筆記試験が無事に終わり、実技試験の説明があるとの事で移動し席に座るよう言われ着席した俺達なんだが…
「本当人が多いな…どんだけ来てるんだよ?」
「まぁ、そこは天下の雄英って事だろ」
自分達と同じく雄英高校を受験している学生の多さに改めて驚いている心操、俺も周りを見渡すと人、人、人とめちゃくちゃいるのだ。そして個性ゆえなのか図体がデカかったり、変わった容姿をしてるのもそれなりにいた。
「さて、次の試験はどんなのになるのやら」
そう呟き、説明が始まるのを待っていると、
『Yeahhhhh!!聞こえてるかァァいリスナー!?聞こえねェのなら耳の穴ママンによーくかっぽじってもらいなァ!たった今から雄英高校実技試験のプレゼンを始めるゼェェイ!』
「うるせぇ…誰だあのおっさん?」
「音響ヒーロープレゼント・マイク…ラジオやってるのは知ってたがここの教師をしてるのは初耳だな」
「あの喉のサポートアイテムどんなのなんでしょうか!?とっても興味あります!」
嫌そうな顔で心操が俺に質問してきたのでとりあえず知ってる事を話す。といっても知ってる情報は基本的にCMとかの情報なので知ってると思うんだが…。そして発目は本当相変わらずだよ。まぁ安心するけどさ。
突然の大声に驚いたのかそれとも緊張からなのか分からないが周りの受験生はプレゼント・マイクのノリに無反応だった。てかこのノリにどう対応しろと?と逆に聞きたくなってしまった。
さて、実技試験だが場所は模擬市街演習場で、内容はその演習場に多数設置された計四種類の仮想
(まぁ、実際どんなのか見てからどうするか考えよう。ここであれこれ考えたって仕方ないしな)
そう思考を保留にした。
ちなみに協力は問題ないが攻撃や妨害といった事はアウトだそうだ。まぁそれは当たり前としか思わない。てか協力するのか?それとも協力が必要な事が試験にあるのか?気になる事ばかりだ。
『俺からは以上だ!最後にリスナーへ我が校の“校訓“をプレゼントしよう!かの英雄ナポレオン・ボナパルドは言った!【真の英雄とは人生の不幸を踏み越えていくもの】と!【Plus Ultra】それでは皆、良い受難を』
そう言ってプレゼント・マイクは一礼して退場して行った。
「よし、ここからが第2ラウンド。気合い入れて行こうぜ」
俺の一言で二人とも頷いた。
「お邪魔のやつがどんなのか正直興味あるけどな」
「それ多分お前だけだよ」
「前田さんも気になりますか!私もとっても興味あるんです!!その仮想
「…わりぃ前田、お前以外でお前以上なのいたわ」
「発目はいつもだよ…てか謝られても」
それぞれの会場に移動する途中でこんなやり取りをしていた。本当発目は凄いわ。
「さて、ここからは別々だ。頑張って行こうか」
「ヘマして不合格とか笑えねぇからすんじゃねえぞ」
「前田さん!心操さん!ではまた会いましょう!!」
そう言ってそれぞれ指定された会場へと足を進めた。
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