ゴッド★ロックシューター   作:榊 樹

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思ったよりも早く書けた。
序盤に申し訳程度の戦闘シーンを書きました。

飛ばしても問題は無いです。


第13話:千羽鶴

俺の周囲に居るのは我らがシユウ先生。

しゅうい、だけに。

 

・・・・・・。

 

 

正確には四体のシユウに囲まれ、四体同時に手首(翼)をクイックイッとして挑発してくる。分かり難いので、正面をA、右をB、左をC、後ろをDとしよう。

 

俺に対してだけ、何の警告も無しに襲い掛かって来るアラガミの中でも珍しい部類であり、その事に気付いた当初は驚いたものだ。

 

そんな俺は武器を持たず、無造作に中心に突っ立ったまま。それに業を煮やしたのか、はたまた別の理由か、四体がこれまた同時に動き出した。

 

正面に居るシユウAが一瞬で間合いを詰め、右翼にエネルギーを纏って横に薙ぎ払ってくる。それを右翼の下をダッシュで潜り抜ける事で回避。

 

着地時に身体を捻って横腹へと正拳突きを放とうとしたが、シユウAが右翼の脇下からエネルギー弾を形成している左翼をこちらに狙いを定めていた。気功波を放ってメカフリーザを消し飛ばしたトランクスを連想してしまったのはここだけの話。

 

踏み込もうとした右足でシユウAの後ろ側に飛んで強引に回避。案の定、居た所に小型のエネルギー弾が通過し、少し離れた所で爆発した。

 

隙だらけのシユウAの背中を取ろうとしたが、シユウAの両サイドからカーブするエネルギー弾が来たのでバックステップで回避し、エネルギー弾は互いに衝突して爆発した。

 

その爆煙の中からシユウAと続くようにシユウDが低空飛行で出て来た。だが、この技は反撃のチャンスなので、再びシユウAの右翼に潜り込んで横腹をぶん殴って、反動で振り上げた左足を折り曲げてそのままシユウDの顔面を蹴り抜く。

 

吹っ飛んで行くシユウA、Dを他所に奥にはエネルギーを貯めているシユウB、Cが。あの溜め具合からして、連射エネルギー弾だろう。シユウBが予想通りに撃って来て、ワンテンポズレてシユウCが撃って来るので、弾の間をすり抜けるようにダッシュで交互に左右に飛んで気合いで避ける。

 

二体の連射が止むタイミングで正面で止まり、そのまま二体の下まで直行。それを防ごうと、前の方に居たシユウBがエネルギー付きの回転を繰り出して来るが、ジャンプして振り回してる片翼の手の部分を掴んで地面に叩き付ける。

 

この時にエネルギーの余波をちょっと喰らうけど、慣れたので気にしない気にしない。

 

着地ついでに叩き付けたシユウBの後頭部を蹴り抜いて、シユウCに意識を移すと懲りずに大玉エネルギー弾を溜めていた。撃って来る前に踏み抜いたシユウBを掴んでシユウCに向かって放り投げる。

 

シユウCが撃った時には放り投げたシユウBは既にシユウCの目の前に居り、エネルギー弾の爆発に撃ったシユウC自身が巻き込まれた。因みに既に瀕死状態だったシユウBは爆発四散して、コアまで吹き飛んだ。悲しみ。

 

爆煙の中に飛び込み、正面から爆発を受けてよろめいていたシユウCの足を払いつつ身体を回転させ、落ちて来た頭部をジャンピング膝蹴りで蹴り上げる。頭から真っ逆様に落ちて来た所をぶん殴り、頭部完全破壊。

 

 

「・・・勝利」

 

 

意味も無くVサイン。

 

正確には殆どが瀕死状態だけど、横腹を殴ったシユウAは殴った所を中心にコアごとグチャグチャになってるので直に消滅、他シユウCとDは顔面を吹き飛ばしたので同じく直に消滅するだろう。

 

何故、こんな事をしていたかと言うと、片手での近接徒手格闘戦に慣れる為。片腕とイクサ・ブレードが無く、小回りが利いて近接と中距離または長距離の攻撃が可能な武器が無い現状下ではどうしても徒手格闘の割合が増えてしまう。

 

なので格闘大好きシユウ先生を相手取ってみたんだが、これが思ったよりも難しかった。なんせチームワークが凄い上にゲームに無かった達人みたいな動きを次々にしてくるから、予想が面白い程に外れて逆に利用されて二体相手取るのも最初はキツかった。

 

まぁ、今ではゲーム知識に頼る事が殆ど無くなったから、割と普通に倒せるし、元から武器持ってれば普通に倒せるんだけどな。

 

 

 

 

時間というのは楽しかったり充実していたりする程、早く感じる。えーと・・・あ、思い出した。相対性理論ってヤツだ。

 

まぁ、何が言いたいかって言うと、エリックと出会ってからもう数ヶ月の時が過ぎた。いや、ホントついさっき気付いた事実なんだが、自分でもビックリだ。

 

数ヶ月単位で早く感じるって中々無いよな。そんな風に驚いていると、動きが止まった俺を不思議に思ったソーマが声を掛けて来た。

 

 

「おい、お前がサボるな」

 

「てん」

 

 

咎められ、考え事は後にしてまずは目の前の事に集中し直す。何をしてるかと言えば、千羽鶴を折ってる。エリック、ソーマ、俺の三人で。

 

 

発端はエリックが俺を妹に会わせたいと言い出したのが始まりだ。兄として妹の寂しさはそれなりに紛らわせてはいれるが、同性で同年代の友達が居ないというのは、兄である自分ではどうしようもないのだそうな。

 

悩んでいる所をソーマにどうしたのかと尋ねられ、容姿的にあまり歳が離れていないステラならどうだと提案したらしい。

 

という話を聞かされた俺は快く了承した。しかし、手ぶらで行って年頃の女の子と仲良くなれる程、今の俺はコミュ力に自信が無い。そもそもこの時代の子供は何が好きなのかが皆目見当がつかない。

 

そこで千羽鶴という風習を誤魔化しながら伝え、装飾としても悪くないし、妹の励ましにもなると提案してみるとエリックも乗り気になり、1000枚ちょっとの紙を用意した。

 

この時代の紙ってあまり貴重でも無いのか?と思ったが考えても仕方の無い事なのでそこはスルー。

 

 

そして折り方を教えて効率良く分担作業で黙々と折り続けているんだが、この二人の優秀さにビックリ。一回教えただけで折り方を完全に覚えたし、出来上がるのは全部綺麗な鶴達。

 

途中の休憩でもっとレパートリーが無いかとエリックに聞かれ、余りで教えれるものを全て教えたんだが、気付いたら自分で折り方考えて立体の鳥を折って来たのは度肝抜かれた。切らずに折っただけって言うんだから、余計に驚かされたものだ。華麗なんてものじゃないぞ、エリック。

 

それに対抗意識が芽生えたのか、次に出会った時にソーマが折り紙で手の平サイズの自分のあの黒い鋸型の神機を作って来た時は変な笑いが出た。その手の平神機で紙程度ならアッサリと切っていたのは意味が分からなかった。

 

 

取り敢えず、千羽鶴のインパクトが欠けるから渡す前にそれらをエリックの妹には絶対に見せるなと釘を刺しておいた。片手で綺麗な鶴をかなりのスピードで折れたなんて内心喜んでた自分が恥ずかしい。

 

 

そんなビックリ特技をそれぞれが披露しつつ、鶴は着々と数を増やして、漸く残り百羽を切った。

 

 

「・・・・・・」 「・・・・・・」 「・・・・・・」

 

 

最初は口数は少なかったが、それでも雑談はしていた。

がしかし、流石にネタが尽きて今は本当にただ黙って折り続けるだけ。

 

途中からエリックは完成した鶴を糸で通す仕事へ移り、俺とソーマだけで鶴折りをする事となった。身体は問題無くとも、精神的にどうしても飽きがやって来るのだが、あと少しだと自分を鼓舞して気合いで乗り越える。

 

あのエリックでさえ、表情筋を死滅させて出来上がった鶴を糸に通してるのだから、そのツラさがよく分かる。一番やる気に満ち溢れていたが、妹への愛だけではどうにも足りなかったらしい。

 

しかし、気合いを入れた分、ガス欠が早くなり一番最初に華麗にリタイア。なので糸通しになったって訳だ。

 

そんなこんなで九百五十羽目が出来た時だ。効率アップの為にコアを喰らって強化状態だった俺の聴覚がとある鳴き声を聞き取った。

 

再び手が止まり、ソーマが咎めようとしたがそれよりも早くに動き出す。風圧で鶴が飛ばないように注意して、ギリギリの脚力でスタートダッシュを切る。

 

 

「もう少・・・おい、どうした!」

 

 

背後でソーマの声が聞こえるが、何か異常事態だとすぐに認識したのか、神機を担ぐ音が聞こえる。それでも速度を落とさず、寧ろ上げて目的地へと急行する。

 

少し走った所で釣り竿を呼び出して、走りながら構える。目標はすぐ目の前。

 

こちらへ向かって来る目標のコアを壊さないように身体の中心より少しズレた所を目掛けて思いっ切り突き刺す。目標は俺が強化状態だと攻撃を避けれないのは最早確認済み。

 

この釣り竿はアラガミ用だからなのかちょっとやそっとの力ではシならないし、頑丈で尖ってる。速度も合わさり、正確に真っ直ぐ突き出すと何の抵抗も無く、アッサリと目標の身体を貫いた。

 

 

「ピギィ!?」

 

 

今の断末魔で分かる方もいるだろう。

そう、目標とは『アバドン』だ。

 

ゲームではチケットを入手出来る数少ない手段の一つだったりして、乱獲しまくったものだが今回はちょっと違う。

 

アバドンは━━━美味いのだ。

もうと・に・か・く!美味いッ!!

極東に来て始めて出会って食べてみると、他のアラガミはコア以外はあまり美味しく無いが、アバドンの肉は他のアラガミのコアと同レベル、コアそのものに関しては慣れるまで暫く腰砕けになってしまった程だ。

 

序でに言えば、アバドンは逃げずに立ち向かって来るので捕獲するのも超楽。初めてアラガミに襲われる体質に感謝した。

 

現状では英気を養うに持って来いの一品だ。

 

 

「はぁ・・・おい、何があった」

 

 

これから口にしようと涎を垂らしてるとソーマが追い付いたらしく、何事かと問われたので突き刺したアバドンを見せた。

 

 

「・・・超美味しい」

 

「・・・そうか」

 

「ピ、ピギィ・・・」

 

 

なんかジト目向けられてるんですけど・・・。

まぁ、いいや。早速、食べちゃいましょう!

 

 

「あむ・・・ほむ〜♡」

 

 

あ゙〜駄目になりゅうぅぅ♡♡

 

 

「・・・幸せそうだな」

 

ひゃいこ(最高)〜♡もきゅもきゅ♡」

 

「・・・・・・そうか」(生け捕りにして丸齧り・・・)

 

 

ドン引きされてる気がするけど、気にしない気にしない。竿を回しながらコア以外を食べていき、残りは竿に刺さっている部分とコアだけとなった。

 

 

「はぐ・・・はぐはぐ・・・んく・・・はぅ♡」

 

「喰い終わったなら戻るぞ。エリックが俺たちの事に気付かず、ずっと作業してる。さっさと解放してやるぞ」

 

「ん、分かった」

 

 

さてさてさ〜て、アバドンのコアは他よりも強化する時間と割合が大きいし、さっさと終わらすか。

 

 

 

 

数分後に千羽の鶴を折り終わった。歓喜に打ち震えるかと言われると、別にそうでも無くアバドン摂取の反動でぐったりとしていた。そんな俺を介抱してくれるソーマ。

 

まさか、膝を貸してくれるとは思わなかった。ソーマもそんな気遣いが出来てしまうくらいには疲労したのだろう。自身も疲れてるだろうに、俺には休むように言って自分はエリックがやってる糸通しを手伝うなんてええ子や。

 

ちょっと硬いけど地面よりはマシなのでボーッとソーマの下からのアングルと空のセットを眺めてると顔に何かが乗って来た。

 

 

「・・・はふっ」

 

「ん?・・・すまん、ボーッとしてた」

 

「んん、大丈夫」

 

 

作業中の鶴の束だった。提案した俺が完全にリタイアしたのはかなり心苦しいが、アバドンの超強化による反動が元の疲労と合わさり凄い事になってるから、本当にまともに動けない。

 

 

あ゙ぁ゙あ゙〜ダルい〜〜

 

 

そう言えば、こうしてソーマの顔をマジマジと見るのは初めてだな。通常状態でも人間に毛が生えたくらいには視力が良いから、ソーマの肌の綺麗さがよく分かる。

顔もよく整ってるし手も指先まで綺麗だし、もしかして手入れしてんのかな?

 

それとも遺伝的な物?

ソーマの母親の・・・えー・・・あ、アイーシャだ。

アイーシャも肌はかなり綺麗そうだったし、外見的特徴もよく似てる。その辺が遺伝していてもおかしくないか・・・。

 

てん、となると父親と同じだったり似てる点ってなんだ?まず髪の色だろ、で・・・性別だろ、そんで・・・・・・・・・股間の大きさ?

 

あかんあかん、何を阿呆な事を考えてるんや。疲れがピークになってる証拠やな。考え事はしないで、今は休息に専念しよう。

 

 

 

 

「んっ・・・んんー・・・はぁ、あー・・・漸く終わりか」

 

 

千羽鶴を一纏めにやり終え、背伸びをするソーマ。少しの間、ボーッと空を眺めてから、膝上の存在を思い出した。

 

 

「すぅ・・・すぅ・・・」

 

 

そこには仰向けで少し首をもたげているステラが居た。

 

 

「・・・」

 

 

外見は何処からどう見ても人間の少女。実際、何も知らない奴に人間と言っても何一つとして疑われる事は無いだろう。だがしかし、正真正銘のアラガミ。

人類の天敵である。

 

 

先の光景が思い出される。普段はコアを丸呑みしているから、そこまで何かを思う事は無かった。だが、先程のアバドンと呼ばれる最近発見された謎多き希少なアラガミの生け捕りからの丸齧り。

 

本人は何も感じていないらしく、それは正しく化け物の類だった。

 

 

『化け物』

 

 

その言葉が頭を過ぎった時、ソーマの中には恐怖では無く、シンパシーのようなモノが生まれた。

 

アラガミでありながら、他のアラガミから執拗な迄に命を狙われる孤独な少女。人間どころか、同じゴッドイーター達にすら化け物、死神と恐れられ、居場所を失った少年。

 

 

無意識に膝の上の少女の頭へと右手が伸びる。

 

 

「ッ!?」

 

 

だが、触れた瞬間に電流のような激しい痛みが右手を襲い、咄嗟に引っ込めた。

 

 

(・・・何を呆けてんだ。思った以上に疲れが溜まってんのか?)

 

 

正気に戻ったソーマは、終わった事を伝える為に声を掛けて起こそうとした。だが、ある事に気が付いた。

 

 

「・・・脚が・・・痛くない?」

 

 

自身の膝の上で寝ているステラ。痛まなくなった訳では無いというのは、数秒前に検証済みだ。もう一度、念の為に指先で髪に触れてみたが、案の定、先程と同じような激しい痛みが襲った。

 

となると、パッと思い付くのは一つ。ズボンの布という名の障害物があるという事。手には指抜きのグローブをしているが、そこだけで触れても痛みはある。

 

恐らく、布の厚さの問題だろう。どれだけ隙間を無くしても、繊維の間にどうしても隙間が出来てしまう。そういう用途で開発されていないなら尚の事。

 

絶対に触れ合えない、なんて悲しい未来が解決出来るかもしれない事にソーマは安堵した。

 

 

(!?・・・安堵?安堵だと?何故、俺がそんな人間みたいな感情を・・・)

 

 

しかし、その問いの答えは出そうにない。そう悟ったソーマは再びステラを起こす事にした。

 

 

「おい、起きろ」

 

「ん・・・んぅ・・・眩しぃ・・・」

 

 

寝惚けてるのか、晴れ渡る空に浮かぶ太陽の光が目に入り、ソーマのお腹へと身体を埋めるステラ。そして、数秒後に再び籠った寝息が聞こえてきた。

 

 

「・・・寝るな」

 

 

付近にあった自身の神機の柄尻で頭を軽く叩くと、ステラは頭を抑えて声にならない悲鳴を上げながら、ゴロゴロと転げ回った。

 

 

「〜〜〜〜〜ッ!!?!?」

 

 

そんなステラを他所に溜め息を一つ吐きながら、立ち上がるソーマ。首の骨を鳴らしたりと身体を解していると、先程からエリックがやたら静かな事に気が付いた。

 

 

エリックが作業していた方を見るとそこには、虚ろな目で虚空に何かあるかのように手を動かすエリックが居た。

 

 

「エリック・・・おい、エリックッ!」

 

「ッ!?・・・な、なんだいソーマ?僕は今、鶴を糸に通すのに忙しいんだけど・・・」

 

「鶴って・・・もう終わったぞ」

 

「へ?・・・いや、でもここに」

 

 

そう言ってエリックは手元に目を落とすが、やはりそこには何も無かった。

 

 

「あ、あれ?千の鶴は?」

 

「だから、もう終わったぞ。これを見ろ」

 

 

出来上がった千枚の鶴の束を見せると、エリックは呆然とした後に瞳に涙を溜め、思いっ切り飛び上がった。

 

 

「終わった・・・終わっ・・・た・・・イヤッッホゥゥゥゥゥゥゥ!!!終わったぜイェア!あぁ!空がこんなにも青く澄み渡ってる!見たまえ!ソーマ!ステラちゃん!この世界のなんと美しい事か!!アハッアハッ!アハハハッ!アハハハハハハハハハ!!」

 

 

「・・・・・・」 「・・・・・・」

 

 

 

気が触れたかのように踊り出すエリックをステラは痛みを忘れて寝転がった状態で、ソーマは神機を担いだ状態で呆気に取られたように見ていた。

 

 

「ステラ・・・アイツは頑張った。だから、労いの一つでもしてやれ」

 

「・・・ん。正直、悪かったって思ってる」

 

「あぁ・・・そうだな」

 

 

未だに笑い続け、喜びの舞を踊るエリック。そんなエリックを暖かい目で見守りつつ、周囲を警戒する二人であった。

 

 

「アハハハッ!アハハハハハハハッ!!」




まさかダジャレスタートするとは思わなんだ。

そして不定の狂気に陥ったエリック。
あ、次回には治ってます(ネタバレ)

それからアバドンなんですけど、独自解釈入ってます。
強化の割合や時間が長いのはキュウビのような限り無く純粋なオラクル細胞だから。
ステラが完全にバテたのは他にもちゃんと理由があります。
矛盾が無いかと問われると『はい』とは言えませんけど・・・。

次回、新キャラ出ます!
一体何デレなんだ(すっとぼけ)


あ、一応言っておきますけど、ソーマのヒロインはシオです。異論は認めません。


おまけ


「ぼ、僕は一体何を・・・」

「・・・ちゃん」

「ん?おや、ステラちゃんか。どうかし」

「お、お兄・・・ちゃん」

「( ꒪Д꒪)」

「・・・・・・エ、エリック?」

「気絶してるな」

「・・・記憶、無くなってくれないかな・・・」

「そう都合良くは無いだろ」

「夢と思ってくれれば・・・」

「どちらにせよ、目を覚ますと詰め寄られそうだな」

「ソーマがヤレって言うから・・・」

「お前もノリノリだったろ」


おまけ終了!


次回も気長にお待ちください!


P.S.


ネタ提供ありがとうございます!
お陰様でこの先の展開の解決策が思い付きました!(計画性皆無)

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