魔法少女まどか☆マギカ Over the evolution   作:ACレイズバックル

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亀更新(亀より遅いかも)で本当に申し訳ないです…

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今回は杏子を向かい入れてから数日後の話…そして天堂に襲い来る不運とは?


それでは第12話どうぞ!


第12話 杏子とダンスとアンラッキー

 

 

 

 

 

 

 

佐倉杏子……いや、杏子を俺の家に住まわせ始めてから数日が経った。あれから月を跨いで現在は11月の初め辺りだ。

ああ…振り返るだけでも濃い数日だった。

まず一番は杏子の態度だ、保護してからの次の日…モモちゃんに起こされたのか、リビングにモモちゃんと一緒に来た杏子の態度はなんというか…そう、とてもしおらしくなったという感じだった、ファミレスで飯を奢った時の様子とは大きく違い、静かに食べ、あまり話さずという感じだったのだ。

まぁ、流石にまだ住み始めて1日目でしかも妹がいるとはいえ今まで知らないやつが一つ屋根の下にいるんじゃそりゃそうか、と思っていたが…ちなみに何故杏子さん、とか佐倉杏子呼びでは無いのかというと、俺がその時に

 

「えと…佐倉杏子さん…?それとも杏子さん?って呼べばいいかな?」

 

と言ったら

 

「…杏子で良い……」

 

と目を伏せながら言ってきたので、普通に杏子、と呼ぶことにしたのだ。

 

さて、話を戻そう

 

その日はとりあえず杏子の部屋に入れる家具とかを買って終えたのだが…次の日が問題だった…

 

「お兄ちゃん!お姉ちゃん起こしてきたよ」

 

「お、来たか、おはよう杏子」

 

「ん…おはよう…」

 

瞼を擦りながら起きてきた杏子、ちなみにパジャマだけはとりあえず適当に昨日買っておいた…

 

「もうちょいで朝ご飯出来るから待っててくれよ〜」

 

「は〜い!あ、私先に準備してくるね!」

 

「おう、わかった」

 

モモちゃんは元気良くそう言いながら自室に戻って行く

杏子を家に住ませ始めてからまた一段と元気になった感じだなぁ…良かった、良かった。

そう思いふけていると、杏子が背中をつついて聞いてくる。

 

「ん?どうした?」

 

「モモが言ってる準備ってなんの準備なんだ…?」

 

「学校に行く準備だけど…それが何か?」

 

「学校!?モモを学校に行かせてるのか!?」

 

「うおっっと!?びっくりしたな…あれ、言ってなかったっけ?」

 

「聞いてねぇぞそんなこと!?」

 

「あー、マジか…」

 

伝えたと思ってたんだがなぁ〜、っと危ない危ない、ベーコンが焦げるところだった。

 

「まぁ…とりあえず」

 

俺は三人分のパンにベーコン、レタス、トマトを盛り合わせてから挟み、皿に乗せ、テーブルに置いてからこう言った

 

「先に朝飯を食ってから話さないか?」

 

「あ、出来てる!いただきまーす!」

 

と、着替えてきたモモちゃんが即、席に座り食べ始めた

 

「な?」

 

「あ、ああ…」

 

杏子も渋々席に着き、パンを食べ始めた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ええ…すいません、少し頭痛が…はい、はい…申し訳ございません。調子が良くなり次第登校しようかと…はい、すいませんご迷惑をかけてしまい…」

 

ガチャッ…

 

「ふぅ、これで良し」

 

杏子に色々説明する為に午前中は仮病を使って休むことにした。

 

「悪いな…あたしのせいで」

 

「いや、気にするな説明不足だった俺の所為だ」

 

さて…どう話したもんかね…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言うわけだ、流石にあの年齢で小学校行かないっての不味いと思ったからな…」

 

「 そうだったのか…」

 

「…悪かったな、勝手に行かせて、モモちゃんは喜んでくれたが今考えればお前を見つけ出すまで待つべきだった」

 

モモちゃんが元気になったから、という理由だったがあくまでも俺は家族代わり…そりゃいきなり学校に妹が通ってたら驚くよな…だが、杏子はこう言ってきた

 

「いや、あたしはモモが学校に行けて安心してるんだ」

 

「安心?」

 

「モモはいっつも朝、あたしの布団の上に乗っかってきては学校に行こうって言ってきてさ…でも、モモから聞いただろ?親父とかの事…」

 

「…ああ、そうだな」

 

モモちゃんが学校に行くようになる前日に俺はモモちゃんにどうして学校に行けることになるのが嬉しいのか、と聞いたことがある。

杏子の家庭は杏子父が順調だった頃は学校に通えていたそうだが、信者が減り、杏子父が荒れ、酒などに溺れ始めてからは行けなくなったからだと、だから学校に行ける事がとても楽しみだとそうモモちゃんは言っていた。

ちなみに俺はこういう希望を抱いてるといじめられたり変なことされたりしないかと内心心配していたが転校初日でモモちゃんは友達を数人作った、ええい俺の周りはコミュ力お化けばっかりか!?

 

おっとまた話がずれてしまった

 

 

「だからまぁ、ちょっと驚いたけど…ありがとな、モモを学校に行かせてくれて」

 

「照れ臭い事言うなよ、そうだ、お前も学校に通わないか?先生に話を通せば俺と同じところになってしまうだろうが通えると思うぞ?」

 

「いや…あたしは…」

 

と、杏子を誘ってみるが、杏子は遠慮がちだった…

うーむ、正直杏子には学校に来て欲しいのだがな…しかし無理矢理行かせるってのも…いや、無理矢理にも行かせるべきか?

 

「まぁ考えておいてくれ、直ぐには決められないだろうしな」

 

「あぁ…」

 

とりあえず様子見だな…だけど

 

「そういえば…俺とモモちゃんは学校に行ってる間ずっと家にいるよな?だったら頼みたいことがあるんだが良いか?」

 

「なんだ?」

 

「買い物、行っておいてくれないか?」

 

「それくらいならお安い御用さ、他には何かやることとか無いのか…?」

 

「今んところはないが…どうかしたのか?」

 

「いや…あたしだけじゃなく、モモまでこんなに世話になりっぱなしだってのに…」

 

その言葉に俺はクスっと笑った

 

「んなっ!?何がおかしいんだよ!?」

 

「ははっ、いやいや…今まで全然話してこなかったし、いつも暗い顔をしていたからさ…やはり妹がいても俺がいたら嫌なんだろうなって思ってたからな…気にするなよ杏子、俺はやりたくてやってるだけなんだからさ、逆にお前が暗い顔をしてる原因が俺じゃなくて良かったよ」

 

「そんなこと…」

 

「さ、俺は昼から学校行かなきゃならないんだから行った行った!ほれ、財布!」

 

俯いた杏子の背をどすどすと押しながら玄関へ向かわせる

 

「ちょ、お、押すなよ!」

 

「万引きとかするなよ〜?」

 

ついでに少しからかっておく

 

「なっ、するわけないだろ!?」

 

少し不機嫌になりながら杏子は玄関の扉を開け、外に出て行く

 

「杏子」

 

「んだよ?」

 

「行ってらっしゃい」

 

「…!」

 

バタン、とドアが閉まる。

ちょっと面白い顔してたな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

と、いう感じだった、杏子も今はだんだんと家に慣れてきたのか、暗い顔とかはあまり見なくなってきたな…学校に行くか?と聞くとはぐらかされるのはちょっと気になるが…

 

「おーい、雄介!」

 

そう考えていると、杏子に呼ばれる。

 

そういえば今日はショッピングモールのゲーセンに行くって言ったんだったっけか、ちなみにモモちゃんは小学校の友達と遊びに行っている。つまり今日は杏子と二人きりというわけだ。

この際にもうちょい深く学校に行くことを推してみるか…?とりあえず

 

「ああ、今行く」

 

俺はそう返して玄関に向かっていった

 

だがこの時、俺はまさかあんな目に遭うになるとは微塵も考えていなかったのであった…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜ゲームセンター〜

 

 

「ショッピングモールのゲームセンターは何気に初めて来たな…規模は風見野の駅前とおんなじぐらいかな?」

 

「雄介もゲームセンターで遊ぶ事があるのか?」

 

「ああ、まぁ少しな…ん、あれは」

 

杏子と共にゲームセンター内を歩いていると風見野のゲームセンターと同じダンスゲームの筐体があった。

このダンスゲームここにもあったんだな…あ、そうだ

 

「杏子、このダンスゲームで勝負しないか?」

 

「へぇ、いいよ」

 

杏子の顔がニヤっとなり、軽やかな足取りで筐体に乗る。

 

「自信満々だな」

 

二人分の金を入れ、俺も同じく筐体に乗る。

曲はコネクト、難易度は……まぁ杏子はダンスゲームが得意だということは知っているが流石にエキスパートは選ぶわけ…

 

「もちろんエキスパートを選ぶよな!」

 

「ん?ああ……ん!?」

 

杏子が迷わずエキスパートを選択し俺もつられてエキスパートを選択してしまった。

嘘だろ…!?この自身満々な感じ…やはり慣れているという事なのか…?くそッ…ええい、ままよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ちくしょう…なんであそこまで踊れるんだ…」

 

結果は俺のぼろ負け…いや、俺は十分やったほうだ…初見だったがあと5000スコアぐらいで杏子に追いつけたのだ…あ〜やっぱり負けるのは悔しいな

 

「あたしの勝ちだな!」

 

「ああ、全く完敗だよ……のど乾いたな、飲み物買いに行ってくるよ」

 

「いいや、あたしが買いに行くよ」

 

と、杏子が俺の財布に手を伸ばすが

 

「いやいや、ここは敗者が行ってくるさ、じゃ」

 

「あっ…」

 

杏子が少し声を漏らしたが気にせずにゲームセンターから出て自販機へ向かう、まだ何か気にしているところがあるのだろうか…そう考えながら自販機の前に辿り着く。

 

「さてと、何にしようかって…!?」

 

いつのまにか自販機は白い壁に変わり、あたりには青空が広がっていた

 

魔女の結界…だと!?いや違うな、恐らく使い魔だけか…クソが!よりにもよってスチームガンもブレードもドライバーも無い時に遭遇しちまうなんてな…!とりあえず出口を探さなきゃな…

 

そう決めて走り出そうとした時4体ほどの使い魔が現れた。

 

その使い魔には上半身は無く、スカートから足が生えスケート靴を履いていた。

 

「(コイツ…確か委員長の魔女の使い魔か…)っ!?」

 

「¥%*〆a&hk☆♪」

 

そう思い出していると、よくわからない音を発しながら使い魔達が襲ってきた。

 

「チッ!」

 

舌打ちしながらも地面を滑るように突っ込んでくる使い魔達の攻撃を避けて行く

 

「ハァ…ハァ…」

 

ああ、最悪だ…よりにもよってダンスゲームの後と言うとんでもなく疲れた時に来るなんてな…本当に最悪だ

 

「ぐっ!?」

 

4体のうちの1体に突き飛ばされ地面を転がる。

 

「舐めんじゃねぇぞ!」

 

すぐに起き上がり、突き飛ばしてきた使い魔の足を蹴り払い、その足につけていたスケート履を片方奪い取り、スケート履を思いっきり使い魔に叩きつけ切り裂く

 

「良い切れ味だな…」

 

「$×☆€^,×!?」

 

あと3体…っ!?

 

「うっ!がはっ!!」

 

突然残りの使い魔達は動きを変え、一気に突進を俺にかまし、壁に叩きつける。

 

「(不味い、マズイまずい!どうするこの状況でどう打開する…!?)」

 

そう考えてる内にもゆっくりと使い魔が迫ってくる。

 

「(情け無いな…手ぶらとはいえ、ドライバーもガンもブレードもなけりゃ使い魔1体倒すのがやっとなんてな…)」

 

暗い気持ちになり、段々と恐怖心が出てくる

 

「ハァ…ハァ…ウワァァァァァァァァァァァァァ!!」

 

 

 

そして、使い魔の鋭いスケート履が振り下ろされ───────────────

 

 




(0M0)<ウワァァァァァァァァァ

というわけで第12話いかがだったでしょうか…?

天堂「(使い魔が相手でも)馬鹿野郎お前俺は勝つぞお前」

使い魔達「3人(体)に勝てるわけないだろ!」
※唐突なホモネタ申し訳ございません。

さて、使い魔に襲われた天堂…このまま無残に殺られてしまうのでしょうか…?

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