夕焼けに誓ったあの想い   作:エンジェリープ大佐

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第11話、スタート!!


約束事(ひまり編、後編)

 

 

今、俺はひまりの家でスイーツを食べている。コンビニのだけど。このスイーツ、実は俺の奢りなんだよ。理由は、、まあ置いといて。これが意外と美味いんだよな。高い金出して買ったかいがあったよ、ほんと。

 

 

ひまり

「朝陽、私のケーキ、食べてみる?」

 

朝陽

「俺もひまりと同じやつ買ってあるからいい」

 

ひまり

「あっそ。朝陽なんか知らない」

 

 

なんかひまり怒らせちゃったな。俺、気に触るようなことしたか?こういう時って食べさせてもらうもんなの?俺にはよくわかんねえや。自分のがあるからそれ食えばいいやん。なんでわざわざ人の貰うのかが分からん。

 

 

朝陽

「あのー、なんで怒ってらっしゃるのですか?」

 

ひまり

「朝陽には分からないよ。鈍感だし」

 

朝陽

「少しは鈍感じゃなくなってた気がしたんだけどなぁ…」

 

朝陽

「じゃあ、俺の一口あげるから、それで許して」

 

ひまり

「致し方ない。それで許してあげる」

 

 

なんとかひまりの機嫌を取り戻した。怒らせたひまりの機嫌を取り戻すの、意外と面倒なんだよな。もう怒らせないようにしよ。スイーツ食ってる時の幸せな表情はどこいったんだよ。

 

 

ひまり

「早く早く!!朝陽のケーキ食べたいよ!!」

 

朝陽

「おちつけ。急がなくてもケーキは逃げないから。それに同じやつなんだから味も変わんねえって」

 

ひまり

「変わるよ…」ボソッ

 

 

最後にひまりがなんか言った気がしたが聞こえなかったから聞かなかったことにした。俺もこれ早く食いたいしな。ショートケーキ、実は結構好きなんだよね。早く食お。

 

 

朝陽

「じゃあ、初めの一口目をひまりにあげる」

 

ひまり

「え!?いいの?」

 

朝陽

「うん。口開けて」

 

ひまり

「え!?え!?//」

 

朝陽

「だから口開けて」

 

ひまり

「うん、わかった、///」

 

朝陽

「はい、あーん」

 

ひまり

「あーん////」

 

 

俺は俗に言う『あーん』というやつをやってみた。これ、結構恥ずかしいな。意外と余裕をもっていける気がしたけど、ちょっと無理だったかもしれない。俺はやってから後悔した。俺の顔、赤くなってないといいけど。

 

____________________

 

ひまりside

 

朝陽

「だから口開けて」

 

ひまり

「うん、わかった、///」

 

朝陽

「はい、あーん」

 

ひまり

「あーん////」

 

 

私は一瞬、どうしたらいいか分からなかった。あーんなんて初めての経験だし。しかも、朝陽に、好きな人に。朝陽って鈍感のくせにこういうとこ抜けてるところあるからなぁ。ほんと、女心が分かってないっていうかなんていうか私にも分からないなぁ。

私の顔、トマトみたいに真っ赤なんだろうな。すごい熱いもん。まさか、好きな人にこんなことしてもらえるなんて夢にも思ってなかったから。あーんって普通、カップルがするやつだよね?私が見た事あるのはドラマとか映画とか少女漫画の中の世界でだから、自分の身に起こるなんて考えたこともなかった。しかも、不意にそれをやられたら照れすぎて死にそうになっちゃった。さすがに朝陽に迷惑かけるわけにもいかないしなんとか耐えたけど。危なかったなぁ。

 

 

_______________________

 

 

 

 

あーんをしてからもスイーツを食べ続けた。結局ひまりはおなかいっぱいになり、全て食べきるなんてできなかった。俺は少しもらったがそれでも余ったので残りは明日また食べるようだ。だから最初に言ったのに。好奇心だけで買っちゃダメだと思うんだよな。俺は昼飯のあとにこれを食ってるわけだから少しばかりおなかいっぱいになってしまった。ひまりはもう限界ってくらいに詰めてたけどな。

 

 

ひまり

「ごめん私、トイレ行ってくる」

 

朝陽

「はーい」

 

 

ひまりがトイレに行っている間にちょっとゲームしとくか。俺は最近パズルゲームにハマってる。パズル力を鍛えるために始めたゲームなんだけど、これが意外と楽しくてな。実はこのゲーム、陽真から進められたんだよ。あいつ、このゲームめちゃくちゃ上手いんよ。プロ並みに。やべーよ、あいつのパズル力は。尊敬するくらい上手い!

あ、ひまり戻ってきた。

 

 

ひまり

「ごめん、お待たせ」

 

朝陽

「別に、そんな待ってないよ」

 

ひまり

「それよりこれからどうする?テレビでも見る?」

 

朝陽

「そうだな。テレビ見ようぜ」

 

 

そう言うと、ひまりがテレビをつけてくれた。ひまり、めちゃめちゃ録画してんな。

 

 

ひまり

「ドラマでいい?私、このドラマすごい好きなんだよね。恋愛系なんだけど、もうなんていうか、憧れちゃうなぁ」

 

朝陽

「見れば分かる?」

 

ひまり

「うん!!見れば鈍感な朝陽くんでも分かるよ!!」

 

朝陽

「一言余計」

 

 

俺とひまりはその恋愛ドラマをずっと見ていた。やべーな、憧れるわ、この感じ。すげーわ。うん、やばい。

 

 

ひまり

「わかったでしょ?この感動」

 

朝陽

「やべーな、世の中にこんなドラマ存在したんだな」

 

ひまり

「憧れちゃうなぁ」

 

朝陽

「ねえ」

 

 

本当にすごかった。このドラマは。てか今何時だ?4時半か。ひまりの家に来たのが2時くらいだったか?1話分しか見てないからそんなもんか。

 

 

ひまり

「もう4時半なんだね。早いなぁ。帰らなくて大丈夫?」

 

朝陽

「今日は平気だよ。別に時間決めてないし」

 

ひまり

「やったー!!」

 

 

次は歌番組を見ていた。パステルパレットっていうグループが印象に残ったな。理由としては、女優の白鷺千聖がいたからだ。あの人、すごいお方なんだなと改めて感じた。そのあとも見ていたが、だんだん眠くなってきた。ひまりと話しながら見ていたのだが、眠くなってきた。睡魔には勝てないなぁ。

 

 

______________________

 

 

ひまりside

 

 

さっきから肩が重たいなぁ。なにも乗ってないはずの肩が重く感じる。肩の方を見ると、朝陽が顔を乗っけて寝ていた。すやすや寝息を立てて寝ている。朝陽の寝顔、可愛いなぁ。私はテレビを消して朝陽の頭を撫でた。朝陽って意外と子供っぽいところあるじゃんと思った。

 

 

ひまり

「朝陽の寝顔可愛いなぁ」

 

ひまり

「この寝顔見るとますます好きになっちゃうよ///」

 

ひまり

「こういうところも含めてあなたの全てに私は惹かれていっちゃうんだよね」

 

朝陽

「………スヤスヤ」Zzz

 

 

私は朝陽に聞こえないくらいの声の大きさで独り言を呟いた。寝てるから関係ないけどね。そう思った自分がいた気がする。

私は寝ている朝陽に気づかれないようにそっと唇にキスをした。

 

 

 

 

 

 

 

 




最後まで読んで下さりありがとうございました。
えーと、特に書くことないありません。
次回はつぐみ編です。
久しぶりに蘭も登場させます。
では、この辺で。また次回お会いしましょう。
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