ゴッド★ロックシューター   作:榊 樹

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今月2本目。
少しずつだけど、執筆速度が上がってる気がする今日この頃。でも、その分いろいろと目移りするので結局は大して変わっていない模様。

そんな訳で本編をどうぞ!
因みに、殆ど進んでいない気がしたので最後にちょっとヨハネス視点をば。幼女視点を期待してた人はすみません。もう数話後に出すのは確定しているので、それまでお待ちを。



第6話:新発見+報告書

幼女にホールドされた日の朝。子供特有の体温の高さは中々のもので、この極寒の地の朝で初めて、前の世界の冬の布団の中のような恋しさがあった。

 

布団のように包まれてる訳ではなく、どちらかと言うと俺が包んでる側なので布団と言うよりも抱き枕とかの方が近いか?

 

懐かしい感覚に浸りながらも目を開けてみると案の定、ホールドされたままだった。身動ぎしてみると、幼女も目を覚ましたがホールドを解く気はないようだ。試しに朝になったことを外を指差して知らせてみたが承知の上らしい。

 

 

これは・・・思った以上にトラウマが酷いのかもしれないな。とは言っても、トラウマの対処法なんて知らないし、医者に見せるにも医者が見つからない&金が無い&言葉が通じないのフルコンボでその案は論外。

 

だからと言って、幼女の為にもずっとこのままって訳にもいかないしなぁ。主に食料的な意味で。

 

 

幸いにも力は大人と子供以上の差があるから、それなりの力を込めれば、このホールドを解く事ができる。だけどその場合、絶対に抵抗するだろうから、怪我をさせかねないんだよな。力加減も難しいし。

 

前回は手だけだったから何とかなったけど、今回は脚まで絡めてきてるから、難易度は上がってる。クッ・・・この身体の小ささがこんな所で仇となるなんて思わなかった。

 

元の世界の日本の成人男性のサイズなら、俺の脚まで届かないか、届いたとしても移動にはそれほど支障は出ない程度だったんだろうな。今ではがっつり脚を絡められて思うように脚を動かせない。

 

待って、考えてみればおかしいぞ。なんで力が大人と子供以上の差あるのに、ちょっと力を込めただけじゃ動かせないんだ?この子、見た目だけだとかなりサバを読んでも十歳前後がいいところだぞ?あれか?ソーマみたいな偏食因子を投与された子供とかってオチか?

 

なら、安心して引き剥せるな、なんて割り切れたらどんだけ楽だろうか・・・。

 

アラガミに成ったからなのか、他者がアラガミか人かを判別出来るようになってるんだよな。いや、うん。まだゴッドイーターばかりで純粋な人間に会ったことないから人かを判別出来るとは断言出来ないし、ソーマみたいな人間はどう感じるかは分からんが、少なくともこの幼女は確実に体内にオラクル細胞は無い。

 

だから、恐らく幼女のこの力は火事場の馬鹿力的なものだろう。こんなに継続して火事場が働いてたら、身体が耐えられる筈ないから、無意識的に上手く制御してるのか、子供特有の柔らかさ故に何とかなってるとかだろ。

 

てか、火事場の馬鹿力が出る程ってどんだけ必死やねん。

 

 

 

 

暫く、どうしたら退いてくれるだろうかと試行錯誤してみたが無理だった。なので、退かす言うよりもホールドを抱き着くに変更させる、という計画に変更。つまり、俺が動き易い位置に幼女を移動させるってこと。あ、結局、掴んでる手やら巻き付いてる脚をどうにかしないといけないから、やってること大して変わんねぇや。

 

 

あー、マジでどうしよう。

 

・・・・・・よし、考えるの面倒臭い。

 

引き剥がそう!

 

 

取り敢えず、幼女を片手で掴んで軽く引っ張ってみた。案の定、全く離れない。

 

慎重に力を込めていく。一気にやると、力があると言っても幼女の身体は幼女なので、下手をすると骨が折れたり、筋肉が壊れたりする危険すらあるので、五感に神経を研ぎ澄ましてゆっっっっくりと力を込めていった。

 

 

ちょ、止めて。そんな光を失い切った目で俺を見詰めないで。怖いから。本当に怖いから。せめて瞬きくらいはしよう?

 

 

そうしてどれくらい経っただろうか。徐々に幼女の身体は離れていき、遂には力尽きたのかいきなりパッと離した。

 

 

あ・・・。

 

 

まぁ、そんな事をされるとベクトルが一気に引っ張っていた方向に向く訳で。おまけに片手しか使ってないときた。結果、手から幼女が離れて外に放り出された。

 

 

幼女ぉぉぉぉ!!!

 

 

即座に立ち上がって、飛んで行った出口の方向へ跳躍し、ギリギリの所でスライディングでキャッチをして事なきを得た。

 

 

あ、あっぶねー。なんで俺は片手で引き剥がそうとしたんだ?マジで焦った。地面からコンゴウが生えてきた時くらい焦った。

 

 

一旦、自分の中の焦りを落ち着かせてから怪我が無いか確認する為に、腕の中に収まっている幼女へ目を向けると俺の身体にコアラよろしくガッチリと四肢をフル活用して引っ付いていた。

 

 

自分の脚は自由になっていたので、試しに抱えていた手を離して立ち上がってみると、手足がプルプル震えているものの幼女は引っ付いた体勢のまま、俺の下手をすればこの幼女よりも小さいのではなかろうかと思われる程の虚胸に顔を埋めていた。

 

 

!?おい!今、若干胸がフニってなったぞ!フニって!マジか!胸有ったのか!?今までで一番の驚きだぞ!?虚胸ではなかっ━━━━━あ、よく見れば凹んでるの幼女の頬っぺだ。この身体の胸は凹む側ではなく凹ませる側か。

 

・・・・・・えぇ(困惑)。胸が幼女の頬っぺに負けたのか・・・。いや、別に胸が無い事にショックを受けた訳じゃないよ?格好が痴女だけど、これでも元は男だからな。たださ、この身体が何歳かは分からんが、俺自身は17歳だったんだぜ?だから、元々は自分の身体では無かったとは言え、今の身体が子供に負けたという事実が・・・結構、心にきた。

 

 

閑話休題

 

 

さて、驚愕の真実が発覚して精神に多大なダメージを受けたものの、手で支え直して部屋に戻った。理由はコートを取ってくる為。寝る時は大体、幼女の為に床に敷いたり、上から被せたりしてるから部屋に置きっぱなしになっていた。

 

回収して、腕を通してから気付いた。これ、前を締めたらカンガルーの気持ちも分かるんじゃね?って。まぁ、だからなんだって話だけどな。しかし、パッと思い付いただけのしょうもない事だったが、冷静に考えてみると割といい案だったりした。

 

このコート、今までいろんな事があったけど、実はアラガミor俺の武器以外で破れた事が無い。アラガミの攻撃にもある程度なら破れないし、破れたとしても気付いたら傷と共に直ってたりする。つまり、今の状態で幼女を守る盾には割と絶好であると言う事。それに、途中で落ちてしまう可能性も減る。

 

物は試しで早速締めてみる事にした。何気に前を締めるのは初である。

 

 

あ、そう言えばこれファスナーを上げるタイプじゃなくて下げるタイプか。完全に締まる事になるけど、幼女は呼吸的な面で大丈夫かな?

 

 

懸念はあるものの締める事は難なく出来た。サイズ的には難しいと思ったが、コート自体が伸縮性がそこそこあるらしく、激しく動く事を考えると寧ろちょうどいい感じの締め付けとなった。

 

襟元を軽く引っ張って隙間から確認してみると幼女も今の所、苦しんでる様子は無かったので一安心。

 

 

 

 

さて、所変わっていつも魚を取りに来ている海へやって参りました。いつもは走ったり跳んだりして来てたけど、今回は幼女も付いて来ているので揺れが走るより少ないトライクを飛ばして来た。

 

来る途中にアラガミとちょくちょく遭遇して、無視して突っ走ってると、ふと後ろから殺気を感じたので横に避けてみると元いた場所が爆発した。慌てて振り向いてみるとアラガミ達が追って来ていた。

 

スピードはこちらが圧倒的に上だったので撒いて逃げるのもよかったが、機銃の威力を試したくなったので、片方を取り外して後ろにぶっ放してみた。結果は数発当たると絶命したので一瞬で全滅した。

 

ただ、OPの消費量も多くて、トライクに溜まっていたOPが全滅させると同時にすっからかんになった。後から実験をして分かった事だが、実はこの機銃の手元辺りにOP残量のメーターがあり、ブレードとしてアラガミを斬ると回復していく。

 

この補充に俺の中にあるOPは、エンジンの供給に使うからなのか、使用する事が出来ない。故に回復方法はアラガミを斬るしかない。トライクの頑丈さを利用して、コクーンメイデンを轢いたりしてみたが回復しなかった。

因みにコクーンメイデンは即死だった。

 

 

それはさておき、考えてみたら大体1ヶ月ぶりにトライクを使用した気がする。正直な所、使う必要性があんまり無く存在自体を忘れてた節があって、メンテナンス自体一度もした事が無かったが、故障などしておらず車体もピカピカだった。このよく分からない維持機能は思いの外、有能かもしれないと思い始めた極寒の早朝。

 

そんな訳で、数回しか乗らないまま1ヶ月のブランクがあるものの、初めからそこそこ乗りこなしてた俺に死角など無く、高が子供一人加わった程度でなんて事はない。寧ろ、重くなったお陰で少し運転し易くなったし、走る時に前を閉めてたのでいつもより寒くないし、中は中で幼女が天然カイロみたいになっていて良い事づくめだった。

 

 

はい、そこ。前を締める事の有用性に今更気付いたのかよとか言わない。ちょっとナイーブになってる俺の心はもう瀕死状態だ。それ以上言うと泣くぞ?いいのか?いい歳こいた男がみっともなく泣き喚く姿は見苦しい事この上ないぞ?罪悪感やら何やらで居た堪れなくなっても知らんからな?あ、俺今ロリ体型か。

・・・・・・いや、別にロリなら有りか、とか思ってないから。うん。思ってない思ってない。

 

 

閑話休題

 

 

海の近くは、拠点よりも風が強く、数段寒いのでさっさと終わらせて戻ろう。

 

そう思い、トライクを仕舞っていざ、極寒の海へダイブしようとして気が付いた。まだ、服の中に幼女が居た事に。つまり、結局は幼女を引き剥がさなければならないと言う事だ。

 

取り敢えず、ファスナーを開けてみると、全体的にホカホカしてスヤスヤと眠っている幼女が出て来た。頬が火照って、何処と無く恍惚とした表情に見えるのは気の所為か?

 

どうやら思っていた以上に服の中の気温が高まっていたらしく、走行時間が一時間以上もあったから寝ちゃったんだろう。

手で抱えているから大丈夫なものの、恐らく手を離すとこの幼女も落ちるくらいには手が緩んでいる。これならあっさりと手や足を離す事が出来るので、何処かに寝かせようと思い、周囲を見渡して廃墟が幾つかあったものの、中には家具の残骸だったり、腐ったり錆びたりした何かばかりだった。

 

なので、廃墟内でトライクをまた呼び出して、シートの上にコートを敷いて起こさないようにゆっくりとシートに寝かせて手足を離す事が出来た。ついでにコートの前を締めて寒くないようにしようとした時、幼女がモゾモゾと動き出した時は焦った。

 

だが、心配は杞憂に終わり、俺のコートをギュッと抱き締めただけで、そのまま眠りに着いた。

 

 

今ので座席から落ちる可能性に気付いたが、周囲は基本的にコンクリートだったりして硬いものばかりだから、寝るのには適してないんだよな。

 

まぁ、この幼女、寝相はすこぶる良いから落ちないのを祈ろう。落ちたとしてもそこまで酷い傷は追わないだろうし、大丈夫だろ。

 

 

 

さて、先に周囲に集まって来ているアラガミをさっさと倒して、魚を捕って帰ろう。

 

 

 

 

極東支部支部長のヨハネス・フォン・シックザールはロシアから届いたとある報告書を見ていた。

 

 

それらの内の一枚は連合軍の作戦失敗後、残存するアラガミの討伐を行っていた雨宮リンドウからだった。彼はアラガミの討伐中、行方不明の娘を捜しに危険区域へ向かった夫婦のことを聞き、彼の後を追うも間に合わずに夫婦はアラガミに喰われて死亡。

 

その後、リンドウは彼らを喰い殺したアラガミ、ディアウス・ピターと呼ばれるヴァジュラ神属の接触禁忌種に分類されるアラガミに果敢に挑むも、歯が立たず、止めを刺される寸前でピターの動きが停止。ピターは明後日の方向へ何かを追うように走り去って行った。

 

何とか一命を取り留めたリンドウは、捜索を続けられるような怪我ではなかった為にそのまま撤退。事後処理は救護班に任せた。

 

 

そして、もう一枚がロシア支部に居る、リンドウに後を任された救護班のリーダーだった人物からの報告書。こちらは本来、極東支部には届かないが内容が内容なだけにヨハネスの所まで送られてきたのである。

内容としてはこんな感じだ。

 

事後処理を任された救護班はリンドウが動けはするものの、戦闘は出来ないような状態で子供の存命も絶望的だった為、護衛を申し出た。実力的に危険区域で護衛するのに四人居なければ難しいと判断し、一時的に全員で撤退。

 

リンドウを安全な区域まで送るとそのまま事後処理をしに現場へ向かう。行方不明の子供はまだ見付かっていなかったので戦闘があった場所であり、夫婦が殺された場所周辺を念の為に再捜索。

 

周囲を警戒しながら捜索していると乱入者が発生。乱入者は自身の身体と同じくらいのコートを着て、その下には水着のような下着とホットパンツのみという特徴的過ぎる格好をした少女だった。

 

情報とは違うものの、行方不明の子供または迷い込んだ子供である可能性があると判断し、声を掛けようとすると少女は何処から取り出したのかは不明だが、黒く巨大な筒状のブラストのようなものを手にしていた。

 

こちらが状況に付いていけないでいると、少女がこちらへ銃口を向け、そこから蒼色のオーラのようなものを纏った岩石が射出された。それに私は反応が出来ずに防ぐだけが精一杯であり、盾に直撃して壁に叩き付けられた。

 

その後、身体は動かなかったものの視界はなんとか確保でき、ダメージ故か声が出せずにただ傍観するしかなかった。

 

 

少女が次のゴッドイーターへ照準を向けようとした時、ボロボロになったコンゴウが少女の上から降って来て、そのまま押し潰した。

 

攻撃して来たものの少女が凄惨な事になったのは想像に難くなく、目を閉じてしまった。だが、次に目を開けた時に凄惨な事になっていたのはコンゴウの方であり、身体中を更に斬り刻まれその場に倒れ伏した。

 

潰された筈の少女は倒れたコンゴウの上に立っており、黒い筒のようなものは何処かへ無くなり、変わりに氷刀のような刀を手にしていた。

 

少女は絶命したコンゴウに追い討ちを掛けるように手にした刀を突き刺し、コンゴウの身体を裂いていった。そのあまりにも現実的では無い光景に私達は呆然として、目を逸らせずにいた。そして、少女は裂く手を止めると手を中へ突っ込み、コンゴウのコアらしきものを取り出した。

 

すると、少女は何を考えたのか、そのコアを一口で飲み込んだ。息をするのも忘れ、驚きと少女の皮を被った何か不気味な存在に誰も動けないでいると変化が訪れた。

 

少女の左眼に蒼く揺らめく焔が出現した。それについに限界が来たであろう後ろに居た隊員の一人がスタングレネードを投擲。位置的に私は防ぐことが出来たが、他二名は前衛の為、グレネードによる被害を受けた。幸いな事に標的にも効果があったらしく、標的の背後にあった壁に手を突いていて、隙を与える事が出来た。

 

しかし、グレネードを投げた隊員は錯乱していたが故に残りの仲間がダメージを受けた理由が標的に一瞬でやられたからだと判断し、絶望的な状況と認識して発狂。自身のスナイパー型の神機を標的に向けて乱射しだした。

 

だが、そんな状態でまともに命中する筈が無く、標的はゴッドイーター以上の跳躍でその場を後にした。その時に標的が何かを抱えていた事を確認出来た。 人か、それに似た何かである事は間違いなく、後に捜索を引き継いだ班から死体どころか血の一滴すら確認出来なかった事から、もしかすると抱えていたモノは行方不明であった少女である可能性がある。

 

 

何回か見返したヨハネスは一息吐くと背もたれに背を預け、思考に耽った。 報告書にはまだ続きがあり、それは件の攻撃して来た少女の腕に腕輪は無く、アラガミ化の最中である可能性があると言うものだった。

 

 

だが、ヨハネスが考えていた事はそこでは無く、個人的に調べてみた所、その少女がどの支部にもゴッドイーターとして登録されておらず、刀に銃の二形態を持った神機は未だに製作段階であり、実戦投入どころか物が完成してすらいないという事。

 

勿論、この報告書が届いた瞬間に緘口令を敷き、情報統制を行い、この少女を見付け次第、ただちに討伐し、その神機のコアを持ち帰るように指令を出した。

 

 

その為、この事実はリンドウにすら知らされてはおらず、ボロボロになって戻って来た救護班を見て、救えなかったと己の未熟さをこの先数年は悔やみ続ける事になるだろうが、それはまた別のお話。

 

 

「眉唾物とは思っていたが、まさかこんなに早く訪れるとは・・・ふふっ」

 

 

自分以外誰も居ない支部長室でヨハネスは独り言ちた。

 

 

「彼女はゴッドイーターではなく、十中八九アラガミだろう。捜索対象だった子を攫った事はよく分からないが、大方、餌にでもするつもりか、己の姿形と似た者に興味が出たのだろう」

 

 

ゴッドイーターを狙わなかったのは恐らく、戦闘能力があった為だと思われる。

 

 

「だが、コアが特異点であるという保証が何処にも無い以上、手放しに期待するものでも無いか」

 

 

それを最後にヨハネスは残りの仕事を片付けに入った。

 




親には犠牲になってもらいました。
最初は救済しようかなぁ、とか思いましたけどその後をいろいろ考えてあんまり面白そうじゃなかったので原作通りにしました。

仮にやるとしたら感動の再開って感じの話になると思います。
まぁ、やりませんけどね。


ヨハネス視点でのこういった報告書ってどんな感じかよく分からないので、どんな内容かを当事者視点と報告的な言い回しで書いてみました。
分かり難かったりしたら、すみません。

ヨハネス視点と言うよりも、気を失った時にどんな事があったのか、という説明になった気がするけど気にしない気にしない。
それと、ヨハネスが居る所は一応、極東にしてるんですけど、いつ頃にロシアに行くか分からないので、その辺は適当に決めると思います。

まぁ、大して重要でもないのでお気になさらず。


それと、救護班は完全にオリキャラです。
もしかしたら、原作のロシア人の殆どは存在自体が消える可能性があるので、ロシア支部を楽しみにしていた人はすみません。



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