その後は極東に行きます。
後半は台本形式とダイジェストが混ざったようなものになってしまいました。
苦手な方はすみません。
後、少しキャラ崩壊します。
幾重にも刃を交わせ、互いにかすり傷が増える。まぁ、俺の方は怪我をした端から回復してるけどね。その為のOPも少し減ってはいるけど、斬る度に粗方回復してる。
傍から見たらどう見ても俺の方が優勢ではあるが、早急に倒さなければならないのでそうでもない。はっきり言って、このまま行けばジリ貧となり、時間切れで俺が負ける確率が格段に上がる。
今の強化された状態で、やっと互角か少し上回れるレベル。詳しく言うと回避回避回避回避攻撃回避だったのが、回避攻撃回避攻撃みたいになった。武器の斬れ味やらが上がる訳では無いので、翼には相変わらず弾かれる。
電球は基本的に刀で逸らして何とかなるから脅威にはならないと思ってたら、学習したのか足下などの逸らし難かったり、逸らしようが無い所に撃って来るようになった。
しかも、それを完全に囮として使い始めやがったから、更に面倒になった気がする。
そんな事を考えながら、電球を捌いたり避けたり、翼を受け流してその側面を利用して居合斬りみたいなのをしてみたりと頑張ってはいるが、有効打になるのは未だに与えられず。
焦りで行動が単調になったのか、翼の横一線を掻い潜ってカウンターを決め込もうとしたら、翼を振るった力を利用してのタックルで吹き飛ばされた。建物を幾つか突き破っての漸く停止。怪我は大した事ないし、すぐに治ったので問題は無いが、それとは全く別の問題が発生した。
えっ、幼女!?と・・・ゴッドイーター!?
気付かない内に結構な距離を移動していたらしく、なんと吹き飛ばされた先のすぐ近くに俺の返り血を浴びて蒼黒くなった幼女とそれを運ぼうとしている数人のゴッドイーターが居た。付近に落ちていた俺の腕は既に内一人が手にしている。
突然、現れた俺に困惑しているようだが、手が空いている二人がこちらへ即座に武器を構えていた。俺の右腕を持っている奴は腕とこちらを交互に見回している。
そんな中、俺は普通に困惑していたが、突如自身が飛んで来た方向から、砂煙を掻き分けて電球が幾つか飛び出して来た。慌てて、幼女達に当たらないように逸らそうとしたものの、着弾地点が近く、爆風の巻き添えになってしまった。
とは言っても精々風に煽られた程度だったので、幼女達も大丈夫だろうと判断し、急いで幼女達から遠ざかるように飛び退く。同時に居た場所にディアウス・ピターがダイナミックお手をして来たと思ったら、着地時に向きを変える動きを利用して翼を振るって来た。
回避は間に合わないので受け止めようとした瞬間、時間切れとなり、左眼の焔が消えた。そして、襲って来る虚脱感。その所為で、翼と刀の接触時に押し負け、刀が宙を舞い、俺自身は仰け反ってしまった。
更にディアウス・ピターの猛攻は終わらず、気付いた時には振り切った翼とは逆の翼で大回転の構えを取っていた。
俺はこのまま地面に倒れれば回避出来るものの、恐らく幼女達が射程範囲に入っていてる。その考えに至った瞬間、強引に身体を捻って前転しながら飛び上がり、宙を舞っている刀の
刀は切先をディアウス・ピターに向けて一直線に飛んで行き、人間で言う所の左の肩甲骨辺りに突き刺さった。
流石に大きく怯むディアウス・ピター。その隙にトライクを呼び出して幼女達とは逆向きに発進。後ろを振り向けば、電球をぶっ放しながら激走して来るディアウス・ピターに既に姿が見えなくなったゴッドイーターと幼女。
それに安堵しながらも、ディアウス・ピターとのライディングデュエルに挑んだ。
◇
結果、無事逃げれました!
簡単に説明すると障害物があったり、片手運転だった事もあり、安全運転で妨害も出来ない状態。だから、上手く距離を稼げないまま気付けば海岸まで走っていた。いっその事、もう突っ込んじゃえと海にそのままダイブして海底に逃走。ディアウス・ピターも最初は海底に追って来ていたものの、死ななくとも動きはかなり制限されるらしく、簡単に撒けた。
このまま戻ってまた遭遇したら面倒なのでそのまま直進して、辿り着いた陸地が現在地。途中でグボロ・グボロが襲って来たけど、その時はトライクを止めて、刀が無くなったのでフロントカウルを片方だけ取り外して応戦した。重さ的には問題無かったけど、海の中だと面積的に抵抗が大きかった。
このフロントカウル、刀としても銃としても使えるから戦闘時は便利なんだけど、トライクの付属品的な立ち位置らしく、トライクを出し続けていないといけないのが難点。
まぁ、無いよりはマシ。
何があったかについてはこんな感じかな。あ、幼女はもうゴッドイーター達に任せるって方針で決定。今更、戻ってもいろいろと手遅れだろうしな。ただ、方角は分かるから生きているとは思う。方角が分かると言えば、ディアウス・ピターの方角も何故か分かるようになった。
原因を考えて思い至った事があったので、釣り竿をその辺に放り投げて距離を取ってみると方角が追加された。
この事から、武器の位置からディアウス・ピターの方角を認知出来ているって事が分かる。でも、そうなると幼女は何故かって事になるんだけど・・・特に持たせたりはしてないよな。まぁいいか。
分かるからって不便な事は無いしな。
刀が無くなったのはかなりの痛手だが、その内取り返せばいいだろう。そう簡単に壊れるような代物でも無いし。
・・・・・・あ、“★Rock Cannon”をランス状に出来るの忘れてた。・・・ま、まぁ、いいや。うん、これから忘れずに使用していけばいいだけだし。
さて、新大陸?にやって来た訳ですけども、これから何しようか?うーん、取り敢えずその辺をトライクで爆走してみようか。
◇
ちょちょちょ!!
多い多い!
どんだけ居るんだ
暫く走ってみたが、廃墟だったり荒野だったりで、何の面白みも無いなぁと思いながら途中からボーッと走ってると気付けば数十匹の小型・中型種に追われていた。
そこから始まる第二回ライディングデュエル。運転技術向上の丁度いい練習相手になると思って乗車しながら応戦してみたものの、殺っても殺っても減る気配がしない。
面倒臭くなってトライクで突っ込んで薙ぎ倒そうとしたが、数匹吹っ飛ばした所でバランスを崩して横転。起き上がれば四方八方をアラガミに囲まれてる状態。横着をすると禄な事が無いって身に染みたよ。
んで、適当に近場にいた奴に飛び掛かって手と足で引き裂いてコアを奪取。そこから怒涛の勢いで“★Rock Cannon”をランスや銃にして振り回したり足技使ったりして薙ぎ倒しては、また途中で引き裂いてコアを奪取して殲滅。ランスでも弾を補充出来たのは助かった。
まぁ、マジで数が減らないので途中から作業感覚でしてると痛い目見たりしたけど(俺って学習能力、無いのかな)、気付けば半分程倒していた。
そんな時だった。別方向からアラガミを引き裂く音が聞こえて来たのは。かなり激しい・・・と言うよりも速い、かな?気になったのでそちらのアラガミを倒しながら向かってみると、大量の血飛沫が舞っているのが見えた。
誰かが倒してるのだろう。まぁ、ゴッドイーターだろうけど。さて、となるとどうしようか。ゴッドイーターとは敵対関係(一方的)なんだよなぁ。しかも俺、アラガミ(推定)だし。
あ、でも第一部隊みたいな連中だとシオと仲良くなれたから俺でも行ける・・・言葉、通じるかな。やっべ、超不安になって来た。日本語なんて贅沢な事は言わない!
責めて、英語にしてくれ!ペラペラって訳じゃないけど、聞き取るのは得意な方だから!って、なんで出会う前提で話進めてるんだろうか?
・・・まぁ、取り敢えず会ってみるか。
その後もバッサバッサと敵を薙ぎ倒し、こちらを向いていた二匹の内の片方のオウガテイルを“★Rock Cannon"ランスver.で吹き飛ばすと同時にもう一匹も向かいからやって来た人影に吹き飛ばされた。
互いに武器を振り抜いた状態ですれ違い、視線を交わす。そのまま示し合わせたかのように同時に視線を外し、背中合わせのまま目の前のアラガミを殲滅していった。
・・・何今の?ねぇ何今の!?
滅茶苦茶恰好良くね!?
やっべ、興奮が全然収まんねぇ!
おら!さっさと次来いや!!
◇
最後にこちらのアラガミをあちらに蹴飛ばして、あちらに居たアラガミと激突。そこを透かさず助っ人が諸共一刀両断して終わり。
ふぅ、と一息吐いて睨むような鋭い目付きでこちらを見遣る助っ人。片手で人一倍程の大きく黒い
その人物に対して、どう反応すればいいのか分からずに“★Rock Cannon"を地面に突き立てて、敵意無いですよー、という意志を示しつつ視線を合わせる俺。
「・・・」
「・・・」
・・・。
「・・・」
「・・・」
ち、沈黙が痛い。さっきから何を黙っているのかと思えば、何やら俺の身体を観察するかのように見られている気がする。なら、俺も遠慮無しに見させてもらおう。てか、もう言うね。
お前、もしかしなくてもソーマ?その神機といい、浅黒い肌といいどうも見てもソーマだよな。
実はさっきまでテンションが上がってたのは、件の助っ人がソーマじゃね?って思ってたってのもある。なんて言うか、こう、燃え上がるモノが無い?偶々やって来た助っ人が、知ってるとか格好良いなぁとか思ってた人物だったら、妙にやる気が出たりとか。
ただ、その、何て言うかさ、ソーマである事はほぼ確定してもいいと思うんだが、やけに若々しいと言うか瑞々しいと言うか、子供っぽい?まぁ兎に角、違和感があるんだよな。なんだろ?これもゲームとリアルの差って奴なのか?
「お前、何者だ?」
突然のソーマ(推定)の問い掛けに言葉が詰まった。驚いたってのもあるが、単純になんて応えればいいか分からなかった。
何者、か。なんて応えよう?
自分が何者なのかは俺が知りたいくらいだしなぁ。ゴッドイーターって嘘は通じないだろう。言ったら言ったでその後の嘘も面倒だし、そもそも腕輪無いし。
・・・ん?あれ?
俺、追われてるんだよな?なんで知らないの?自分で言うのもなんだけど、相当分かりやすい容姿と格好だと思うよ?
「・・・ダンマリか」
あわわ、ちょ、待って!
応える!応えるから!そんな、ちょっと悲しそうな表情しないで!あれか?お前、無視されて傷付いたのか!?案外可愛い所あるなぁ、もう!
つて、今はそこじゃない。えーと、俺が何者かね。
あー・・・うーん・・・あ、そうだ!
「・・・ステラ」
「・・・ん?」
「お・・・私の名前」
「・・・そうか。俺はソーマだ。見ての通りゴッドイーターだが、お前は何なんだ?ゴッドイーターか?腕輪はどうした?」
おぉ、やっぱりソーマだ。この重低音ボイスが凄い格好良い。てか、今更だけど久々の日本語だ!ひゃっほい!
にしても・・・もしかして、情報が伝わっていない?ソーマの神機を見る限り、まだシオの件が終わった訳じゃなさそうだから、人型のアラガミに対して情報統制をするのも当然と言えば当然・・・か?いや、そもそもあの後もあんまり知られていなかったような?
「お・・・私は・・・・・・アラガミ」
「何!?」
ちょ、待って!武器構えないで!!
そんなに殺気を飛ばして来ないで!
あ、あっれぇ?おっかしいなぁ?もう少し、え?は?みたいな反応すると思ったんだけどなぁ?そして、その隙に事情説明しようと考えてたんだけど・・・まさか、シオの事を知ってるとか?
「・・・アラガミ?お前がか?」
あ、流石に疑問に思ってくれたのか、少し呆けた表情になった・・・と思う。表情の機微が思った以上に少ないな。構えは解いてくれないのね。まぁ、緩んだだけでも重畳か。
「多分。お・・・私も自分が何なのか、よく分からない。・・・気付いたら、荒野に居た」
「・・・」
うわっ、すっごい胡散臭いモノを見るかのような顔になった。えぇ・・・いや、気持ちは分からんでもないが、嘘を吐いていない手前、どうしようもないぞ。
「・・・いろいろ言いたい事はあるが、敵対しないって事でいいんだな?」
「・・・それは保証する。・・・そもそも、お・・・私には人間を襲う理由が無い」
「・・・分かった」
ホッ、何とか敵意が無い事を信用してくれた。それにしてもいい加減、一人称が『俺』になるのをなんとかしなければ。別に『俺』じゃなければいけない理由は無いけど、個人的にこの姿で俺って言うの凄い違和感というか、忌避感のようなものがある。
それに一人称について言及されるのも面倒だし・・・。
「それで、ここで何があった?あそこまでの規模は見た事も聞いた事も無い」
・・・それ聞いちゃうかぁ。
聞くよねぇ。
そりゃそうだ。
「・・・トライク」
「ん?」
「トライクで走り回って・・・気付いたら、あんな事になってた」
「・・・」
すみません。傍迷惑な事して本当にすみません。俺もまさかあそこまで
「・・・トライク?」
そう言って辺りを見回すソーマ。
あ、そっか・・・まぁ、いっか。
いつかはバレるだろうし。カモーン、トライク!
そんな訳で俺の目の前に修理が完了したトライクが出現。これ、推測でしかないけど、多分コアを食べたら身体だけじゃなくて、武器とかも直るのかな?どのくらいで直るかは知らないけど少なくとも、さっきの今でここまで完璧に直る事は無いだろう。
「・・・」
あら、唖然としてる。そんな顔でも様になってるのは、なんと言うか美形の特権だよな。
「今のはなんだ?」
・・・なんなんでしょう?武器変換とか換装とか言葉は思い浮かぶけど、正解かどうか分かんないしなぁ。
「・・・よく分からない」
「なのに出来るのか?」
「・・・うん」
「・・・」
やめて。
そんな残念な人を見るような目で俺を見ないで。
「他に仲間は居るのか?」
「・・・今は居ない」
「・・・そうか」
ん?なして悲しそうな顔を?
・・・あ。
「・・・いや、別にそういう訳じゃ」
「言わなくてもいい。すまなかった」
待って。違う。
今は死んだから一人とかそんな暗い事情じゃないの。でも弁解しようにも、この話題は終わりみたいな雰囲気だし・・・うーむ、ま、いっか。
「これからどうするんだ?」
どうしよう?
この地に来た理由なんてディアウス・ピターから逃げる為だしなぁ。どうでもいいけど、文脈無さすぎじゃね?言葉が少ないからそう思うだけかな?
「・・・ソーマは・・・私をどうしたいの?」
よし、「お・・・」って言わずに出来た。さて、ソーマはなんて答えるのだろうか?捕縛するとか、連れて行くとか言われてもヨハンが居るだろう極東だと正直、いい事なんて無さそうだから全力で逃亡。
ここで殺すとか言われたら、死にたくないし殺したくもないので同じく逃亡。・・・結局、選択肢が逃亡しかない。
「お前と会った事は忘れる。他のゴッドイーターに出会ったら気を付けろ」
そう言い残して何処かへ去って行った。
・・・え?これ、見逃された・・・のか?
忠告までしてくれるとは、根はいい子なんだな。
えーと、取り敢えずこの場から俺も去るか。ソーマが居たって事はこの辺りはソーマ達ゴッドイーターの仕事範囲内なんだろうし。
◇
トライクを走らせて新天地へ行き、数日後。
「・・・」
「・・・」
ソーマと再会した。
「・・・なぁ」
「違う」
「・・・何がだ?」
「・・・あの辺りはゴッドイーターが頻繁に来ると思って移動しただけ。ここもそうなら移動する」
「・・・そうしてくれ」
「・・・ごめん」
数十日後
「・・・」
「・・・」
・・・また、再会した。
「・・・なぁ」
「違う」
「・・・何がだ?」
「今まで他の場所に居た」
「・・・それで?」
「・・・ツーリングして、気付いたらここに居た」
「・・・」
「・・・・・・ごめんなさい」
「・・・」
「待って。武器構えないで。もう二度としないから」
数日後
「死ねぇぇぇぇ!!!」
「待って!出会い頭に襲って来ないで!」
今回はコアを調達してたら、ソーマと遭遇してただけなんだけどなぁ。なんでソーマとリアル鬼ごっこしてるんだろう?あ、ちょっかい出して来たアラガミが細切れにされた。
・・・本気で逃げよう。
数ヶ月後
「・・・」
「・・・」
どうしてこうも遭遇するのだろうか?
「・・・追わないの?」
「・・・もう、面倒だ」
「・・・そう」
なんだろう・・・。
空気が・・・重い。
「・・・なんでだ?」
相変わらず言葉は少ないが、幼女と言葉を交わさずに意思疎通をしていた俺には問題無い。多分、何故こうも遭遇するのか聞いたのだろう。
「・・・こっちが知りたい。ただ散策してただけ」
「こっちは仕事だ」
「・・・」
「・・・」
「・・・仕事、手伝おうか?」
「いや、いい」
「・・・ん」
数ヶ月後
「・・・何か釣れるのか?」
「グボロ・グボロ」
「は?」
「見てて・・・・・・ふっ!」
「・・・」
「ほら・・・遠い目してどうしたの?」
「いや、何でもない」
「・・・そう」
「・・・美味いのか?」
「コアが美味しい。癖になる」
「・・・痛っ」
「・・・人が触ったらそうなるでしょ。私に触った時もそうだったじゃん」
「それもそうだった」
(さては俺がアラガミだって忘れてたな?)
翌日
「・・・これ。昨日言ってた魚の刺身ver.活け造り」
「ん・・・ッ!?」(美味いて)
「・・・♪」
「ん・・・どうした?」
「いや、食べてる姿が子供らしいなぁ、と」
「・・・」
「照れ隠しに神機振るうの止めてッ」
数日後
「・・・」
「・・・顔に何か付いてる?」
「・・・いや、兄妹が居たらこんな感じなのかと思ってな」
「・・・」
「・・・どうした?」
「お姉ちゃんって、言ってみて」
「断る。それにどちらかと言えばお前が妹だろ」
「一回。一回だけでいいから」
「もう時間だ。帰る」
「先っぽだけでいいから!」
そんなこんなで気付けば一年程関係が続き、互いに冗談を言える仲になっていた。最初はリアル鬼ごっこなんてしてたのに、世の中どうなるか分からないものだ。
特に待ち合わせはしていないのに、かなりの頻度で出会う。ここ一年ずっとだ。出逢えば、これと言って何かをするでもなく、ただアラガミを狩ったり釣りをしたり魚を振舞ったりと適当に時間を潰している。
俺は何も考えずにその辺をフラフラしてるから偶然だとは思う。狙ったとしてもかなり凄い。
だが、ある日を境に急に出逢わなくなった。少し寂しくはあるものの、ソーマの実力はよく分かってるので殉職とかの心配は無い。寧ろ、今までがおかしかったのだ。
とは言っても、ソーマと一緒に居ただけでも時間潰しになっていたので、居ない今は物凄く暇なのだ。だから、トライクで日本一周を完走したりするくらいには暇を持て余していた。
しかし、完走した次の日、ソーマと出逢った。何やら連れが居る様子。
「・・・久しぶり」
「あぁ。今まで何してたんだ?」
「・・・日本一周してた」
「・・・・・・実は紹介したい奴が居るんだ」
「・・・ん」
そう言い、横に視線をズラしたソーマ。その視線の先にはブラストの神機を手にした、赤という印象を受ける格好をしてグラサンを掛けたソーマと同い年くらいの青年が居た。
ま、まさか、貴方は・・・
「君が例のアラガミらしいステラちゃんかい? ソーマから話は聞いているよ。僕はエリック。エリック・デア=フォーゲルヴァイデだ。よろしく」
う、上田さん・・・だとッ!?
ソーマ&エリック参戦。
エリックは多分、こんなに早く加入してないでしょうけど、明確な時期が分からなかったのでソーマが大体、14か15の時に加入。
そして、ソーマと出逢って半年後くらいにステラと出逢ったという感じの展開にしました。
コアに関しては深く考えないで下さい。
作者自身、ほんの少しだけなら触れても問題無い程度にしか考えてないので。
本編がいい感じに締め括れた気がしたのでおまけとしてこちらを。おまけなんで文は割と適当で簡単なものになってます。見なくても大丈夫です。
キャラ崩壊あります。
おまけその1
極東支部支部長室にて
「はぁ・・・。ここ一年は多忙で疲れた。よし、久しぶりにアレを見るか」
椅子に座ってパソコンを弄るヨハネス・フォン・シックザール。少しして画面に映ったのは黒いノコギリのような神機を背負った少年だった。
(ふぅ・・・我が息子、マジ天使。あぁ、あの鋭い目付き。綺麗な浅黒い肌。アイーシャをつい重ねてしまう。だが、ソーマはソーマだ。あの子自身の良さがある。つまり、妻と子で二倍で楽しめるという訳だ。やだ、私って天才?・・・む?)
件の少年が誰かと会っていた。
容姿からして恐らく女性だろう。
いや、少女か。どこか楽しそうに会話する我が息子を見ながらヨハンの顔は険しいモノとなっていった。
(あ?なんだあの雌?人様の可愛い可愛い息子を誑かしやがって。ソーマ、そんな雌と話してはいけません。お父さん、そんな雌は認めませんよ!服装はいいが肌がダメだ。やっぱり肌は浅黒くないと・・・ん?あ、これブラック★ロックシューターか。居なくなったと思ったらこんな所に居たのか。やはり、ソーマは騙されているんだな。取り敢えず、引き離すか)
今日も支部長は元気です。
おまけその2
ロシアのとある施設にて
「あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙あ゙!!」
鼓膜が破れてしまう程の少女の甲高い絶叫が響き渡る。
声の発生源には身体を抱き締め、何かに耐えるように蹲る少女が居た。
(あぁ・・・またこの感覚だ。アラガミを倒した後はいつもこれだ。全身を駆け巡る痛み。何度味わっても慣れない。・・・だけど、心が満たされていくのはナゼダロウ?)
少女は今日もアラガミを喰らう。
そんな訳でおまけ終了。
あ、少女はアリサです。
時系列的にはステラが日本一周してる時くらい。
何故こうなってるのかは、追々説明出来たらなぁ、と思ってます。因みにゴッドイーターにはなってますが、実験的なものが強いので正式なゴッドイーターかと言われると、何とも言えない感じです。
支部長はなんやかんやで息子大好きだと思うんですよね。けど、決して表には出さないようなツンデレ。
好きな人はすみません。こういうヨハンを書いてみたかったんです。因みに途中でステラとソーマが逢えなかったのは支部長の仕業。絶対に出逢わないようなクエストに行かせていた。けど、再び多忙になってステラとソーマwithエリックが出逢う。
ソーマと出逢うのは本当に偶然です。
絡み方的にこれが一番楽だったから。
次回も気長にお待ちください!