原作に関わらないようにしたいけど神がそれを許してくれないみたい   作:ヨーグリー

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緑の服にエプロンを付けたあざとい店員さん

 

間違えて二話先のやつを投稿しちゃいました!指摘してくださった方ありがとうございます!

 

それでは本編どうぞ!

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「う...んん」

 

 目を覚まし周りを見渡すとベルがソファーで寝ていてヘスティア様がその上で寝ていた。

 

 (ヘスティア様って本当にベルのことが好きなんだな。しかもベルの胸で押しつぶされているあの二つのお山がなんとまあすごいことで、しかもあの見た目であれだもんな、あれが俗に言うロリ巨乳てやつか。ていうか今何時だ?とりあえず外に出てみるか)

 

 今うちには時間がわかる物が無いから教会の外に出て確認してみるとまだ周りは少し薄明るかった。日本の時間にすると大体朝の四時半くらいになる。

 

 (まじかーまさか日が変わるまで寝てたのか)

 

「はぁとりあえずシャワー浴びてダンジョンに行く準備でもするか」

 

 

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「ちょ、あ、うわぁ!」

 

 シャワーを浴びて戻るとちょうどベルも起きたらしく自分の上で寝てるロリ巨乳のお山が目に入り慌ててヘスティア様を起こさないようにどいた。

 

「おはようベル」

 

「あ、おはようエル。ずいぶん寝てたね?」

 

「きっとここに来る前日から慌ただしくてあまり寝れてなかったからじゃね」

 

「あんまり無茶しちゃだめだよ?」

 

「ああわかってる。それより俺はこれからダンジョンに行くけどベルも一緒に行く?」

 

「もちろん行く!」

 

「おっけー」

 

 (そういえばゼウス様がオラリオに来る前にダンジョン用の服を用意してくれたらしいけどまだどんな服なのか見てないんだよな)

 

 オラリオに来る時に持ってきたリュックの中に少し大きめな袋があり中を確認すると、黒と白がベースのシャツとズボンが入っており他にも羽織りも入っていた。

 

 (ちょ!?これ魔神沖田の礼装をモデルにして作ったやつでしょ!まさかここまでしてくれるとは、なんだかんだでいい人?いい神?だから恨めないんだよなぁ)

 

「どうしたの?リュック開けたまま動かないけど」

 

「あ、いやちょっと村の人からもらったダンジョン用の服があまりにもすごかったからびっくりしただけ」

 

「どんなのか見せて」

 

「いいけどヘスティア様を起こしちゃうのもあれだから着てからでいい?」

 

「そうだねじゃあ僕は先に上で待ってるよ」

 

「はーい」

 

 

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 (よし着替え終わったし上に行くか!...てかこれ着てる時だけ魔神沖田さんにでもなりきろうかなー)

 

「無窮の狭間に落ちるがいい。...うんあれだいざ自分が言うと恥ずかしいな」

 

「何一人で言ってるの?」

 

「あ、いやなんでもないよ!それより早く行こ!」

 

「うん!それとなんかかっこいいねその服!」

 

「おうサンキュー」

 

 そしてホームを出て二人で街を歩いてダンジョンに向かっていると不意に後ろから視線を感じた。

 

「エル今の感じた?」

 

「うん、なんかすごい不気味だね」

 

「あの~」

 

 さっきの視線を感じた方を見ていると今度は後ろから声を掛けられ後ろを向くと緑の服にエプロンを着た女の人が立っていた。

 

「はい何か?」

 

「これ落としましたよ?」

 

 そういって小さな魔石を渡してきた。

 

「魔石?昨日全部換金したはずなんだけど。...すみませんありがとうございます」

 

 ベルお礼を言って拾ってもらった魔石をしまう。

 

「冒険者の方ですよね?こんな朝からダンジョンに行かれるんですか?」

 

「ええ、まぁ」

 

 グゥ~

 

 朝ご飯を食べてないせいかベルのお腹が鳴る。

 

「そういえばまだ朝ご飯食べてなかったね」

 

「そうだね」

 

「それなら少し待っててください!」

 

 そう言ってお店に走って戻って行った。

 

 そして少したって戻ってくると小包を持ってきてベルに渡した。

 

「たいしたものじゃあありませんがよかったらどうぞ!」

 

「そんな悪いですよ!初対面の人にお弁当なんて、それにこれあなたの朝ご飯じゃあ」

 

「気にしないでください。私の方はお店が始まったらまかないが出ますから」

 

 お店の中を見ると色んな人が走り急いで準備をしていた。

 

「で、でも」

 

「その代わり今夜のご夕食はぜひ当店で!約束ですよ?......ダメ、ですか?」

 

 (あーずるいわこの人顎に指を当てて上目遣い+甘い声とかこれをヘスティア様が見たらなんて言うか。とりあえず俺も巻き込まれなように先に行こう)

 

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 ベルを置いて先に行って少ししたら後ろからベルが走ってきた。

 

「ちょっとなんで先に行ったの」

 

「いやー俺も話を振られるのが嫌だったから逃げた」

 

「えぇ...」

 

「それより良かったじゃんあんなかわいい店員さんからお弁当もらえて」

 

「確かにそうだけどその代わり今日はあのお店に行かないといけなくなっちゃったけどね。だから今日は頑張って稼がないと」

 

「おう、頑張れベル」

 

「何言ってるのエル?エルも来るんだよ?」

 

「なんで俺も?だって誘われたのベルじゃん」

 

「いいじゃん!エルの歓迎会も含めて神様と三人で行こうよ!」

 

「しょうがないな」

 

「やった!よし今日は頑張るぞ!」

 

「とりあえずどこかでもらったお弁当食べちゃえば?朝ごはん食べてないしお腹すいてるんだろ?」

 

「エルの分は?」

 

「ああ俺はそこら辺の屋台で適当に買ってくるからいいよ」

 

「でも...」

 

「気にすんなよそれよりもちゃんと味わって食べなよ?初対面でしかもあんなかわいい人からお弁当をもらえるなんてありえないからな普通」

 

「わかったよ」

 

「んじゃあ俺は適当に屋台を探してくるわ」

 

 (そういえばまだこの町をよく見てなかったしどこに何があるのかも見ながら回るか)

 

 それから五分くらい町を見て回るとどこかからいい匂いがしたからそっちの方にい向かうとじゃが丸君を売っている屋台があった。

 

 (へぇこんな早くからやってるのか)

 

「すみませーん」

 

「はいよ!」

 

「プレーンと抹茶とイチゴ味ください」

 

「はいよ!それにしてもこんな朝からどこに行くんだい?」

 

「同じファミリアの奴とダンジョンにですね」

 

「そうかそうか!くれぐれも無茶するんじゃあないよ!それとはいよこれ!今回は特別にサービスで小豆クリーム味もおまけしておいたよ!」

 

「あ、ありがとうございます!では行ってきます!」

 

 じゃが丸君を買ってベルの所に戻ろうとしたときに少し前に感じた視線をバベルの塔から感じた。

 

 (またか...一体だれが見てるんだ?ベルといたときは後ろから感じたが今度はあのバベルの塔からだ。もしかして俺が転生者だってことがばれたか?でも俺を転生させたのは現実世界の神だ、今の俺にとってはこの世界が現実世界だが所詮アニメの世界だ。ばれるはずはないと思うが念のために警戒しといた方がいいな)

 

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 ???side

 

「ふふ、また気づいたのね。...あの髪が白い子は今はまだちょっとの事ですぐに傷ついてしまう子、だけど綺麗だった。透き通っていた。あの子は私が今まで見たことのない色をしている!.....そしてあのもう一人の子、あの子の魂は他のと変わりないわ。けど、どこか違うそういう魂をしている。」

 

「どこか違うですか...?」

 

「ええ。今はまだ様子見かしらもし時が来たら...オッタル頼むわよ?」

 

「はっ仰せのままに」

 

「ふふ、これからが楽しみね」

 

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はい、どうもヨーグリーです。

 

今回は最後に初めて違うキャラの視点を入れてみました。最後に出てきたキャラの口調は正直自分の予想です。

原作を読んでいればどんな口調かわかるんですがね。

 

まぁキャラの口調が原作とどこか違うな?って思ったら教えてください。

 

それでは今回はここまで、また次回!

 

 

 


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