今日は彼がこの島に来て半年が過ぎた
この島の海辺の風は冷たくなってくるばかりで流石に冬の到来を感じさせる、何もない島なのに毎週末には必ずやって来るおかしな人、彼は島では渡りの人で歓迎するのが習わしだ、この島ならではの文化を私も大切にしている例に「チャーハンの作り方を教えてほしい」お願いされた時も断る事が出来なかった、それだけの理由かというと疑問だけどとにかくだ私は今度彼が島に来たときに私の気持ちを伝える事にした、
「わざわざ待っててくれたのか」
「違うしたまたま通りかがっただけだし」
あーあ又照れ隠しをしてしまった来てくれたのでも嬉しいのに
だがはいりは気にしていないようだ
「又お世話になります」
「こちらこそ、お願いします」
こうして私のはいりプロポーズミッションがスタートした
三日前
私が駄菓子屋来て気分転換にスイカバーを食べていたときだ
「で?しろは?チャーハン男と今どこま行ったの?」
蒼が突然すごいことを言ってきたので久しぶりに食べていたスイカバーを吐き出してしまった。
「ちょいきなり何言い出すのおかしくない?」
「それは気になりますね」
藍も一緒になって私に質問攻めをしてくる
「別にそんなんじゃないしただチャーハンの作り方教えているだけだし」
「でもおかしくないですか?なんで必要にこの島にはいりさんはやって来るんです?蒼ちゃんを狙っていると言ったら海の底に沈めてやっていましたが、チャーハンのためにバイトしてまでここに来ている?、それにしろはちゃんもはいりさんの為に時間を割いているおかしいですよ?」
「本当よしろは弱みでも握られているとみんな心配しているのよ、食堂で私達がいないところでなにかへんなことされていないの?」
蒼が心配している意地悪したくなった
「具体的にどんなことをされていると思っているの?」
「っえ?」
蒼の顔が急激に赤くなった。
「チャーハンをたべたらつぎは私をデザートにするとか、メインディッシュはおっおお前の身体とか、ここにはだれもいないぜとか」
「ごめん私が悪かった」
蒼のピンク思考は治るどころか悪化の傾向にあるみたいだ
「しろはちゃんあまり蒼ちゃんで遊ばないでください多感な時期なんです」
「ごめん」
でも元を正せば藍にも原因があるだろう蒼がこうなったもの
「とにかくしろは、鷹原はいりとはどういう関係?」
これは正直に話さないといけないようだ
「わからないってなにそれ」
二人は同じ顔で訝しげに私を見ている双子なのでかなり責められている気分だ
「とにかく私とハイリはそういう関係ではないの!!」
「ふーん?そういう関係てどんなものなんです?」
「だからこひいどとか」
「慣れない言葉何ですねしろはちゃん耳まで赤くして可愛いでもその問題がはいりさん許せないですね」
藍が怒っている
「ねぇしろは?最近変よ先週はいりが来なかった時とかなんだか凄く落ち込んでいたみたいでずっとため息ついていたし、その時、私あんパン定食頼んだらクリームパンが出てきたし、」
「どっちにしても合いませんよねそれ」
「嘘間違えてた」
「まぁなんだか言い出せない雰囲気だったから言わなかったけど見てるこっちがつらかったわよ」
「私なんで」
「しろはちゃんやっぱりハイリさんが気になるじゃないです?正直になってくださいよ」
「私は最近変なのかな、ハイリが夢の中で小さな女の子と遊んでいる夢をみるの」
「おっとハイリさんは夢の中ではロリコンですか危険ですねぇ」
「待ってハイリはこの島にきて小さな女の子を相手にはしてないみたいよ」
藍の勘違いを蒼がホローするという珍しいこうけいを見た
「そしたらハイリとその女の子は私の方を見て一緒に遊ぼうと手を振ってるの」
それは微笑ましい
「うんだけど私近づくことが出来ないのなんでだろう私もハイリと女の子と遊びたいのに躊躇しているのかなぁ私は遠目で羨ましく見ているだけなのそしたら、ふと女の子が悲しそうな目でこっちを見ているのそれが辛くて辛くてそしたら突然女の子は消えるの、するとハイリが物凄く歳をとった姿に変わるのなんでか知らないけど私をじっと見ていた、でも今度はつまらなそうな顔をして消えていくのハイリも」
なんだかとりとめない話ですね
藍は私の話を聞いていたがなんだか納得していなかった
「そういえば女の子はハイリをお父さんって呼んでいたような」
「お父さん?ハイリってそんな歳ではないわよね」
「よく覚えてないでも私はハイリも女の子も悲しい顔をしてほしくないの」
「益々分かりません」
「ようはしろはちゃんはハイリさんを悲しませたくないんですね」
「うんそれだけだよ私とハイリは何もない特別なことなんて何もハイリはなんだか地味だしパットしないもん」
「嘘ですね、詭弁ですよしろはちゃんそれで納得出来るならハイリさんとなんであんなに楽しそうにチャーハンを作れるんです?ハイリさんに泳ぎも教わった見たいですね、普通そんな外の人とそんなことをしませんよ、それに嫌いなところも知っていてもそれ以上に良いところも分かってるんじゃありませんか?」
「 っ藍」
こうして私はハイリが好きな事を認めた
夕方
「皆で集まってもらったのは今日は重大な相談があるらしいと藍から聞いていたんだが、」
のみきが司会進行している私達は食堂で集まっていた
「これから特訓の時間なんだか」
天膳くんは相変わらずだ
「藍に呼び出しとかパスしたら何されるかわからないぞ天膳ここは大人しく言う事を聞いておくんだ」
「では報告します、この度しろはちゃんは鷹原ハイリさんとお付き合いしたいみたいなのですなにか質問はありますか」
「!!」
まず一番驚いたのはのみきだ
「なんだと大丈夫なのかそれは」
「いえ今すぐでもハイリさんを海に沈めたいです」
「藍やめなさいよそれは」
「本当なのかしろはっと言っても確認しても無駄か」
「もう何だよ分かりきった事じゃないかしろはがハイリに気がある事位な」
「まぁまず見てられなかったな」
「そこでです皆さんお集まり戴いたのはしろはちゃんがハイリさんへ告白を協力してほしいのです」
突然藍がそんな事を言い出すんだから私は驚愕した
「っえ?藍頼んでないよそんな事?」
「しろはちゃんここは私達に協力させて下さいきっと後悔させません」
こうしてハイリ告白大作戦を行う事になった
「次どうするんだっけしろは?」
正直不安だ私はハイリに嫌われたくない、もしハイリが私をなんとも思ってもなかったらどうするつもりなんだろう、私なんて料理が好きなだけでなんの取り柄も無いのに
「しろは大丈夫か?」
「っあごめんところでハイリその腕時計かっこいいね」
作戦その1兎に角相手を褒めまくる作戦だ
「っ?突然何言い出すんだしろは?もしかして又料理中しているのを怒っているのか?」
「っあそうだよなんで料理中時計してるのハイリおかしいでしょ」
しまった怒る指摘を作ってしてしまった
慌ててハイリは腕時計を外す
「服もいつもと違ってかっこいいね」
「 前に来た時と同じ服なんだけど」
「髪も切ったんじゃないかっこいいよ」
「切ってないです」
「ほらハイリ水泳得意じゃない又泳いでいるところが見たいなぁ」
「今秋でもう時期冬だぞ風邪引くぞ」
なんだろう悉く玉砕しているそろそろ辛い
「本当考えたら褒めるところ無いじゃない!!地味!!」
その一言でハイリは傷ついた顔をした
「そのごめんなさい」
「どすこい!!」
私は食堂から逃げてしまった
「わーん駄目だったよ」
私は藍に泣きついていた
「ヨシヨシしろはちゃんでもチャンスはまだあります、きっと大丈夫です、私に考えがあります」
「藍もう嫌な予感しかしないんだけど」
その2贈り物作戦
「いや待って待って私ハイリが何が好きとか知らないんだけど」
「しろはちゃん半年付き合ってまだ分からないとかどこまで進んでないんですか?」
「いや付き合ってないし、」
「何かあるだろう鷹原が好きなもの」
「そういえばパンツが好きとか言ってたような」
蒼がよく分からないことを言ってる
「それは蒼ちゃんでしょこの脳内ピンク」
「いやいや良一と一緒になって言っていたのよ」
「ほう?」
のみきがハイドログラディエーターを良一くんに構えた
「違う待ってくれそんなつもり無い、それにこの季節水なんて浴びたら風邪引くだろ」
「確か裸エプロンは別腹とか言っていたんだ」
「ハイリそんな事言っていたの?」
私は呆れてしまった
「見苦しいぞ良一そんな事ハイリが言う、いや言うかも」
のみきも納得し始めている
「俺が裸でエプロンをしていた時だ」
「分かったそう言うことなら」
藍の目が尖く光った嫌な予感がする
「突然いなくなってどうしたんだ?しろは?チャーハンもう出来たんだけど」
私は食堂に戻ってきた
「ごめんハイリさっきの事も謝る、ところでハイリこれはその罪滅ぼしというかお礼」
私はハイリに封筒を渡した
「なんだこれ中見ていいか」
「どうぞ」
中から出てきたのは良一の裸エプロン写真だった
「しろは俺の事そう見てるのか、」
「っえ?っえ?裸エプロンでしょハイリが好きなの違うの?」
「男の裸エプロンを貰って嬉しい男なんているか!!」
「!!」
「じゃあハイリは私に裸エプロンしてほしいの?」
「え?なんでそうなる?」
「この変態!!馬鹿どすこいー!!」
私は又ハイリからにげてしまった
「うわーんハイリが私に裸エプロンになってくれって言ってきたよ」
「 」
「やっぱり藍失敗したじゃないどうすんのよ」
ハイリの悪い所がどんどん頭をよぎる、あれなんで私ハイリ好きになったんだろう
「恋って辛いのね」
「なぁ根本的に間違ってないかハイリに告白するんだろう脈はハイリにもあるし多分okは貰えると思うんだが」
のみきは腕を組んで考えている
「そういうみきちゃんはアイデアあるの?」
「私か私なら吊橋効果って知っているか、男女が危機的状況に陥るとするとその男女がその難関を乗り越える事で恋仲になるというやり方だ」
「流石みきちゃん伊達に恋愛漫画をよく読んでますね」
「藍恥ずかしいからやめてくれ」
「でもどうやって危機的状況を作るの」
「そうだなぁこういうのはどうだろう」
その三吊橋効果
結局しろは俺のチャーハンを食べてくれなかった、しろはのチャーハンの味に大分近づいたと思うんだが、このチャーハンを作れたら俺がこの島にくる理由が無くなってしまう、それはそれで少し寂しい、そもそも俺はしろはをどう思っているだろう、チャーハンはまだ半分以上残っている答えを出すのは早すぎるか、この島の人達はいい人ばかりでなんだか俺は甘えている見たいだ、もうそろそろ将来の事を考えないと行けないのにこの島で足踏みをしていいんだろうかと考えていた時だ
「キャーー」
突然蒼の叫び声が聞こえた
「チュパカブラが街にやってきて人を襲っているわ」
なんだか外が騒がしい
「大変だハイリ、チュパカブラが出たぞ!!」
突然天膳がやって来てよくわからないことを言い出した
「?天膳何言ってんだ」
「鳴瀬神社にチュパカブラが出たんだそしてよりによって狙われているのがしろはなんだ」
「っあ」
本当にハイリが鳴瀬神社に来てしまった
どうしよう
「では天膳ちゃんお願いします」
「俺は良一だ」
今良一くんはペケモンの着ぐるみを着て私を襲う役をしてくれる
「しろはあくまで振りだ襲われているふりをするんだ」
のみきは迄わけわからん言い出す襲われている振りてどうやるの
「がっはっはチュパカブラだぞ」
可愛い中身が良一くんじゃなかったら可愛さなら50倍位にはなるかなぁ
「お前の血を戴くぞ」
「血を吸うのかペケもんって開発者に怒られるぞ」
「何やってんだ良一?」
気がつくとハイリがもうすでに目の前にいた
あれ?
「なんでバレたんだ?」
「バレないと思う方がおかしいだろ!」
「とりあえずやれ良一」
のみきから良一君に司令の音声が流れる
このキグルミは無線機が取り付けられているがこれではハイリにバレバレだ
「まずはこの女からだ!!」
突然私をハイリにむけて良一君が突き飛ばした
私はハイリに寄りかかったまるで抱きしめられる形になる
「はい?」
咄嗟の事でハイリは状況を飲み込めていない
「くそ男が邪魔だそこをどけ俺が興味あるのは裸エプロンの女なんだ」
「ちょっと待って良一くん私裸エプロンやってない私変態じゃない!!今は裸エプロンしてない!!」
「駄目だしろはハイリにバラしたら」
のみきが私に駄目だしをしたがもうとっくの昔にバレバレだ
「しろは今はしてないということは将来するのか裸エプロンを?
ハイリが期待しているみたいで私を見てくるなんでだなんでこうなるんだ
私はハイリにビンタをした、本当なんでこうなるんだ
その日の夕方私はみんなを食堂で正座させていた
「ねぇどうしてくれるの?本当に」
みんな困ったかおをして互いに目を伏せている
「ハイリ褒めたら逆に落ち込んだよ、贈り物したら引かれたよ、私裸エプロンしないよそしてハイリにビンタしちゃたよ、」
みんな黙っている
「私が落ち込みそうだよ!!」
もう駄目だ明日もハイリに顔を合わせられない時間がないのに
「この前ハイリに聞いたんだ、チャーハンをマスターしたらこの島に来ないんだって、もう来る理由がないから」
私の両目から涙が出ていた
「このまま気持ちを伝えられないのは嫌だよ」
「しろはちゃんごめんなさい私も恋愛ってよくわからないの本当にごめんなさい」
藍が謝罪した
「そうよね私も漫画の中でこいつら早く告白しろよ付き合えよと思うけど、実際は難しいのね」
蒼も申し訳なさそうにしている
「ていうか誰かを好きになるってどういう気持ちなんだしろは教えてくれないか」
良一くんから意外な質問が出てきた
「分かんないよそんなのだけど私はハイリとお別れしたくないの一緒にいたいのそれだけなの」
「なぁそれだけで十分じゃないか?」
天膳くんの口から意外な答えが出た
「混合ダブルスの試合だって互いに台から離れ過ぎていては反則になるぞ」
前言撤回します
「しかし困りましたねしろはちゃん今度はそうですね歌とかどうです?」
「駄目だよ歌は私歌を独特の個性に変えてしまう」
「いやいや試して見ましょうまずこれを歌ってください」
「酷いねぇ」
「 ノーコメント」
「しろは音痴だったのか」
「だからいったのに」
想像以上の酷評だった分かっていたことだけど
「一日で上手くなって下さいなんて無謀ですね」
その日は解散となった
加藤の家
「ハイリくんどうしたのその顔」
鏡子さんは俺を見てびっくりしていた
「やっぱり後が残ってます」
ビンタの後が残ってしまった顔
「あれ?ハイリくん今日はカップうどんなんだ?いつもの食堂は行かないんだねぇ」
「お願いします聞かないでください」
「しろはちゃんと何あったの?」
鏡子さんの感は結構鋭い、当たっている
「多くは聞かないけどもしかして悪い事したら素直に謝ったほうがいいよ」
「悪い事したんですかやっぱり俺」
「自覚が無いということは知らず知らずの内に相手を傷つけているから気おつけたほうがいいよ」
「今の俺は傷ついた渡り鳥ですね」
鏡子さんは首を傾げている
「その封筒何お金が入っているそんなわけないよね」
鏡子さんは机に置いていた封筒を手に取って中身を見てしまった
「ハイリくん君の趣味はとやかく言うつもりないけど良一くんとどういう関係なの?それでしろはちゃんを怒られたの?だから顔に紅葉の後がついているの?」
「違います!!これはしろはから貰ったんです!!」
「しろはちゃんに嘘は良くないわよハイリくんしろはちゃんを悪く言うなんてあの純粋だった頃のハイリくんはどこにいってしまったの?」
鏡子さんは悲しそうに目に手を当てていた
すると鏡子さんが持っていた封筒から紙が落ちた
鏡子さんが紙を拾い上げる
「まだ何か入っていた見たいね果たし状?」
それはしろはの字ではない、手紙だった
しろはちゃんから果たし状を渡されるなんてよっぽどの事をしたの!
鏡子さんの追求を躱しながら、家を出て俺は浜辺に来ていた
「遅いですよハイリさん、もしかしたら果たし状を読んで無いかと思っていましたよ」
藍が仁王立ちで俺を見ていた
正直怖い蒼と藍双子の姉妹だがどことなく雰囲気が違う、蒼は丸い感じがするが、藍は何だか妹為なら尖るところがある、
「今日の1連のしろはの行動はお前が仕組んだ事なんだな」
「流石名推理ですハイリさん名探偵も裸足で逃げ出す位ですよ」
「早速ですがもう島に来ないで下さい、しろはちゃんを諦めてほしんです」
「藍の言っている事がよく分からないんだが」
「この後に及んでと呆けるつもりですか?あなたがしろはちゃんに好意を持っている位私でも分かります」
「私や蒼ちゃんやみきちゃんなら良かったんです、だけどしろはちゃんは駄目です」
「どういう事だ?」
「明日私とチャーハン対決をしてもらいますそこでハイリさんあなたが勝てばしろはちゃんとの事を認めましょう、しかしもし私が勝ったらもうこの島に来ないで下さい」
「よく言っている事がわからないんだけど、そんな勝負受けると思っているのか藍どう考えても俺に不利益しか無いじゃないか馬鹿馬鹿しい」
「本当に受けないんですか?」
「俺は怒ってんだぞ今日件にな、藍別に島に来るのも来ないのも俺の勝手だ」
「だったらあなたはしろはちゃんに相応しくありません即ここから出て行ってください」
「分かったその勝負受けてやる、手加減はしないからな」
次の日
なんでこんなことになったんだろう私は食堂のカウンターの椅子に腰掛けていた
「只今からチャーハン対決を開催する」
のみきがマイクを片手に司会を始めた
「審査員は島一番のどすこい使いの鳴瀬しろはさん、裸王三谷良一さん、姫騎士、空門蒼さんです、解説は私野村美紀が務めますそれでは早速」
「まって意味わからないなんでこうなったの?」
私が朝食堂につくとなぜか準備万端でチャーハン対決の会場が出来ていた、ギャラリーもいっぱいいるし、
「しろはもしかして聞いていないのか?この島でチャーハンの対決をするとどうなるか分かっているだろう」
そうこの島の色々と分からない伝統チャーハン対決だ
チャーハンあまりにこの島では美味しさを、求める為に錯乱した人達が考えたルール
「チャーハン対決をして負けた方は勝った方の言う事を何でも聞く」
それはこの島の海の対決並の強制力がある
「そのとおりそして挑戦者はルシファー!!鷹原ハイリ選手!!」
「ルシファー?待ってくれそんな呼ばれ方された覚えないぞ」
ハイリ基ルシファー君が登場した、裸エプロンじゃない事にホットしたことは秘密だ
「そして対するは蒼ちゃん大好きファンクラブ会長空門藍」
「どうも皆さんお集まり戴いてありがとうございます」
「ちょっとのみきいつの間にそんな会が出来たの?ちょっと」
蒼が戸惑っている
「さぁーてそれでは意気込みをルシファーくんどうぞ」
「だから俺はルシファーじゃない!!まぁしろはにチャーハンを教わっているから負けるわけにはいかないな」
「だそうです相変わらず地味でした」
ネタを狙ってはないと思う
「それでは藍さん意気込みをどうぞ」
「私は蒼ちゃんにかけて負けません」
「いや待って藍私ハイリにかけられてるの?ハイリ何されるのチューチューされるの?揉まれるの裸エプロンされるの!!」
おっと蒼ちゃんがピンク色にこれはまずい
「時間は30分四人前を作っていただきますそれでは開始」
「終了」
カウンターに2つのチャーハンが並んだ
「見た目は両方とも一緒だな」
「まずルシファーのチャーハンからいきましょう」
「上手い」
良一は高評価を出した
「へぇ流石しろはの弟子ねかなり美味しいじゃない」
「 」
「しろはどうしたんだ?」
「80点かなちょっと火の掛け方が悪いけど味は大分マシになったね」
「おっとこれは厳しい評価だ」
「さぁ次は藍の料理だ」
「藍の料理は美味しいに決まってんじゃない」
蒼は藍に対して評価が高い
「じゃあ私から」
蒼がチャーハンを口に入れた瞬間
蒼の顔が青くなった嫌ダジャレじゃないよ
「これこれは酷い」
「蒼!!真っ青だぞ冷や汗もかいてるし、」
「そんなに美味いのかじゃ俺も」
良一君が藍のチャーハンを口にした
「うぐぅ」
良一が唸り声をあげた
「全てをすててパージにしたくなる味だ」
どんな味!!
私も食べてみる
「 あれ?おかしい」
この味は食べた事がある
「藍、私変だと思ってたのどんなに頑張っても料理って食べられなくなるほど不味くなるのは難しいのそりゃあえて作れば出来るかもしれないけど」
「でも私知ってるこの味は」
そうお母さんの味
「あなたは何者なのこんなくそ不味チャーハン作れるのは私の知る中で鏡子さんと私のお母さん以外考えられない」
「うそなんで私はしろはとはいりくんのそばで何度もチャーハンの作り方確認をした、なのに」
藍が狼狽えている
「いやいや見てるだけならだめでしょ上手くなるわけ無いでしょお母さん、お父さんのレスピ通り作っても全く駄目だったじゃない、加藤家の呪いで」
藍は沈黙していた
「お母さんなんだね、そんな姿藍の姿を借りてまで会いたくなかったよ馬鹿どすこいお母さんなんて大嫌いだ」
私食堂から出ていった
私は無我夢中だった走る事に、その内転けてしまう事も忘れてただ走った、辛かった両親を失くなった事を認める事も、おはようもおやすみも言わなくった家、一人で食べる美味しくないご飯、ただあの時の唯一の友達、七海に会いたくなった
「きゃ」
私は遂に崖になっているところから転げ落ちてしまった、気がつくと体中あちこち擦りむいている足はひねってないのは奇跡的でまだ歩けていたけどとても歩く気分にならなかった
「酷いよ、どうしてそばにいてくれなかったのお母さん」
泣き出してしまった、
「どうしてそばにいてくれないの七海」
「どういう事か説明してもらいますよ藍いやしろはのお母さん」
俺達は食堂で藍を取り囲んでいた
「ははまさかバレるとは、しろは私が料理全く出来なかった事を覚えていたなんて」
「瞳さんですよね、お久しぶりです空門蒼です」
「よく知ってるよ藍ちゃんからよく聞いてる、ふふ大きくなったのね、頭の中はピンク色にも育ったみたいだし」
「どういう事なんですか」
「ハイリくん単刀直入に言うはしろはの事をお願いします」
突然藍が頭を下げた
「ハイリくん私は母親失格な最低の親だけどハイリくんなら信じられる気がするの、しろはを大事にしてほしい、」
「つまり今迄は茶番だったと?」
「いや半分は本気だったのよでも、あなたがチャーハンを作っている時、そのチャーハンを私がこっそり食べた時に感じとちゃったあの子にはハイリくんが必要なんだって」
「凄いねハイリくんしろはスパルタでしょ事料理に関して得にチャーハンわ?」
父親にそこは似たのよね
「確かにそうです、他の料理ならまだしもしろはのチャーハンにかける思いは本物でした、これは聞いた話ですけど、大切な友達と作った思い出のチャーハンだって」
「あの子がそんな事をだったらもう私はお邪魔虫ねそろそろ藍ちゃんに体を」
「ふざけないで」
蒼が叫んだ
「何?まだしろはをほっといていいと思っているの?本当最低あの子が両新を亡くした時のあの子見てられなかったわよ!!それを今迄放置して私だってあの時喋りかけるのが怖かったのよ、しろはが壊れそうでそれなのにのこのこ出てきて母親ズラどんだけヅラが厚いのよ」
蒼が泣いている、「私だって卑怯者なのよあの子が辛そうにしているのを横から眺めているだけだったでも一番そばにいてほしかったのは瞳さんあなただったはずなのにどうしていなくなったんですか、どうして何も言わなかったんですか?」
「蒼、そんな事考えていたのか」
のみきが呆然としている、蒼がここ迄取り乱したところを初めて見たみたいだ
「私がいなくなった理由はあの子がこの島の呪いを受けてしまったから、あの子にはこの島の十字架を背負ってほしくなかったの」
「呪いって?」
「今はその話は後にしましょうハイリくんしろはちゃんを探さないと」
私は少し泣いていたら人が走ってくる声が聞こえた
何だか慌てている人に追いかけられているのかなぁ
「きゃ」
その子も私のいる崖のところから滑り落ちてきた
「!!危ない!!」
ゴロゴロ転がる小さな女の子私は落ちてくる女の子を見ていることしかできなく、頭を地面ぶつけてしまった
「痛いよお母さん」
女の子が泣き出した額から血が流れている
「大丈夫?」
私は女の子に近づいた
「お母さん会いたいよ」
私はハッしたどうやら少し眠っていたらしい
「しろは何処だ返事してくれハイリだ」
崖の上からハイリの声がする
「ここだよハイリ!」
「しろは!」
ハイリがゆっくりと崖から降りてきた
「大丈夫かそんなに泣いて痛かったろう」
「うーん身体は痛くないんだけど」
私はハイリに抱きついた
「ちょっしろは?」
「ハイリごめん少しだけ、甘えさせてほしい、私気が動転していたみたい、いきなりお母さんが現れたから、取り乱しちゃた、でもまだ落ち着かないねぇ、私の話を聞いてほしんだ」
「あっあー分かった」
「ハイリあなたことが好きです」
こうして告白大作戦は成功したがムードも欠片もなかった、私は泥だらけで泣きべそ描いてるし、ハイリ何て私を探して汗だく担ってる、正直汗臭い、でもいいんだ、私達にはお似合いだと思った
「しろはごめんなさい」
数日後藍基お母さんが謝りにきた
「結局お母さんあの後、藍に体を返したんだね、それで数日だって今更謝りに来たと」
さてお母さんの告白大作戦がスタートした実の娘にどんな言い訳が飛び出すか楽しみだ