いてあった額に驚愕する。

9000円近く…だと!?い、いや大丈夫だなんとか足りる。危ない危ない…

 

「ってそうだお前の凄まじい食いっぷりを見て忘れるところだった」

 

「あん?なにか言うことでもあったのか?」

 

「いや、話したいことがあるって言ってだろう」

 

「ああ、そういえば言ってたな!で、話したいことってなんなのさ」

 

少し笑いながらそう言ってくる。

本当に忘れてたとかないだろうな…まぁいい

 

息をすぅ、と吸って吐く

 

「実はな、俺はこの子の姉を探しているんだ」

 

バッグから一枚の写真を取り出し、佐倉杏子に見せる。

 

「」

 

その写真を見た瞬間佐倉杏子は目を見開き、やがて口が震え始めた

 

「……?おい、どうした?」

 

「どうして…」

 

「うおっ!?」

 

「どうしてあんたがモモの写真を持ってるんだ!?どういうことだ!答えろ!」

 

テーブルから乗り出し胸ぐらを掴まれる。

 

そりゃそうだよな…ちょっと迂闊だったか

 

「話す!話すから離せ!」

 

「……」

 

佐倉杏子は俺の胸ぐらから手を離し、睨みつけるようにこちらを見る。

 

「……佐倉杏子と名前を呼んだ時の反応、モモちゃんの写真を見せた時の反応…どうやら君で間違いなさそうだな…一旦場所を変えよう」

 

「…わかった」

 

席から立ち上がり、会計を済ませて店から出る。

 

 

そして少し移動したところにあった公園のベンチに座る

 

「さて、どうしてモモちゃんの写真を持っているのか、だったよね」

 

「ああ…どうしてあんたが死んだはずのモモの写真を持ってるんだ?」

 

「その前にお前の誤解を解いておこうか、モモちゃん…佐倉モモは死んではいない」

 

「!?どういう…ことだ!?」

 

「順を追って説明しよう、あれは10月の中頃だったかな…」

 

酷く狼狽する佐倉杏子に俺はあの日にあった事を説明した…もちろんスチームガンを使った目潰しや擬態を使って逃げた等の部分は隠し、別のやり方に変えて話したが

 

 

「じゃあ…モモは生きてるのか…?」

 

「ああ、生きているとも…だから一緒に来てくれないか?見滝原に」

 

「……………」

 

佐倉杏子の瞳は揺れている。

本当に生きているのか?という考え、この男を信用しても良いのか?という考えが混ざり合っている。

 

「一つ聞いていいか…?」

 

「……なんだ?」

 

「どうしてあんたはモモを助けたんだ…?」

 

佐倉杏子はそう聞いてくる。

 

「……言っただろう。本当に偶然だったんだよ、助けてって聞いた時、助けなければと思ったって……きっとさ、誰かの命が目の前で失わそうになると、自然に身体が動いちゃう感じの奴なんだろうな、俺は」

 

「………そうか」

 

佐倉杏子はまた考え込む…そして数分後、その口を開いた

 

「…行くよ」

 

「…!そうか、良かった…」

 

やった…、やったよ、モモちゃん…ちょっと遅くなっちゃったけど…

 

俺は佐倉杏子を連れ見滝原市行きのバスが止まるバス停へと向かう。もちろん運賃は二人分俺が払った

そこからはずっと無言が続いた、俺の家の前に着くまでずっと。

 

そして…

 

ガチャリ…

 

「ただいま!」

 

俺は大きな声でそう言った。

するとリビングの方からドダドタとこっちに向かって足音が近づいてくる。

 

「おかえり!お兄ちゃ……ん…?」

 

リビングから飛び出し、玄関前に来たモモちゃんの目があの時の佐倉杏子のように見開いていく

 

「あ、あ…お姉ちゃ…「モモ!」!!」

 

居ても立っても居られなくなったのかバッ、っと佐倉杏子はモモちゃんに抱きつく

 

「モモ…!モモ!良かった…!本当に…!」

 

「えへへ…うっ…、苦しいよ、お姉ちゃん…」

 

「あっ、ご、ごめん」

 

「なっ?言っただろう、モモちゃん。必ず見つけて、連れてくるって」

 

「うん!ありがとう!お兄ちゃん!!」

 

そう言って抱きついてくる。ああ、本当に良かった…ってそうだいかんいかん

 

「なぁ、佐倉杏子…お前が嫌じゃなければなんだが…俺の家に住まないか?」

 

「え…?」

 

「せっかく姉妹揃ったんだ、一緒にいた方が良いだろう?部屋なら空き部屋があるから問題は無いし…」

 

「だけど…あたしは…」

 

「万引きとかをやった件か?確かにあれは許される行為では無い…でも生きるためには仕方がなかった…それにお前は今日までずっと孤独だったんだろう?だったら妹のモモちゃんがいる今、最後の肉親として側に居てやって欲しいんだ、それに」

 

「独りぼっちは寂しいだろう?」

 

「あ……」

 

「そうだよお姉ちゃん…私、ちゃんといるよ?今お姉ちゃんに会えてとっても嬉しいの!」

 

佐倉杏子はだんだんと目に涙を浮かべていきやがて…

 

「う、あ……ぁああ、……うわぁぁあぁぁぁぁああああぁあああぁあああああ!!!!ぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああ!!」

 

ついに泣き崩れてしまった。

溜まっていたものが全て涙になって流れていく。

 

俺とモモちゃんは佐倉杏子が泣き止むまで抱きしめ続けた。

もう独りぼっちではないと言わんばかりに

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして彼女は独りぼっちではなくなった

 

 




というわけで第11話いかがだったでしょうか…?

本小説では今まで戦闘以外で杏子を書いていなかったので書くのに少し苦戦をしてしまいました…

そしてついに…モモちゃんと、杏子を合わせることができました!天堂の家に住むこととらなった杏子、これからどうなっていくのやら…

誤字脱字報告お待ちしております!
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