魔法少女まどか☆マギカ Over the evolution 作:ACレイズバックル
いよいよ…か、この時が来てしまった…小学校を卒業し、ついに今日、見滝原中学校の入学の日である。
前世で何度か見た男子用の白い制服を身にまとってバッグを持って家を出る。
鍵はちゃんと閉めた、忘れ物も無し…………前世は社会人だったが、今こうしてると中学生時代を思い出す…今も中学生だけどね。
そんな事を思いながら学校へ歩みを進めていった
「ご入学おめでとうございます、今日から────」
やばい…どうしてこうなった…一体俺が何をしたっていうんだ…まさか、鹿目まどかと美樹さやかと同じクラスになるなんて…!
いや、普通に見れば幸運なのかもしれないが…クラスが同じになるなんて微塵も考えてなかったぞ…!しかもこの中学校マジで壁がガラス張りじゃねぇか!芸術学校かなんかか!てかよくよく考えたら周りの人達の髪の色、青やらピンクやら緑じゃん!!なるほど…前世の常識はここでは通用しないというわけか…うん、もう考えるのはやめよう……
そして放課後
内心ヘトヘトになりながら帰路に俺はついていた
そして翌日…ではなく一か月後、今日は中間テストが終わったので席替えをしよう、という話になった。
席替えかぁ…懐かしいな、前世の頃は同学年の女子が苦手な陰キャだったからめちゃくちゃ嫌だったからなぁ…このクラスは苦手そうな女子、男子はいないし別にいいんだが…てか一か月も経ってるのにまだ話し相手や友達作れてないって前世と全然変わってねぇじゃねぇか…!まぁ、適当に引いてみますかね。
数分後、俺は机に突っ伏していた、席は廊下側の後ろから2番目の所でまあまあいい席だとは思う、じゃあなんで突っ伏しているのか、だって?隣の!席が!鹿目まどかさんだからだよ!!!なんでだよガイ!なんなんだよぉぉぉぉぉぉぉ!?確かに同じクラスなら席が近くになる可能性はあるけど確率狙いすぎなんじゃないか…?いや、別に隣になることが嫌では無いんだが…この1年間で変な印象持たれたら確実に詰むと思うし、精神的にキツイからである。あっ、なんか気まづそうにこちらをチラ見した!いかん、序盤から変な奴かと思われるのはキツイ!どうする…!?ハッ!そうだ自己紹介だ、まずは自己紹介が大事だと前世でも教わった…
よし、行くぞ…
「「あっ、あの!」」
「「ああっ、すいません(ごめんなさい)、そちらからで…」」
「「あ、えっとじゃあ自分(わたし)から…」」
ぬぅぁぁあああ!見事に被りまくったぁぁ!しかもあちらさん顔が少し赤い!ま、まさか怒らせてしまったのか…?おち、落ちつけ鹿目まどかは流石にそんな短気な性格では無かった筈だ…落ちつけ…落ちつけ
「あの…」
「あっ、えと、すいません被ってしまって…えっとそちらからでいいですよ」
「わたし、鹿目まどかっていいます、これからよろしくね」
「あと、ええと自分は天堂雄介っていいます、こちらこそよろしくお願いします…鹿目さん」
ほっ…どうやら鹿目まどか…いや、鹿目さんも自己紹介をしようとしていたみたいだな、変な印象を持たれていないようで良かったぜ…今回は流石に緊張し過ぎだな、これから普通に過ごせるように家に帰って座禅でも組むか…
「それにしても…」
「?」
「天堂くんと同時にしゃべりだして被っちゃうなんて思わなかったよ」
「あ、ああ、確かにそうですね…考えてること一緒だったみたいですね…」
「うん!私達、友達になれそうな気がするなぁ」
「え、あ、本当ですか!?なら是非なりましょう、隣の席ですし、コミュニケーションもできるだけとりたいですから…」
「本当!じゃあ天堂くんも今日から友達だね!ティヒヒヒ」
う、ぐうぉぉぉぉぉぉぉぉ…なんだこの聖人!?だけど鹿目さんと友達になれたのはラッキーだったなぁ、この感じを維持できればいいが…
それにしても、先程は未来のことが色々心配だと思ったが、こうしてみると鹿目さんってほんと可愛いなぁ…見てるだけで癒されるって感じが…暁美ほむらがああまで守ろうとするのも理解できそう…でもあれは流石に…
「まーどか!」
「わっ、さやかちゃん!?」
と思考に耽っていると鹿目さんの頭に突然抱きついてきた女子、青い髪に活発そうな性格明るい声、さやかちゃんって事は多分美樹さやかだろう。
しばらく鹿目さんと戯れているのかなと思っていたら、急にこちらを向くと
「あたし、美樹さやか、よろしく!」
「え?ああ、天堂雄介です、よろしくお願いします」
なんかいきなり挨拶してきたぞ…もしやこのクラスの人達ってコミュ力かなり高いタイプなのか…?俺にも分けて欲しいよ(切実)
「あ、もしかして美樹さんって鹿目さんの友達ですか?」
とりあえずそう聞いてみると
「ふっふっふ…友達なんてあまい、あまい!まどかと私は大親友なのだ!」
と胸を張って言う美樹さん、流石だな…確か幼馴染だったんだっけ?
「そういえばさ、雄介〜?」
「はい?」
いきなり名前で呼んでくるとは…コミュ力53万ぐらいあるんじゃないのか?すると美樹さんはとんでもない事を言い出した
「あんたってまどかのこと好きなの?」
「ウェッ!?」
「ふぇっ!?」
「い、いきなり何を言ってるんだ美樹さん!?」
「そ、そうだよさやかちゃん!?」
「はっはっはー、いやぁさっき雄介がまどかのことじっと見てたからそうなのかなぁって思ってさ〜」
じっと見てた時…?あっ!もしかして可愛いなぁとか考えてた時に俺は知らない内に鹿目さんをガン見してたのか!?一難去ってまた一難、今度こそ変に思われちまう…!さらに追求される前に何か打開策を…そうだ!
「そ、そうだ美樹さん、いきなりですが自分、人間観察が得意だからちょっとわかったことがあるんですよ」
「ん?何々?あとあたしの事は美樹さんじゃなくてさやかでいいよ、敬語もなんか堅苦しいしタメ口で!」
「え…と、じゃあ、それでな俺は席替えの時見たんだよ、お前の視線がある人物に向かってるのをしかも随分熱っぽい視線でな…」
美樹さん…いや、さやかの肩がビクッと上がる
「さやか…もしかして、上条君のこと好きなのかい?」
その瞬間、さやかの顔はリンゴのように赤くなった
「うえぇ!?………わ、わたしはそんなんじゃ…」
「ほんとうにぃ?」
「ほ、ほんとだってば!!」
「ならここで大声でさやかは上条君が好きと言っても、大丈夫だよね否定できるし」
「え、ちょっと!?」
「みな「わああああぁぁぁ!!」おっとと…」
と、さやかは鹿目さんの机に突っ伏した。
そして、なんとか復活したさやかはこう言った
「もうやめよう雄介…この話はお互いにダメージを与えちゃう」
「ああ、そうだな…」
俺とさやかは堅い握手をし、この不毛な争いは終結したのであった。
尚、鹿目さんは机に突っ伏したままだった。やはり怒らせてしまったのだろうか?
はい、まどかとさやか、初登場です!表現力が欲しいなぁ…
言いづらいことなのですが作者はまどマギにわかです。至らぬ点があれば教えてもらえると嬉しいです(豆腐並のメンタルなので誹謗中傷はやめてください…お願いします)
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