その男蜻蛉の如く(仮)   作:新参者基本読み専

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戦闘訓練

 

 「先生!ここは確か試験会場の場所でしたが…また同じような事をするんですか?」

 「いや!もう二歩先に踏み込む!!屋内での対人戦闘だ!」

 「屋内でのですか?」

 「うん!敵退治で殆どの人が屋外での戦闘をイメージするだろう。まぁそれも間違ってはいないんだが、統計的に言えばその真逆。すなわち屋内の方が多いんだ!このヒーロー飽和社会において真に賢い敵は屋内に潜む!そのために屋内戦闘を経験してもらう!そして君たちにはこれからヒーロー(サイド)、敵(サイド)に分かれて戦闘をしてもらう!」

 

 飯田の質問にオールマイトが答え、さらに出てきた質問に答えた。

 

 「基礎訓練も無しにいきなり?」

 「その基礎を知るための戦闘訓練さ!だだし!今回は入試の時とは違いただぶっ壊せば良いロボットが相手じゃないのがミソだ!」

 

 蛙吹(呼ぶときは梅雨ちゃんって呼んでって言われたが)が質問するとオールマイトが答えた。言い方を変えればぶっつけ本番ということだが…まぁ実戦に近いと考えるか。そこからは怒濤の質問攻めだった。中には質問とは無関係なのがあったが…オールマイトもまさかの事でてんてこ舞いになり、聖徳太子ィ~と叫んでた。そういえば今年から教師って言ってたからまだ教師のやり方が曖昧なのかもしれない。

 

 「いいかい?敵側はアジトに核兵器を隠し持っていて、ヒーロー側はそれを回収、処理をするためにそのアジトに乗り込むって設定だ」

 

 だからポケットから出したカンペを見ながら説明するのも仕方ないのだ…そう思うと相澤先生は教師歴長いのかな?

 

 「ヒーロー側の勝利条件は核兵器の確保、または敵側を捕縛すること、対して敵側は制限時間まで核兵器を守るかヒーロー側を捕縛することだ!」

 

 要は相手を捕まえるか核兵器をどうするかの違いか。

 

 「そして!ペアとその対戦相手はくじ引きで決める!」

 「先生!ペアと言ってもクラス人数は奇数なので1人余ってしまいますが…」

 「その1人はくじ引きでどこかのチームに入ってもらうから大丈夫!」

 

 なるほど…どこか1チームは3人でやるのか。誰とペアになるか、またはどこのチームに入るか…まぁんなこと今考えたって意味ねえか。その時のメンバーで考えよう。

 そう思いながらくじを引いた。

 

 「Cか…」

 「あ、私と同じですね」

 

 

 引いたくじはCだった。そして組む相手は八百万とか…

 

 「そうか。ならよろしくな」

 「ええ、こちらこそ」

 

 そうして握手を求めると両手で握手してきた。育ちが良いのか?

 ちなみに3人チームは砂藤、口田、峰田のようだ。峰田がめっちゃ落ち込んでたが気にする義理はねぇ。

 

 




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